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番外編:写真
覚悟の写真
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「いらっしゃいませ」
俺は、グラスを磨くのを止めて、入ってきた客に声をかけた。
男が、カウンターの俺の目の前に座わるのを待ち、メニューとおしぼりを出した。
「カウンターの下にフックがございますので、お荷物は、そこへどうぞ」
客は、カウンターに肘をつき、壁の酒を眺めながら、
「なにか、シングルモルトをワンショット」
「アイラ島のシングルカスクがお勧めですが」
「それを」
「かしこまりました」
まず、コースターを二枚、一枚は少し遠くに、一枚は客の目の前に置く。
小さなグラスに水を入れ、チェイサーではなく喫茶店で、とりあえず出すような水ですよ、という雰囲気で、遠くの方のコースターに置く。
続いて、ショットグラスにカリラ醸造所の短熟六年物を注いだ。
男は、薄い色合いに少し目を眇め、口にして、口元を緩めた。
すかさず、トレーを置く。
「当店、キャッシュオンデリバリーですので、ご注文のたびに、お支払いいただいております」
俺が勧めた味に対して、高いと思ったか、安いと思ったか、つまりはバーテンダーとしての俺への評価は、その表情から窺い知れなかった。
この店は、母方の祖母がジャズ喫茶として開いた。
その影響で、母親は全うなサラリーマンと結婚し、その反動で、俺はベースを手に取った。
組んだバンドは、中学からのツレ、ギターのヤス以外のメンバーは固まらず、ヤスの結婚で、解散となった。
ヤスの「俺の腕なんて、子供に弾いて聴かせる程度のもんなんや」、と結婚を告げた後の言葉が、現実を突きつけてきた。
そんな折、祖母の店を引き継いでいた店長が引退することとなった。
引き継いでいた、とは言っても、ジャズ喫茶ではなくバーへと代わり、再開発の立ち退きで、店舗も移動していたが。
とりあえず、その店を引き継いでみて、でもベースも捨てられず、ヘルプの声がかかれば、一端のミュージシャン気取りで、店を休んで出向いていた。
実に、中途半端だ。
その中途半端が、もう何年も続いていた。
決断をしなくていい居心地の良さ。
決断を先延ばしにしている焦り。
怠惰な自分への擁護と非難が、いつも消えることがない。
「つまみは、強制しないのか?」
無意識にやっていたグラス磨きを続けながら、
「テーブルチャージはいただかないので、強制はしないです」
客は、グラスを飲み干し、
「お代わりと適当につまみを」
空いたグラスを下げ、
「では、み、」
「ミックスナッツはつまらん」
遮られた。
次の候補に躊躇している、と調理スペースから、
「バッター焼きは、いかがですか?」
彼女と知り合ったのは、ヘルプとヘルプでだ。
俺はベースのヘルプとして、彼女はボーカルのヘルプとして。
四人バンドの半分、しかもボーカルがヘルプって、と思うかもしれないが、どこもボーカルには困っていたのだ。
バンドメンバー募集、当方ボーカル希望、という笑い話があるが、実際にちゃんと歌えるボーカルというのは、少ない。
金を払って歌うカラオケとは違い、金をもらって歌うのだから。
そのために求められるのは、誰も知らないオリジナル曲ではなく、誰もが知る歌だ。
そのジャンルも招かれた先で違う。
そうなる、とジャンルに合わせたボーカルが求められ、固定のボーカルが居つかなくなりヘルプを頼む、という負のスパイラル。
彼女は、イベントの司会など、声の仕事をしているだけあって、声はいいのだが、歌のうまさでは、中の下だ。
アップテンポなら誤魔化せるが、バラードや高低差が激しい、と途端に怪しくなる。
お互い、都合のいいヘルプとして知り合い、お互い才能の限界を感じて、本業らしきものを持ちながら、音楽が捨てられない。
そんな者同士として、付き合い始めた。
「バッターって、野球の?」
「いえいえ、唐揚げの衣です」
彼女は、生米を擂鉢で擂った粉や様々なスパイスでできた「バッター液」に漬かった鶏肉が入ったタッパーを掲げて見せた。
「咲江。重いから止めてくれ」
「あら、大丈夫よ」
客は、咲江の腹とタッパーを交互に、ちらっとだけ見、
「それを焼くのかい?」
「はい。彼のお婆様秘伝のこの衣を薄く、お好み焼きとお煎餅の中間くらいな感じに」
咲江は、くすっ、と笑って、
「でも本当は、唐揚げのお肉がなくなったとき限定の裏メニューなんですよ」
「いただこう」
調理スペースから、咲江の鼻歌とフライパンの音が聞こえてくる。
「BGMは、ないんだな」
客が、ふと気がついたように呟いた。
「何か、レコードをかけましょうか?」
「いや、耳なら満足している」
調理スペースの方を見たので、咲江の鼻歌で十分なのだろう。
「聞かないんですか?」
「なにを?」
「何か月、とか」
「話したいのかい?」
「・・・いえ」
話せば、妊婦がイベント司会の帰りに休んでいたこと。
それを言えば、働かさなければならない懐具合も話さないといけなくなる。
それは、俺の不甲斐なさと中途半端さの証明だ。
「お待たせしました。裏メニューのバッター焼きです」
咲江が、丸く焼いたバッター液を半分に折りたたんだ半円を二つ盛った皿を、腹がつかえないように、手を伸ばしてカウンターに置いた。
俺が、箸を出そうとしたら、「あちち」と言いながら、客は手掴みで齧ったので、新しいおしぼりを置いた。
「懐かしい味がする、美味いな」
咲江は、客の顔を満足そうに見て、上着を着て、ドアに向かった。
「お嬢さん、いいかな」
それを、客が呼び止めて、咲江が振り返った時には、もうその手に。
「お前、腹減ってないか?」
「は?」
グラスを飲み干した客が、言ったので、俺は戸惑った。
「俺は、腹が減った。店を閉めて、飯に行こう」
「は?」
どうして、初対面の客と、飯を食いにいかなければならないのだろう。
しかも、店を開けていない、と咲江の出産費用も、ままならない。
開けていても、客がくるとは限らないのだが。
「どうせやる気がないんだ。飯と酒だ。禄なこと考えねえのは、腹減ってる証拠だ」
俺は、むっとして、口を閉じた。
そんなことを、初対面で言われる筋合いはない。
初対面じゃないのか?
「俺は、カメラマンってヤクザな道に進もうと思っていたとき誰もが、もっと慎重に、とか、堅実に、とか下らねえことしか言われなかった。唯一、やるなら死ぬ気でやれ、って言ったのが、夏のババアだ」
急に祖母の名が出て、驚いた。
「しかも、何度も口説いて振られた、憧れのマドンナに、だぜ」
ババアと呼んでいるのだ、この男の年からして、祖母もいい年の頃の話だろう。
それがマドンナで、口説いたのか。
まあ、もう未亡人だったが、年の差からしても強者だな。
「綺麗だったぜ、夏のババア」
確かに、年をとっても綺麗な人だった。
「あの顔で、キッツイ言葉で、弱腰野郎のケツを蹴り上げるんだ」
客は喉の奥で思い出し笑いを飲み込み、俺を見つめた。
「覚悟なんて案外、たった一言で決まるもんだぜ」
男は、立ち上がり、
「なあ、オヤジになるんだろ?」
俺は、頷いた。
「諦める言い訳も守る理由も背負う責任も、それ一つで、もう十分だろ」
ケツを蹴り上げられた気分で俺は、短く息を吐いた。
「覚悟、決めろよ」
もう、何年も何年も縮こまった胸に溜めていた息を思いを、長く長く吐いた。
それを、言葉として、聞いてもらいたくなった。
元ギターリストでサラリーマンのヤスの娘は、なんて名前だったか。
「子供の名前、相談にのってください」
俺は上着を羽織って、店の鍵だけを持って言った。
「おいおい、財布は?」
「今度は、俺がそちらの孫に飯、食わせますよ」
「俺、独り身で、孫できる予定がないんだがなあ」
「お前特製の『貧乏焼き』を孫の彼女のお手製で食べた上、これから、ひ孫の名前を肴に飯と酒だぜ。俺の魂引っ掴んだまま逝きやがって、冥土の土産話で、操たてたの悔しがれババア」
「あれ? この写真って、オジサンが撮ったんですか?」
妊婦さんが写っている、背景にどこか見覚えがあるような気がする写真を見て、アニキに聞いた。
「はい。裏には『覚悟』としか書いてなくて、どなたなのか、恩人のお孫さん関係としかわからないのですが」
--------------------------------------------------------------------
番外編の解説(作者の気まぐれ自己満足と忘備録的な)
いかにも番外編な、こいつ誰だよ、なお話、第参弾。
「写真」は、登場人物の「過去・出会い」に焦点を当てた番外編で(以下略)
本編では「僕」以外の「大人」はブレがないので、その中でも大人な二人の若い時はどうだったのか、いつどうやって「大人」になったのか、的なお話です。
また、モテそうなのに、どうして生涯独身だったか、という理由も明かされます。
あと、言葉のナイフ使い誕生秘話でもあります(違わない、のか?)。
ちなみに本編の時代でも、彼は、娘の名付け親は、祖母の知り合い、としか知らない設定です。
(どうせ実は、って後付け設定で、変わるんでしょ?)
猫びーは、出会いとその連鎖がテーマな物語なので、今後の連鎖が楽しみですよね?
(連鎖っていうか、迷路?)
あと、当初の構想では、店の名前を冠したカクテル誕生秘話だったはずが、欠片も出てないですね、不思議。
まあ、そもそも続くかどうかがわからないのが、番外編の醍醐味ですよね?
また、機会がありましたら、このお店にお付き合いくださいませ。
(お店って舞台、違うお店じゃん?)
(春の試験だって舞台、別のお店じゃん!)
(それ、自分で言ったらダメじゃん?)
まみ夜
俺は、グラスを磨くのを止めて、入ってきた客に声をかけた。
男が、カウンターの俺の目の前に座わるのを待ち、メニューとおしぼりを出した。
「カウンターの下にフックがございますので、お荷物は、そこへどうぞ」
客は、カウンターに肘をつき、壁の酒を眺めながら、
「なにか、シングルモルトをワンショット」
「アイラ島のシングルカスクがお勧めですが」
「それを」
「かしこまりました」
まず、コースターを二枚、一枚は少し遠くに、一枚は客の目の前に置く。
小さなグラスに水を入れ、チェイサーではなく喫茶店で、とりあえず出すような水ですよ、という雰囲気で、遠くの方のコースターに置く。
続いて、ショットグラスにカリラ醸造所の短熟六年物を注いだ。
男は、薄い色合いに少し目を眇め、口にして、口元を緩めた。
すかさず、トレーを置く。
「当店、キャッシュオンデリバリーですので、ご注文のたびに、お支払いいただいております」
俺が勧めた味に対して、高いと思ったか、安いと思ったか、つまりはバーテンダーとしての俺への評価は、その表情から窺い知れなかった。
この店は、母方の祖母がジャズ喫茶として開いた。
その影響で、母親は全うなサラリーマンと結婚し、その反動で、俺はベースを手に取った。
組んだバンドは、中学からのツレ、ギターのヤス以外のメンバーは固まらず、ヤスの結婚で、解散となった。
ヤスの「俺の腕なんて、子供に弾いて聴かせる程度のもんなんや」、と結婚を告げた後の言葉が、現実を突きつけてきた。
そんな折、祖母の店を引き継いでいた店長が引退することとなった。
引き継いでいた、とは言っても、ジャズ喫茶ではなくバーへと代わり、再開発の立ち退きで、店舗も移動していたが。
とりあえず、その店を引き継いでみて、でもベースも捨てられず、ヘルプの声がかかれば、一端のミュージシャン気取りで、店を休んで出向いていた。
実に、中途半端だ。
その中途半端が、もう何年も続いていた。
決断をしなくていい居心地の良さ。
決断を先延ばしにしている焦り。
怠惰な自分への擁護と非難が、いつも消えることがない。
「つまみは、強制しないのか?」
無意識にやっていたグラス磨きを続けながら、
「テーブルチャージはいただかないので、強制はしないです」
客は、グラスを飲み干し、
「お代わりと適当につまみを」
空いたグラスを下げ、
「では、み、」
「ミックスナッツはつまらん」
遮られた。
次の候補に躊躇している、と調理スペースから、
「バッター焼きは、いかがですか?」
彼女と知り合ったのは、ヘルプとヘルプでだ。
俺はベースのヘルプとして、彼女はボーカルのヘルプとして。
四人バンドの半分、しかもボーカルがヘルプって、と思うかもしれないが、どこもボーカルには困っていたのだ。
バンドメンバー募集、当方ボーカル希望、という笑い話があるが、実際にちゃんと歌えるボーカルというのは、少ない。
金を払って歌うカラオケとは違い、金をもらって歌うのだから。
そのために求められるのは、誰も知らないオリジナル曲ではなく、誰もが知る歌だ。
そのジャンルも招かれた先で違う。
そうなる、とジャンルに合わせたボーカルが求められ、固定のボーカルが居つかなくなりヘルプを頼む、という負のスパイラル。
彼女は、イベントの司会など、声の仕事をしているだけあって、声はいいのだが、歌のうまさでは、中の下だ。
アップテンポなら誤魔化せるが、バラードや高低差が激しい、と途端に怪しくなる。
お互い、都合のいいヘルプとして知り合い、お互い才能の限界を感じて、本業らしきものを持ちながら、音楽が捨てられない。
そんな者同士として、付き合い始めた。
「バッターって、野球の?」
「いえいえ、唐揚げの衣です」
彼女は、生米を擂鉢で擂った粉や様々なスパイスでできた「バッター液」に漬かった鶏肉が入ったタッパーを掲げて見せた。
「咲江。重いから止めてくれ」
「あら、大丈夫よ」
客は、咲江の腹とタッパーを交互に、ちらっとだけ見、
「それを焼くのかい?」
「はい。彼のお婆様秘伝のこの衣を薄く、お好み焼きとお煎餅の中間くらいな感じに」
咲江は、くすっ、と笑って、
「でも本当は、唐揚げのお肉がなくなったとき限定の裏メニューなんですよ」
「いただこう」
調理スペースから、咲江の鼻歌とフライパンの音が聞こえてくる。
「BGMは、ないんだな」
客が、ふと気がついたように呟いた。
「何か、レコードをかけましょうか?」
「いや、耳なら満足している」
調理スペースの方を見たので、咲江の鼻歌で十分なのだろう。
「聞かないんですか?」
「なにを?」
「何か月、とか」
「話したいのかい?」
「・・・いえ」
話せば、妊婦がイベント司会の帰りに休んでいたこと。
それを言えば、働かさなければならない懐具合も話さないといけなくなる。
それは、俺の不甲斐なさと中途半端さの証明だ。
「お待たせしました。裏メニューのバッター焼きです」
咲江が、丸く焼いたバッター液を半分に折りたたんだ半円を二つ盛った皿を、腹がつかえないように、手を伸ばしてカウンターに置いた。
俺が、箸を出そうとしたら、「あちち」と言いながら、客は手掴みで齧ったので、新しいおしぼりを置いた。
「懐かしい味がする、美味いな」
咲江は、客の顔を満足そうに見て、上着を着て、ドアに向かった。
「お嬢さん、いいかな」
それを、客が呼び止めて、咲江が振り返った時には、もうその手に。
「お前、腹減ってないか?」
「は?」
グラスを飲み干した客が、言ったので、俺は戸惑った。
「俺は、腹が減った。店を閉めて、飯に行こう」
「は?」
どうして、初対面の客と、飯を食いにいかなければならないのだろう。
しかも、店を開けていない、と咲江の出産費用も、ままならない。
開けていても、客がくるとは限らないのだが。
「どうせやる気がないんだ。飯と酒だ。禄なこと考えねえのは、腹減ってる証拠だ」
俺は、むっとして、口を閉じた。
そんなことを、初対面で言われる筋合いはない。
初対面じゃないのか?
「俺は、カメラマンってヤクザな道に進もうと思っていたとき誰もが、もっと慎重に、とか、堅実に、とか下らねえことしか言われなかった。唯一、やるなら死ぬ気でやれ、って言ったのが、夏のババアだ」
急に祖母の名が出て、驚いた。
「しかも、何度も口説いて振られた、憧れのマドンナに、だぜ」
ババアと呼んでいるのだ、この男の年からして、祖母もいい年の頃の話だろう。
それがマドンナで、口説いたのか。
まあ、もう未亡人だったが、年の差からしても強者だな。
「綺麗だったぜ、夏のババア」
確かに、年をとっても綺麗な人だった。
「あの顔で、キッツイ言葉で、弱腰野郎のケツを蹴り上げるんだ」
客は喉の奥で思い出し笑いを飲み込み、俺を見つめた。
「覚悟なんて案外、たった一言で決まるもんだぜ」
男は、立ち上がり、
「なあ、オヤジになるんだろ?」
俺は、頷いた。
「諦める言い訳も守る理由も背負う責任も、それ一つで、もう十分だろ」
ケツを蹴り上げられた気分で俺は、短く息を吐いた。
「覚悟、決めろよ」
もう、何年も何年も縮こまった胸に溜めていた息を思いを、長く長く吐いた。
それを、言葉として、聞いてもらいたくなった。
元ギターリストでサラリーマンのヤスの娘は、なんて名前だったか。
「子供の名前、相談にのってください」
俺は上着を羽織って、店の鍵だけを持って言った。
「おいおい、財布は?」
「今度は、俺がそちらの孫に飯、食わせますよ」
「俺、独り身で、孫できる予定がないんだがなあ」
「お前特製の『貧乏焼き』を孫の彼女のお手製で食べた上、これから、ひ孫の名前を肴に飯と酒だぜ。俺の魂引っ掴んだまま逝きやがって、冥土の土産話で、操たてたの悔しがれババア」
「あれ? この写真って、オジサンが撮ったんですか?」
妊婦さんが写っている、背景にどこか見覚えがあるような気がする写真を見て、アニキに聞いた。
「はい。裏には『覚悟』としか書いてなくて、どなたなのか、恩人のお孫さん関係としかわからないのですが」
--------------------------------------------------------------------
番外編の解説(作者の気まぐれ自己満足と忘備録的な)
いかにも番外編な、こいつ誰だよ、なお話、第参弾。
「写真」は、登場人物の「過去・出会い」に焦点を当てた番外編で(以下略)
本編では「僕」以外の「大人」はブレがないので、その中でも大人な二人の若い時はどうだったのか、いつどうやって「大人」になったのか、的なお話です。
また、モテそうなのに、どうして生涯独身だったか、という理由も明かされます。
あと、言葉のナイフ使い誕生秘話でもあります(違わない、のか?)。
ちなみに本編の時代でも、彼は、娘の名付け親は、祖母の知り合い、としか知らない設定です。
(どうせ実は、って後付け設定で、変わるんでしょ?)
猫びーは、出会いとその連鎖がテーマな物語なので、今後の連鎖が楽しみですよね?
(連鎖っていうか、迷路?)
あと、当初の構想では、店の名前を冠したカクテル誕生秘話だったはずが、欠片も出てないですね、不思議。
まあ、そもそも続くかどうかがわからないのが、番外編の醍醐味ですよね?
また、機会がありましたら、このお店にお付き合いくださいませ。
(お店って舞台、違うお店じゃん?)
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(それ、自分で言ったらダメじゃん?)
まみ夜
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