18 / 40
谷崎春希と魔法使い
⑥
しおりを挟む
(……夢?)
本物のシロを見たこと、綾子がシロに殺されたらしいことも夢だったらいいと思った。
けれど、転んだときに地面に打った肘の痛み、擦り傷の血はリアルだった。
それでも、わたしはわずかな間にたてつづけに起こったことが現実だと感じられなくて、脱げた片方のサンドルも履きなおさないで、地面にすわりこんだままでいた。
シロとの遭遇。
魔法を使ったという花園くん。
その花園くんは魔法らしい力でシロを空にふきとばした。
そして、不思議なボールでシロを焼いた。
けれど、シロに毒をかけられた花園くんは黒い粉をかけて消えてしまった。
(……きいたことがない、シロに毒をかけられた人が消えるなんて……)
混乱している頭に花園くんの言葉が浮かんだ。
「……すぐに戻ってくる……待ってろ……友達の部屋で……」
(……戻ってくるって、どこから?)
花園くんは自分が消えてどこにむかったかわかっているようだった。
(……花園くんは魔法使いなの? というか、魔法使いなんてこの世にいるの……)
花園くんがシロを倒した赤いボールも。
シロを焼いた炎はシロと一緒にガスレンジの火をとめたみたいに瞬時に消えた。
シロは灰にもなっていない。
ふつうの炎ではなかった。
(彼はやっぱり別の世界に住む人だったの……)
わたしは頭にいくつもの疑問が浮かんだまま、とにかくこの場にいないほうがいいと思って、よろよろと腰をあげた。
(近くにまだシロがいるかも……)
肩に提げたポシェットから花園くんからもらった赤いボールをとりだした。
(どうしよう……)
家に戻るか迷う。
「……待ってろ……友達の部屋で……」
花園くんはいっていた。
彼はシロに毒をかけられそうになったわたしの前に立って、助けてくれた。
その花園くんがわたしをだまして、悪さをするとは思えないようになっていた。
(……綾子の部屋にいこう。ここまできたんだから)
わたしはサンダルを履いて、前方にある綾子のマンションに足をむけた。
(綾子の部屋でしばらく待っても、花園くんが現れなかたら家に帰ろう)
シロに出くわすことなくマンションに着いた。
綾子の部屋を訪れるのは半年ぶりだった。
築年数が経過したマンションは外壁のペンキが剥げている。
建物の外側の一部に工事の足場が組まれていた。
シロが現れてから工事がとまり、足場が放置されたままのようだった。
マンションのエレベーターは階数表示のボタンの灯りが消えていて、稼働していない。
階段で二階まであがった。
廊下の奥から二番目の綾子の部屋のドアはひらいていた。
というより、強い力でドアノブが回されて鍵が壊されたようだった。
(シロが壊したの……)
わたしは背筋に寒気を感じながら部屋に入った。
玄関の靴脱ぎ場に綾子のニューバランスのスニーカーがある。
(部屋には死んだ綾子がいるかもしれない……)
緊張しながらサンダルを履いたままリビングに進んだ。
綾子の部屋特有の匂いがする。
綾子の姿はない。
壁際の床に綾子が飼っているハムスターがはいったゲージが置いてある。
ハムスターはゲージの木くずの中で動いている。
物音がしない部屋に人の気配はない。
(綾子が死んでいたっていうのは、仲山のまちがいで、綾子は生きていて、べつの場所に退避していればいいんだけど……)
ベランダに面したひらいた窓から風が入ってくる。
わたしは絨毯を歩いて、窓のほうへ移動した。
レースのカーテンをあけて、ベランダをのぞくと、息をのんだ。
(綾子……)
物干し台がおいてある狭いベランダに綾子がいる。
ベランダの鉄柵に背中をもたせかけ、すわりこんでいる。
ベランダの壁の上に三毛猫がいる。
首輪をつけた三毛猫は壁の上からぐったりとしいている綾子を見ている。
大きな黄色い目で綾子が生きているのか死んでいるのか見定めているようだった。
「綾子、綾子、綾子……」
わたしはベランダに出て、しゃがみこんで、タンクトップにストライプシャツを羽織り、ハーフパンツを穿いた綾子の肩を揺すった。
綾子はよく眠っているように眼を閉じている。
首筋に小さな虫がついてた。
(綾子を部屋の中にいれてあげないと、猫が綾子をかじる)
わたしは赤いボールをポシェットにしまってから、綾子の腕と背中に腕をまわして、抱えあげた。
背が高い綾子を苦労して運んでリビングのテレビの前に寝かせた。
(綾子はほんとうにシロに殺されたんだ)
綾子の顔は血の気がなく、青ざめている。
呼びかけても身体を揺すっても返事がない綾子を見ているうちに目から涙が流れた。
身体がふるえて、涙がとまらなくなった。
(いやだ、このまま綾子に会えなくなるのは。綾子と仲直りできないのは)
綾子と喧嘩をしたのは彼女と仲山の関係が原因だった。
仲山と付き合いはじめてから、綾子は休みの日にわたしより仲山と過ごすようになった。
わたしが誘っても、仲山の先約がはいっていることがおおくなっていた。
たまに会えても綾子はうれしそうに仲山の話をした。
わたしには綾子が浮かれているように見えて、おもしろくなかった。
けれど、不満をいったりしなかった。
綾子の変化に文句をいえば、彼氏がいない自分がみじめに嫉妬して見えると思ったのだ。
わたしは綾子に合わせて、無理にほほえんで彼女の話をきいていた。
それが、半年前、わたしは抑えていた不満を爆発させた。
綾子はわたしと映画を観にいく約束を断り、仲山とデートをしようとしたのだった。
わたしは、前売り券を買い、座席も予約し、その映画を公開初日に観にいくのを楽しみにしていた。
「もう、いいよ! ずっと、仲山といれば!」
わたしは怒って、電話で綾子に怒鳴った。
学校の帰り道、人がいきかっている夕方の商店街で、大きな声をだした。
道中で大声をだしたのも、綾子にきついことをいったのもはじめてだった。
通話を切るとすぐに綾子から電話があった。
電話にでないでいると謝りのメッセージが送られてきた。
わたしは頭に血がのぼっていて、返信をしなかった。
数日後、頭が冷えると、返信をするか迷った。
けれど、綾子になんといっていいかわからなかった。
長い間、友達がいなかったわたしは、仲直りの方法がわからなかった。
それから、何度かきた綾子のLINEもこなくなった。
(綾子はわたしをめんどうなやつだと思ってるのかもしれない。一度約束を断ったくらいで怒るなんて……)
わたしは綾子にとった態度に自己嫌悪を感じながら、綾子への怒りも消えなかった。
返信ができないまま半年が経った。
わたしは誕生日に綾子からもらったサンリオのキャラクターのペンケースを使わなくなって、新しいものに買い換えた。
わたしは友達がいない生活にもどった。
綾子と出会う前より、ひとりでいるとさびしさをつよく感じるようになった。
けれど、次第にさびしさにも慣れはじめた。
(友達はあっさりといなくなるもんなんだ。でも、ひとりでいるのも気楽でいい)
そう思うようにもなっていた。
けれど、綾子との距離が離れてしまったことに後悔もしていて、彼女と撮ったスマホの写真を消去できなかった。
小さな虫がそばかすがある綾子の頬のうえを動いている。
(仲山はどうして、ベランダにいる綾子をそのままにしたんだろう? 綾子を部屋の中に運びこまなかったんだろう?)
綾子の頬の虫を手ではらったとき、ふと思った。
(綾子が死んでいるのを見て、パニックになったの? それでも綾子を部屋に運んでもいいのに……)
それからわたしは絨毯にすわって、友達だといっても死体の綾子と部屋にいることに不気味さを感じながら、花園くんが現れるのを願って待った。
母親に無事であるとメッセージを送り、二十分程経ったとき、玄関のドアが開く音がして、部屋に仲山が入ってきた。
本物のシロを見たこと、綾子がシロに殺されたらしいことも夢だったらいいと思った。
けれど、転んだときに地面に打った肘の痛み、擦り傷の血はリアルだった。
それでも、わたしはわずかな間にたてつづけに起こったことが現実だと感じられなくて、脱げた片方のサンドルも履きなおさないで、地面にすわりこんだままでいた。
シロとの遭遇。
魔法を使ったという花園くん。
その花園くんは魔法らしい力でシロを空にふきとばした。
そして、不思議なボールでシロを焼いた。
けれど、シロに毒をかけられた花園くんは黒い粉をかけて消えてしまった。
(……きいたことがない、シロに毒をかけられた人が消えるなんて……)
混乱している頭に花園くんの言葉が浮かんだ。
「……すぐに戻ってくる……待ってろ……友達の部屋で……」
(……戻ってくるって、どこから?)
花園くんは自分が消えてどこにむかったかわかっているようだった。
(……花園くんは魔法使いなの? というか、魔法使いなんてこの世にいるの……)
花園くんがシロを倒した赤いボールも。
シロを焼いた炎はシロと一緒にガスレンジの火をとめたみたいに瞬時に消えた。
シロは灰にもなっていない。
ふつうの炎ではなかった。
(彼はやっぱり別の世界に住む人だったの……)
わたしは頭にいくつもの疑問が浮かんだまま、とにかくこの場にいないほうがいいと思って、よろよろと腰をあげた。
(近くにまだシロがいるかも……)
肩に提げたポシェットから花園くんからもらった赤いボールをとりだした。
(どうしよう……)
家に戻るか迷う。
「……待ってろ……友達の部屋で……」
花園くんはいっていた。
彼はシロに毒をかけられそうになったわたしの前に立って、助けてくれた。
その花園くんがわたしをだまして、悪さをするとは思えないようになっていた。
(……綾子の部屋にいこう。ここまできたんだから)
わたしはサンダルを履いて、前方にある綾子のマンションに足をむけた。
(綾子の部屋でしばらく待っても、花園くんが現れなかたら家に帰ろう)
シロに出くわすことなくマンションに着いた。
綾子の部屋を訪れるのは半年ぶりだった。
築年数が経過したマンションは外壁のペンキが剥げている。
建物の外側の一部に工事の足場が組まれていた。
シロが現れてから工事がとまり、足場が放置されたままのようだった。
マンションのエレベーターは階数表示のボタンの灯りが消えていて、稼働していない。
階段で二階まであがった。
廊下の奥から二番目の綾子の部屋のドアはひらいていた。
というより、強い力でドアノブが回されて鍵が壊されたようだった。
(シロが壊したの……)
わたしは背筋に寒気を感じながら部屋に入った。
玄関の靴脱ぎ場に綾子のニューバランスのスニーカーがある。
(部屋には死んだ綾子がいるかもしれない……)
緊張しながらサンダルを履いたままリビングに進んだ。
綾子の部屋特有の匂いがする。
綾子の姿はない。
壁際の床に綾子が飼っているハムスターがはいったゲージが置いてある。
ハムスターはゲージの木くずの中で動いている。
物音がしない部屋に人の気配はない。
(綾子が死んでいたっていうのは、仲山のまちがいで、綾子は生きていて、べつの場所に退避していればいいんだけど……)
ベランダに面したひらいた窓から風が入ってくる。
わたしは絨毯を歩いて、窓のほうへ移動した。
レースのカーテンをあけて、ベランダをのぞくと、息をのんだ。
(綾子……)
物干し台がおいてある狭いベランダに綾子がいる。
ベランダの鉄柵に背中をもたせかけ、すわりこんでいる。
ベランダの壁の上に三毛猫がいる。
首輪をつけた三毛猫は壁の上からぐったりとしいている綾子を見ている。
大きな黄色い目で綾子が生きているのか死んでいるのか見定めているようだった。
「綾子、綾子、綾子……」
わたしはベランダに出て、しゃがみこんで、タンクトップにストライプシャツを羽織り、ハーフパンツを穿いた綾子の肩を揺すった。
綾子はよく眠っているように眼を閉じている。
首筋に小さな虫がついてた。
(綾子を部屋の中にいれてあげないと、猫が綾子をかじる)
わたしは赤いボールをポシェットにしまってから、綾子の腕と背中に腕をまわして、抱えあげた。
背が高い綾子を苦労して運んでリビングのテレビの前に寝かせた。
(綾子はほんとうにシロに殺されたんだ)
綾子の顔は血の気がなく、青ざめている。
呼びかけても身体を揺すっても返事がない綾子を見ているうちに目から涙が流れた。
身体がふるえて、涙がとまらなくなった。
(いやだ、このまま綾子に会えなくなるのは。綾子と仲直りできないのは)
綾子と喧嘩をしたのは彼女と仲山の関係が原因だった。
仲山と付き合いはじめてから、綾子は休みの日にわたしより仲山と過ごすようになった。
わたしが誘っても、仲山の先約がはいっていることがおおくなっていた。
たまに会えても綾子はうれしそうに仲山の話をした。
わたしには綾子が浮かれているように見えて、おもしろくなかった。
けれど、不満をいったりしなかった。
綾子の変化に文句をいえば、彼氏がいない自分がみじめに嫉妬して見えると思ったのだ。
わたしは綾子に合わせて、無理にほほえんで彼女の話をきいていた。
それが、半年前、わたしは抑えていた不満を爆発させた。
綾子はわたしと映画を観にいく約束を断り、仲山とデートをしようとしたのだった。
わたしは、前売り券を買い、座席も予約し、その映画を公開初日に観にいくのを楽しみにしていた。
「もう、いいよ! ずっと、仲山といれば!」
わたしは怒って、電話で綾子に怒鳴った。
学校の帰り道、人がいきかっている夕方の商店街で、大きな声をだした。
道中で大声をだしたのも、綾子にきついことをいったのもはじめてだった。
通話を切るとすぐに綾子から電話があった。
電話にでないでいると謝りのメッセージが送られてきた。
わたしは頭に血がのぼっていて、返信をしなかった。
数日後、頭が冷えると、返信をするか迷った。
けれど、綾子になんといっていいかわからなかった。
長い間、友達がいなかったわたしは、仲直りの方法がわからなかった。
それから、何度かきた綾子のLINEもこなくなった。
(綾子はわたしをめんどうなやつだと思ってるのかもしれない。一度約束を断ったくらいで怒るなんて……)
わたしは綾子にとった態度に自己嫌悪を感じながら、綾子への怒りも消えなかった。
返信ができないまま半年が経った。
わたしは誕生日に綾子からもらったサンリオのキャラクターのペンケースを使わなくなって、新しいものに買い換えた。
わたしは友達がいない生活にもどった。
綾子と出会う前より、ひとりでいるとさびしさをつよく感じるようになった。
けれど、次第にさびしさにも慣れはじめた。
(友達はあっさりといなくなるもんなんだ。でも、ひとりでいるのも気楽でいい)
そう思うようにもなっていた。
けれど、綾子との距離が離れてしまったことに後悔もしていて、彼女と撮ったスマホの写真を消去できなかった。
小さな虫がそばかすがある綾子の頬のうえを動いている。
(仲山はどうして、ベランダにいる綾子をそのままにしたんだろう? 綾子を部屋の中に運びこまなかったんだろう?)
綾子の頬の虫を手ではらったとき、ふと思った。
(綾子が死んでいるのを見て、パニックになったの? それでも綾子を部屋に運んでもいいのに……)
それからわたしは絨毯にすわって、友達だといっても死体の綾子と部屋にいることに不気味さを感じながら、花園くんが現れるのを願って待った。
母親に無事であるとメッセージを送り、二十分程経ったとき、玄関のドアが開く音がして、部屋に仲山が入ってきた。
0
あなたにおすすめの小説
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
僕だけ入れちゃうステータス欄 ~追放された凄腕バッファーは、たまたま出会った新人冒険者たちと真の最強パーティーを作り上げる~
めでめで汰
ファンタジー
バッファーの少年カイトのバフスキルは「ステータス欄の中に入って直接数字を動かす」というもの。
しかし、その能力を信じなかった仲間からカイトは追放され迷宮に置き去りにされる。
そこで出会ったLUK(幸運)値の高い少女ハルと共にカイトは無事迷宮から生還。
その後、カイトはハルの両親を探すため地下迷宮の奥へと挑むことを決意する。
(スライム、もふもふ出てきます。女の子に囲まれるけどメインヒロインは一人です。「ざまぁ」もしっかりあります)
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる