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第二章

第33話 攻略対象同士の会話

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「いやはや、第一王子がハイレグとは将来が楽しみですなぁ!」

 どの辺が?

「ええ、なのに皆さん僕の方を指さしてやれ変態だ、露出狂だ、など」
「全裸に勝る露出なしですもんねぇ」

 何か名言っぽく言ってるけど内容が。

「路上で『お●んちーーーーーーーーーーーーーーん!』って叫ぶことも出来ないなんてどうかしていますよ」
「ええ、全く遺憾甚だしいですね」

 アンタらがどうかしてるよ。

「ねえ、わっえあえあえあえあえあうぁっしぃの夫っと大戸トト音㎞とr子tttttwT絵gzwレzrとぁth」
「バグってる、バグってる! 落ち着いて!」
「私のお父さん変人だと思う?」

 最初とは比べ物にならないくらいの落ち着きようだ、凄い!

「もう私の周りに変人が多すぎて誰が変人なのか分かったもんじゃないね」

 私は思った通りの事を言った。
 父親はセクハラの塊、母親もセクハラの塊、兄はすぐに踏んでもらおうとする、ストーカー(第一王子)はどこでもついてくるしトイレ前にスタンバイしてるしすぐ下ネタ言うし全裸でいることが多いし。その親である国王もカイルに拍車をかけて変態だし。みんな変態だし。
 逆にここでギャグ要素、変態要素共にゼロの人が現れたらそっちの方が驚くかもしれない。
 あれっ、私の周り終わってない?

「「(せーの)おち●ちーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!」」

 この人たち本当に初対面よね!? 息ピッタリね!?
 その後二人は無茶苦茶喫茶店行った。
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