レベルアップがない異世界で転生特典のレベルアップしたら魔王として追われケモ耳娘たちとひっそりスローライフ。けど国を興すか悩み中

まみ夜

文字の大きさ
41 / 101
魔王国滅亡編

名づけました

しおりを挟む
 目が覚めたら、朝で、空が見えた。
 跳ね起きると、前世でいう体育座りで朝日を眺めていたナギコが、こちらを向いた。
 俺が口を開く前に、
「みんな無事」
 言われてみれば、倒れていたシランとライガの姿がない。
 家族は?
 パスがつながり、全員の居場所がわかる。
 どうやら、ワー・ウルフ兄妹の小屋にいるようだ。
 ナギコも正気そうで、『白い部屋の管理者』の干渉は、消えたようだ。
 ほっと息をつくが、ではなんで俺は、牧草地に転がされたまま?
「私が、お願いしたの」
 まるでパスがつながっているかのように、って、つながっている。
「ナギコって『名づけ』たのは、あなたでしょうが」
 呆れたように、言われてしまった。

 どうやら、ナギコは、あのとき『白い部屋の管理者』に従わされ、その知識を一部共有したようだ。
「口からは言葉だだ洩れで、頭にもいろいろグチャグチャ入ってきて、もう大変。やらかしそうだったから、逃げた」
 特に強く伝わったのが、『魔王には、喰い合ってもらわないと、予定外です。困りました』。
 どうやら、なぜか『魔王は一人だけ』でないといけないらしい。
 そのために、「対立」せず、助け合ってしまった俺たちに干渉してきたようだ。
「野蛮で乱暴で粗野で、戦争大好きなはずなのに、なんで?って非難された」
 結局、魔王を殺さずに『名づけ』たことは、正解だったのだろうか。
 確かにナギコの中の転生特典『魔物を従わせる』は失われ、俺へと移動していた。
 これが、『魔王には、喰い合ってもらわないと』なのだろうか。
 ただ、俺にとりあえず新たな転生特典を使える様子はない。
 俺の不安定な魔素と関係があるのだろうか。

「それで、なんで、私を『名づけ』ようと思ったわけ?何がヒントだったの?」
 推理の披露を探偵に期待するような表情から、俺は目を逸らした。
「・・・なに、その反応?」
 俺は、言いたくなかったが、重い口を開いた。
「ナギコは『魔物を従わせる』に負けたけど、俺は勝ったから、『名づけ』でも勝てるんじゃないかと思った」
「・・・それで?」
「本名は知らないが、魔王を別名で『名づけ』れば、存在を上書きして、魔王ではなくせるんじゃないかな、って」
 結果として、見事に「名づけ」て、転生特典を失って魔王ではなくなったわけだ。
「・・・仮説の上に仮説積んで、ほとんど勘じゃない?」
 いやいや、勘というのは、様々なデータからの推測の、更に上をいく、
「うるさい黙れ」
 パスが通じてるのが、不便ですよ、とっても。
「でも、ナギコと呼ばれるようになってからの笑顔を知っているから、魔王だった本名より、ナギコを選ぶと思った」
 彼女は、目を見開き、細め、少し遠くを見つめると、
「・・・まあ、いっか」
 立ち上がって、ワンピースの尻を払った。
「ほら、帰るよ、魔王」
 彼女に魔王と呼ばれて、困惑する俺に、
「だって、私はもう魔王じゃなくなって、正真正銘ただのナギコだしぃ」
 元魔王のただのナギコは、手を伸ばしてきた。
「でも、ありがとう。もう一人の魔王さん」
 いい笑顔のナギコの手につかまり、
「どういたしまして。ナギコ」
 カッコよく答え立ち上がろうとした俺だったが、魔王ではなくなって『人』並みのナギコが支え切れずに手を離したので、腰を打った。

 元魔王改め、ただのナギコは、俺に『名づけ』られたことで、レベルアップが感染していた。
「えー?なにこれ?よっぽど、チートじゃない、これ。極悪人?」
「元魔王に、悪人呼ばわりされるとはな」
「ナギコ様に、もう少し敬意をもって接してください、魔王『様』」
「・・・」
「ライガ、目力で語るな。子供たちが怯えるぞ」
 これって結局、まだ魔王が二人なんじゃないか、と思った。
 とりあえず、『白い部屋の管理者』の干渉は、今のところはないが。

 ちなみに、魔王が『名づけ』られたのだから、前世でいう悪魔っぽく角なり尻尾なりが生えるんじゃないかと、本人はこっそり期待していたらしく、ガッカリしていた。
「どうしたの?ナギコ?」
「シランみたいな角や、先っぽ矢印の尻尾が生えるんじゃないかと期待してたんだ」
「矢印の尻尾?」
「あー。ヤトのケモ耳や、尻尾がうらやましいだけだ」
「そうなの?ヤトは、ハイロウ叔父ちゃんみたいに、耳や尻尾を隠せたら、パパに迷惑かけなかったって思う」
「それでも、ヤトの耳も尻尾もカワイイから、うらやましがったら、ダメか?」
「そっか、カワイイなら、仕方ないなあ」
「ケモ耳も尻尾も、お好みで装飾品をつくりますよ?ナギコ様」
「キラ、その耳と尻尾の動きが、その腹筋と乳以上に、私を不安にさせているぞ」
「シランの尻尾は、切れますよ?」
「ドラゴンの誇りはどうした。トカゲ自慢か、シラン」
「ドラゴンとしての再生力の自慢です」
「あー、それをトカゲっぽいって言うんだ。この村で尻を見たときから俺も思ってた、シラン」
「魔王様二人がかり?」
「私はもう魔王じゃないしぃ」

 更に、彼女が『名づけ』ていたシランとライガにも、レベルアップは感染して、俺からのパス通信も通じるようになっていた。
 一応、俺は『名づけ』祖父になるのだろうか。
『ライガ、聞こえるか?』
『聞こえてます。感度良好で聞こえすぎです。むしろうるさいです。ああー、この世界には、もう静かな場所はないってことですね?』
 前世でいう、車に乗ると人が変わるタイプと同じで、パス通信だと饒舌のようだ。
 だが、俺はライガの肉声は、まだ聞いたことがない。

 町には、元魔王国民の個人の家が建ちはじめていた。
 一人で住む者もいれば、気のあった友人と暮らす者もいた。
 仮設住宅は、その役目を終えたら、集会場として使う予定だ。
 人手が増えたので、ネット・クロウラーを捕まえてきたり、羊を増やしたりして、冬に備えている。
「羊は増えたが、ヤトが中心になって、世話してくれ。アサガオ、ヒマワリ、ツバキは、ネット・クロウラーの世話を教えてやってくれ」
「はーい」
「はーい!はい!」
「ヤト様、羊の乳しぼりを教えてください」
「え?ヤトが教えるの?キラ叔母ちゃんじゃなくて?」
「ヤトが、羊の世話の一番のベテランだろう?」
「そっか、パパ。うん!」
「お姉さんにも、お仕事わけて、ヤトちゃん」
「お姉ちゃん、重い。邪魔」
「お父さん、妹たちの扱いが、ひどいの。慰めて?」
「妹『たち』ですか?シウン姉様」
「・・・ヨウコちゃんの方が、キツイよ?」
「それは、シウンの立ち振る舞いのせいではないのかい?」
「お兄ちゃん、ウザ」
「シランさん。口ひらくと残念って、言われてます」
「ナギコ様が?もう、困ったものだ」
「いえ、ほとんどの女性が、です」
「それって、この町の住人のほとんどでは?」

 ワー・ウルフ兄妹たちが探ったが、街では「魔王は逃げた」的な噂はたっていないようだ。
 対魔王戦後の『人』の小競り合いは続いており、更には、神の名でもって『人』を支配しようとするヤヌス教と『人』国の対立も目立つようになっていた。
 魔王・黒騎士をヤヌス教が倒したことで、勢いに乗ったのが、孤立の原因のようなので、ヤヌス神徒と戦ったのは、結果として正解だったようだ。
 本当は、もっと蹴散らして、神の権威を失墜させる予定だったのだが。
 しかし、この実在しないはずの『神』の存在には、今後も気をつけていかないといけない。

 町での衣類の供給が追いついたので、ひそかに、街での販売を予定している。
 「あの女将さんの服屋」に、女性用下着を数着、卸したのだが、驚くような高値で売れたらしい。
 次に訪れたときのキラの扱いは、ものすごく、
「なんだか、詐欺グループか人身売買の罠にかかってるみたいで、怖かったです」
 これは、今までも定期的に、大量の服を購入していた信頼関係の下地があったからこそで、前世でいう「損して得取れ」とは、ちょっと違うが良く言ったものだと思う。
 この下着の販売で、服屋は、お貴族様とのつながりができたようだ。
 このルートは、いつか、利用させてもらおう。

 ナギコは、『白い部屋の管理者』に憑依されたときに共有した知識を混乱した記憶から、ぽつぽつと思い出していた。
「けんぞくは、魔素のぷーるって、意味わかる?」
 けんぞくは、『名づけ』た眷族だろう。
 魔素のプールは、『緊急用魔素プール』と同じで、魔素の貯蔵庫という意味だろうか。
 つまり、『名づけ』た眷族などで、魔素を溜めることが、魔王の存在意義とか、目的のひとつなのだろうか。
 確かに、俺のレベルアップは、魔素を殺した魔物から吸収する。
 『名づけ』た眷族にも、レベルアップが感染して、魔素を溜めていく。
 ナギコの、まあ今は俺へ移動しているが、『魔物を従わせる』は、魔素を持った魔物を仲間に増やし、魔王がその魔素を共有できるチート能力だった。
 どちらも、結果的には眷族を増やし、魔素が増えていく。
 いやいや、俺がレベルアップを転生特典に選んだのも、ナギコがモンスターテイマー好きだったのも、偶然のはず、だ。
 そもそも、俺とナギコが、異世界転生に選ばれた、そしてその原因の事故も、偶然なのか?

『あなたは、猫を助けようとして、トラックにひかれて亡くなりました。このままだと、あなたの命が歪みとして、世界を蝕んでしまうので、異世界に転生していただきます。転生特典は、何がよろしいですか?』

 転生先で、即行で死んだりすると『命』が消費されないで困るので、生き残るための術が、『転生特典』だ。
 その『転生特典』であるチート能力持ちが、この世界の『魔王』。
 なのに、『魔王には、喰い合ってもらわないと、予定外です。困りました』?
 生き残るために与えられたチート能力者同士で喰い合わないと困る。
 矛盾している。
 「喰い合う」も、ナギコを『名づけ』て、チート能力を奪ったことが、本当の正解だったのだろうか。
 というか、『白い部屋の管理者』に会ったら、「マニュアルよこせ」とクレームを言ってやるのを忘れていた。
 あの様子では、言ったらいったで、前世でいう百科事典レベルの分量のマニュアルを平然と渡されそうで怖いが。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~

ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。 そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。 「荷物持ちでもいい、仲間になれ」 その言葉を信じて、俺は必死についていった。 だけど、自分には何もできないと思っていた。 それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。 だけどある日、彼らは言った。 『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』 それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。 俺も分かっていた。 だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。 「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」 そう思っていた。そのはずだった。 ――だけど。 ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、 “様々な縁”が重なり、騒がしくなった。 「最強を目指すべくして生まれた存在」 「君と一緒に行かせてくれ。」 「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」 穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、 世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい―― ◇小説家になろう・カクヨムでも同時連載中です◇

貧乏育ちの私が転生したらお姫様になっていましたが、貧乏王国だったのでスローライフをしながらお金を稼ぐべく姫が自らキリキリ働きます!

Levi
ファンタジー
前世は日本で超絶貧乏家庭に育った美樹は、ひょんなことから異世界で覚醒。そして姫として生まれ変わっているのを知ったけど、その国は超絶貧乏王国。 美樹は貧乏生活でのノウハウで王国を救おうと心に決めた! ※エブリスタさん版をベースに、一部少し文字を足したり引いたり直したりしています

転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!

饕餮
ファンタジー
  書籍化決定!   2024/08/中旬ごろの出荷となります!   Web版と書籍版では一部の設定を追加しました! 今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。 救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。 一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。 そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。 だが。 「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」 森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。 ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。 ★主人公は口が悪いです。 ★不定期更新です。 ★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。

猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る

マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・ 何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。 異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。  ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。  断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。  勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。  ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。  勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。  プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。  しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。  それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。  そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。  これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。

異世界カフェ食堂で皿洗いをしますと思ったら日本料理を創造する力が与えられていた!(もふもふ聖獣猫のモフにゃーと楽しく日本料理を創造します)

なかじまあゆこ
ファンタジー
可愛いもふもふ達とアリナは異世界でスローライフをします。 異世界召喚された安莉奈は幼女の姿になっていた。神様に与えられた能力を使い眷属聖獣猫モフにゃーや魔獣のライオン魔獣鳥に魔獣の日焼けとお料理を創造します! 熊元安莉奈(くまもとありな)は黄色のバスに乗せられ異世界召喚された。 そして、なぜだか幼女の姿になっていた。しかも、日本の地球人だったことを忘れていたのだ。 優しいモリーナ夫妻に養子として引き取れた安莉奈はアリナになった。 モリーナ夫妻はカフェ食堂を経営していたが繁盛しておらず貧乏だった。料理が出来ないアリナはお皿洗いなどのお手伝いを小さな体ながらしていたのだけど。 神様から日本料理を創造する力が与えられていた! その力を使うと。 地球では辛い生活を送っていた安莉奈が異世界ではアリナとしてお父さんに激愛され幸せに生きている。 エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。

神様の忘れ物

mizuno sei
ファンタジー
 仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。  わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。

公爵令嬢やめて15年、噂の森でスローライフしてたら最強になりました!〜レベルカンストなので冒険に出る準備、なんて思ったけどハプニングだらけ〜

咲月ねむと
ファンタジー
息苦しい貴族社会から逃げ出して15年。 元公爵令嬢の私、リーナは「魔物の森」の奥で、相棒のもふもふフェンリルと気ままなスローライフを満喫していた。 そんなある日、ひょんなことから自分のレベルがカンストしていることに気づいてしまう。 ​「せっかくだし、冒険に出てみようかしら?」 ​軽い気持ちで始めた“冒険の準備”は、しかし、初日からハプニングの連続! 金策のために採った薬草は、国宝級の秘薬で鑑定士が気絶。 街でチンピラに絡まれれば、無自覚な威圧で撃退し、 初仕事では天災級の魔法でギルドの備品を物理的に破壊! 気づけばいきなり最高ランクの「Sランク冒険者」に認定され、 ボロボロの城壁を「日曜大工のノリ」で修理したら、神々しすぎる城塞が爆誕してしまった。 ​本人はいたって平和に、堅実に、お金を稼ぎたいだけなのに、規格外の生活魔法は今日も今日とて大暴走! ついには帝国の精鋭部隊に追われる亡国の王子様まで保護してしまい、私の「冒険の準備」は、いつの間にか世界の運命を左右する壮大な旅へと変わってしまって……!? ​これは、最強の力を持ってしまったおっとり元令嬢が、その力に全く気づかないまま、周囲に勘違いと畏怖と伝説を振りまいていく、勘違いスローライフ・コメディ! 本人はいつでも、至って真面目にお掃除とお料理をしたいだけなんです。信じてください!

【完結】憧れのスローライフを異世界で?

さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。 日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。

処理中です...