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新たなる私
4,お昼ご飯……まじぃ……
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「じゃあそろそろ戻った方がいいかな。1時間位居たから、誰か来たら困るでしょ。戻ったらスキル使って見て、難しかったら祈りで聞いてくれれば念話で教えるから。」
「あ、ありがとうございます!また、すぐ来ることになりそうですけど、その時はよろしくお願いします!」
「あらあら~良いのよ。貴方はいずれ私達の家族になるのだから。今のうちに気にしないでいて。またね~」
そして私は、また私の周りだけ光って目を開けたら元の部屋。
ふー……
「早速やってみようかな……」
私は、鏡の前に椅子を持っていき、椅子に座って、隠密を使ってみる。
イメージ……イメージ……
私は、私を空気だってイメージをする。
もう、私自体が空気だもん。これならイメージしやすい。
私は、空気
私は、空気
私は、空気!
目を開けて鏡を見ると、そこには椅子がひとつポツン、とあるだけだった。私の姿が見えない。
やった!成功だ。
立って動いてみる。
うん、大丈夫。
これで何とか隠れられるな。
次、空間魔法。物を入れられるって凄い便利だもんね。
私は、空間を裂くってどうやるのか分からないや。
裂くって、布を裂くっても言うよね……
……チャック?ジッパーのようにしてジッパーの中に入れるイメージ?
……行けるかも。
私は、足元にジッパーを開けるイメージで開いて、椅子を入れる。
おーーーーー
入った。
……あ、何か頭の中にリストみたいなのが思い浮かぶ。
出せるかな?
私は、空間をひっくり返して、椅子だけ出すイメージ。
ほーーー
出た。
成功だ~!
次、植物!私は机の方へゆき、イメージする。
机の上に植木鉢に入った朝顔をイメージして、その花の部分をポテトチップスになっているイメージをする。味は、コンソメだ。何故ならコンソメ派だから。うすしお派も悪くは無いけどコンソメが好き。
目を開くと思った通り、小学校の時育てた朝顔の花びらがポテチになっていた。
……取ってみると、揚げる前のポテチでした……残念!
食べてみる。
次!綺麗にするもので制服を綺麗にしたい!
私は、制服がホコリや、毛玉、シミが無い制服をイメージする。
ピカピカの買ったばかりの制服。
……出来た。ここまで上手くいくと少し怖いな~
これでとりあえず今練習したいのは、終わった。
ランランランラン
ベルが鳴る
私は、綺麗にしたばっかりのシワひとつ無い制服を着て、廊下に出る。
だんだん皆も出てきて、お姉さんの所に集まる。
「では、皆様これから食堂へとご案内致します。夜からは、ご自分でお行きください。夕食は、日が沈む頃でございます。」
説明をしながら進むお姉さんに私達はぞろぞろとついて行く。
そして皆さんお気づきだろうか?
転移された所から、20分も歩いてここに来ているわけである。勿論今回もそれなりに歩く。
15分程で着いたけど、普通に考えて遠くない?
お姉さんがドアを2枚開き、入口に立つ。
「皆様、お好きな席へお座りください。」
皆は、その言葉でどんどん入っていく。
私は、空いた席に適当に座り、机の下で手を綺麗にするもので綺麗にする。
この世界きっと消毒とかって無さそうだし……
前に並んでいるのは、豪華な食事。ステーキに色が違う黒いロールパンに、野菜のスープ、お肉入りのサラダに、鳥のもも肉の部分を揚げたものだったり、色々ある。
……どこが魔物達に困っているのよ。
……でもね、またまた気づいちゃった。この食事いい匂いがしないのよ。
まさかね?この前読んだ本……えっとテンプレって言うんだっけ?テンプレ通りにならないよね?
私は、自分のさらに盛り付けた料理に手をかざし、菌を取り除く。
衛生的に気をつけていた日本の料理から菌だらけのこの世界の料理食べたら絶対お腹壊す。
スプーン、フォーク、ナイフも同じようにしてと。
「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」
スープをひと口。
………………………………………………………………まっず………
何これ?だしも使ってないし、野菜もよく見たら皮がついていたり、ちゃんと煮込めてなかったり、しかも味付け塩って。
もう1回言わせて。塩って。絶望的?この世界の料理。
い、いや、まだ諦めるな。スープだけかもしれない。
私は、ステーキにナイフを入れようとすると、
「ん?」
かった。え?何これ?固くね?
何とか力ずくで切って口に入れる。
モッ、……モッ、……
お気づきだろうか、モグでは無く、モッ、……だった事に。
そう、噛めないのだ。固すぎて。
何とか時間かけて飲み込む。味付けは、塩コショウ。
い、いや、いや、まだパンが有るではないか。
バターロールの様なものをとってちぎろうとすると……
ズシャ
「……」
おいおい。
流石にこれは、しっかり混ぜてから焼けよ。しかも固いし。
まぁ予想はある程度着いていたけど。予想のはるか先にいたよ。このパン。
一応食べてみる。
ズシャモグ……ズシャモグ……
マッズッ、うん、無理
私は、スキルで口の中の汚れを無くす。歯磨き要らず。よきよき。
周りを見ると、皆辛そうな顔をしていた。
と言うかよく考えてみ?
お昼からこの肉の量。私、夕食だと錯覚しちゃったよ。
私は、隠密を使ってこっそりと、隅っこに行ってスキル植物を生やすものでフルーツ盛り沢山に出して席に戻り、コソコソと食べる。
……
うっま~さっきの料理と言ってはいけないものたちを食べた後だと何気ないフルーツでも美味しく感じるわ……
余り物スキル。以外と使える。
私は、満腹になって、食器を綺麗にし、空間魔法の中に入れて置いた。入れたら自分がリストみたい~って思ったら確認出来るようになってるから便利だよね。
うん、よきよき。
周りの皆は、不味くてもお腹を空いてるからいやいや食べるって感じで食べてる。
私は、その間にステータス画面を確認する。
お?Lv2 になってる。スキル使っていたからかな?
私は、これからどうしようか、考えていたら、クラスメイトの田中 啓介(たなか けいすけ)が叫んだ。
「あーー!!もう!!不味くて食べらんない!!もっとろくなの出せよ!」
日本人なら誰もが思うだろう。食の叫び。
「「「そうだ!そうだ!そうだ!そうだ!」」」
そしてわき起こる同意の歓声。
「え?え、え?」
そして混乱する私。
いやいやいやいや、何急に叫んでるの?びっくりしたよ。
「……そう言えば雑草。お前料理スキル持っていたよな?」
ギクリ
いや、何で私、隠密切ったし。私のバカ!
「そうだ!雑草に作ってもらえばいいんだ!」
「雑草は、家事だけは、ずば抜けて上手かったから、」
「料理も上手いはず!!」
「え?え?」
何これ?私パニック。
そんな騒ぎを聞いた王城の人達が集まってきた。
「な、何の騒ぎですか!」
あ、王様の次に話し出した人だ。
「勇者様方!どうなされたのですか?!」
「どうしたもこうしたも聞いてくださいよ!」
鈴木悠志(もうめんどくさいからユウシでいいや。心の中では。)が男の人に話し出す。
「この世界の料理は、こんなにも不味いんですか?!
僕らはこんな不味い料理食べたことありません!
スープは、野菜は火を通ってないし、こい塩味。肉はゴムのように固くて、これも塩コショウの濃い味。ロールパンは、何かパンでは、無い音してますよ!
どうか、この如月さんを厨房に立たせては下さいませんか?」
そう言ってユウシは、私の背中を押す。
え?やめて、やめて。人の前って無理だから。
男の人は、私を頭の先からつま先までじっくりと不敵な笑みを浮かべながら見てきた。
やだ、気持ち悪い
「では、いちど今出されているものを食べさせていただいても?」
「あぁ、どうぞ!」
男は、近くの料理にフォークを持って食べる。
もぐもぐもぐもぐ
「美味しいでは、ありませんか」
「……ということは、皆!この世界の料理は、絶望的だという事が決定した!」
「「「「「「「えーーーーーーー」」」」」」」
「あ、ありがとうございます!また、すぐ来ることになりそうですけど、その時はよろしくお願いします!」
「あらあら~良いのよ。貴方はいずれ私達の家族になるのだから。今のうちに気にしないでいて。またね~」
そして私は、また私の周りだけ光って目を開けたら元の部屋。
ふー……
「早速やってみようかな……」
私は、鏡の前に椅子を持っていき、椅子に座って、隠密を使ってみる。
イメージ……イメージ……
私は、私を空気だってイメージをする。
もう、私自体が空気だもん。これならイメージしやすい。
私は、空気
私は、空気
私は、空気!
目を開けて鏡を見ると、そこには椅子がひとつポツン、とあるだけだった。私の姿が見えない。
やった!成功だ。
立って動いてみる。
うん、大丈夫。
これで何とか隠れられるな。
次、空間魔法。物を入れられるって凄い便利だもんね。
私は、空間を裂くってどうやるのか分からないや。
裂くって、布を裂くっても言うよね……
……チャック?ジッパーのようにしてジッパーの中に入れるイメージ?
……行けるかも。
私は、足元にジッパーを開けるイメージで開いて、椅子を入れる。
おーーーーー
入った。
……あ、何か頭の中にリストみたいなのが思い浮かぶ。
出せるかな?
私は、空間をひっくり返して、椅子だけ出すイメージ。
ほーーー
出た。
成功だ~!
次、植物!私は机の方へゆき、イメージする。
机の上に植木鉢に入った朝顔をイメージして、その花の部分をポテトチップスになっているイメージをする。味は、コンソメだ。何故ならコンソメ派だから。うすしお派も悪くは無いけどコンソメが好き。
目を開くと思った通り、小学校の時育てた朝顔の花びらがポテチになっていた。
……取ってみると、揚げる前のポテチでした……残念!
食べてみる。
次!綺麗にするもので制服を綺麗にしたい!
私は、制服がホコリや、毛玉、シミが無い制服をイメージする。
ピカピカの買ったばかりの制服。
……出来た。ここまで上手くいくと少し怖いな~
これでとりあえず今練習したいのは、終わった。
ランランランラン
ベルが鳴る
私は、綺麗にしたばっかりのシワひとつ無い制服を着て、廊下に出る。
だんだん皆も出てきて、お姉さんの所に集まる。
「では、皆様これから食堂へとご案内致します。夜からは、ご自分でお行きください。夕食は、日が沈む頃でございます。」
説明をしながら進むお姉さんに私達はぞろぞろとついて行く。
そして皆さんお気づきだろうか?
転移された所から、20分も歩いてここに来ているわけである。勿論今回もそれなりに歩く。
15分程で着いたけど、普通に考えて遠くない?
お姉さんがドアを2枚開き、入口に立つ。
「皆様、お好きな席へお座りください。」
皆は、その言葉でどんどん入っていく。
私は、空いた席に適当に座り、机の下で手を綺麗にするもので綺麗にする。
この世界きっと消毒とかって無さそうだし……
前に並んでいるのは、豪華な食事。ステーキに色が違う黒いロールパンに、野菜のスープ、お肉入りのサラダに、鳥のもも肉の部分を揚げたものだったり、色々ある。
……どこが魔物達に困っているのよ。
……でもね、またまた気づいちゃった。この食事いい匂いがしないのよ。
まさかね?この前読んだ本……えっとテンプレって言うんだっけ?テンプレ通りにならないよね?
私は、自分のさらに盛り付けた料理に手をかざし、菌を取り除く。
衛生的に気をつけていた日本の料理から菌だらけのこの世界の料理食べたら絶対お腹壊す。
スプーン、フォーク、ナイフも同じようにしてと。
「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」
スープをひと口。
………………………………………………………………まっず………
何これ?だしも使ってないし、野菜もよく見たら皮がついていたり、ちゃんと煮込めてなかったり、しかも味付け塩って。
もう1回言わせて。塩って。絶望的?この世界の料理。
い、いや、まだ諦めるな。スープだけかもしれない。
私は、ステーキにナイフを入れようとすると、
「ん?」
かった。え?何これ?固くね?
何とか力ずくで切って口に入れる。
モッ、……モッ、……
お気づきだろうか、モグでは無く、モッ、……だった事に。
そう、噛めないのだ。固すぎて。
何とか時間かけて飲み込む。味付けは、塩コショウ。
い、いや、いや、まだパンが有るではないか。
バターロールの様なものをとってちぎろうとすると……
ズシャ
「……」
おいおい。
流石にこれは、しっかり混ぜてから焼けよ。しかも固いし。
まぁ予想はある程度着いていたけど。予想のはるか先にいたよ。このパン。
一応食べてみる。
ズシャモグ……ズシャモグ……
マッズッ、うん、無理
私は、スキルで口の中の汚れを無くす。歯磨き要らず。よきよき。
周りを見ると、皆辛そうな顔をしていた。
と言うかよく考えてみ?
お昼からこの肉の量。私、夕食だと錯覚しちゃったよ。
私は、隠密を使ってこっそりと、隅っこに行ってスキル植物を生やすものでフルーツ盛り沢山に出して席に戻り、コソコソと食べる。
……
うっま~さっきの料理と言ってはいけないものたちを食べた後だと何気ないフルーツでも美味しく感じるわ……
余り物スキル。以外と使える。
私は、満腹になって、食器を綺麗にし、空間魔法の中に入れて置いた。入れたら自分がリストみたい~って思ったら確認出来るようになってるから便利だよね。
うん、よきよき。
周りの皆は、不味くてもお腹を空いてるからいやいや食べるって感じで食べてる。
私は、その間にステータス画面を確認する。
お?Lv2 になってる。スキル使っていたからかな?
私は、これからどうしようか、考えていたら、クラスメイトの田中 啓介(たなか けいすけ)が叫んだ。
「あーー!!もう!!不味くて食べらんない!!もっとろくなの出せよ!」
日本人なら誰もが思うだろう。食の叫び。
「「「そうだ!そうだ!そうだ!そうだ!」」」
そしてわき起こる同意の歓声。
「え?え、え?」
そして混乱する私。
いやいやいやいや、何急に叫んでるの?びっくりしたよ。
「……そう言えば雑草。お前料理スキル持っていたよな?」
ギクリ
いや、何で私、隠密切ったし。私のバカ!
「そうだ!雑草に作ってもらえばいいんだ!」
「雑草は、家事だけは、ずば抜けて上手かったから、」
「料理も上手いはず!!」
「え?え?」
何これ?私パニック。
そんな騒ぎを聞いた王城の人達が集まってきた。
「な、何の騒ぎですか!」
あ、王様の次に話し出した人だ。
「勇者様方!どうなされたのですか?!」
「どうしたもこうしたも聞いてくださいよ!」
鈴木悠志(もうめんどくさいからユウシでいいや。心の中では。)が男の人に話し出す。
「この世界の料理は、こんなにも不味いんですか?!
僕らはこんな不味い料理食べたことありません!
スープは、野菜は火を通ってないし、こい塩味。肉はゴムのように固くて、これも塩コショウの濃い味。ロールパンは、何かパンでは、無い音してますよ!
どうか、この如月さんを厨房に立たせては下さいませんか?」
そう言ってユウシは、私の背中を押す。
え?やめて、やめて。人の前って無理だから。
男の人は、私を頭の先からつま先までじっくりと不敵な笑みを浮かべながら見てきた。
やだ、気持ち悪い
「では、いちど今出されているものを食べさせていただいても?」
「あぁ、どうぞ!」
男は、近くの料理にフォークを持って食べる。
もぐもぐもぐもぐ
「美味しいでは、ありませんか」
「……ということは、皆!この世界の料理は、絶望的だという事が決定した!」
「「「「「「「えーーーーーーー」」」」」」」
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