［完結：1話 1分読書］ 幼馴染に裏切られた最弱職業冒険者がセフレとともに頂点をとる

第４章 王国時代

第131話 スターリン公爵の侵攻 後編

宴が終わったスターリン公爵軍。
風紀が緩んでいた。

トップであるスターリン公爵が緩んでいるのだから・・・。

翌日の侵攻は、ゆっくりしたものだった。
その侵攻した村でも同じように貢物を・・・。

その翌日も貢物を・・・。

「スターリン公爵。これは罠な気がします」
「大丈夫じゃ」

「ここは敵の領土ですよ」
「もともと、俺の領土だ。
　俺が戻ってきて歓迎してくれているのじゃ」

「しかし・・・」
「うるさい。そなたは接収した食料を持って本陣に届ける任務を命ずる」

「大丈夫ですか？」
「うるさい。命令しただろう」

真面目な部下を追い出してしまった。

スターリン公爵は上機嫌だった。

４日目の明け方。
ユキムラ率いる部隊が急襲した。

毎晩のように宴をしていたスターリン公爵軍。
口うるさい部下もいない。
緊張も緩んでいた。

寝ていたスターリン公爵を急襲。
「なんじゃ。お前は・・・」
スターリン公爵を峰打ちで気絶させ、縛る。
そして起こした。

「スターリン公爵、降伏せよ」
「なんで、お前なんかに・・・。刃物をしまえ」

「殺すか・・・」
「まっ、待ってくれ、降参する。
皆の者、降参せよ。
武器を捨てよ」

スターリン公爵軍は武装解除をした。
村人たちを呼び寄せ、武装解除の手伝いを・・・。

武装解除が終わった。