千枝のスマホダイアリー

みすずメイリン

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甘酸っぱい恋の予感がする7月

7月11日(金)22:36

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 んー、日記を綴る気がしない。やっぱり、私は、影山さんのことが好きじゃないのかな? LIMEの交換をしちゃったけど。
 
 というか、藤堂さんにあんな一面があったとは……。
 
 昨日、初めて、影山さんとオフィスの休憩室で二人きりで話しちゃった。
 前々から、影山さんはどこかしら、藤堂さんに苦手意識があるのかな? と思っていたんだけど、それが、確信に変わった理由を、影山さんは、教えてくれた。
 「近衛さんと藤堂さんと僕は、同じ大学で、あ、僕は大学からの編入生だったんだけど、その大学のサークルかな? 当時の彼女と付き合っているとき、その彼女の部屋に行ったら……、藤堂さんがその……。と、とりあえず、大学で元カノを藤堂さんに寝取られて以来、女性不信なんだ」と教えてくれた。

 そして、影山さんとLIMEを交換して、鬼頭巡だと思われるLIMEアカウントをブロックをした。

 りっちゃん(今はブルーローズ)が、ピシャッと割り込むように、上の空な私を見て話しかけてきた。
「こらっ! 千枝! 舞い戻って来なさいっ! 地に足をつけなさいっ!」
「あ、ああ……、ごめん、りっちゃん」
「今は、りっちゃんじゃなくてブルーローズよ」
「ごめん、ブルーローズ。あのね、影山さんと藤堂さんのことなんだけど……」
 私は、藤堂さんが影山さんにした仕打ちを話した。
「でも、藤堂さんって、アンタの話を聞く割には、カタブツだと思っていたんだけど、そんな一面もあるのねえ。大胆……っていうとでもおもったの?! このすっとこどっこい! アンタ、それ、嘘なんじゃないの?」
 私は首を捻って、「そうなのかなー?」と生ぬるい返事をしといた。
 ブルーローズは覇気を持って、「とりあえず、アンタは、今は仕事や私達とのお遊びに集中しなさいよ! 藤堂さんに認められるようになりなさいよ! ほら、アンタが好きそうな、この前、仕事で一緒だったイケメンの俳優を紹介してあげるから!」と言われたけど、「ああ、ブルーローズちゃん、気を使わせてごめん。私、大丈夫だから」と断ってしまった。

 続きも飲むかあー……。
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