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南条隆文と武道家
④
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小坂さんと別れてから、十分ほどで集合場所のグランドに着いた。
途中、町の住人、自警団の人間を見かけなかった。
公園にも自警団の人間がいなくて、拍子抜けをした。
四百メートルトラックのあるグランドに立って、周りを見ても人の姿はない。
小雨が止んで、灰色の雲の隙間から陽が射している。
水滴がついた木々の葉っぱが輝いてみえる。
木の近くに花見の注意事項を書いた看板が立てかけてある。
シロが日本に現れる前に設置されてから撤去されていなかった。
風に揺れる木々の音がきこえる静かな公園にいると、市内にシロが出現したのが、現実に起きたことだと思えなくなってくる。
(おれが来るのが遅かったのか。自警団はシロともう戦ってるのか)
わたしはそう思いなおして、ズボンのポケットから、スマホを取りだした。
知り合いの自警団の人間に電話をかけたけれど、呼び出し音がながくつづいて、相手はでない。
(あれ)
このまま誰かがやってくるのを待つか、公園を出るか迷っていると、人影がみえた。
公園の出入口の道から自警団らしい男性と女性が早足でやってくる。
市内には何百人もの自警団がいた。
その中でいくかつのグループに分かれて活動をしていた。
自警団の全員を知っているわけではなかった。
男性と女性は初めて見る顔だったけれど、二人の手に拳銃があって、それで自警団だと思った。
「自警団ですか?」
ふたりがわたしの声が届く距離まできてからきいた。
自警団のハンドサインをしようと思ったけれど、恥ずかしくなりやめた。
「そうです。そちらも」
足を止めた二十歳前後にみえる小柄な若い女性が答える。
ショートカットで無地の黒のTシャツにグレーのスウェットパンツを穿いている。
「はい」
ふたりだけだったけれど、わたしは自警団がやってきてほっとした。
ひとりでシロと戦うのを心細く思っていた。
「他の人たちは?」
女性が公園を見まわす。
「わたししかいません。来るのが遅かったかな」
「バックくれたんじゃないすか」
男性が口をひらく。
わたしと同年代か少し上にみえて、髪にパーマをかけ、ポロシャツのボタンをひらいた胸元に金のネックレスがのぞいている。
「シロにびびって逃げたすよ、自警団の連中」
チャラい感じの男性は、ここにいない自警団を軽蔑するようにいう。
男性の言葉に弁当屋の前でシロと遭遇したとき、逃げていった自警団の瀧さんの姿が浮かんだ。
けれど、何百人もいる自警団たちが全員近く逃げたとも思えない。
(ここにくるまでにシロにやられたのか)
頭にいやな考えが浮かんだ。
「どうする?」
男性が隣に立つ女性にきく。
「しょうがないです。わたしたちだけでいきましょう」
女性が強い意思を感じさせる声で答える。
自警団に女性は少なかった。
その中でもどこで手に入れたのか拳銃を持つ女性を目にするのははじめてだった。
「あのさ、協力してもらおうよ、この方に」
男性がわたしに目をうつす。
顔を合わせると、チャラい見た目をしていても、鋭い目をしていることに気がついた。
「他のやつらと違って、シロと戦うためにここにきたんだ。気合入った人だよ、きっと」
「……そうですね」
女性がうなずく。
公園にやってきたふたりは、なにかやろうとしていることがあるようだった。
「わたしは藤原といいます」
藤原さんがわたしに会釈をする。
「南条です」
わたしは包丁と拳銃を持った人間が自己紹介をするのは異様だと思いながら軽く頭をさげた。
「遠野です」
遠野さんは隙間が空いた前歯をみせる。
「あの、南条さんに協力してもらいことがあります」
藤原さんが早口にいった。
なにかに急いでいるようだった。
「わたしたち、他の自警団の人たちに手を借りようとして、ここに来たんです」
「協力って?」
「市内のある人の家にシロが入りこんだんです。わたしと遠野さんはこれから、そのシロが入りこんだ家にいくんです。家の中にいる人が無事か確かめて、その人を避難所まで連れていきます」
藤原さんはそういって、詳しい説明をはじめた。
藤原さんと遠野さんは自警団として市内の待避所の警護をしていた。
シロが出現してから小学校の体育館が他県から逃げてきた人たちの待避所になっていた。
今朝、その待避所に小学校高学年の男の子がやってきた。
その男の子は蒼白な顔で怯えていた。
藤原さんが事情を聞くと、シロを見たという。
男の子が配給の食べ物を受けとり、市内の自宅に戻ったときだった。
シロが家のドアを開け、中に入っていった。
家の中には母親がいた。
男の子はパニックになりながら、自警団がいる待避所に助けを求めてやってきた。
話をきいた藤原さんは、その場にいた遠野さんと男の子の母親の安否を確かめようと、男の子の家にむかうと決めた。
男の子の家に行く前に、シロと遭遇したときのために、自警団の加勢を求めて集合場所の公園までやってきたということだった。
「待避所の自警団のやつら、つかえないんです」
藤原さんが一息に話すと、横にいる遠野さんがいった。
「シロにびびって、待避所から出ようとしないんです。子供の母親はもう助からねえっていって。ひどいでしょ」
「わたしはあの子のお母さんが生きている可能性がすこしでもあるなら、避難所まで連れていきたいんです。あの子に会わせたいんです」
藤原さんは覚悟を決めているようにいう。
わたしは他人のために自分の命を危険にさらそうとしているふたりに感心した。
「南条さん、わたしたちと一緒にきてくれませんか? 一人でも味方が多いほうが心強いです」
「いきます」
わたしは気の毒だけれど、少年の母親が生きている望みはうすいと思いながら答えた。
もし、まだシロが家の中にいるなら、美晴さんを殺された怒り、憎しみを晴らすためにシロを包丁で刺してやりたかった。
そのためにふたりに協力することにした。
「助かります。南条さんがここにいてよかった」
藤原さんが薄くほほえむ。
「おれが見込んだとおりだったね」
遠野さんは笑いながら鋭い目をわたしにむける。
「その家は……」
これからいこうとしている家がどこにかるのかきこうとしたときだった。
「あれ!」
遠野さんが叫んだ。
両手で銃を握り、手慣れた動作で、銃口を前にむけて構える。
目と口をひらいた藤原さんの顔が固まっている。
遠野さんの銃口がわたしにむけられたと思って、どきりしたけれど、狙いはわたしの後ろだった。
遠野さんの銃口の先、藤原さんの視線の先をふりかえると、鼓動がいっきにはやくなった。
(シロ)
二十メートルほど離れたトラックの側の木の下にシロが立っていた。
途中、町の住人、自警団の人間を見かけなかった。
公園にも自警団の人間がいなくて、拍子抜けをした。
四百メートルトラックのあるグランドに立って、周りを見ても人の姿はない。
小雨が止んで、灰色の雲の隙間から陽が射している。
水滴がついた木々の葉っぱが輝いてみえる。
木の近くに花見の注意事項を書いた看板が立てかけてある。
シロが日本に現れる前に設置されてから撤去されていなかった。
風に揺れる木々の音がきこえる静かな公園にいると、市内にシロが出現したのが、現実に起きたことだと思えなくなってくる。
(おれが来るのが遅かったのか。自警団はシロともう戦ってるのか)
わたしはそう思いなおして、ズボンのポケットから、スマホを取りだした。
知り合いの自警団の人間に電話をかけたけれど、呼び出し音がながくつづいて、相手はでない。
(あれ)
このまま誰かがやってくるのを待つか、公園を出るか迷っていると、人影がみえた。
公園の出入口の道から自警団らしい男性と女性が早足でやってくる。
市内には何百人もの自警団がいた。
その中でいくかつのグループに分かれて活動をしていた。
自警団の全員を知っているわけではなかった。
男性と女性は初めて見る顔だったけれど、二人の手に拳銃があって、それで自警団だと思った。
「自警団ですか?」
ふたりがわたしの声が届く距離まできてからきいた。
自警団のハンドサインをしようと思ったけれど、恥ずかしくなりやめた。
「そうです。そちらも」
足を止めた二十歳前後にみえる小柄な若い女性が答える。
ショートカットで無地の黒のTシャツにグレーのスウェットパンツを穿いている。
「はい」
ふたりだけだったけれど、わたしは自警団がやってきてほっとした。
ひとりでシロと戦うのを心細く思っていた。
「他の人たちは?」
女性が公園を見まわす。
「わたししかいません。来るのが遅かったかな」
「バックくれたんじゃないすか」
男性が口をひらく。
わたしと同年代か少し上にみえて、髪にパーマをかけ、ポロシャツのボタンをひらいた胸元に金のネックレスがのぞいている。
「シロにびびって逃げたすよ、自警団の連中」
チャラい感じの男性は、ここにいない自警団を軽蔑するようにいう。
男性の言葉に弁当屋の前でシロと遭遇したとき、逃げていった自警団の瀧さんの姿が浮かんだ。
けれど、何百人もいる自警団たちが全員近く逃げたとも思えない。
(ここにくるまでにシロにやられたのか)
頭にいやな考えが浮かんだ。
「どうする?」
男性が隣に立つ女性にきく。
「しょうがないです。わたしたちだけでいきましょう」
女性が強い意思を感じさせる声で答える。
自警団に女性は少なかった。
その中でもどこで手に入れたのか拳銃を持つ女性を目にするのははじめてだった。
「あのさ、協力してもらおうよ、この方に」
男性がわたしに目をうつす。
顔を合わせると、チャラい見た目をしていても、鋭い目をしていることに気がついた。
「他のやつらと違って、シロと戦うためにここにきたんだ。気合入った人だよ、きっと」
「……そうですね」
女性がうなずく。
公園にやってきたふたりは、なにかやろうとしていることがあるようだった。
「わたしは藤原といいます」
藤原さんがわたしに会釈をする。
「南条です」
わたしは包丁と拳銃を持った人間が自己紹介をするのは異様だと思いながら軽く頭をさげた。
「遠野です」
遠野さんは隙間が空いた前歯をみせる。
「あの、南条さんに協力してもらいことがあります」
藤原さんが早口にいった。
なにかに急いでいるようだった。
「わたしたち、他の自警団の人たちに手を借りようとして、ここに来たんです」
「協力って?」
「市内のある人の家にシロが入りこんだんです。わたしと遠野さんはこれから、そのシロが入りこんだ家にいくんです。家の中にいる人が無事か確かめて、その人を避難所まで連れていきます」
藤原さんはそういって、詳しい説明をはじめた。
藤原さんと遠野さんは自警団として市内の待避所の警護をしていた。
シロが出現してから小学校の体育館が他県から逃げてきた人たちの待避所になっていた。
今朝、その待避所に小学校高学年の男の子がやってきた。
その男の子は蒼白な顔で怯えていた。
藤原さんが事情を聞くと、シロを見たという。
男の子が配給の食べ物を受けとり、市内の自宅に戻ったときだった。
シロが家のドアを開け、中に入っていった。
家の中には母親がいた。
男の子はパニックになりながら、自警団がいる待避所に助けを求めてやってきた。
話をきいた藤原さんは、その場にいた遠野さんと男の子の母親の安否を確かめようと、男の子の家にむかうと決めた。
男の子の家に行く前に、シロと遭遇したときのために、自警団の加勢を求めて集合場所の公園までやってきたということだった。
「待避所の自警団のやつら、つかえないんです」
藤原さんが一息に話すと、横にいる遠野さんがいった。
「シロにびびって、待避所から出ようとしないんです。子供の母親はもう助からねえっていって。ひどいでしょ」
「わたしはあの子のお母さんが生きている可能性がすこしでもあるなら、避難所まで連れていきたいんです。あの子に会わせたいんです」
藤原さんは覚悟を決めているようにいう。
わたしは他人のために自分の命を危険にさらそうとしているふたりに感心した。
「南条さん、わたしたちと一緒にきてくれませんか? 一人でも味方が多いほうが心強いです」
「いきます」
わたしは気の毒だけれど、少年の母親が生きている望みはうすいと思いながら答えた。
もし、まだシロが家の中にいるなら、美晴さんを殺された怒り、憎しみを晴らすためにシロを包丁で刺してやりたかった。
そのためにふたりに協力することにした。
「助かります。南条さんがここにいてよかった」
藤原さんが薄くほほえむ。
「おれが見込んだとおりだったね」
遠野さんは笑いながら鋭い目をわたしにむける。
「その家は……」
これからいこうとしている家がどこにかるのかきこうとしたときだった。
「あれ!」
遠野さんが叫んだ。
両手で銃を握り、手慣れた動作で、銃口を前にむけて構える。
目と口をひらいた藤原さんの顔が固まっている。
遠野さんの銃口がわたしにむけられたと思って、どきりしたけれど、狙いはわたしの後ろだった。
遠野さんの銃口の先、藤原さんの視線の先をふりかえると、鼓動がいっきにはやくなった。
(シロ)
二十メートルほど離れたトラックの側の木の下にシロが立っていた。
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