25 / 40
南条隆文と武道家
②
しおりを挟む
「小坂さん、かわったね、気づかなかった……」
数年前、教室にいた小坂さんの面影と目の前の少女の顔がかろうじて重なった。
彼女はわたしが勤めている学習塾に通っていた。
(小坂さんがシロを秒殺した……)
さっきの光景がますます非現実的に思える。
「すごいね、シロをやっつけるなんて。小坂さんは格闘技かなにかやっていたのかい」
「はい、すこし」
小坂さんは言葉を濁してそれ以上、説明をしようとしない。
(どうなってるんだ……)
ジャンプして宙を飛んだ小坂さんの動きは格闘技の達人でもできなそうなものだった。
わたしが頭の中に疑問を浮かべていると、ふいに咳きこむ声がした。
音のほうを見ると、足元に倒れているシロが咳きこんでいる。
その拍子にうすくひらいたシロの口の端から小さなものが飛びだして、身体にあたって、地面に落ちる。
わたしはシロが生きているのではないかとびくりとしたけれど、咳がやんだシロに動く気配はなかった。
「シロは死んでいます」
わたしが警戒して、シロから離れると、小坂さんがわたしを落ち着かせるようにいった。
シロの生態を知っているような口ぶりだった。
「なんなんだ、これは」
わたしはしゃがみこんで、シロの口から地面に落ちたものを確認した。
それは小さな虫の死骸のようだった。
蜂のような形をしていて、黒い羽以外の部分、胴体、足がすべて白い。
(白い蜂なんて、みたことがない)
「その虫がシロの正体です。そいつが人間に寄生してシロになるんです」
わたしが疑問に思っていると、頭上の小坂さんがいった。
シロが日本に現れてから三ヶ月の間に、人間がどうしてシロになるのか様々な説が流れていた。
突然変異したウィルスが人間の体内に入り込んだ。シロはどこかの国の生物兵器。宇宙からきた微生物が人間に寄生した。
どれも立証はされていなかった。
小坂さんの説がただしくて、奇妙な蜂がほんとうにシロの正体かはわからない。
(……こいつが美晴さんを殺した)
けれど、そう思うと、かっと頭に血がのぼった。
わたしは立ちあがって、蜂のような奇妙な生物を踏みつけて、靴底ですり潰した。
足を離すと、その生物は胴体、羽、足がばらばらになっていた。
(くそ)
小さな生物の死骸を踏みつぶしてもすこしも気は晴れなかった。
「……南条さんもかわりましたね」
側にいる小坂さんがわたしに意外そうな目をむける。
わたしは塾の教室で生徒に声を荒げることはほとんどない。
そのわたしが険しい表情で奇妙な生物の死骸を踏みつぶしたことに驚いているようだった。
「シロが町まで来てるんですからね、普通ではいられないですよね」
小坂さんはわたしの気持ちを弁明するようにいった。
「……その、友達がね、シロに殺されたんだ」
わたしは小坂さんに、美晴さんとの関係をなんと説明しようか迷いながら友達だといった。
今朝、帰りに和菓子屋で甘納豆を買ってくるといって、美晴さんは散歩をしに部屋からでていった。
わたしは睡眠不足で眠気が残っていたから、散歩には付きあわなかった。
美晴さんが立ち寄るといっていた和菓子屋は、わたしの部屋から歩いて数分の場所にあって、食べ物が手に入らない時勢でも、町の人たちが退避をして少なくなっているためか、いくつかの商品がまだ並んでいた。
紙幣の価値はほとんどなくなっていたけれど、初老の女店主は菓子を売っていた。
一ヶ月前にわたしの部屋に住むようになってから美晴さんはその店の和菓子を気にいっていた。
美晴さんは一時間経っても帰ってこなくて、電話にもでなかった。
(おかしい……)
わたしが美晴さんを探しに部屋から出ようとしたとき、インターフォンが鳴って、同じ階に住む老人男性が訪ねてきた。
顔を合わせれば挨拶をするだけのその住人が、わたしの部屋に来るのははじめてだった。
慌てた男性の顔を見たとき、いやな予感がつよくなった。
老人男性はマンションの近くの道で美晴さんが倒れているといった。
美晴さんはわたしの部屋に住むようになってからすぐに老人と顔見知りになっていた。
わたしは部屋を飛びだして、老人と一緒にその場所にむかった。
すると、住宅街の道に美晴さんが身体を横たえて倒れていた。
側には甘納豆の袋があった。
眠っているように目を閉じた美晴さんは意識を失っていて、呼吸をしていなかった。
脈もとまったいた。
美晴さんが健康に問題があるとは聞いていなかったけれど、散歩の途中で心臓発作を起こしたのかと思った。
救急車を呼ぼうとしたけれど、電話はつながらない。
混乱しながら美晴さんを抱えて、老人と供にマンションへ帰った。
美晴さんをベッドに寝かせてからすこしすると、スマホに自警団からの連絡があった。
市内にシロが現れたという知らせで集合がかかった。
(美晴さんはシロに殺された……)
スマホの画面を閉じながら、美晴さんは健康の問題、発作が原因で死んだわけではないと思った。
シロは人間に毒をかけて殺すといわれていた。
シロに殺された人間に外傷はないということだった。
美晴さんの死因を考え直すと、悲しみが小さくなっていって、涙がとまった。
たちまち怒りがわきあがって、身体が熱くなった。
三ヵ月前、日本に出現してからずっと恐怖を感じいてたシロにはじめて怒り、憎しみを感じた。
(あのとき、おれも美晴さんと一緒に外にでていたら、ふたりだったら、美晴さんだけでもシロから逃げられたかもしれない)
そう思って、自分にも怒りを感じた。
(シロと戦う)
自警団の集合を受けてから一時間後、わたしは自分でも不思議なくらい迷わずに決めていた。
自分の命はどうなってもいいから、全身に溜っている怒り、憎しみをシロにぶつけたかった。
美晴さんの飼い猫のアメリカンショートヘアのココに、皿に山盛りの餌をやって、部屋から出ていけるように窓をあけた。
それから、すでに顔が青白くなっているベッドの美晴さんの髪からヘアゴムを外して、自分の手首につけた。
命を落とすことになったとき、美晴さんのことを近くに感じていたかった。
スマホと武器となる包丁だけをもって、鍵を閉めないで部屋をでた。
わたしは自警団の集合場所である公園へむかった。
「友達がね、今朝、シロに殺されたんだ」
「そうだったんですね……」
小坂さんが気の毒そうにわたしを見る。
わたしはしゃべりながら、すぐに小坂さんにいったことを後悔した。
この間まで高校生だった子が、通っていた塾の講師から友人が死んだと聞かされても困るだけだろう。
どうすることもできない。
「お友達が亡くなったのは今朝なんですよね? まだ、時間はあまり経っていないですよね?」
「ああ」
「お友達は今、どこに?」
「わたしの部屋にいる」
どうして小坂さんが警察のように亡くなった美晴さん亡くなった時間、場所を気にするのだろうと思いながら答えた。
「南条さんのお友達はまだ亡くなっていません」
小坂さんが唐突にいった。
「お友達は助かります。生きかえることができます」
数年前、教室にいた小坂さんの面影と目の前の少女の顔がかろうじて重なった。
彼女はわたしが勤めている学習塾に通っていた。
(小坂さんがシロを秒殺した……)
さっきの光景がますます非現実的に思える。
「すごいね、シロをやっつけるなんて。小坂さんは格闘技かなにかやっていたのかい」
「はい、すこし」
小坂さんは言葉を濁してそれ以上、説明をしようとしない。
(どうなってるんだ……)
ジャンプして宙を飛んだ小坂さんの動きは格闘技の達人でもできなそうなものだった。
わたしが頭の中に疑問を浮かべていると、ふいに咳きこむ声がした。
音のほうを見ると、足元に倒れているシロが咳きこんでいる。
その拍子にうすくひらいたシロの口の端から小さなものが飛びだして、身体にあたって、地面に落ちる。
わたしはシロが生きているのではないかとびくりとしたけれど、咳がやんだシロに動く気配はなかった。
「シロは死んでいます」
わたしが警戒して、シロから離れると、小坂さんがわたしを落ち着かせるようにいった。
シロの生態を知っているような口ぶりだった。
「なんなんだ、これは」
わたしはしゃがみこんで、シロの口から地面に落ちたものを確認した。
それは小さな虫の死骸のようだった。
蜂のような形をしていて、黒い羽以外の部分、胴体、足がすべて白い。
(白い蜂なんて、みたことがない)
「その虫がシロの正体です。そいつが人間に寄生してシロになるんです」
わたしが疑問に思っていると、頭上の小坂さんがいった。
シロが日本に現れてから三ヶ月の間に、人間がどうしてシロになるのか様々な説が流れていた。
突然変異したウィルスが人間の体内に入り込んだ。シロはどこかの国の生物兵器。宇宙からきた微生物が人間に寄生した。
どれも立証はされていなかった。
小坂さんの説がただしくて、奇妙な蜂がほんとうにシロの正体かはわからない。
(……こいつが美晴さんを殺した)
けれど、そう思うと、かっと頭に血がのぼった。
わたしは立ちあがって、蜂のような奇妙な生物を踏みつけて、靴底ですり潰した。
足を離すと、その生物は胴体、羽、足がばらばらになっていた。
(くそ)
小さな生物の死骸を踏みつぶしてもすこしも気は晴れなかった。
「……南条さんもかわりましたね」
側にいる小坂さんがわたしに意外そうな目をむける。
わたしは塾の教室で生徒に声を荒げることはほとんどない。
そのわたしが険しい表情で奇妙な生物の死骸を踏みつぶしたことに驚いているようだった。
「シロが町まで来てるんですからね、普通ではいられないですよね」
小坂さんはわたしの気持ちを弁明するようにいった。
「……その、友達がね、シロに殺されたんだ」
わたしは小坂さんに、美晴さんとの関係をなんと説明しようか迷いながら友達だといった。
今朝、帰りに和菓子屋で甘納豆を買ってくるといって、美晴さんは散歩をしに部屋からでていった。
わたしは睡眠不足で眠気が残っていたから、散歩には付きあわなかった。
美晴さんが立ち寄るといっていた和菓子屋は、わたしの部屋から歩いて数分の場所にあって、食べ物が手に入らない時勢でも、町の人たちが退避をして少なくなっているためか、いくつかの商品がまだ並んでいた。
紙幣の価値はほとんどなくなっていたけれど、初老の女店主は菓子を売っていた。
一ヶ月前にわたしの部屋に住むようになってから美晴さんはその店の和菓子を気にいっていた。
美晴さんは一時間経っても帰ってこなくて、電話にもでなかった。
(おかしい……)
わたしが美晴さんを探しに部屋から出ようとしたとき、インターフォンが鳴って、同じ階に住む老人男性が訪ねてきた。
顔を合わせれば挨拶をするだけのその住人が、わたしの部屋に来るのははじめてだった。
慌てた男性の顔を見たとき、いやな予感がつよくなった。
老人男性はマンションの近くの道で美晴さんが倒れているといった。
美晴さんはわたしの部屋に住むようになってからすぐに老人と顔見知りになっていた。
わたしは部屋を飛びだして、老人と一緒にその場所にむかった。
すると、住宅街の道に美晴さんが身体を横たえて倒れていた。
側には甘納豆の袋があった。
眠っているように目を閉じた美晴さんは意識を失っていて、呼吸をしていなかった。
脈もとまったいた。
美晴さんが健康に問題があるとは聞いていなかったけれど、散歩の途中で心臓発作を起こしたのかと思った。
救急車を呼ぼうとしたけれど、電話はつながらない。
混乱しながら美晴さんを抱えて、老人と供にマンションへ帰った。
美晴さんをベッドに寝かせてからすこしすると、スマホに自警団からの連絡があった。
市内にシロが現れたという知らせで集合がかかった。
(美晴さんはシロに殺された……)
スマホの画面を閉じながら、美晴さんは健康の問題、発作が原因で死んだわけではないと思った。
シロは人間に毒をかけて殺すといわれていた。
シロに殺された人間に外傷はないということだった。
美晴さんの死因を考え直すと、悲しみが小さくなっていって、涙がとまった。
たちまち怒りがわきあがって、身体が熱くなった。
三ヵ月前、日本に出現してからずっと恐怖を感じいてたシロにはじめて怒り、憎しみを感じた。
(あのとき、おれも美晴さんと一緒に外にでていたら、ふたりだったら、美晴さんだけでもシロから逃げられたかもしれない)
そう思って、自分にも怒りを感じた。
(シロと戦う)
自警団の集合を受けてから一時間後、わたしは自分でも不思議なくらい迷わずに決めていた。
自分の命はどうなってもいいから、全身に溜っている怒り、憎しみをシロにぶつけたかった。
美晴さんの飼い猫のアメリカンショートヘアのココに、皿に山盛りの餌をやって、部屋から出ていけるように窓をあけた。
それから、すでに顔が青白くなっているベッドの美晴さんの髪からヘアゴムを外して、自分の手首につけた。
命を落とすことになったとき、美晴さんのことを近くに感じていたかった。
スマホと武器となる包丁だけをもって、鍵を閉めないで部屋をでた。
わたしは自警団の集合場所である公園へむかった。
「友達がね、今朝、シロに殺されたんだ」
「そうだったんですね……」
小坂さんが気の毒そうにわたしを見る。
わたしはしゃべりながら、すぐに小坂さんにいったことを後悔した。
この間まで高校生だった子が、通っていた塾の講師から友人が死んだと聞かされても困るだけだろう。
どうすることもできない。
「お友達が亡くなったのは今朝なんですよね? まだ、時間はあまり経っていないですよね?」
「ああ」
「お友達は今、どこに?」
「わたしの部屋にいる」
どうして小坂さんが警察のように亡くなった美晴さん亡くなった時間、場所を気にするのだろうと思いながら答えた。
「南条さんのお友達はまだ亡くなっていません」
小坂さんが唐突にいった。
「お友達は助かります。生きかえることができます」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
東京ダンジョン物語
さきがけ
ファンタジー
10年前、世界中に突如として出現したダンジョン。
大学3年生の平山悠真は、幼馴染の綾瀬美琴と共に、新宿中央公園ダンジョンで探索者として活動していた。
ある日、ダンジョン10階層の隠し部屋で発見した七色に輝く特殊なスキルストーン。
絶体絶命の危機の中で発動したそれは、前代未聞のスキル『無限複製』だった。
あらゆる物を完全に複製できるこの力は、悠真たちの運命を大きく変えていく。
やがて妹の病を治すために孤独な戦いを続ける剣士・朝霧紗夜が仲間に加わり、3人は『無限複製』の真の可能性に気づき始める。
スキルを駆使して想像を超える強化を実現した彼らは、誰も到達できなかった未踏の階層へと挑んでいく。
無限の可能性を秘めた最強スキルを手に、若き探索者たちが紡ぐ現代ダンジョンファンタジー、ここに開幕!
転生先はご近所さん?
フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが…
そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。
でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。
学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について
沢田美
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。
クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~
bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる