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第3章 仲良し3人組
第75話 ミーニャの感動の生い立ち
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小さな村に着くとミーニャさんが突然爆弾発言をしました。
「ここは私の生まれ育った村だ。実に懐かしい」
ええーーー! 何ですってー!
私は一番始めに思いついた質問を素直にしてしまいます。
「ミーニャさんて人間だったのですか?」
「どういう意味だ?」
「だってモンスターを牛耳るラスボスですし・・・・」
意外な事実が判明しました。どこをどう辿れば人間がラスボスになれるというのでしょうか? どう考えても結びつきません。
「あら? もしかしてミーニャちゃんじゃないかい?」
村のおばさんが話しかけてきました。
「イザベラおばさん。久しぶりー!」
「元気にしてたかい?」
何とミーニャさんがここに住んでいたのは事実だったようです。
私はミーニャさんにそっと聞きます。
「お知り合いの方ですか?」
「私がここに居た時の隣人だ」
おばさんは笑顔で続けます。
「すっかり大きくなって。見違えたよ」
「おばさんのおかげでこの通り生き続けている」
「そうかいそうかい」
とても気になる会話です。
「ミーニャさんが小さい時に世話になったと言うことですか?」
気になり過ぎた私は、我慢できず尋ねました。
「ああ、食べ物がない時によくごちそうになった」
「食べ物がない時があったのですか?」
「そうだ。何度か飢え死にしそうになったぞ」
意外すぎる返答です。今は好き放題食べてますよね?
「飢え死にって本当ですか?」
「ああ、私は小さい時に両親を失ったのからな。年中、飢え死にの危機に晒されていたのだ」
何と!
「子どもの頃、1年以上1人で暮らしていたからな」
まさかミーニャさんがこんな人生を送っていたとは。今のミーニャさんからは全く想像できません。
「もし、イザベラおばさんがいなかったら、私は確実に餓死していただろうな」
そしてミーニャさんが辺りを見回してから言います。
「ここに私が住んでいた家があったのだが、今はないみたいだな?」
「ミーニャちゃんの家かい? 空き家になって随分経ったから取り壊されたよ」
「そうか。少し残念だな」
空き家って。ミーニャさんは確か17歳ですよね? 一体何歳の時にここを出たというのでしょうか? 本当に謎だらけの人です。
「ところでミーニャちゃんは今何をしてるんだい?」
おばさん! ついに聞いてはならない質問をしてしまいましたね。これはさすがに答えられないと思います。もし、本当のことを知ったらきっと腰を抜かしますよね?
「私か。今はラスボスをしておる」
簡単に言っちゃいましたね。
「そうかい。頑張るんだよ」
「ああ、そうする」
ええーーー! 嘘ですよね? 何ですかこの会話は? ラスボスと言えば人間の最大の敵ですよ? その衝撃の事実を知らされて『頑張るんだよ』で終わらせるんですか? 完全に何かが間違っています!
「ミーニャさんはこの町に何歳までいたのですか?」
こうなったら徹底追求です。謎は解くためにあるのですから。
「6歳だ」
「割と小さいですね」
「5歳の時、モンスターに襲撃されて両親を失ったのだ」
意外と悲しい話でした。
「その後、モンスターに復讐するため修行に修行を積んで今に至ったというわけだ」
思っていた以上に深い真実がありました。物凄い成り上がりです。少しですが感動してしまいました。絶対に親の七光りで今の位に就いているのだと思っていましたので。
「ミーニャさん、凄いです!」
「そうか」
「もっといい加減な人だと思ってました」
「おい、どういう意味だ?」
「これからはミーニャさんを見習います。私もミーニャさんみたいになれるよう頑張りますね!」
私は感動のあまり、思わずミーニャさんの手を握り誓ってしまうのでした。
「そうか。よくわかった」
ミーニャさんが深く頷いています。
「よしリーサ、お前をラスボスの次に出てくる裏ボスにしてやろう」
「え? そこまでは望んでいませんが」
また変な方向に話が進んでいきます。
「大丈夫だ。人間やる気があれば何だってできる。私と同じ修行をすればいいだけだ。さあ今すぐ始めようぞ」
「ちょっと待ってください!」
「遠慮はするな。私は必ずリーサを裏ボスにいてみせるからな。まずは1000度の炎に耐える訓練からだ」
「そんなの無理です!」
「ちょうどこの近くの火山にマグマの池があるのだ。そこに行くぞ!」
「助けてくださ~い!」
私は絶対に助けてくれないであろうナナカさんに助けを求めるのでした。藁にもすがる思いというのはこのことだったのですね。
「ここは私の生まれ育った村だ。実に懐かしい」
ええーーー! 何ですってー!
私は一番始めに思いついた質問を素直にしてしまいます。
「ミーニャさんて人間だったのですか?」
「どういう意味だ?」
「だってモンスターを牛耳るラスボスですし・・・・」
意外な事実が判明しました。どこをどう辿れば人間がラスボスになれるというのでしょうか? どう考えても結びつきません。
「あら? もしかしてミーニャちゃんじゃないかい?」
村のおばさんが話しかけてきました。
「イザベラおばさん。久しぶりー!」
「元気にしてたかい?」
何とミーニャさんがここに住んでいたのは事実だったようです。
私はミーニャさんにそっと聞きます。
「お知り合いの方ですか?」
「私がここに居た時の隣人だ」
おばさんは笑顔で続けます。
「すっかり大きくなって。見違えたよ」
「おばさんのおかげでこの通り生き続けている」
「そうかいそうかい」
とても気になる会話です。
「ミーニャさんが小さい時に世話になったと言うことですか?」
気になり過ぎた私は、我慢できず尋ねました。
「ああ、食べ物がない時によくごちそうになった」
「食べ物がない時があったのですか?」
「そうだ。何度か飢え死にしそうになったぞ」
意外すぎる返答です。今は好き放題食べてますよね?
「飢え死にって本当ですか?」
「ああ、私は小さい時に両親を失ったのからな。年中、飢え死にの危機に晒されていたのだ」
何と!
「子どもの頃、1年以上1人で暮らしていたからな」
まさかミーニャさんがこんな人生を送っていたとは。今のミーニャさんからは全く想像できません。
「もし、イザベラおばさんがいなかったら、私は確実に餓死していただろうな」
そしてミーニャさんが辺りを見回してから言います。
「ここに私が住んでいた家があったのだが、今はないみたいだな?」
「ミーニャちゃんの家かい? 空き家になって随分経ったから取り壊されたよ」
「そうか。少し残念だな」
空き家って。ミーニャさんは確か17歳ですよね? 一体何歳の時にここを出たというのでしょうか? 本当に謎だらけの人です。
「ところでミーニャちゃんは今何をしてるんだい?」
おばさん! ついに聞いてはならない質問をしてしまいましたね。これはさすがに答えられないと思います。もし、本当のことを知ったらきっと腰を抜かしますよね?
「私か。今はラスボスをしておる」
簡単に言っちゃいましたね。
「そうかい。頑張るんだよ」
「ああ、そうする」
ええーーー! 嘘ですよね? 何ですかこの会話は? ラスボスと言えば人間の最大の敵ですよ? その衝撃の事実を知らされて『頑張るんだよ』で終わらせるんですか? 完全に何かが間違っています!
「ミーニャさんはこの町に何歳までいたのですか?」
こうなったら徹底追求です。謎は解くためにあるのですから。
「6歳だ」
「割と小さいですね」
「5歳の時、モンスターに襲撃されて両親を失ったのだ」
意外と悲しい話でした。
「その後、モンスターに復讐するため修行に修行を積んで今に至ったというわけだ」
思っていた以上に深い真実がありました。物凄い成り上がりです。少しですが感動してしまいました。絶対に親の七光りで今の位に就いているのだと思っていましたので。
「ミーニャさん、凄いです!」
「そうか」
「もっといい加減な人だと思ってました」
「おい、どういう意味だ?」
「これからはミーニャさんを見習います。私もミーニャさんみたいになれるよう頑張りますね!」
私は感動のあまり、思わずミーニャさんの手を握り誓ってしまうのでした。
「そうか。よくわかった」
ミーニャさんが深く頷いています。
「よしリーサ、お前をラスボスの次に出てくる裏ボスにしてやろう」
「え? そこまでは望んでいませんが」
また変な方向に話が進んでいきます。
「大丈夫だ。人間やる気があれば何だってできる。私と同じ修行をすればいいだけだ。さあ今すぐ始めようぞ」
「ちょっと待ってください!」
「遠慮はするな。私は必ずリーサを裏ボスにいてみせるからな。まずは1000度の炎に耐える訓練からだ」
「そんなの無理です!」
「ちょうどこの近くの火山にマグマの池があるのだ。そこに行くぞ!」
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私は絶対に助けてくれないであろうナナカさんに助けを求めるのでした。藁にもすがる思いというのはこのことだったのですね。
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