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第3章 貴族離脱時代

第103話 会談後のマーガレット

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会談後、マーガレットは、自分の言った事に顔を真っ赤にしていた。

今日、告白しちゃった・・・。
けど、それが一番良いと思うし・・・。

昔、助けられた時から・・・。
初めての恋心。
王女である私には、無駄なのものだと思っていたけど・・・。

私は、何かの権力争いからか誘拐された。
そこを助けてくれたのが、ノブシゲだ。
私より小さいのにかっこよかった。
私の騎士のように・・・。

けど、誘拐の共犯か疑われて尋問され、ボロボロにされ・・・。
私は何度も助けようとしたけど・・・。
無力だった。

最終的には、何も証拠が見つからなかったから無罪となり、
監視の為に帝国学校に・・・。
その事も恨んでいないみたいだった。

そこでも、貴族から疎まれ、そして追放。
今回、トルーマン侯爵のご子息を差し出したのは、少しでも贖罪をしたいという気持ちから・・・。

今後、どうすれば良いのか?
解らないけど・・・。

私には力がない。
子供ができていたら、この状況も違ったかもしれない。
けど、できなかった。

それなら、最大限自分を使える方法で・・・。
それが、この国の民には一番良いと思う。

私が女王になり、その後、王位を譲る形で・・・。
それならば、ノブシゲのハーレムを継続できる。

ルーズベルト公爵やトルーマン侯爵には、迷惑をかけるが、一番良い形で・・・。
それが、王女である私の務め。

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