［完結：1話 1分読書］ 幼馴染に裏切られた最弱職業冒険者がセフレとともに頂点をとる

第３章 貴族離脱時代

第90話 マーガレット王女の亡命

マーガレット王女の勢力がトーマス王子とアルフレッド王子の連合軍に敗れた。
そして、亡命してきた。

仮にも王女。
配偶者である夫は、戦死。
まだ、子供はいない。

あまり、無下にもできない。

「ご無沙汰しております。マーガレット王女」
「お久しぶりね。アナスタシア侯爵」

そして、会談をする流れに・・・。

ノブシゲは、運命のいたずらを恨んでいた。
お供の人に・・・。アイリを・・・。

この場にアイリはいない。
それだけが、救いだった。

そして会談に・・・。

マーガレット王女、ルーズベルト公爵が・・・。
良かった。トルーマン侯爵はいなくて・・・。

こちら側は、アナスタシア侯爵とエリザベス男爵とノブシゲで・・・。

なんか、マーガレット王女が、僕の顔を見てびっくりしている。
「もしかして、ノブシゲさんではありませんか？」
「はい。そうですが・・・」

「私を覚えていませんか？」
「王族の方とお会いできる身分ではないと思いますが・・・」

「メグという名前に覚えはありませんか？」
「メグ・・・」

覚えはある。
昔、僕が助けた王族の方の名前。
その功績が認められて、学校に・・・。

「はい。昔、お助けした王族の方のお名前だと・・・」
「それが私です」

「えっ！」
王女以外、みんなが驚く。