絶対許さねー！

第二章

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「うん。とりあえずみんなかくさないといけないことはわかった。ぞくせいはさん、よんこくらいにぞくせいはしぼろうか？しんらいできるギルマスさんならはなしてもいいかもだけど。」

　そう話すとステータスを弄り始めた。私は色々な苗や種を召喚して量産した。

「あとはいざってときににげこめるじぶんだけのくうかんつくりをしようか。これはいろいろななえやたねだからはたけとかつくってうえてね。」

　そう言い皆に配っていった。それから自分達の空間作りに向かった。私は海を創って、砂浜を創って、川や滝等も創って少しの森と湖も創って屋敷をドンっと創り出した。部屋は広めにしてキッチンや食堂や談話室や客室や本を入れれる場所図書館の様な書斎の様な場所を創り出した。それからトイレを各部屋に創り3階建て仕様にして下5、2階7、3階7で創り出して自分の部屋には簡易キッチンや冷蔵庫ベッドやラグやソファーやテーブル、トイレ、お風呂、脱衣所、冷暖房、キッチン用品、食器棚、化粧台、クローゼット、タンス、本棚、ちょっとしたテーブルの変わりになる小物入れ、机等を創り出した。
　それから庭を創り畑とビニールハウスや温室等も創り土魔法で肥料と混ぜ合わせそこに苗や種を植えた。木は土魔法で穴を開け召喚した様々な木を重力魔法で軽くして植えていった。わー。ここで生きていける空間が出来上がった。家畜は人がいないと無理なので諦めた。米や麦類も。まだ1歳なので無理だと考え断念した。それから水魔法で水を上げたらニョキニョキ育っていった。呆然とその場をみていた。魔法って不思議だ。収穫しなくても大丈夫かな？ココとカルも走り回って遊んでいた。仲良くなれたなら良かったよ。それから部屋に戻って自分が使えるサイズの簡易キッチンを自分の部屋にも創った。勿論、キッチン用品や食器棚や食器等も。
　それから暫くして皆が次々とやって来たので皆で昼食に向かった。テーブルに向かい椅子に座らせて貰うが大人達はまだいなかった。いくらなんでも寝過ぎじゃねーか！？カルの分も食事を頼み昼食を食べた。侍女がオーノラ、キーナ、テーラ、フーリー、トミラ、ステファ、トレンダ、執事がニーズ、ヘーガソン、ユーガ、サーク、トーラス、ヘンラル、料理長はサムソン、副がウルスそこまでは覚えた。カルもごはんを食べていたので大丈夫だろう。それからご飯を食べ終わり皆で部屋に向かった。

「みんなまだいなかったね。」

「えぇ、そうね。まだねてるのかしら？」

「それにしても緩み過ぎですね。」

「ひるまでねてるとかどうなってんだ？」

「やばいよねー！」

　姉様、カナ様、メオ様、リル様がそう言った。

「みんなやくそうみつけてきたんでしょ？ポーションできるかためしてみよう。」

　そう言い皆薬草を出し簡易キッチンで薬草を煮出したり刻んで煮出したりすり潰して煮出したり色々混ぜてみたりした。それを冷ましてこしてから瓶に入れ皆で魔力を注いだ。そうしたら様々なポーションが出来上がり特上ポーション、上ポーション、中ポーション、下ポーション、魔力ポーション、体力ポーション、解熱ポーション、解毒ポーション、他モロモロポーション類が出来上がった。それらを量産したが効力は変わらないみたいなので皆に配ってアイテムBOXに閉まった。

「みんななかなかおきてこないね。」

「そうですね。長年の過ごし方に問題があるのでしょう。前世では大丈夫でしたから。」

　そうカナ様が言った。なる程。20年近くの過ごし方でそうなったのか。

「んなこといってられねーよ！ぼうけんしゃになるならこのままだとすぐしぬぞ！」

「たしかにー！やしきといえどゆるみすぎー！」

「あんさつしゃなんかきたらおわりだな。」

　そうメオ様、リル様、ラジュが言った。その通りだ。今のままでは貴族そのものだからな。危険を察知出来ない事は冒険者として痛手だ。

「そしきつくるのにこうランクはひっすよ。だいじょうぶなのかしら？」

　そう姉様が話した。

「むりそうだね。」

「あぁ、無理だろうな。」

「無理だと思うな。」

「魔獣に殺されちゃうわ！」

　そうリト、ベル兄、兄様、シェンが言った。

「なんだろ。わたしたちがぼうけんしゃになっておとなたちはだまってりょうちけいえいしてたほうがいいきがしてきた。」

「そうしますか？カルが言ってた組織とこの国の王の動向は気になりますが…。流石に10歳超えないと色々無理がありますから。」

「そのそしきだまってみのがすサフランこくじゃねーとおもうぞ。」

　カナ様とラジュがそう話した。

「そうだよね。みがわりにおいてきたクレアたちにはしあわせになってほしいんだけど…。じょうほうをてにできるほうほうってないかな？やっぱりみっていとかになるのかな？」

「そうですね、情報部隊や密偵部隊が欲しい所ですね。」

「それってやみいちでかえないのかしら？へんなやからにかわれるよりきゅうきんもだすことにすればいいんじゃないかしら？」

　カナ様と姉様がそう話した。確かにそれならありかも知れない。きちんと契約をして奴隷の首輪は外して。