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変態どもの日常
変態が幼稚園で読み聞かせする物語を作るだけの犯罪臭ゼロのお話です。
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「ラミちゃん! 学園の幼稚舎で読み聞かせしろって校長から……!」
「へー。まあいいんじゃないですか?」
「いくないんだよ!」
カイルは私の方まで寄ってくると机を『バン!』と叩き。
「創作じゃなきゃダメだって言われたんだよ……」
「OH……」
校長はカイルのことを何だと思っているのだろうか。ただの変態だょ?
「ラミちゃん、なんか案ない? パクりって言われない程度に婉曲するから」
「マジで大丈夫なんですかこの人で」
「この人って酷いなぁ。ちゃんと『マイダーリンカイル様』って言ってよ」
「言いません」
「じゃあ……ストレートに『旦那様』?」
「しばくぞ」
「サーセン」
ていうかパクリって言われない程度に婉曲するんだったらもう自分でソース決めろよ……。
「さあさあ! 夜な夜なインスピレーションを働かせているラミちゃんならこんなのちょちょいのちょいでしょ!?」
「名誉毀損で訴えていいですか」
「いくないです」
分かればいいんだよ分かれば。
「まあ……王道で言うとシンデレラとか?」
「ちょ、シンデレラとかハッハッ! 幼稚園児かよゥッホォォ――!」
「だから幼稚園児に読み聞かせすんだろ」
てか原作エグいし。あと笑い方が独特な?
「きゃわたんなラミちゅわんの案だ。ここはシンデレラ原作でイこう」
「きゃわたんって何かムカつくのでやめてください」
カイルは私の言葉を無視してルーズリーフにサラサラと文字を書いていく。凄いスピードだ!
「ゾーン入ったのぉぉぉぉぉ♡ んっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♡♡」
ヤベェなんか親の目を盗んでエロ漫画を描く中学生みたいな感じになってるよ。変態度高めの。
「しゅごいのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお♡」
――そもそもコイツの姿を幼稚園児に見せていいのだろうか?
そんな疑問さえ脳裏をかすめる程だった。
「しゅごい……♡ できたぁ……♡」
同人誌の最後のページでピクピクしてる人みたいな表情で物語が書かれたルーズリーフを差し出してくるカイル。ぶっちゃけあんまり触りたくない。
まあ渡されたもんはしゃあないのでひとまず一読することに。
『むかしむかし、西の国に美しいおなごがおったそうな』
西洋風なのか日本風なのかよくわからない出だしだが、まあ許容範囲だろう。商業作品じゃないし。
『そのおなごは継母たちの手によって虐げられておったが、そのうちおなごは自らの内なる異能に目覚めることとなったそうな』
「ちょっと待てェ――い!」
「どうしたのラミちゃん」
なんだこの驚きの展開。シンデレラどこ行った?
とりあえず次の文を読んでみることにした。
『「ここがテメェらの墓場だ」
そのおなご……サンドリは人間の屑を一掃するために己の右手を振り上げ、灰で刀を作り、その刀を継母どもの腹へとブッ刺した』
童話のヒロインKOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
私の知っている童話じゃない。こんなの。
『言うて切れ味がよくもなかったサンドリの灰刀は継母どもを気絶させるだけの結果に終わった』
ほっ……。
『いいタイミングで舞踏会への誘いの手紙が来た。継母どもは地下牢にでも監禁しておいて自分だけパーリってこよう、とサンドリは考えた』
もうコイツ報復されろよ……。
『だが服がない。
アイツらの服なんか絶対着たくない。
そう考えていたサンドリに気付き!
――服がないならボディーペイントすればいいじゃない!』
「ちょっと待てええええええええええええええええええええ!」
「だからなんなのさ!」
「ヒロイン怖いしなんで舞踏会にボディーペイントして行こうって考えたんですか!?」
「王家で開催される舞踏会はボディーペイントはおろか全裸でもOKだよ」
「狂ってる……」
「いやいや、この後ちゃんと胸キュン展開あるから!」
オイオイマジかよ……。
私はもう面倒くさくなってちょっと飛ばして読むことにした。
『「あれ? ガラスの靴じゃなくて自宅に服を忘れちゃったのかな?」
「お、王子……」
汗でボディーペイントの塗料がところどころはがれてしまったサンドリを嘲笑うかのように王子は問いかける。
「もしかして……誘ってる?」
「ふぁ、ふぁいっ!」
王子はサンドリの肩を少しだけ強く掴み、己の胸に抱き寄せ』
「カイルさんカイルさん」
「なぁに? ラミちゃん」
「どの年齢層ターゲットなのかな?」
「4しゃい」
「おとといきやがれ」
「ウィッス」
その後、校長に『マジでやめとけ』という旨を伝えたら、私もろともドン引きされました。なんでやねん。
「へー。まあいいんじゃないですか?」
「いくないんだよ!」
カイルは私の方まで寄ってくると机を『バン!』と叩き。
「創作じゃなきゃダメだって言われたんだよ……」
「OH……」
校長はカイルのことを何だと思っているのだろうか。ただの変態だょ?
「ラミちゃん、なんか案ない? パクりって言われない程度に婉曲するから」
「マジで大丈夫なんですかこの人で」
「この人って酷いなぁ。ちゃんと『マイダーリンカイル様』って言ってよ」
「言いません」
「じゃあ……ストレートに『旦那様』?」
「しばくぞ」
「サーセン」
ていうかパクリって言われない程度に婉曲するんだったらもう自分でソース決めろよ……。
「さあさあ! 夜な夜なインスピレーションを働かせているラミちゃんならこんなのちょちょいのちょいでしょ!?」
「名誉毀損で訴えていいですか」
「いくないです」
分かればいいんだよ分かれば。
「まあ……王道で言うとシンデレラとか?」
「ちょ、シンデレラとかハッハッ! 幼稚園児かよゥッホォォ――!」
「だから幼稚園児に読み聞かせすんだろ」
てか原作エグいし。あと笑い方が独特な?
「きゃわたんなラミちゅわんの案だ。ここはシンデレラ原作でイこう」
「きゃわたんって何かムカつくのでやめてください」
カイルは私の言葉を無視してルーズリーフにサラサラと文字を書いていく。凄いスピードだ!
「ゾーン入ったのぉぉぉぉぉ♡ んっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♡♡」
ヤベェなんか親の目を盗んでエロ漫画を描く中学生みたいな感じになってるよ。変態度高めの。
「しゅごいのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお♡」
――そもそもコイツの姿を幼稚園児に見せていいのだろうか?
そんな疑問さえ脳裏をかすめる程だった。
「しゅごい……♡ できたぁ……♡」
同人誌の最後のページでピクピクしてる人みたいな表情で物語が書かれたルーズリーフを差し出してくるカイル。ぶっちゃけあんまり触りたくない。
まあ渡されたもんはしゃあないのでひとまず一読することに。
『むかしむかし、西の国に美しいおなごがおったそうな』
西洋風なのか日本風なのかよくわからない出だしだが、まあ許容範囲だろう。商業作品じゃないし。
『そのおなごは継母たちの手によって虐げられておったが、そのうちおなごは自らの内なる異能に目覚めることとなったそうな』
「ちょっと待てェ――い!」
「どうしたのラミちゃん」
なんだこの驚きの展開。シンデレラどこ行った?
とりあえず次の文を読んでみることにした。
『「ここがテメェらの墓場だ」
そのおなご……サンドリは人間の屑を一掃するために己の右手を振り上げ、灰で刀を作り、その刀を継母どもの腹へとブッ刺した』
童話のヒロインKOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
私の知っている童話じゃない。こんなの。
『言うて切れ味がよくもなかったサンドリの灰刀は継母どもを気絶させるだけの結果に終わった』
ほっ……。
『いいタイミングで舞踏会への誘いの手紙が来た。継母どもは地下牢にでも監禁しておいて自分だけパーリってこよう、とサンドリは考えた』
もうコイツ報復されろよ……。
『だが服がない。
アイツらの服なんか絶対着たくない。
そう考えていたサンドリに気付き!
――服がないならボディーペイントすればいいじゃない!』
「ちょっと待てええええええええええええええええええええ!」
「だからなんなのさ!」
「ヒロイン怖いしなんで舞踏会にボディーペイントして行こうって考えたんですか!?」
「王家で開催される舞踏会はボディーペイントはおろか全裸でもOKだよ」
「狂ってる……」
「いやいや、この後ちゃんと胸キュン展開あるから!」
オイオイマジかよ……。
私はもう面倒くさくなってちょっと飛ばして読むことにした。
『「あれ? ガラスの靴じゃなくて自宅に服を忘れちゃったのかな?」
「お、王子……」
汗でボディーペイントの塗料がところどころはがれてしまったサンドリを嘲笑うかのように王子は問いかける。
「もしかして……誘ってる?」
「ふぁ、ふぁいっ!」
王子はサンドリの肩を少しだけ強く掴み、己の胸に抱き寄せ』
「カイルさんカイルさん」
「なぁに? ラミちゃん」
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