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決意
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「どうにでもって…だから俺は」
「わかってるよ。
真由ちゃんになにひとつ不自由させないくらい稼げるようになったら、だろ?
でもそれっていつだ?
具体的に、どれくらい稼げばいいんだ?」
「そんなの…」
思わず口をすぐむ。
そこまで決めてなんかいない。
そんなに細かく決める必要なんか…。
「じゃあ例えば課長に昇進したら?
会いに行くか?」
大倉の言葉に嫌でも想像してしまう。
きっと俺は…
行かない。
「答えろよ」
俺はもう顔を上げることもできなかった。
気づきたくない、まだ気づきたくないんだ…。
「ちょっと、大倉さん…。
この話はまたにしよう?
今日はもう遅いんだし」
俺の様子を察したのか鈴原が会話を遮るように切り出す。
「でも俺はこいつのためを思って、こいつにも早く幸せになってほしくて…」
「いいから!まず今日は帰ろ?」
大倉はそう言われ、納得いかないという表情を浮かべながらも、鈴原に引っ張られながら2人玄関へと向かった。
自信がないんだ。
…まだ。
彼氏から真由を奪い取る自信が。
小さい頃の真由の夢はお金持ち。
皆に楽をさせてあげたいから。
きっとこんなときだし、それは今も変わってないだろう。
だったら稼げるようになったら自信がつくのだろうか?
いや、また俺は理由をつけて逃げるだろう。
真由は愛よりお金を取るような人か?
やっぱり彼氏がいいって言われたら?
すでに結婚してしまってたら?
俺を、好きになってくれる――――?
「わかってるよ。
真由ちゃんになにひとつ不自由させないくらい稼げるようになったら、だろ?
でもそれっていつだ?
具体的に、どれくらい稼げばいいんだ?」
「そんなの…」
思わず口をすぐむ。
そこまで決めてなんかいない。
そんなに細かく決める必要なんか…。
「じゃあ例えば課長に昇進したら?
会いに行くか?」
大倉の言葉に嫌でも想像してしまう。
きっと俺は…
行かない。
「答えろよ」
俺はもう顔を上げることもできなかった。
気づきたくない、まだ気づきたくないんだ…。
「ちょっと、大倉さん…。
この話はまたにしよう?
今日はもう遅いんだし」
俺の様子を察したのか鈴原が会話を遮るように切り出す。
「でも俺はこいつのためを思って、こいつにも早く幸せになってほしくて…」
「いいから!まず今日は帰ろ?」
大倉はそう言われ、納得いかないという表情を浮かべながらも、鈴原に引っ張られながら2人玄関へと向かった。
自信がないんだ。
…まだ。
彼氏から真由を奪い取る自信が。
小さい頃の真由の夢はお金持ち。
皆に楽をさせてあげたいから。
きっとこんなときだし、それは今も変わってないだろう。
だったら稼げるようになったら自信がつくのだろうか?
いや、また俺は理由をつけて逃げるだろう。
真由は愛よりお金を取るような人か?
やっぱり彼氏がいいって言われたら?
すでに結婚してしまってたら?
俺を、好きになってくれる――――?
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