［1分読書］ 高校生 家を買う そして同棲する・・・

１０章 予想外のできごと

第81話 入院のあとで（4）

会社と喧嘩をした夜。
陽華が来た。

「大丈夫？」
「うん」

僕の睾丸を触りながら言う。

「なんか、頑張りすぎじゃない？」
「そ、そうかなぁ」

「星華とめぐみと何回したの？」
「わかんないかな・・・」

陽華は、僕の象の鼻を頑張って舐める。
あまり、元気がない。
いつもの数割減の大きさだ。

「全然、大きくならない。
　頑張り過ぎだよ。
　だから、倒れるんだよ」
「ごめん。もう、おじさんだもんで・・・」

「たしかに、おじさんになったよね。
　私たち３人の美人に惚れられるなんて、嬉しいでしょう」
「そうだね。
　僕はおじさんになったから、申し訳なく思うぐらいに・・・」

「見た目は落ちたよね。詐欺っていうぐらいに・・・」
「そんな事、言わないでよ。
　気にしているんだから・・・。
　３人が変わらなさすぎなだけだし・・・」

「私たちは、切磋琢磨しているからね。
　ライバルがいるし・・・。
　けど、３人とも信繁に惚れているからね」
「けど、本当にこのままで良いの？」

「何が？」
「再婚とかしなくても良いの？」

「再婚はする気ないよ。男はコリゴリ」
「それなら良いんだけど・・・」

「裏切らない社長さんの方が良いし」
「社長か・・・。
　僕はあんまり社長らしくないよね」

「うん。だけど、すごく感謝しているんだよ。
　私たち親子の為に頑張ってくれていて・・・。
　だから、私も奉仕したいって・・・」

いつものように頑張ってしまった。