59 / 109
第六章
パーティー準備
しおりを挟む
夕飯を食べ、アジトに戻ってきた。
レイ、アピアは風呂へ。俺とサリオとレノは話合いをしていた。
「なぁなぁ、今日の討伐三連チャン、めちゃくちゃ面白かったよな」
「ああ。敵はそうでもなかったけど、楽しかった」
「ぼく、一体も倒してないし、みんな怪我しなかったから役に立ってないなぁ。早く等級上げて、支援スキルをセットしたいよ」
今日の反省だ。
というか、反省すべき点はあまりない。
「アピアの狙撃、すごかったよな」
「ああ。あれほどの狙撃、どれだけ訓練したら」
「お嬢様は生まれつき、狙撃の才能がありました」
……いきなりの声に、俺たちはビビった。
アピアの執事、セバスチャンさんがいた。しかも俺の背後に。
そう言えばこの人、気配殺すのめちゃくちゃうまかった。
まさかと思うけど、討伐も一緒だったのかな。
「リュウキ様。お嬢様からお話があると思いますが、近日、ムーン公爵家主催のパーティーが開かれます。衣装などはこちらで用意しますので、どうぞよろしくお願い致します」
「あ、そういえばそんな話あったな。わかりました」
「おいおいおい、なんだよパーティーって」
「アピアに頼まれたんだよ。パーティーのエスコートしてくれって」
「わぁ……ねぇねぇ、アピアさんって婚約者とかいないの? 確か、マーキュリー侯爵家だったよね? それほどの爵位を持つ貴族なら、もう婚約者がいてもおかしくないと思うけど」
と、サリオが言うとセバスチャンさんは。
「お嬢様に婚約者はまだいません。ですが……在学中に、見つける必要はありますな。現在、候補が何人か上がっています。全員、貴族の方でして……お嬢様は、乗り気でないのです」
「ま、わかるぜ。貴族ってクソかったるいよなぁ。結婚とか、したい時に好きな奴とすればいいのによ」
「…………」
俺はなんとなくわかる。元、貴族だし。
婚約者。貴族の血を絶やさないためにも、子孫を残すのは貴族の務めだ。
すると、ぺたぺたと歩く音が聞こえ、リビングのドアが開いた。
「あー気持ちよかったぁ!」
「ふぅ……お先、いただきました」
レイとアピアだ。
うぅん、湯上りの女子……二人とも血色がいい。髪も湿ってるし、なんか色っぽい。
レノは特に気にしていないが、サリオが目を反らしていた。
「な、オレらも入ろうぜ。門限、まだ平気だろ?」
「いいな。サリオ、行くぞ」
「ぼ、ぼくはいいよ……って、なんで二人して腕掴むの!?」
俺とレノは、サリオを連行して風呂へ入った。
◇◇◇◇◇
アジトの管理は、セバスチャンさんがやってくれるそうだ。
学園には入れないし、セバスチャンさんの待機場所としてもアジトはいい。マーキュリー侯爵家は貴族街という学園から反対方向にある。空き部屋に住んでもらうことになった。
セバスチャンさんに見送られ、俺たちはアジトを出る。
俺とレイが先頭を歩き、アピアとサリオが何かを話し、レノは大きな欠伸をしていた。
「あ~、夜風気持ちいいな」
「そうね。ふふ、アジト……冒険者のアジト」
「レイ、そんなに嬉しいのか?」
「ええ。当たり前じゃない。それに、一年生でアジトを持つなんて、そうはないわよ?」
「そうなんか?」
「そりゃそうでしょ。まぁ、金持ちお坊ちゃんなら持ってるかもしれないけどね」
「ふぅん……まぁ、明日からアジトに集まればいいか?」
「そうね。ギルドも学園も兄さんの店も近いし、放課後にアジトに集合して、冒険者ギルドで依頼を受けるってのがいいわ。それと、学園ダンジョンに入るのもありね」
「わかった。ふふ、なんか学生冒険者っぽくていいな」
「ぽい、じゃなくて冒険者なのよ」
すると、アピアが俺の隣に。
「あの、リュウキくん」
「アピア、どうした?」
「その、パーティーの件なんですけど」
「ああ、さっきセバスチャンさんから聞いた。近く開催されるんだって?」
「はい。その、衣装合わせもあるので、明日の放課後、一度私の屋敷に来ていただけると……」
「明日か」
レイをチラッと見ると、そっぽ向いた。
「お風呂でアピアに聞いたわ。行ってらっしゃい」
「あ、ああ。なんか怒ってる?」
「別に? あ、今度兄さんの店に買い物しに行くから、付き合いなさいよ」
「お、おお」
「二人で、ね」
「え……あ、ああ。わかった」
すると、今度はアピアがムッとしていた。何なんだ?
◇◇◇◇◇
翌日の放課後。
俺はアピアと一緒に、マーキュリー侯爵家に来た。
放課後になった瞬間、セバスチャンさんが迎えに来て馬車に乗り、あっという間に貴族街に来た。
俺も元貴族。貴族の屋敷がデカいことは知っているけど……。
「で、デカいな」
「そうでしょうか?」
マーキュリー侯爵家。俺の実家の五倍はデカいな。
セバスチャンさんを筆頭に、執事やメイドが総出で迎えてくれた。
「「「「「お帰りなさいませ、お嬢様」」」」」
「ただいま。さっそくだけど、リュウキくんのパーティー用衣装をお願い」
「かしこまりました」
メイドさんの一人がアピアの前に、俺の前には若い執事が。
「リュウキくん。ダンスは踊れますか?」
「ああ。習ったよ」
「そうですか。あの、衣装が決まったら少し練習をしたいのですが」
「わかった」
執事さんと一緒に屋敷の中へ。
採寸され、パーティー用の衣装をいくつか見繕ってもらう。
黒をベースにし、金色の糸で刺繍が入ってる衣装に着替え、軽く髪を整え化粧をした。
そして、執事さんと一緒にダンスホールへ。
しばらく待っていると……ドアが開いた。
「お待たせしました、リュウキくん」
「ああ、アピ……」
ア、と最後まで言えなかった。
水色を基調としたドレスだった。長い髪は丁寧にまとめられ、綺麗な髪飾りで止めている。化粧もして、アクセサリーも身に付けて……すごい、別人みたいだ。
肩がむき出しで、胸元を強調しているせいで、胸の谷間が見えている。貴族女性のドレスって、なんで胸元を強調するのが多いんだ。
「リュウキくん?」
「あ、ああ。その、見惚れてた」
「えっ」
「あっ」
しまった、何言ってんだ俺!?
アピアが恥ずかしがり、俺も顔を反らしてしまう。
すると、メイドさんが咳払いする。
「こほん。では、ダンスの練習をしましょうか」
「「は、はい」」
アピアとのダンスは、寮の門限ギリギリまで練習した。
レイ、アピアは風呂へ。俺とサリオとレノは話合いをしていた。
「なぁなぁ、今日の討伐三連チャン、めちゃくちゃ面白かったよな」
「ああ。敵はそうでもなかったけど、楽しかった」
「ぼく、一体も倒してないし、みんな怪我しなかったから役に立ってないなぁ。早く等級上げて、支援スキルをセットしたいよ」
今日の反省だ。
というか、反省すべき点はあまりない。
「アピアの狙撃、すごかったよな」
「ああ。あれほどの狙撃、どれだけ訓練したら」
「お嬢様は生まれつき、狙撃の才能がありました」
……いきなりの声に、俺たちはビビった。
アピアの執事、セバスチャンさんがいた。しかも俺の背後に。
そう言えばこの人、気配殺すのめちゃくちゃうまかった。
まさかと思うけど、討伐も一緒だったのかな。
「リュウキ様。お嬢様からお話があると思いますが、近日、ムーン公爵家主催のパーティーが開かれます。衣装などはこちらで用意しますので、どうぞよろしくお願い致します」
「あ、そういえばそんな話あったな。わかりました」
「おいおいおい、なんだよパーティーって」
「アピアに頼まれたんだよ。パーティーのエスコートしてくれって」
「わぁ……ねぇねぇ、アピアさんって婚約者とかいないの? 確か、マーキュリー侯爵家だったよね? それほどの爵位を持つ貴族なら、もう婚約者がいてもおかしくないと思うけど」
と、サリオが言うとセバスチャンさんは。
「お嬢様に婚約者はまだいません。ですが……在学中に、見つける必要はありますな。現在、候補が何人か上がっています。全員、貴族の方でして……お嬢様は、乗り気でないのです」
「ま、わかるぜ。貴族ってクソかったるいよなぁ。結婚とか、したい時に好きな奴とすればいいのによ」
「…………」
俺はなんとなくわかる。元、貴族だし。
婚約者。貴族の血を絶やさないためにも、子孫を残すのは貴族の務めだ。
すると、ぺたぺたと歩く音が聞こえ、リビングのドアが開いた。
「あー気持ちよかったぁ!」
「ふぅ……お先、いただきました」
レイとアピアだ。
うぅん、湯上りの女子……二人とも血色がいい。髪も湿ってるし、なんか色っぽい。
レノは特に気にしていないが、サリオが目を反らしていた。
「な、オレらも入ろうぜ。門限、まだ平気だろ?」
「いいな。サリオ、行くぞ」
「ぼ、ぼくはいいよ……って、なんで二人して腕掴むの!?」
俺とレノは、サリオを連行して風呂へ入った。
◇◇◇◇◇
アジトの管理は、セバスチャンさんがやってくれるそうだ。
学園には入れないし、セバスチャンさんの待機場所としてもアジトはいい。マーキュリー侯爵家は貴族街という学園から反対方向にある。空き部屋に住んでもらうことになった。
セバスチャンさんに見送られ、俺たちはアジトを出る。
俺とレイが先頭を歩き、アピアとサリオが何かを話し、レノは大きな欠伸をしていた。
「あ~、夜風気持ちいいな」
「そうね。ふふ、アジト……冒険者のアジト」
「レイ、そんなに嬉しいのか?」
「ええ。当たり前じゃない。それに、一年生でアジトを持つなんて、そうはないわよ?」
「そうなんか?」
「そりゃそうでしょ。まぁ、金持ちお坊ちゃんなら持ってるかもしれないけどね」
「ふぅん……まぁ、明日からアジトに集まればいいか?」
「そうね。ギルドも学園も兄さんの店も近いし、放課後にアジトに集合して、冒険者ギルドで依頼を受けるってのがいいわ。それと、学園ダンジョンに入るのもありね」
「わかった。ふふ、なんか学生冒険者っぽくていいな」
「ぽい、じゃなくて冒険者なのよ」
すると、アピアが俺の隣に。
「あの、リュウキくん」
「アピア、どうした?」
「その、パーティーの件なんですけど」
「ああ、さっきセバスチャンさんから聞いた。近く開催されるんだって?」
「はい。その、衣装合わせもあるので、明日の放課後、一度私の屋敷に来ていただけると……」
「明日か」
レイをチラッと見ると、そっぽ向いた。
「お風呂でアピアに聞いたわ。行ってらっしゃい」
「あ、ああ。なんか怒ってる?」
「別に? あ、今度兄さんの店に買い物しに行くから、付き合いなさいよ」
「お、おお」
「二人で、ね」
「え……あ、ああ。わかった」
すると、今度はアピアがムッとしていた。何なんだ?
◇◇◇◇◇
翌日の放課後。
俺はアピアと一緒に、マーキュリー侯爵家に来た。
放課後になった瞬間、セバスチャンさんが迎えに来て馬車に乗り、あっという間に貴族街に来た。
俺も元貴族。貴族の屋敷がデカいことは知っているけど……。
「で、デカいな」
「そうでしょうか?」
マーキュリー侯爵家。俺の実家の五倍はデカいな。
セバスチャンさんを筆頭に、執事やメイドが総出で迎えてくれた。
「「「「「お帰りなさいませ、お嬢様」」」」」
「ただいま。さっそくだけど、リュウキくんのパーティー用衣装をお願い」
「かしこまりました」
メイドさんの一人がアピアの前に、俺の前には若い執事が。
「リュウキくん。ダンスは踊れますか?」
「ああ。習ったよ」
「そうですか。あの、衣装が決まったら少し練習をしたいのですが」
「わかった」
執事さんと一緒に屋敷の中へ。
採寸され、パーティー用の衣装をいくつか見繕ってもらう。
黒をベースにし、金色の糸で刺繍が入ってる衣装に着替え、軽く髪を整え化粧をした。
そして、執事さんと一緒にダンスホールへ。
しばらく待っていると……ドアが開いた。
「お待たせしました、リュウキくん」
「ああ、アピ……」
ア、と最後まで言えなかった。
水色を基調としたドレスだった。長い髪は丁寧にまとめられ、綺麗な髪飾りで止めている。化粧もして、アクセサリーも身に付けて……すごい、別人みたいだ。
肩がむき出しで、胸元を強調しているせいで、胸の谷間が見えている。貴族女性のドレスって、なんで胸元を強調するのが多いんだ。
「リュウキくん?」
「あ、ああ。その、見惚れてた」
「えっ」
「あっ」
しまった、何言ってんだ俺!?
アピアが恥ずかしがり、俺も顔を反らしてしまう。
すると、メイドさんが咳払いする。
「こほん。では、ダンスの練習をしましょうか」
「「は、はい」」
アピアとのダンスは、寮の門限ギリギリまで練習した。
45
あなたにおすすめの小説
土属性を極めて辺境を開拓します~愛する嫁と超速スローライフ~
にゃーにゃ
ファンタジー
「土属性だから追放だ!」理不尽な理由で追放されるも「はいはい。おっけー」主人公は特にパーティーに恨みも、未練もなく、世界が危機的な状況、というわけでもなかったので、ササッと王都を去り、辺境の地にたどり着く。
「助けなきゃ!」そんな感じで、世界樹の少女を襲っていた四天王の一人を瞬殺。 少女にほれられて、即座に結婚する。「ここを開拓してスローライフでもしてみようか」 主人公は土属性パワーで一瞬で辺境を開拓。ついでに魔王を超える存在を土属性で作ったゴーレムの物量で圧殺。
主人公は、世界樹の少女が生成したタネを、育てたり、のんびりしながら辺境で平和にすごす。そんな主人公のもとに、ドワーフ、魚人、雪女、魔王四天王、魔王、といった亜人のなかでも一際キワモノの種族が次から次へと集まり、彼らがもたらす特産品によってドンドン村は発展し豊かに、にぎやかになっていく。
微妙なバフなどもういらないと追放された補助魔法使い、バフ3000倍で敵の肉体を内部から破壊して無双する
こげ丸
ファンタジー
「微妙なバフなどもういらないんだよ!」
そう言われて冒険者パーティーを追放されたフォーレスト。
だが、仲間だと思っていたパーティーメンバーからの仕打ちは、それだけに留まらなかった。
「もうちょっと抵抗頑張んないと……妹を酷い目にあわせちゃうわよ?」
窮地に追い込まれたフォーレスト。
だが、バフの新たな可能性に気付いたその時、復讐はなされた。
こいつら……壊しちゃえば良いだけじゃないか。
これは、絶望の淵からバフの新たな可能性を見いだし、高みを目指すに至った補助魔法使いフォーレストが最強に至るまでの物語。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
俺に王太子の側近なんて無理です!
クレハ
ファンタジー
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる