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第六話「事件」
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月川 壱成
「てか…先生って何の教科担当ですか?」
俺はふと疑問に思ったことを口にした。
Sクラスなのだから特別講師がいるのだろうか。
しかし、その予想は外れた。
土浦 昌樹
「…このSクラスは特別だ。担任と副担任で全部の教科を担当する。」
月川 壱成
「…そうなんだ。」
篠宮先生
「まぁ、そういうことだから。よろしくな!」
月川 壱成
「副担任って誰なんですか?」
篠宮先生
「副担任は、東山充 先生だ。」
火宮 修
「東山先生?やったー!」
東山充 先生…生徒から人気を集め、本学園の新聞部による人気先生ランキングでも2位と圧倒的な差をつけ1位に輝いた。イケメンで面白く分かりやすい授業が1位の理由だろう。
9:45 始業式
体育館に全生徒及び全職員が集い、始業式が始まった。
俺たちのクラスが現れるとS7というのもあり、とても他の生徒からの目線を浴びた。
そして始業式恒例の校長先生のお話が始まった。毎回感じるのだが、校長の長話をしっかり聞く生徒はいるのだろうか。
この学校の校長は、鬼瓦賢虎。いかにも強そうな名前だ。名前通り顔は厳つい。
鬼瓦校長は過去に この学校に来る前、とある事件に巻き込まれたことがあるらしい。その歴史は今もなお、ネット記事に残っている。
鬼瓦 校長
「この夏休み、有効に使えた人は素晴らしい。勉強や部活動に力を入れた皆さん、お疲れ様です。そして、3年生!間もなく推薦入試や一般入試が待ち受けています。」
その他にも色々話していた。そして、急に重いことを口にした。
鬼瓦 校長
「実はたった今、学校に不審な電話がきました」
月川 壱成
「電話?」
火宮 修
「不審な電話…嫌な予感がするな」
鬼瓦 校長
「でも、安心してください!私がこの学校を…」
すると校長の様子がおかしくなった。そして、胸を押さえ苦しそうに、
鬼瓦 校長
「うっ…なぜだ?」
校長はそう口にした途端、ステージ上で倒れた。
皆はざわついた。そりゃ急に人が目の前で倒れたら平常心ではいられないだろう。
月川 壱成
「おいおい、何かの演出かよ」
火宮 修
「いや、これ、本当にヤバイかも」
そして、何人かの先生が倒れた校長の元へと駆け寄った。
「救急車呼べ!」「AED取ってきます!」
そんな会話が飛び交い、俺たち生徒はなにもすることができなかった。木島快、たった1人を除いて。
木島は、校長の方へと歩いていき、跪いた状態で校長の首を右手の人差し指と中指で触れた。
そして、立つと何やら体育館全体を眺めた。
すると彼は、
木島 快
「全員動くな!…校長は誰かに殺された。」
すると、ざわついていた体育館は沈黙の空気に覆われた。
木島 快
「先生は、警察を呼んでください。」
篠宮先生
「わ、わかった!」
10:00 校長先生 死亡
木島がそう口にしてからの記憶がない。
目を覚ましたのはSクラスの教室だった。
Sクラス全員、窓側の壁に横たわっていた。
少し頭が痛い気がした。
月川 壱成
「…何かあったんだっけ。」
火宮 修
「ウッ、あれ?何で教室?」
月川 壱成
「修!良かった起きた…。」
火宮 修
「何で俺ら、ここにいるの?体育館に居なかったっけ?」
月川 壱成
「俺も、記憶ないんだよな、」
そして、1分も経たない内に全員が目覚めた。
この時点では、悲劇の序盤に過ぎなかった。
時計は12時を回っていた。
「てか…先生って何の教科担当ですか?」
俺はふと疑問に思ったことを口にした。
Sクラスなのだから特別講師がいるのだろうか。
しかし、その予想は外れた。
土浦 昌樹
「…このSクラスは特別だ。担任と副担任で全部の教科を担当する。」
月川 壱成
「…そうなんだ。」
篠宮先生
「まぁ、そういうことだから。よろしくな!」
月川 壱成
「副担任って誰なんですか?」
篠宮先生
「副担任は、東山充 先生だ。」
火宮 修
「東山先生?やったー!」
東山充 先生…生徒から人気を集め、本学園の新聞部による人気先生ランキングでも2位と圧倒的な差をつけ1位に輝いた。イケメンで面白く分かりやすい授業が1位の理由だろう。
9:45 始業式
体育館に全生徒及び全職員が集い、始業式が始まった。
俺たちのクラスが現れるとS7というのもあり、とても他の生徒からの目線を浴びた。
そして始業式恒例の校長先生のお話が始まった。毎回感じるのだが、校長の長話をしっかり聞く生徒はいるのだろうか。
この学校の校長は、鬼瓦賢虎。いかにも強そうな名前だ。名前通り顔は厳つい。
鬼瓦校長は過去に この学校に来る前、とある事件に巻き込まれたことがあるらしい。その歴史は今もなお、ネット記事に残っている。
鬼瓦 校長
「この夏休み、有効に使えた人は素晴らしい。勉強や部活動に力を入れた皆さん、お疲れ様です。そして、3年生!間もなく推薦入試や一般入試が待ち受けています。」
その他にも色々話していた。そして、急に重いことを口にした。
鬼瓦 校長
「実はたった今、学校に不審な電話がきました」
月川 壱成
「電話?」
火宮 修
「不審な電話…嫌な予感がするな」
鬼瓦 校長
「でも、安心してください!私がこの学校を…」
すると校長の様子がおかしくなった。そして、胸を押さえ苦しそうに、
鬼瓦 校長
「うっ…なぜだ?」
校長はそう口にした途端、ステージ上で倒れた。
皆はざわついた。そりゃ急に人が目の前で倒れたら平常心ではいられないだろう。
月川 壱成
「おいおい、何かの演出かよ」
火宮 修
「いや、これ、本当にヤバイかも」
そして、何人かの先生が倒れた校長の元へと駆け寄った。
「救急車呼べ!」「AED取ってきます!」
そんな会話が飛び交い、俺たち生徒はなにもすることができなかった。木島快、たった1人を除いて。
木島は、校長の方へと歩いていき、跪いた状態で校長の首を右手の人差し指と中指で触れた。
そして、立つと何やら体育館全体を眺めた。
すると彼は、
木島 快
「全員動くな!…校長は誰かに殺された。」
すると、ざわついていた体育館は沈黙の空気に覆われた。
木島 快
「先生は、警察を呼んでください。」
篠宮先生
「わ、わかった!」
10:00 校長先生 死亡
木島がそう口にしてからの記憶がない。
目を覚ましたのはSクラスの教室だった。
Sクラス全員、窓側の壁に横たわっていた。
少し頭が痛い気がした。
月川 壱成
「…何かあったんだっけ。」
火宮 修
「ウッ、あれ?何で教室?」
月川 壱成
「修!良かった起きた…。」
火宮 修
「何で俺ら、ここにいるの?体育館に居なかったっけ?」
月川 壱成
「俺も、記憶ないんだよな、」
そして、1分も経たない内に全員が目覚めた。
この時点では、悲劇の序盤に過ぎなかった。
時計は12時を回っていた。
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