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最低最悪な始まり方をした1月
1月17日(土)17:48
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ということで、おいちと一緒にずんだ餅を作っていたら、ようやくお餅がなくなった。
あー良かったー。
ずんだ餅といえば、仙台の郷土料理だねー。枝豆をすりつぶして餡にして乗せてお餅と一緒に食べるなんて、なんか健康的だよね。
伊達政宗が作った諸説もあったんだっけ?
おいち曰く、「こうやって、千枝殿の二人きりで何か遊ぶのは、久しぶりでござるなあ。楽しかったぜよ」だって。
そして、おいちに最近の私の恋愛事情について聞かれた。
「最近、藤堂高虎とはどうなっているでござるか?」
「藤堂高虎じゃないよ。藤堂隼人さんだよ」というと、私は首を傾げて視線を上を向けながら答えた。
「全然、進展していないし、まだ付き合ってもいない」と答えたら、おいちは、おどろいた顔をして、目を丸く大きく見開いて、私の顔を見た。
「もうてっきり、付き合っているのかと思っていたでござるよ。雰囲気がもう明らかに付き合っていると思っていたぜよ」
……確かに。
キスもしかけたし、好きバレしているし、もうこれは、付き合っているのかもしれないけれど、お互いにまだ、付き合っているだなんて、確認を取れていない。
「実はね、確かに藤堂さんから告白されたし、私も彼の好意に今は答えられているけど、藤堂さんも私も、あと一歩のところで踏み出せないんだ」
そういうと、おいちは、「何かしら、邪魔されたりとかあるんでござるか?」と聞いてきて、私は正直に、答えた。
「影山さんとか、鬼頭巡のことかな。影山さんについては、もう無視をすれば良いんだけど、鬼頭巡は無視するのにも、ちょっとやっかいだし、やっぱり、私達は、直属の部下と上司だから、そういった関係に一歩踏み出しにくいというか」と私がいうと、おいちは、ため息をついて、「前途多難ですなあ」といった。
「こういう宙ぶらりんな状態でいるのも良くはないでござるが、自分を責めすぎるのも良くないぜよ」と、おいちはさらにアドバイスをくれた。
その言葉に、私は勇気を少しもらい、また一緒に作ったずんだ餅を二人で食べた。
あー良かったー。
ずんだ餅といえば、仙台の郷土料理だねー。枝豆をすりつぶして餡にして乗せてお餅と一緒に食べるなんて、なんか健康的だよね。
伊達政宗が作った諸説もあったんだっけ?
おいち曰く、「こうやって、千枝殿の二人きりで何か遊ぶのは、久しぶりでござるなあ。楽しかったぜよ」だって。
そして、おいちに最近の私の恋愛事情について聞かれた。
「最近、藤堂高虎とはどうなっているでござるか?」
「藤堂高虎じゃないよ。藤堂隼人さんだよ」というと、私は首を傾げて視線を上を向けながら答えた。
「全然、進展していないし、まだ付き合ってもいない」と答えたら、おいちは、おどろいた顔をして、目を丸く大きく見開いて、私の顔を見た。
「もうてっきり、付き合っているのかと思っていたでござるよ。雰囲気がもう明らかに付き合っていると思っていたぜよ」
……確かに。
キスもしかけたし、好きバレしているし、もうこれは、付き合っているのかもしれないけれど、お互いにまだ、付き合っているだなんて、確認を取れていない。
「実はね、確かに藤堂さんから告白されたし、私も彼の好意に今は答えられているけど、藤堂さんも私も、あと一歩のところで踏み出せないんだ」
そういうと、おいちは、「何かしら、邪魔されたりとかあるんでござるか?」と聞いてきて、私は正直に、答えた。
「影山さんとか、鬼頭巡のことかな。影山さんについては、もう無視をすれば良いんだけど、鬼頭巡は無視するのにも、ちょっとやっかいだし、やっぱり、私達は、直属の部下と上司だから、そういった関係に一歩踏み出しにくいというか」と私がいうと、おいちは、ため息をついて、「前途多難ですなあ」といった。
「こういう宙ぶらりんな状態でいるのも良くはないでござるが、自分を責めすぎるのも良くないぜよ」と、おいちはさらにアドバイスをくれた。
その言葉に、私は勇気を少しもらい、また一緒に作ったずんだ餅を二人で食べた。
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