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結婚指輪の代わりは……
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猫耳をつけた私をそのまま着せ替え人形このようにルイアン様が選んだ服を着ては脱いで着ては脱いでを繰り返した。
「全部買う。」
「ありがとうございました。」
うぇぇぇ?!
結構な金額になるよね?!
まだ、宝石とか交換してないよ?!
イケメンかよ!
そうだよ、イケメンだよ!(←情緒不安定)
「あ、ありがとうございます……後で宝石を売って返します……」
「いいんだよ、これくらい。俺が着て欲しくて買った。それだけだ。」
「イケメンすぎません??」
どれだけ惚れさせる気ですか?
「次、行くぞ。」
そう言われて差し伸べられた手を取った私は、世界で一番の幸せ者かもしれん……
ルイアン様が向かった先は、…………宝石店。
え?
あ、宝石を売るのか。了解しました!
「イヤリング買うぞ。」
…………
「え?」
何でっ?!
私が混乱している間にも、お店に連れていかれる私。
「いらっしゃいませ。何をお探しでしょうか。」
「結婚用のイヤリングを頼む。」
……え?本当ですか?
この世界は、相手の色のアクセサリーと自分の色のアクセサリーを2つ付けていたらその人は誰かしら婚約者か、結婚したということ。
指輪やイヤリングが多く付けられるけど……
本当にいいの?
え?もう、妻面しちゃうよ?
いいの?
「そうですか、おめでとうございます。予算は幾らほど……」
「幾らでも大丈夫だ。」
そう言って、何処から出したのか分からない袋を出す。
中を見ると、金貨がびっしり入っている。
ひえっ……
さっきあんなに使ったのにまだあるの……?
スゴすぎです……私働きたいのに……
「かしこまりました。色はどうしましょうか?」
そう言って、対応してくれている店員さんの他にもう1人の店員さんが出てきて、石を見せてくれる。
「わぁ……色んな色がある……」
「だな。」
うーん……私の色はピンクか、紺色……だけどこの瞳のピンクは妹と同じ……って考えると、紺が良いかな。
「私の髪の色の紺色でいいかな?」
「良いぞ。ふわふわとした綺麗な髪だもんな。」
んなっ?!
何でそんなにイケメン発言は多いのか……無論イケメンだからだ。(キリッ)
「じゃあ、俺は黒で。」
そう言って、私達はお互いの色の中で一番近くて 同じ色を選ぶ。
「これでお願いします。」
「かしこまりました。おや、珍しい物を選びましたね。その石達は希少で流通しずらいのですが余り暗い色なので人気が無く困っていたんですよ。こちらも助かりますのでお安くさせていただきますね。…………っと、では、イヤリングになる形をお選びください。」
「ありがとうございます。」
私達は出されたデザインを見ていく。
「お好きなデザインがございませんでしたら、こちらでオーダーを出す事も出来ますよ。」
何と?!
「……ルイアン様……」
「ん?」
「私達、結婚するんですよね?」
「あぁ。」
「その……出来ればルイアン様と私のイニシャルを入れたいです……」
コソッとルイアン様にお願いする。
うぅぅぅ……私なんかがお願いしていい立場じゃないのは分かっているけど……この世界がどんな乙女ゲームなのか分からないし、もし仮に妹が攻略しようとしているのなら、逃げられないように捕まえておかないと……いや、でもその方がルイアン様の幸せなら……
うむうむ悩む私にルイアン様は気にせす私の耳に形をあてていた。
「雫型が一番良いか?いや、ひし形も捨て難い……」
「イニシャルを刻むのでしたら、ひし形が映えますよ。」
「じゃあそれで。」
ルイアン様が私の頭にポンッと手を置き、『はっ』とする。
「3日後またご来店ください。」
「分かった。」
「あ、ありがとうございます。」
「いえ、またのご来店をお待ちしております。」
気持ちよく挨拶をしてくれて私達は出た。
む、むぅ……これで良いのか私。
「全部買う。」
「ありがとうございました。」
うぇぇぇ?!
結構な金額になるよね?!
まだ、宝石とか交換してないよ?!
イケメンかよ!
そうだよ、イケメンだよ!(←情緒不安定)
「あ、ありがとうございます……後で宝石を売って返します……」
「いいんだよ、これくらい。俺が着て欲しくて買った。それだけだ。」
「イケメンすぎません??」
どれだけ惚れさせる気ですか?
「次、行くぞ。」
そう言われて差し伸べられた手を取った私は、世界で一番の幸せ者かもしれん……
ルイアン様が向かった先は、…………宝石店。
え?
あ、宝石を売るのか。了解しました!
「イヤリング買うぞ。」
…………
「え?」
何でっ?!
私が混乱している間にも、お店に連れていかれる私。
「いらっしゃいませ。何をお探しでしょうか。」
「結婚用のイヤリングを頼む。」
……え?本当ですか?
この世界は、相手の色のアクセサリーと自分の色のアクセサリーを2つ付けていたらその人は誰かしら婚約者か、結婚したということ。
指輪やイヤリングが多く付けられるけど……
本当にいいの?
え?もう、妻面しちゃうよ?
いいの?
「そうですか、おめでとうございます。予算は幾らほど……」
「幾らでも大丈夫だ。」
そう言って、何処から出したのか分からない袋を出す。
中を見ると、金貨がびっしり入っている。
ひえっ……
さっきあんなに使ったのにまだあるの……?
スゴすぎです……私働きたいのに……
「かしこまりました。色はどうしましょうか?」
そう言って、対応してくれている店員さんの他にもう1人の店員さんが出てきて、石を見せてくれる。
「わぁ……色んな色がある……」
「だな。」
うーん……私の色はピンクか、紺色……だけどこの瞳のピンクは妹と同じ……って考えると、紺が良いかな。
「私の髪の色の紺色でいいかな?」
「良いぞ。ふわふわとした綺麗な髪だもんな。」
んなっ?!
何でそんなにイケメン発言は多いのか……無論イケメンだからだ。(キリッ)
「じゃあ、俺は黒で。」
そう言って、私達はお互いの色の中で一番近くて 同じ色を選ぶ。
「これでお願いします。」
「かしこまりました。おや、珍しい物を選びましたね。その石達は希少で流通しずらいのですが余り暗い色なので人気が無く困っていたんですよ。こちらも助かりますのでお安くさせていただきますね。…………っと、では、イヤリングになる形をお選びください。」
「ありがとうございます。」
私達は出されたデザインを見ていく。
「お好きなデザインがございませんでしたら、こちらでオーダーを出す事も出来ますよ。」
何と?!
「……ルイアン様……」
「ん?」
「私達、結婚するんですよね?」
「あぁ。」
「その……出来ればルイアン様と私のイニシャルを入れたいです……」
コソッとルイアン様にお願いする。
うぅぅぅ……私なんかがお願いしていい立場じゃないのは分かっているけど……この世界がどんな乙女ゲームなのか分からないし、もし仮に妹が攻略しようとしているのなら、逃げられないように捕まえておかないと……いや、でもその方がルイアン様の幸せなら……
うむうむ悩む私にルイアン様は気にせす私の耳に形をあてていた。
「雫型が一番良いか?いや、ひし形も捨て難い……」
「イニシャルを刻むのでしたら、ひし形が映えますよ。」
「じゃあそれで。」
ルイアン様が私の頭にポンッと手を置き、『はっ』とする。
「3日後またご来店ください。」
「分かった。」
「あ、ありがとうございます。」
「いえ、またのご来店をお待ちしております。」
気持ちよく挨拶をしてくれて私達は出た。
む、むぅ……これで良いのか私。
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