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第四十四話 コンテスト
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『第四十四回鳥人間コンテスト』
「へー、こっちの世界にも鳥人間コンテストってあるんだ」
「もう、かなり長くやっているわ。年二回やってるから、二十二年目になるわね」
「芽依知ってるよ。鳥人間コンテストって自分で作った飛行機で海に向かって飛ぶやつでしょ」
「違うわ。よりリアルな鳥に変身できるかどうかを競うコンテストよ」
「第三十二回ミミズコンテストってあるけど、まさか・・」
「その通りよ。よりリアルなミミズに変身できるかどうかを競うコンテストね」
「絶対見に行きたくないコンテストだわ」
「他にも第十一回蜘蛛コンテストや第五百三十二回ゴキブリコンテストなんてのもあるわね」
「あなた達の世界ってバカじゃないの! てかゴキブリコンテストの歴史長すぎでしょ!」
「小百合もどれかに出てみたら?」
「絶対イヤよ!」
「毛虫コンテストなんてお似合いじゃない?」
「何で私が毛虫にならなきゃいけないのよ!」
「あら残念。トゲだらけでお似合いだと思ったんだけど」
「そういうマリーはコンテストに出たことないの?」
「わ、私は・・・・ないわよ・・・・」
「もしかして変身するような高度な魔術が使えないとか?」
「そ、そんなわけないでしょ・・・・」
「声がフェードアウトしたわね」
「そういう小百合こそ、何かのコンテストに出たことあるわけ!?」
「そうね。ミス中学生には選ばれたことはあるけど」
「ミス中学生?」
「中学生で一番の美人を競うコンテストよ」
「う、嘘よ!」
「私は出たくなかったんだけど、周りに友達が勝手に申し込んじゃったのよねぇ」
何? これって自慢してるわけ?
「あれ? どうしたのマリー。急に下向いちゃって」
悔しい! 私が小百合に負けるわけないわ。
「私はコンテストに出たことがないだけで出れば優勝間違いなしよ!」
「そうね。リアルなミミズやゴキブリ。あなたにとてもお似合いだわ」
キー!
「で? どんなコンテストなら優勝できるわけ?」
「ミス・・・・プリンセスとか」
「どれだけ国際的なコンテストよ。しかも参加人数少なそうじゃない?」
「じゃあ、ミスドラゴン」
「あはははは。それは似合ってるわ」
「言い間違えたわ。ミス、ミス、ミスゾンビ・・・・」
小百合は笑い転げている。もう、絶対に許さないんだから!
「あら? ここに『しっぽアクセサリーコンテスト』というポスターが貼ってあるじゃない。これならマリーでも勝てるんじゃない?」
「それはダメよ」
「どうして? あなたってしっぽアクセサリーになら変身できるじゃない」
「そのコンテストの名誉審査委員長は私なのよ。まさか審査委員長が自ら出て優勝したら大問題になるじゃない」
またしても小百合が笑い転げている。もう、どうすればいいのよ!
「へー、こっちの世界にも鳥人間コンテストってあるんだ」
「もう、かなり長くやっているわ。年二回やってるから、二十二年目になるわね」
「芽依知ってるよ。鳥人間コンテストって自分で作った飛行機で海に向かって飛ぶやつでしょ」
「違うわ。よりリアルな鳥に変身できるかどうかを競うコンテストよ」
「第三十二回ミミズコンテストってあるけど、まさか・・」
「その通りよ。よりリアルなミミズに変身できるかどうかを競うコンテストね」
「絶対見に行きたくないコンテストだわ」
「他にも第十一回蜘蛛コンテストや第五百三十二回ゴキブリコンテストなんてのもあるわね」
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「わ、私は・・・・ないわよ・・・・」
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「そ、そんなわけないでしょ・・・・」
「声がフェードアウトしたわね」
「そういう小百合こそ、何かのコンテストに出たことあるわけ!?」
「そうね。ミス中学生には選ばれたことはあるけど」
「ミス中学生?」
「中学生で一番の美人を競うコンテストよ」
「う、嘘よ!」
「私は出たくなかったんだけど、周りに友達が勝手に申し込んじゃったのよねぇ」
何? これって自慢してるわけ?
「あれ? どうしたのマリー。急に下向いちゃって」
悔しい! 私が小百合に負けるわけないわ。
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