聖女の妹のせいで婚約者に婚約破棄されました。え?妹が聖女じゃなかった?もう一度やり直したい?知りませんよ、私はもう愛しの旦那様が居るのでw

チレム

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祝福……まぁ、良っか。これでやっと夫婦だ!

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「準備が出来ましたので、こちらにどうぞ。」

神父様がそう言って女神の象の前に立った。

「これより、婚姻の儀を始めます。」

「「はい。」」

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー誓いますか?」(『ー』は誓いの言葉が長々しいので省略するとこうなりました。)

「はい、誓います。」

ルイアン様が誓ってくれた!!

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー誓いますか?」

「はい!誓います!」

「ならば、この書類にサインを。書き込んだその瞬間から神に認められた夫婦になります。」

私達はそれぞれ名前を書いた。

夫の名のところに、ルイアンと。

妻のところに、ミラと。

「確認しました。これより、お2人は夫婦となります。神に御加護を。」

 その言葉で、女神の象が持つ杖の先の玉が光り、キラキラと虹色のエフェクトが私達に降り注いだ。

え?なになに?

結婚の義ってこんな感じだったっけ?

「これは!!!」

「何だ?」

「おめでとうございます!神に祝福されし夫婦よ。今のは神が祝福をしてくれた証拠。普通なら聖女や愛子でなければこうなりませんが、聖女様はもういらっしゃいます。ですが、お2人は教会が出来る限りの味方をしましょう!」

おう?

ん???

なんか凄いことになってる?

…………まぁ、良っか。

これでルイアン様と夫婦だ~!!

「ルイa「ルイ」っへ?」

「結婚したんだ。ルイって呼んでくれ。」

「はいっ!喜んで!」

うわぁーうわぁー

私が、る、ルイって呼べる日が来るなんて!!!

「あ、ありがとうございました!」

「いえ、また何か困った事がありましたら是非来てください。教会の権力などもある程度味方させていただきます。」

「では!」

ふぇぇ……めんどくさい事にちょっとなっちゃった……?

来るなんて言ってないし、うん!大丈夫!

世の中ポジティブに行こう!

「じゃあ、帰るか。…………帰ったら、初夜だからな。」

ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぁぉぉぉ!!!!!

耳元でそんな事囁かないでくださいよ!!

耳が幸せすぎて倒れますよ!?

 ルイは意地悪そうな笑みを浮かべながら腰を抱いてきた……

……あ、これは何かと逃げてきた私に逃がさないぞという事ですかね??

ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

覚悟を決めろ!私!!

とにかく、鼻血だけは出さないようにしなきゃ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

残されたシスターと神父

「初々しい奥様でしたね。」

「えぇ。それに夫の方は奥様を溺愛しているみたいだ。」

「追放されたのはわざとなのでしょうか?」

「かもしれないな。前にあった時と性格が全然違かったし、あの色合いは珍しいから見たことがある者は大体分かるだろう……王太子と結婚したくないから偽っていて、聖女様っと言うのももしかしたらあの方なのかもしれないね。」

「でしたら王家はとんでもない事をしてしまった事になりますね……」

「今の聖女様と言っている子は聞けば力が使えないらしい。聖女周りをついていっている教会の者が言っていたらしい。」

「は~……それであんなにも贅沢三昧をしているのなら、なぜ周りの者は指摘しないのでしょう?」

「きっと、本当の聖女様の事を分かっていないからでは?そもそも神託はフォルテーナ公爵家の娘という訳であって、その後は見た目や性格で判断されたから……そうとう罰当たりな妹様で……」

「ですが、そのおかげで王太子様の婚約者から降りれましたし、案外計算通りでしたりして。」

「ありえなくはないかもしれませんね。」

 そんな会話が他の人に聞かれてるとも知らずに話しているシスターと神父だったのであった。





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