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神と魔王編
暗躍です
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「とーちゃん!これ食べてみて!」
ドアを蹴破るような勢いで飛び込んできた娘が、木の器を差し出してきた。
その後ろを見ると、必死に走って追ってきたらしい妻が、息を荒げていた。
「どうしたんだ?」
「いいから食べて!とーちゃん!」
娘の手の器には、黄色い塊に白い汁をかけたモノが入っていた。
意味がわからず、妻を見ると、息を整えながら、
「町の、方に、オヤツ、だと分けて、いただいたん、ですが、一口食べた、途端、この子、走り出して」
妻にも、わけがわからないようだ。
「とーちゃん!早く!温まっちゃう!」
娘の剣幕に、器を受け取り、スプーンですくい、口へ運ぶ。
甘い!
そして冷たい!
アネ芋なのだろうが、こんなに甘く煮た物は初めてだ。
しかも、煮ているのに冷えただけではなく、冷たい。
白い汁も甘くて、トロリとしていて、
「どうしました?急に走って行ってしまったので、オヤツを用意した娘たちが驚いておりまして。何か、気にさわることがありましたか?」
町長の声にワシが顔を上げると、ぎょっとした表情をされた。
ワシは、なぜだかわからずにいたが、サンダル履きの足指に、何かが垂れ落ちてきた。
涙だった。
ワシは、泣いていた。
ドワーフは、器用な一族だ。
しかも、大喰らいだ。
娘が生まれる前、まだ他のドワーフたちと隠れて暮らせていた頃、ワシは料理人だった。
とはいえ、少人数の中で商売が成り立つわけもなく、集まって食べるときに調理役を買ってでる程度の料理人だ。
料理好き、くらいが妥当なのかもしれないが、「料理人」と仲間から呼ばれるのが好きだった。
「人」から隠れて住み、食べる楽しみが少ない中、知恵と工夫で、うまいものを口にするのは、最高だった。
仲間から、賞賛の嵐だった。
そして、慎ましかったが、幸せだった。
そう、幸せだったのだ。
ようやく手にいれた酒をチビチビと分け合い、下卑た冗談で奥方たちの顔をしかめさせ、それを見てガハガハ笑いながら、痛いくらいに肩を叩いて、幸せだった。
「・・・とーちゃん、どうしたの?」
言われて気がつくと、ワシは、しゃがみ込み身体を丸めて泣いていた。
その背を娘が、さすっている。
無意識に器は零していなかったので、娘に差し出す。
「食べなさい」
「おいしくなかった?」
「うまかった!だから、我慢せずに食べなさい」
町長が、追加ならあると言いたげなのを手で遮る。
「もう、十分です」
ワシには、これを食べる資格がない。
娘は、オヤツを食べ終えた子供たちが迎えにきて、遊びに行った。
町長が、妻と外で話しているのが聞こえてくる。
『十分に量はあるので、お代わりなら、気にしなくて良かったのですが』
『お気遣い、ありがとうございます。きっと、おいしいものを久しぶりに食べたので、驚いてしまったのだと思います。あの人、お料理するのが好きだったので』
『・・・お察しします』
それは嘘だ。
最近は、「人」から、教団から、良い餌を与えられていた。
娘もおいしい、おいしいと食べていた。
だが、ワシは味を感じなかった。
隠れていたときに比べれば、各段に良い新鮮で清潔な食材。
それでも、あれは料理ではなく、餌だ。
料理とは、いやワシに語る資格はない。
『お父様、どうでしたか?』
『ヨウコか。あの子は、初めて食べたアネ芋アイスを料理好きの父親に味見させたかったみたいだ。だから走って、ここまで来たんだ』
『そうでしたか、安心しました。それで、味見していかがでしたか?』
『ああ、うまいと褒めていたぞ』
『それは良かった!お代わりをお持ちしますね』
『いや、もう十分だそうだ』
『え?でも』
『ヨウコ、オヤツなんだぞ。腹いっぱいにさせて、どうする』
『あ、そうでした。ヤトお姉様も見習ってほしいです』
きっと、くすくす笑うこのヨウコが、あのアネ芋を調理したのだろう。
食べる相手のことを考えて、喜ぶ顔が見たくて、笑顔でつくる料理。
ワシは、指示されたら、彼らを殺せるだろうか。
いっそ、教団を裏切って、魔王側につけたら。
『・・・カムリどうした?心が乱れておるぞ』
『・・・いえ、問題ありません。司祭様お気遣い、ありがとうございます』
その「人」風の名で呼ぶな!
苛立ちのせいか、いつもの『声』での幸福感をあまり感じない。
しかしもう、自分が教団から逃がれられないのは、わかっていた。
「え?井戸?どこでしょう?」
妻に聞いたが、町中で見た覚えがないようだ。
昨夜、トイレという用の足し方を教えられたとき、この水は飲まないようにと注意されていた。
その代わり、テーブルに水差しが置かれ、食事の度に中身が入れ替えられていたので、気がつかなかったが、空家だったせいなのか、土間に水瓶がなかった。
妻に、井戸の場所を近所に聞いてもらう、と町長が急いで来て、
「すみません、蛇口の使い方を教えていませんでした」
言われた通りに、家の中の十字の塊を捻じると、水が出た。
「・・・なんだ、これは?」
「この町には井戸がないので、小川の水を管を通して、運んでいるのです」
意味がわからない。
「川?」
見た覚えがないのか妻も、首を傾げた。
「ああ、町が広がったので、小川のほとんどが暗渠、つまり蓋をして見えなくなっているんです。水源は、あの崖の方です」
窓から、確かに岩壁が見えた。
不可思議な「蛇口」のことを、司祭様に『声』で報告した。
彼も困惑した気配で、『上へ報告しておく』だった。
夕食は、昨夜も来た銀髪狐耳の少女が町長と、シチューをもってきた。
肉がゴロゴロ入っていて、少し味が濃いが、なんだかモッチリしたパンと食べるとうまい。
妻と娘との会話の声からして、この子がアネ芋を調理したヨウコなのだろう。
ワシは、一家がうまそうに料理を食べる様子を、楽しそうに見ているヨウコから、目を逸らした。
妻と娘は、食事を終えると、しきりに眠いと目をこすって、もう寝てしまっていた。
慣れない場所で、疲れが出たのかもしれない。
今夜の惨状を見せずに済むのは、ありがたい。
ワシは、夜闇に紛れて外へ出て、水源へ向かった。
幸い、誰にも会わずに到着できたので、ナイフを使わずにすんだ。
耳を澄ませば、水音が聞こえる。
それを頼りに近づくと、地面に木の蓋の連なりを見つけた。
これが、川の蓋のようだ。
固定されていて、ドワーフの怪力でも持ち上げることはできないが、隙間があり、そこから水音が漏れている。
ここに毒を入れれば、蛇口とやらで、家々に毒水が届くだろう。
どこかがまだ食事中なのか、シチューが香った。
さきほどのヨウコの楽し気な様子が思い浮かぶ。
ワシは、「魔物を滅せよ」と唱える無慈悲な神だというのに、思わず祈った。
井戸よりは毒が薄まるはず、どうか死人が出ませんように。
毒の袋を隙間に落とした。
その直後、魔王と町長が突然、現れた。
魔王国廃墟から移動した能力でだろう。
ワシの行動は、魔王にバレていたというわけだ。
魔王は、ダルそうに立っており、町長は、焦る様子もなく岩陰から、椅子とテーブルを引っ張り出してきた。
「立ち話は疲れるから、座ってくれ」
魔王を差し置いて座り、テーブルの上に置いたバスケットを広げながら、言ってきた。
なんだか、雰囲気が違う。
そして、予めテーブルセットを用意していたということは、ワシがここへ来ることは、水源を教えたときから予想されていたのだろう。
掌で踊らされ、正に罠に嵌ったのだ。
一応、念のために言っておく。
「毒を川に入れたんだが」
「やはり毒だったか、処理したから町は無事だ」
「・・・そうか、良かった」
司祭様からの指令に失敗したというのに、ワシは晴れやかに言って、促された椅子に座った。
ドアを蹴破るような勢いで飛び込んできた娘が、木の器を差し出してきた。
その後ろを見ると、必死に走って追ってきたらしい妻が、息を荒げていた。
「どうしたんだ?」
「いいから食べて!とーちゃん!」
娘の手の器には、黄色い塊に白い汁をかけたモノが入っていた。
意味がわからず、妻を見ると、息を整えながら、
「町の、方に、オヤツ、だと分けて、いただいたん、ですが、一口食べた、途端、この子、走り出して」
妻にも、わけがわからないようだ。
「とーちゃん!早く!温まっちゃう!」
娘の剣幕に、器を受け取り、スプーンですくい、口へ運ぶ。
甘い!
そして冷たい!
アネ芋なのだろうが、こんなに甘く煮た物は初めてだ。
しかも、煮ているのに冷えただけではなく、冷たい。
白い汁も甘くて、トロリとしていて、
「どうしました?急に走って行ってしまったので、オヤツを用意した娘たちが驚いておりまして。何か、気にさわることがありましたか?」
町長の声にワシが顔を上げると、ぎょっとした表情をされた。
ワシは、なぜだかわからずにいたが、サンダル履きの足指に、何かが垂れ落ちてきた。
涙だった。
ワシは、泣いていた。
ドワーフは、器用な一族だ。
しかも、大喰らいだ。
娘が生まれる前、まだ他のドワーフたちと隠れて暮らせていた頃、ワシは料理人だった。
とはいえ、少人数の中で商売が成り立つわけもなく、集まって食べるときに調理役を買ってでる程度の料理人だ。
料理好き、くらいが妥当なのかもしれないが、「料理人」と仲間から呼ばれるのが好きだった。
「人」から隠れて住み、食べる楽しみが少ない中、知恵と工夫で、うまいものを口にするのは、最高だった。
仲間から、賞賛の嵐だった。
そして、慎ましかったが、幸せだった。
そう、幸せだったのだ。
ようやく手にいれた酒をチビチビと分け合い、下卑た冗談で奥方たちの顔をしかめさせ、それを見てガハガハ笑いながら、痛いくらいに肩を叩いて、幸せだった。
「・・・とーちゃん、どうしたの?」
言われて気がつくと、ワシは、しゃがみ込み身体を丸めて泣いていた。
その背を娘が、さすっている。
無意識に器は零していなかったので、娘に差し出す。
「食べなさい」
「おいしくなかった?」
「うまかった!だから、我慢せずに食べなさい」
町長が、追加ならあると言いたげなのを手で遮る。
「もう、十分です」
ワシには、これを食べる資格がない。
娘は、オヤツを食べ終えた子供たちが迎えにきて、遊びに行った。
町長が、妻と外で話しているのが聞こえてくる。
『十分に量はあるので、お代わりなら、気にしなくて良かったのですが』
『お気遣い、ありがとうございます。きっと、おいしいものを久しぶりに食べたので、驚いてしまったのだと思います。あの人、お料理するのが好きだったので』
『・・・お察しします』
それは嘘だ。
最近は、「人」から、教団から、良い餌を与えられていた。
娘もおいしい、おいしいと食べていた。
だが、ワシは味を感じなかった。
隠れていたときに比べれば、各段に良い新鮮で清潔な食材。
それでも、あれは料理ではなく、餌だ。
料理とは、いやワシに語る資格はない。
『お父様、どうでしたか?』
『ヨウコか。あの子は、初めて食べたアネ芋アイスを料理好きの父親に味見させたかったみたいだ。だから走って、ここまで来たんだ』
『そうでしたか、安心しました。それで、味見していかがでしたか?』
『ああ、うまいと褒めていたぞ』
『それは良かった!お代わりをお持ちしますね』
『いや、もう十分だそうだ』
『え?でも』
『ヨウコ、オヤツなんだぞ。腹いっぱいにさせて、どうする』
『あ、そうでした。ヤトお姉様も見習ってほしいです』
きっと、くすくす笑うこのヨウコが、あのアネ芋を調理したのだろう。
食べる相手のことを考えて、喜ぶ顔が見たくて、笑顔でつくる料理。
ワシは、指示されたら、彼らを殺せるだろうか。
いっそ、教団を裏切って、魔王側につけたら。
『・・・カムリどうした?心が乱れておるぞ』
『・・・いえ、問題ありません。司祭様お気遣い、ありがとうございます』
その「人」風の名で呼ぶな!
苛立ちのせいか、いつもの『声』での幸福感をあまり感じない。
しかしもう、自分が教団から逃がれられないのは、わかっていた。
「え?井戸?どこでしょう?」
妻に聞いたが、町中で見た覚えがないようだ。
昨夜、トイレという用の足し方を教えられたとき、この水は飲まないようにと注意されていた。
その代わり、テーブルに水差しが置かれ、食事の度に中身が入れ替えられていたので、気がつかなかったが、空家だったせいなのか、土間に水瓶がなかった。
妻に、井戸の場所を近所に聞いてもらう、と町長が急いで来て、
「すみません、蛇口の使い方を教えていませんでした」
言われた通りに、家の中の十字の塊を捻じると、水が出た。
「・・・なんだ、これは?」
「この町には井戸がないので、小川の水を管を通して、運んでいるのです」
意味がわからない。
「川?」
見た覚えがないのか妻も、首を傾げた。
「ああ、町が広がったので、小川のほとんどが暗渠、つまり蓋をして見えなくなっているんです。水源は、あの崖の方です」
窓から、確かに岩壁が見えた。
不可思議な「蛇口」のことを、司祭様に『声』で報告した。
彼も困惑した気配で、『上へ報告しておく』だった。
夕食は、昨夜も来た銀髪狐耳の少女が町長と、シチューをもってきた。
肉がゴロゴロ入っていて、少し味が濃いが、なんだかモッチリしたパンと食べるとうまい。
妻と娘との会話の声からして、この子がアネ芋を調理したヨウコなのだろう。
ワシは、一家がうまそうに料理を食べる様子を、楽しそうに見ているヨウコから、目を逸らした。
妻と娘は、食事を終えると、しきりに眠いと目をこすって、もう寝てしまっていた。
慣れない場所で、疲れが出たのかもしれない。
今夜の惨状を見せずに済むのは、ありがたい。
ワシは、夜闇に紛れて外へ出て、水源へ向かった。
幸い、誰にも会わずに到着できたので、ナイフを使わずにすんだ。
耳を澄ませば、水音が聞こえる。
それを頼りに近づくと、地面に木の蓋の連なりを見つけた。
これが、川の蓋のようだ。
固定されていて、ドワーフの怪力でも持ち上げることはできないが、隙間があり、そこから水音が漏れている。
ここに毒を入れれば、蛇口とやらで、家々に毒水が届くだろう。
どこかがまだ食事中なのか、シチューが香った。
さきほどのヨウコの楽し気な様子が思い浮かぶ。
ワシは、「魔物を滅せよ」と唱える無慈悲な神だというのに、思わず祈った。
井戸よりは毒が薄まるはず、どうか死人が出ませんように。
毒の袋を隙間に落とした。
その直後、魔王と町長が突然、現れた。
魔王国廃墟から移動した能力でだろう。
ワシの行動は、魔王にバレていたというわけだ。
魔王は、ダルそうに立っており、町長は、焦る様子もなく岩陰から、椅子とテーブルを引っ張り出してきた。
「立ち話は疲れるから、座ってくれ」
魔王を差し置いて座り、テーブルの上に置いたバスケットを広げながら、言ってきた。
なんだか、雰囲気が違う。
そして、予めテーブルセットを用意していたということは、ワシがここへ来ることは、水源を教えたときから予想されていたのだろう。
掌で踊らされ、正に罠に嵌ったのだ。
一応、念のために言っておく。
「毒を川に入れたんだが」
「やはり毒だったか、処理したから町は無事だ」
「・・・そうか、良かった」
司祭様からの指令に失敗したというのに、ワシは晴れやかに言って、促された椅子に座った。
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