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南条隆文と武道家
①
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あいつの視界に入らないようにすぐに路地に引っ込んだ。
正午だったけれど、空は黒い雲に覆われていて、小雨が薄暗い道を濡らしている。
「だめだ」
わたしの横に立つ瀧さんが、ところどころ傷がついた長い木刀をおろして、首をふりながらささやく。
「他の自警団の連中を呼ぼう。近くにいるかもしれない。おれたちだけだとやられる」
「あいつは女の姿をしていました。男のシロより力が弱いかもしれない」
わたしは身体のふるえを抑えるように片方のこぶしを握りながら、願望をこめていった。
「モンスターだ。男も女もないよ」
厚い胸板をして、半袖のシャツから太い腕が伸びている瀧さんが、口をぱくぱくと動かす。
見ひらいた目に恐怖が浮かんでいる。
「逃げよう」
彼は宅配便のドライバーをしていたといっていた。
わたしと同じ三十二歳で、高校時代には柔道部に所属していたといっていた。
「ほんとにシロがいるなんてな……」
これまで町にシロが現れたという自警団からの知らせが何度かあった。
けれど、デマだったのか見廻りのとき、シロを見たという人はいなかった。
(この人は、あてにできない……)
怯える瀧さんと見ながら、わたしはひとりでシロと戦う覚悟をした。
自警団の集合がかかって、自宅のマンションの部屋から集合場所である市内の公園にむかう途中、同じ町内に住む瀧さんと会った。
ふたりで並んで歩いて、狭い路地からおおきな通りに出たとき、シロとでくわした。
わたしたちの右手、十メートルほど離れたシャッターが閉まった弁当屋の前にいた。
塾講師の仕事が休みの日、わたしがよく鮭、鯖弁当を買うチェーン店だった。
シロは四十代くらいの小柄の女性の姿をしていた。
店の前に置いてある電動のキックボードの側に立って、ハンドルを握っていた。
瀧さんがシロの存在にすぐに気がついた。
わたしたちは息をとめるように足音を立てず、路地に引きかえして、身を隠していた。
「放っておいたら、あいつは他の場所にいって、人間を殺します」
わたしは手にもっている包丁のケースをとって、ケースをズボンのポケットに押しこんだ。
それはスーパーで買ったありふれた包丁だった。
家を出る前に気休めだと思いながら、数年ぶりに刃を研いではいた。
路地の先の道路を車が速い速度で走りぬけていく。
どこかに退避をするのだろう。
「落ち着きなよ、南条さん」
瀧さんは泳いだ目で車を追いながらいった。
自警団の格闘訓練では誰よりも弱いわたしが、シロと戦う気でいるのを驚いているようだった。
「無駄死になる」
「おれがシロを引きつけます。その間に逃げてください」
わたしは瀧さんを助けようとしたわけではなかった。
怯えている彼を見ていると、自分もこの場から逃げだしたい気持ちに負けそうになるのがいやだった。
わたしがシロと戦おうとしているは、町の住人がシロに殺されるのを心配したわけでもなかった。
「……すまない。おれは家に妻と子供がいるんだ」
瀧さんの顔に恥が浮かぶ。
「はやくいってください」
わたしがいうと、瀧さんはすぐに背中をむけて、足音をたてないように歩きだす。
十メートルほど離れると、木刀を持った腕をふって、小雨で濡れた地面を走りだす。
角をまがって、あっという間に姿を消す。
(しょうがない)
わたしは逃げていった瀧さんに怒りはわかなかった。
昨日、シロに遭遇していたら、わたしも敵前逃亡していたと思う。
自警団の集合がかかっても、呼びかけに応じなかったかもしれない。
今、わたしが怒りを感じているのはシロだった。
わたしは瀧さんの姿が消えてから、路地から広い通りにでた。
シロはキックボードに興味を失くしたのか、わたしに背中をむけて、去っていこうとしていた。
(美晴さんの仇……)
わたしは手首にしているヘアゴムを見ながら包丁を握る手に力をこめて、大股でシロに近づいた。
シロがわたしに気がついて、身体をむける。
ショートヘアを茶色に染めたシロは、ハイネックの黒いTシャツに、丈の長いスカート、底が厚いサンダルを履いている。
センスがよさそうな中年の女性の服を着ているけれど、服からでている顔、腕はぞっとするほど不自然に白い。
白い部分がない濃い青い目でわたしを見すえる。
(……これがシロ)
はじめて間近で見るモンスターにたちまち足がすくんだ。
(美晴さんの仇)
自分にいいきかせて気持ちを奮いたたせた。
腕を伸ばして、包丁の先端をシロにむける。
そのまま走ってシロの小柄の身体に包丁を突き刺そうと、足を踏みだした。
(……何だ)
そのとき、視界の先に動く人影が飛びこんできた。
シロの後方、五十メートルくらいむこうの歩道からこちらにどんどん近づいてくる。
たちまち小雨でぼやけていた人影があらわになる。
長い髪をした女性だった。
(速い)
わたしは踏みだした足を止めたまま、前方からやってくる女性に目を奪われた。
その女性は長い髪をなびかせて陸上選手のようなきれいなフォームで走って、横断歩道を突っ切る。
ガードレールを軽々と飛びこえて、わたしとシロがいる歩道までやってくる。
白い無地のTシャツに膝下まであるハーフパンツといった格好をしていて、身体の前にショルダーバッグをたすき掛けにさげている。
中年女性の姿のシロが、わたしから速い足音を立てて迫ってくる女性に視線をうつす。
女性はあっという間にシロまで数メートルの距離まで近づいていた。
そして、走った勢いのままスニーカーを履いた足で地面を蹴り、前方にジャンプする。
(飛んだ……)
ものすごい跳躍力にわたしの口はあんぐりとひらいて、固まった。
女性の身体が重力が消えたように宙に浮かんで、長い距離の弧を描いて、シロにむかっていく。
女性は空中で片方の脚を折りまげて、膝頭をつきだす。
そして、前方に飛びあがった勢いのまま鋭角の膝をシロの顔面に叩きこむ。
顔に女性の膝蹴りを受けたシロは、自動車に衝突したような衝撃で後方にふっとんだ。
地面を転がって、わたしの側までやってきた。
あおむけに倒れて、ひらいた目を空にむけて、ぴくりとも動かない。
女性の膝蹴りの衝撃でまっ白な額にくぼみができて、ひびわれている。
女性は軽やかに地面に着地して、早足でシロの側までやってくる。
そして、足をあげて、とどめを刺すようにスニーカーの踵でシロの顔面を踏みつける。
シロはもう起きあがる様子もなかったけれど、何度も何度も踏みつける。
女性の踵がおろされる度、シロの身体が衝撃で跳ねあがる。
シロは気を失っているか、死んでいるようだった。
(なんなんだ、この人は……)
わたしは包丁をおろしたまま呆気にとられていた。
自警団の瀧さんとわたしの男二人が怖れていたシロを若い女性が数十秒で倒してみせた。
「あの……」
わたしはシロを蹴りつづけている女性におそるおそる声をかけた。
「あの!」
女性はぴたりとシロを踏みつけるのをとめて、顔と身体をわたしのほうにむける。
「また、やりすぎてしまった……」
女性は目と鼻が変形するほど踏みつけたシロの顔をちらりと見て、雨に濡れたなめらかな頬を赤くする。
なぜか恥かしそうにする。
はっとするほど整った顔立ちをした少女だった。
大人だと思っていたけれど、間近で見るとあどけなさがある。
目鼻立ちが整っているから大人にも見えるけれど、二十歳を越えてはいなそうだった。
(この子がシロを倒したのか……)
数十秒前のことが現実だと思えない。
シロに容赦のない攻撃をつづけた少女に肌が粟立つような恐ろしさも感じる。
わたしが言葉を失っていると、少女が切れ長の目をひらいて、形のいい眉をあげる。
なにかに驚いたようだった。
「南条さんですか?」
わたしは突然、見ず知らずの少女に名前を呼ばれてどきりとした。
人間離れした強さをもつ少女に見覚えはない。
「あの、塾の講師をされていませんか? 南条さんですよね」
少女は確信をこめていう。
さっきまでの凶暴さを感じさせない穏やかな口調だった。
「はい。そうですが……」
わたしは少女への恐怖から思わず敬語で返事をした。
「わたし、南条さんの塾に通ってました。中学二年の頃、四年前」
少女が並びのいい歯を見せてほほえむ。
「小坂です」
「……小坂さんか」
名前を耳にするとたちまち記憶が蘇って、衝撃がさらにつよくなった。
正午だったけれど、空は黒い雲に覆われていて、小雨が薄暗い道を濡らしている。
「だめだ」
わたしの横に立つ瀧さんが、ところどころ傷がついた長い木刀をおろして、首をふりながらささやく。
「他の自警団の連中を呼ぼう。近くにいるかもしれない。おれたちだけだとやられる」
「あいつは女の姿をしていました。男のシロより力が弱いかもしれない」
わたしは身体のふるえを抑えるように片方のこぶしを握りながら、願望をこめていった。
「モンスターだ。男も女もないよ」
厚い胸板をして、半袖のシャツから太い腕が伸びている瀧さんが、口をぱくぱくと動かす。
見ひらいた目に恐怖が浮かんでいる。
「逃げよう」
彼は宅配便のドライバーをしていたといっていた。
わたしと同じ三十二歳で、高校時代には柔道部に所属していたといっていた。
「ほんとにシロがいるなんてな……」
これまで町にシロが現れたという自警団からの知らせが何度かあった。
けれど、デマだったのか見廻りのとき、シロを見たという人はいなかった。
(この人は、あてにできない……)
怯える瀧さんと見ながら、わたしはひとりでシロと戦う覚悟をした。
自警団の集合がかかって、自宅のマンションの部屋から集合場所である市内の公園にむかう途中、同じ町内に住む瀧さんと会った。
ふたりで並んで歩いて、狭い路地からおおきな通りに出たとき、シロとでくわした。
わたしたちの右手、十メートルほど離れたシャッターが閉まった弁当屋の前にいた。
塾講師の仕事が休みの日、わたしがよく鮭、鯖弁当を買うチェーン店だった。
シロは四十代くらいの小柄の女性の姿をしていた。
店の前に置いてある電動のキックボードの側に立って、ハンドルを握っていた。
瀧さんがシロの存在にすぐに気がついた。
わたしたちは息をとめるように足音を立てず、路地に引きかえして、身を隠していた。
「放っておいたら、あいつは他の場所にいって、人間を殺します」
わたしは手にもっている包丁のケースをとって、ケースをズボンのポケットに押しこんだ。
それはスーパーで買ったありふれた包丁だった。
家を出る前に気休めだと思いながら、数年ぶりに刃を研いではいた。
路地の先の道路を車が速い速度で走りぬけていく。
どこかに退避をするのだろう。
「落ち着きなよ、南条さん」
瀧さんは泳いだ目で車を追いながらいった。
自警団の格闘訓練では誰よりも弱いわたしが、シロと戦う気でいるのを驚いているようだった。
「無駄死になる」
「おれがシロを引きつけます。その間に逃げてください」
わたしは瀧さんを助けようとしたわけではなかった。
怯えている彼を見ていると、自分もこの場から逃げだしたい気持ちに負けそうになるのがいやだった。
わたしがシロと戦おうとしているは、町の住人がシロに殺されるのを心配したわけでもなかった。
「……すまない。おれは家に妻と子供がいるんだ」
瀧さんの顔に恥が浮かぶ。
「はやくいってください」
わたしがいうと、瀧さんはすぐに背中をむけて、足音をたてないように歩きだす。
十メートルほど離れると、木刀を持った腕をふって、小雨で濡れた地面を走りだす。
角をまがって、あっという間に姿を消す。
(しょうがない)
わたしは逃げていった瀧さんに怒りはわかなかった。
昨日、シロに遭遇していたら、わたしも敵前逃亡していたと思う。
自警団の集合がかかっても、呼びかけに応じなかったかもしれない。
今、わたしが怒りを感じているのはシロだった。
わたしは瀧さんの姿が消えてから、路地から広い通りにでた。
シロはキックボードに興味を失くしたのか、わたしに背中をむけて、去っていこうとしていた。
(美晴さんの仇……)
わたしは手首にしているヘアゴムを見ながら包丁を握る手に力をこめて、大股でシロに近づいた。
シロがわたしに気がついて、身体をむける。
ショートヘアを茶色に染めたシロは、ハイネックの黒いTシャツに、丈の長いスカート、底が厚いサンダルを履いている。
センスがよさそうな中年の女性の服を着ているけれど、服からでている顔、腕はぞっとするほど不自然に白い。
白い部分がない濃い青い目でわたしを見すえる。
(……これがシロ)
はじめて間近で見るモンスターにたちまち足がすくんだ。
(美晴さんの仇)
自分にいいきかせて気持ちを奮いたたせた。
腕を伸ばして、包丁の先端をシロにむける。
そのまま走ってシロの小柄の身体に包丁を突き刺そうと、足を踏みだした。
(……何だ)
そのとき、視界の先に動く人影が飛びこんできた。
シロの後方、五十メートルくらいむこうの歩道からこちらにどんどん近づいてくる。
たちまち小雨でぼやけていた人影があらわになる。
長い髪をした女性だった。
(速い)
わたしは踏みだした足を止めたまま、前方からやってくる女性に目を奪われた。
その女性は長い髪をなびかせて陸上選手のようなきれいなフォームで走って、横断歩道を突っ切る。
ガードレールを軽々と飛びこえて、わたしとシロがいる歩道までやってくる。
白い無地のTシャツに膝下まであるハーフパンツといった格好をしていて、身体の前にショルダーバッグをたすき掛けにさげている。
中年女性の姿のシロが、わたしから速い足音を立てて迫ってくる女性に視線をうつす。
女性はあっという間にシロまで数メートルの距離まで近づいていた。
そして、走った勢いのままスニーカーを履いた足で地面を蹴り、前方にジャンプする。
(飛んだ……)
ものすごい跳躍力にわたしの口はあんぐりとひらいて、固まった。
女性の身体が重力が消えたように宙に浮かんで、長い距離の弧を描いて、シロにむかっていく。
女性は空中で片方の脚を折りまげて、膝頭をつきだす。
そして、前方に飛びあがった勢いのまま鋭角の膝をシロの顔面に叩きこむ。
顔に女性の膝蹴りを受けたシロは、自動車に衝突したような衝撃で後方にふっとんだ。
地面を転がって、わたしの側までやってきた。
あおむけに倒れて、ひらいた目を空にむけて、ぴくりとも動かない。
女性の膝蹴りの衝撃でまっ白な額にくぼみができて、ひびわれている。
女性は軽やかに地面に着地して、早足でシロの側までやってくる。
そして、足をあげて、とどめを刺すようにスニーカーの踵でシロの顔面を踏みつける。
シロはもう起きあがる様子もなかったけれど、何度も何度も踏みつける。
女性の踵がおろされる度、シロの身体が衝撃で跳ねあがる。
シロは気を失っているか、死んでいるようだった。
(なんなんだ、この人は……)
わたしは包丁をおろしたまま呆気にとられていた。
自警団の瀧さんとわたしの男二人が怖れていたシロを若い女性が数十秒で倒してみせた。
「あの……」
わたしはシロを蹴りつづけている女性におそるおそる声をかけた。
「あの!」
女性はぴたりとシロを踏みつけるのをとめて、顔と身体をわたしのほうにむける。
「また、やりすぎてしまった……」
女性は目と鼻が変形するほど踏みつけたシロの顔をちらりと見て、雨に濡れたなめらかな頬を赤くする。
なぜか恥かしそうにする。
はっとするほど整った顔立ちをした少女だった。
大人だと思っていたけれど、間近で見るとあどけなさがある。
目鼻立ちが整っているから大人にも見えるけれど、二十歳を越えてはいなそうだった。
(この子がシロを倒したのか……)
数十秒前のことが現実だと思えない。
シロに容赦のない攻撃をつづけた少女に肌が粟立つような恐ろしさも感じる。
わたしが言葉を失っていると、少女が切れ長の目をひらいて、形のいい眉をあげる。
なにかに驚いたようだった。
「南条さんですか?」
わたしは突然、見ず知らずの少女に名前を呼ばれてどきりとした。
人間離れした強さをもつ少女に見覚えはない。
「あの、塾の講師をされていませんか? 南条さんですよね」
少女は確信をこめていう。
さっきまでの凶暴さを感じさせない穏やかな口調だった。
「はい。そうですが……」
わたしは少女への恐怖から思わず敬語で返事をした。
「わたし、南条さんの塾に通ってました。中学二年の頃、四年前」
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