憧れていた敏腕社長からの甘く一途な溺愛 ~あなたに憧れて入社しました~

瀬崎由美

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第三十四話・Rシーン

 私の必死のお願いにも、悠斗さんは指を入れたまま首筋に舌を這わしたりして揶揄うように弄んでくる。

「あぁ……お願い、悠斗さん……」

 ガクガクと震える脚は腰に回されている彼の腕で支えてもらっている状態。今、少しでも指先を動かされたら、間違いなくまた絶頂を迎えてしまう。私は涙を含んだ目で振り返り見ながら、吐息混じりで彼に誘いかける。

「ベッドに行こ……」

 シャワーを浴びさせてもらうのは完全に諦めた。だって、こんなにも私の心と身体が、もっと愛して欲しいと彼のことを求めているのだから。私がとろけるような目で見つめると、悠斗さんはクスリと小さな笑みを漏らしてから、私の中から指を抜いた。そして、私の身体をひょいと横抱きして、ベッドのある方へ歩き出す。いきなりのお姫様抱っこに、私は彼の首に腕を回して落ちないようにしがみ付く。

 ゆっくりと大事なものを下すかのように、私のことをベッドへと寝かせると、悠斗さんは中途半端に捲れたスカートを引き下ろし、ショーツごとストッキングを脱がせてくる。そして、太腿に手を添えてから私の両脚を開かせて、その間に顔を埋めた。脚の間に熱い息がかかり、私は慌てる。

「あんっ! やっぱりシャワー浴びてからぁ……」

 彼の舌が秘部を這いずり回るのを、私は腰をくねらせて拒もうとするが、がっしりと手で押さえられているから逃げることができない。脚の間から聞こえてくる、くちゅくちゅという水音。たっぷり溢れ出てた蜜を彼は舌で掬うように舐め取っていく。
 すでに何度もイカされたことで、ちょっと蕾に触れられるだけで簡単にビクビクしてしまうほど過敏になっている。

「んんっ……!」

 舌で少し弄られただけで呆気なく絶頂を迎えてしまった私は、ベッドの上でぐったりしながらも悠斗さんに向けて両手を伸ばす。今日はたくさん抱き締めてもらうつもりでここに来た。

「ぎゅって、して」

 私の甘えた声に、「ん」と短く返事して、悠斗さんが起き上がってから私の身体に覆いかぶさってくる。両腕で強く抱き締めてもらうと、なぜかすごくホッとした。私の身体が落ち着くまでしばらくそうしてくれた後、悠斗さんが私からブラウスとブラジャーを剥ぎ取り、自分もバスローブを脱ぎ捨てる。
 そして、私の脚の間へと硬く熱くなったものをゆっくりと慎重に挿し入れていく。もう限界だという彼のそれは、こないだよりもずっと大きく膨れていた。蜜音を立てながら侵入してきたそれに、私は思わず淫猥な声を出してしまう。

「ああんっ!」

 彼のものが奥まで入っていくと、あまりの大きさに私の中がいっぱいになる。その完全な密着感に、少し動かされただけで簡単にイってしまいそうだった。肌同士を触れ合わせまま、彼は腰を動かさずに私の唇を求めてくる。繰り返し唇を重ねた後、私へ舌を出すよう指示して、素直に出したそれを唇を使って吸い上げ、自分の舌を絡めてくる。その情熱的なキスに、息をするのを忘れてしまいそうだった。

 激しいキスが止んだ後、悠斗さんは身体を上げて私の中をゆっくりと動き始める。前後に腰を振られる度、その蜜道を擦る刺激に私は淫猥な声を出して啼いてしまう。蜜奥を突かれると、身体の中を電流が走っていくようだった。ビクビクと震える蜜道を彼の肉棒が激しく擦って回る。その容赦ない攻めに耐えられそうもなくて、繰り返し襲ってくる快感を誤魔化そうと、私は身体の下のシーツをギュッと握りしめた。

「あんっ、あんっ、あんっ!」

 彼の腰の動きと同じリズムで、私の口から喘ぎ声が漏れる。私も無意識に彼の身体の下で腰を揺らしていた。私が何度も達した後、悠斗さんがぐっと顔を歪ませる。これまでと比べ物にならないほど急に激しくなった腰の動きに、私はさらに大きな啼き声を上げる。そして、奥まで入っていた彼のものが小さく震えたのを感じる。
 悠斗さんは私の上に身体を覆い被さり、耳元でハァと荒く息を吐いていた。彼の背に手を回すとしっとりと肌が汗ばんでいる。

「ごめん、乙葉が疲れてるの分かってたのに、やり過ぎた……」

 私がぐったりしているのに気付き、悠斗さんが慌てて謝ってくる。確かに、しばらくは動けそうもない。足も腰も力が入らない。私は顔だけで笑って見せてから、彼の顔に手を伸ばす。額にも汗の粒が浮き上がっていて、折角シャワーを浴びていたのに台無しになっている。

「汗だくだね」
「あとで一緒にシャワー浴びよう。動けるようになったら言って」

 悠斗さんは私の隣にゴロンと寝転がってから、天井を見上げてもう一度ハァと息を吐いていた。彼も朝から総会やパーティーで忙しくしていたのだからかなり疲れているはずだ。私は身体を横に向けて、彼の横顔を静かに眺める。目をとろんとさせていて、彼は今にも眠ってしまいそうで、それを見ている私まで簡単に眠り落ちてしまいそうだった。

 どちらともなく気が付いたのは、窓の外がかなり明るくなってからだった。布団をちゃんと被っていたのは眠りながらも無意識の行動だったのか、それとも彼が途中で起きて被せてくれたのかどうかはまだ確かめてない。
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