15 / 112
第1章
15.【幕間】裏の顔の真意は? ①
時間は少し遡る――
アヴリルプランタン王国第一王子、ジルベール・ラ・ド・アヴリルプランタンは、驚愕に目を見開いていた。
そして周りにいる、コレット・フォール、ドミニク・ド・ナミュール、マルセル・ド・ロベーヌも同じような表情をしていた。
その視線の先には木を殴りつけている、レティシア・ド・リュシリューの姿。今までに聞いたことがない言葉遣いで叫んでいる、凡そ貴族令嬢からかけ離れた姿だった。
「ああああああんのクッソアマアアアアア‼︎ 絶対に堕とす‼︎ コレット様を痴女扱いしやがってぇぇぇぇぇ‼︎」
男性陣3人は、女性がその様に叫ぶ様を生まれてこの方見たことがなく、ただただ驚くしかない。
そもそも4人がなぜ、一緒に行動しているかというと、男性陣3人は今までに無いほど怒ったレティシアに、別室で落ち着かせようと追おうとした。コレットは、以前から感じていた違和感の正体を突き止めたいと、体が勝手に動いたからである。
しかし、目の前の出来事に体は動きを止めてしまった。
怒り狂っていたレティシアは、今度は自身の額を木に押し付けてさめざめとしている。
感情のジェットコースターに、またこれ以上の驚きはないと思っていた4人はただただ圧倒されるしかない。
「あああああっ…………! わたくしもクズ野郎ですわっ。コレット様にあんな……っ! あああ、あんなに傷ついた顔をさせてしまうなんてっ。コレットさまぁ……おゆるしくださいぃっ」
こんなに感情を表すレティシアを見たことがない。ジルベールから見たレティシアは、いつも貴族らしく凛とした姿勢を崩さない。
例え婚約者である自分にも、一定の距離を保っており、その距離を縮めることなど出来なかったと言うのに。
本当にあれはジルベールが知るレティシアなのかと、疑ってしまった。
暫くすると、レティシアはフラフラと建物の方へ戻っていく。
慌ててバレないようにその辺りの草陰に皆で隠れたが、レティシアは周りを見ていないのか、ジルベール達に気がつく事なく去っていった。
そして暫く静寂が辺りを包んだが、最初に正気を取り戻したのはコレットだった。
「やっぱり、リュシリュー公爵令嬢は、私を守ってくれてるんだ……」
その言葉に、ジルベール達も正気に戻った。
「フォール嬢、やっぱりと言うのは……」
「はい。先日からマルセル様にお話した通りです」
「ああ。フォール嬢がブローニュ伯爵令嬢に絡まれていた時に、マルセルが助ける前にレティシアもその場にいたという話だね」
「そうなんです。そしてその前にも、私はリュシリュー公爵令嬢に助けていただきました」
最近のマルセルとコレットの噂が回り始めた背景は、実はレティシアのことについてだった。
オデットにコレットが怪我をさせられそうになり、マルセルが助けた時、コレットもレティシアが去っていくのを見たのだ。その後イーリスの祝福と同じ様に2人は交流を持つ様になった。
しかし内容は全く違うもの――レティシアの事を知りたいと思ったコレットは、ジルベールの護衛騎士候補であるマルセルに聞いたのだ。
マルセルもレティシアがコレットを気にかけていたのを知っているので、話していたという事だ。
そしてレティシアに食堂で注意を受けた日、ジルベール達がそばにいたのはマルセルから相談を受けており、話を聞くためだった。
つまり、虐めの事を話していなければ、お互いの事よりレティシアの事だったのである。レティシアからしたらとんだ計算ちがいだ。ここに居れば、必死に否定したに違いない。
そして話は、レティシアの望まない方向へと進んでいく。
ジルベールはコレットから話を聞いて、レティシアは、王妃の器に相応しい人物だと改めて思った。誰に対しても公平であろうとするその姿勢。弱き者に寄り添おうとするその慈悲深さ。
10歳で婚約した時から、ジルベールはレティシアの事を好意的に見ていた。
“人形令嬢”という名前が浸透しているせいで誤解されてしまっているのが、目下の悩みだった。
直接そのことを伝えてたが、レティシアもその事を知っていて、それでも対処せずにほったらかしているところが不思議だった。
マルセルの時もそうだが、コレットとの噂が流れ始めた時はちゃんと警告をしていた。噂をほったらかしにするリスクは、レティシアだって知っているはずなのに自分のことになると無頓着……とも違う何かを感じるのだ。
「その人達に私は、空き教室に連れて行かれました。糾弾されていた時に助けてくださったのが、リュシリュー公爵令嬢なのです」
「それは何とも不思議だ。空き教室のある場所は人通りが少なく、授業もないのに令嬢1人で行くようなところではないだろう」
ドミニクも不思議そうにしている。
「レティシア様は、正義感の強いお方です。きっと、最初からコレット嬢を助ける目的だったのだろうと推察していました」
「ああ。だが先ほどのレティシア……。あのように皆の前で怒鳴りつける事も、人知れず感情を吐き出す様も、今まで見たことがなかったな……」
胸の辺りが、何だかモヤモヤする。それはまるで、お気に入りのおもちゃを取られた様な感覚に似ていた。とはいえなぜ、そのような気持ちになるのか、ジルベール自身よく分からない。
ポロリとこぼれたジルベールの言葉に、全員同意を示した。
「そもそも、レティシア嬢の様子を比べると明らかに矛盾してますよね。あのご乱心した様子はコレット嬢を思うが故に感じますが、我々の前ではまるで、コレット嬢に良く思われることを避けているようです。ブローニュ伯爵令嬢とも急に一緒にいるようになったし、今いち行動に一貫性がないと言うか」
ドミニクの言葉に、ジルベールも頷く。
元々オデットがレティシアに絡みにいくのは知っていたが、レティシアは必要最低限関わらない様にしていたのを見ている。
ジルベールも彼女が貴族令嬢らしからぬ振る舞いで近づいてくることが何度もあったので、要注意人物として覚えていた。
それが急に噂話に花を咲かせていたのだ、驚かないわけがない。
「私もそれは思いました。私がいるところでは、厳しい眼差しなのに何処か哀しそうな目をされてらっしゃるので……。私がいないと思っている所で出している感情が、リュシリュー公爵令嬢の本心なのかなと自惚れたりもするのですが……」
コレットも首を傾げながら、言葉を重ねる。
「哀しそうな目をしている?」
「はい。何というか、表情や声音は私を遠ざけようとしている雰囲気をヒシヒシと感じます。でも、その目の奥がどこか哀しげで……それに、時々こちらをじっと見るその目が、あの、慈愛に満ちている気がして……暫くすると元に戻るのですが」
コレットは伊達に特待生な訳ではない。
人間観察が得意というか、その人の感情を読み取るのが得意だった。学園入学前はそれもあり、孤児院では頼られる存在でもあったのだ。
そしてそれが遺憾無く発揮された結果、レティシアの少しの表情の変化も読み取っていた。
いや、この場合、レティシアの方が綻んでいると言うべきか。きっと前世の記憶が戻る前のレティシアでは、コレットは読み取れなかった。それこそ、イーリスの祝福では分かりあう事が出来なかったのが答えだ。
けれど今のレティシアは、以前より格段に表情に出やすくなってしまっているのだ。本人は気がついていないが。
閑話休題。
「レティシア嬢は、昔から抱え込むタイプだったから……。何か考えがあるのかもしれない」
「ですが、わざわざ群衆の前で、あのような姿を晒すでしょうか? 彼女はそう言ったことは絶対にしないと思っていますが」
「そこの理由がわかれば良いんですがねぇ」
うんうんとドミニクとマルセルが、話す傍ら、ジルベールは考え込んでいるのか腕を組んで何も言わない。
少し間が出来、マルセルは恐る恐るというように、まるで自分のこれから言うことは良くない事だとわかっているように話しかけた。
「殿下、その……お言葉なのですが……」
「何だい?」
「レティシア様を教会などにお連れした方が良いのでは……」
「? なぜ教会に?」
「その、今のレティシア様は、もしかしたら何かに取り憑かれているのでは、と思いまして」
「……へぇ?」
「レティシア様があんな意味の分からない行動するとは、信じられません。よもや何かに――」
「マルセル」
その瞬間、ジルベールから冷気が放たれた。いや、ただの錯覚だ。
錯覚であるはずなのに、3人、特にマルセルは一気に心臓が縮み上がった。
ジルベールの表情は笑顔だ。笑顔のはずだ。口角がお手本のように綺麗に上がっている。
けれど紫の瞳は、凍てつくような冷たさだった。
誰かが唾を飲み込む音が、やけに大きく響いた。
「マルセル。君は私の婚約者を侮辱するつもりかい?」
「い、いえ! そんなつもりでは! 申し訳ありません。失言でした」
マルセルは冷や汗をかきながら謝罪する。騎士団長の父にすら届くと言われた男が、純粋に恐怖しているのだ。
ドミニクも、ここまで怒りを露わにしたジルベールは初めて見た。怒りを通り越して殺気だ。良くサボろうとしているドミニクを怒るジルベールは、本気ではなかったという事を知ってしまった。出来れば知りたくなかった事実だ。
そして横を見て、ドミニクは慌ててジルベールに話しかける。
「殿下、その殺気をしまって下さい。令嬢には刺激が強すぎます」
そう言う頃には、コレットは腰が抜けたのか、がくりとくず折れる。
咄嗟にドミニクがその体を支えた。
ジルベールもコレットの状態を理解し、怒りが鎮まった。
「あ、す、すいません」
「私の方こそすまない。フォール嬢、大丈夫かい?」
「は、はい」
「やり過ぎですよ、殿下。コレット嬢、あっちのベンチへ移動しよう」
「あ、歩けます」
「無理しなくていい。どうせ誰も見てないから」
ひょいとコレットを横抱きにする。
ドミニクは見た目に気を遣い、それなりに鍛えているので筋肉が意外とある。
重さを感じさせない動きで、コレットをベンチまで移動させた。
コレットは真っ赤だ。いくら不貞が嫌いだろうと、こんな間近で整った顔を見せられれば、誰でも赤面してしまうだろう。
「はあ。マルセル。今回は許そう。しかし次は……分かっているね?」
「も、もちろんです。コレット嬢もすまない」
「は、はい。やはり貴族の方って凄いんですね。手を出していないのに、相手に勝つことが出来るなんて」
「いえ、殿下が特殊なだけです」
「……」
「本当に反省してます」
少し持ち直してきたのか、そんなことをいうコレットに思わずと言った風に言うマルセル。
無言で睨みつけるジルベールに、慌てて弁明していた。
「……そろそろ授業が始まるな。一旦解散しよう。また放課後、集まれるだろうか? レティシアについて、これからの対応を考えたい。何を思っているのか、どうしたいのか」
「わ、私も知りたいです。あの様な行動をして、何を目的にしているのか」
「そうですね。意味のない事をレティシア嬢はしないでしょうし」
ジルベールの言葉に、コレットとドミニクは二つ返事了承する。マルセルだけは、今は余計なことは言わないように、頷くだけに留めていた。
「じゃあまた放課後に。またフォール嬢が注目を浴びてもよくないから…………いや、その前にフォール嬢は戻れるかい?」
「はい。特待生ですから、あまりサボるわけにはいきませんし、クラスメイトのことは大丈夫です。慣れてますから」
「……無理はしないように。レティシアがああ言った手前、あからさまに手を出してくる輩はいないと思うが」
「……あ」
「どうかしたかい?」
ジルベールの言葉に、ハッとした様子のコレット。
今のジルベールの言葉に違和感を感じたのだ。
けれどそれを説明する前に、予鈴が鳴ってしまう。
「……詳しいことはまた、放課後に話したいです」
「分かった。じゃあ放課後、私のサロンに来て欲しい。あのあたりは人通りも無いし大丈夫だ」
学園の敷地内には、ジルベール専用のサロンがある。それは食堂に行けないジルベールたちに配慮された部屋だ。
許可なく立ち入りを禁じられているため、人が寄りつくことはない。
確かに、注目されやすい現状では良い場所だ。
「分かりました」
そうして4人はそれぞれの教室へと戻っていった。
あなたにおすすめの小説
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れかつ創作初心者な時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
※ご感想・ご指摘につきましては、近況ボードをお読みくださいませ。
《皆様のご愛読に、心からの感謝を申し上げますm(*_ _)m》
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
【完結】悪役令嬢はゲームに巻き込まれない為に攻略対象者の弟を連れて隣国に逃げます
kana
恋愛
前世の記憶を持って生まれたエリザベートはずっとイヤな予感がしていた。
イヤな予感が確信に変わったのは攻略対象者である王子を見た瞬間だった。
自分が悪役令嬢だと知ったエリザベートは、攻略対象者の弟をゲームに関わらせない為に一緒に隣国に連れて逃げた。
悪役令嬢がいないゲームの事など関係ない!
あとは勝手に好きにしてくれ!
設定ゆるゆるでご都合主義です。
毎日一話更新していきます。
転生者はチートな悪役令嬢になりました〜私を死なせた貴方を許しません〜
みおな
恋愛
私が転生したのは、乙女ゲームの世界でした。何ですか?このライトノベル的な展開は。
しかも、転生先の悪役令嬢は公爵家の婚約者に冤罪をかけられて、処刑されてるじゃないですか。
冗談は顔だけにして下さい。元々、好きでもなかった婚約者に、何で殺されなきゃならないんですか!
わかりました。私が転生したのは、この悪役令嬢を「救う」ためなんですね?
それなら、ついでに公爵家との婚約も回避しましょう。おまけで貴方にも仕返しさせていただきますね?
人見知りと悪役令嬢がフェードアウトしたら
渡里あずま
恋愛
転生先は、乙女ゲーの「悪役」ポジション!?
このまま、謀殺とか絶対に嫌なので、絶望中のルームメイト(魂)連れて、修道院へ遁走!!
前世(現代)の智慧で、快適生活目指します♡
「この娘は、私が幸せにしなくちゃ!!」
※※※
現代の知識を持つ主人公と、異世界の幼女がルームシェア状態で生きていく話です。ざまぁなし。
今年、ダウンロード販売を考えているのでタイトル変更しました!(旧題:人見知りな私が、悪役令嬢? しかも気づかずフェードアウトしたら、今度は聖女と呼ばれています!)そして、第三章開始しました!
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
幼馴染みが描いた悪役令嬢ものの世界に「メイド」として転生したので、6年後の断罪イベントをどうにか回避したい
ゆずまめ鯉
恋愛
通勤途中、猫好きではないのに轢かれそうな黒猫をうっかり助けてしまい、死んでしまった主人公──水縞あいり(26)
鳥の囀りで目を覚ますとそこは天国……ではなく知らない天井だった。
狭い個室にはメイド服がかかっている。
とりあえず着替えて備えつけの鏡を見ると、そこには十代前半くらいの子どもの姿があった。
「この顔……どこか見覚えが……」
幼馴染みで漫画家、ミツルギサイチ(御剣才知)が描く、人気漫画「悪役令嬢が断罪されるまで」の登場人物だということに気がつく。
名前はミレア・ホルダー(本名はミレア・ウィン・ティルベリー)
没落貴族の令嬢で、現在、仕えているフランドル侯爵によって領地と洋館を奪われ、復讐のために、フランドル侯爵の長女イザベラが悪役令嬢になるのを止めず、むしろ後押しして見事断罪されてしまうキャラだった。
原作は未完だが、相談を受けていたのでどういう結末を迎えるのか知っている。
「二期アニメもまだ見てないし、どうせ転生するなら村人Aとかヒロインの母親がよかった……!!」
幼馴染みの描く世界に転生してしまった水縞あいり=ミレアが、フランドル侯爵家で断罪回避するべく、イザベラをどうにかお淑やかな女性になるように導いている途中。
病弱で原作だと生死不明になる、イザベラの腹違いの兄エミールに、協力してもらっているうちに求愛されていることに気づいてしまい──。
エミール・ディ・フランドル(20)×ミレア・ウィン・ティルベリー(18)
全30話の予定で現在、執筆中です。2月下旬に完結予定です。
タイトルや内容が変更になる場合もあります。ご了承ください。
【完結済】破棄とか面倒じゃないですか、ですので婚約拒否でお願いします
紫
恋愛
水不足に喘ぐ貧困侯爵家の次女エリルシアは、父親からの手紙で王都に向かう。
王子の婚約者選定に関して、白羽の矢が立ったのだが、どうやらその王子には恋人がいる…らしい?
つまりエリルシアが悪役令嬢ポジなのか!?
そんな役どころなんて御免被りたいが、王サマからの提案が魅力的過ぎて、王宮滞在を了承してしまう。
報酬に目が眩んだエリルシアだが、無事王宮を脱出出来るのか。
王子サマと恋人(もしかしてヒロイン?)の未来はどうなるのか。
2025年10月06日、初HOTランキング入りです! 本当にありがとうございます!!(2位だなんて……いやいや、ありえないと言うか…本気で夢でも見ているのではないでしょーか……)
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。