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三章 ミュラー最後の事件簿
エルドラの正体
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馬車の中にはミュラー、オルマ、ジラール、リュー、ドラゴがいた。
そしてもう一人彼らと向かう合う形で、黒髪を短く切り揃えた、整った顔立ちの女性が脚を組んでいた。
そして彼女がやれやれといった具合に呟く。
「まさか城に乗り込んで、火を放つとは……。してやられたわ。ラクシャインは救えなかった。姫を連れて命からがら逃げてこれたわ」
ミュラーが黒髪の女性をジロリと睨む。
「お前がエルドラか」
「ええ、初めまして。蒼き狼。さっそくだけど、文書を渡してくれるかしら」
ミュラーの眼光が鋭くなる。
「まだお前が味方と決まったわけじゃない。答えろ、お前は何を企んでいる?」
ミュラーの言葉を聞いて、エルドラはクスリと笑う。
「フフ、本当にロゼの術中にハマってるわね。疑心暗鬼にかられてるわね。まぁいいわ、質問に答えましょう。私はこの国の執政官、そしてロゼの企みに初めて気付いた人間、そしてこの国でただ1人ロゼに対抗できる存在よ」
その言葉を聞いて、ドラゴが身を乗り出す。
「執政官だと? 役人のトップじゃねぇか。そんな奴がなんでこんな物騒な事件に首を突っ込む?」
するとエルドラはミュラーに対して、深く頭を下げる。謝罪の念をこめて。
「ごめんなさい。貴方を巻き込んでしまったわ。けどどうしてもエルドラの正体を暴きたかった。だからあの日、あの夜にヘルムート、いえもう1人のフランツ=ヨーゼフの始末をあの老人、クラウスに唆したの。彼は自由と保身を望んでいたことは知っていたわ。まさか文書に魔法陣が仕掛けられていたのは誤算だったけど」
エルドラな告白にミュラーは動揺することなく、静かに尋ねた。
「何故俺なんだ? 他の奴に依頼しても良かったろう」
その質問に、少し微笑んでから、エルドラは答える。
「まずは貴方がこの街で名を馳せるほどの腕利きだったから、ロゼの手先にも遅れを取らない人材がほしかった。そしてもう一つは貴方がどこにも所属してない無法者アウトローだから、そして最後なら一つはあのブシュロンの推薦があったから。ずいぶん高く買われたわね、あなた」
ミュラーが思わず舌打ちする。
「あの野朗……。はなっからグルだったのか」
するとオルマは慌てて身を乗り出す。
「街や城もあちこち燃えてるよ! 大丈夫なの!?」
オルマを落ち着かせるように、エルドラは涼しい表情で答える。
「大丈夫。今この国のマフィアとリューの手勢、それにハンター達が総出で消火活動と救助活動をしてます。ですよね、ドラゴ、リュー」
エルドラが二人に顔を向けると、ドラゴとリューは頷いた。
しかしミュラーの警戒心は解かれていない。
「まだ質問には答えきれてないぞ」
エルドラはタバコに火をつけ、静かに答える。
「さて何から話したものかしら。この国の開拓計画の過程で先住民と紛争が起きたのは知ってるわね?」
ミュラーがおどおどした様子を見せる。
それを見たオルマは、コイツ訳もわからず暴れただけだと悟った。
「あれを引き起こしたのがロゼよ。そして軍の将校を始末し、ラクシャインに罪を被せた。全て彼の企みなの。過激になった先住民と強硬派の軍部の衝突。それによる国の情勢不安が起きてしまった」
ジラールが話を遮る。
「あのロゼってのは巧妙に顔を知られずに軍や国の中枢に入りこんでいたんだろ? なんでテメェが野朗の存在に気付けたんだ?」
エルドラはタバコを深く吸い、答える。
「これでも私はこの国で優秀な官僚の一人よ。毎日届く膨大な決算書類。その書類の影に暗躍してる人物がいることは気付いていた。そしてフランツ=ヨーゼフも私に接触してきた。そこでロゼの存在に気付いたの。そして彼の企みを」
ドラゴが割って入る。
「レオンって野朗が言ってた、例の軍事クーデターってヤツか?」
ドラゴの質問に、エルドラは首を横に振る。
「それは過程ね。ロゼの企みはもっと先にあるわ」
さらにドラゴが険しい顔で尋ねる。
「いい加減にしろ、お上の綺麗事の下で、とんでもねぇワリ喰らう奴等が世の中わんさかいるんだ。そして俺達それを知らずに呑気に暮らしてる。今に始まったことじゃない、いつの時代もだ」
ドラゴの剣幕にエルドラは臆することなく、話を続けた。
「呑気に暮らせ中なるわよ。このままでは。ロゼが企んでいること。それはこの国での文明、文化の破壊……」
それを耳にしたリューが納得したように言葉を発した。
「真の平等を、そのために国の文明レベルを原始の頃まで巻き戻すということですか……。なんて愚かな……」
ミュラーがリューに説明を求める。
「つまりヤツは何がしたいんだ」
「このカジノ大国を原始時代にもどすんですよ。確かにそうすれば今よりも平等だし、平穏な日常は取り戻せる……。しかし……」
エルドラがタバコをもう一服する。
「沢山の血の粛清が行われるわね。主に見識がある者が。彼の世界には知識はいらない。鍬があればいい世界が待っているわ」
ドラゴが舌打ちする。
「そのくだらねぇ思想をこの国で実現させようってのか!?」
エルドラはゆっくりタバコを吸い、灰を落とす。
「彼は無邪気な子供なのよ。冷静に考えれば諸外国が黙っていない、間違いなく干渉してくる。それでも彼はやる。仮初の、ほんのひと時の実験をこの国でやろうとしている。しかし、彼にはその力があった。だから私はドラゴとリュー、ホルン、フランツ=ヨーゼフを寝返らせ、全力で阻止した。そして今文書がここにある。それさえあれば、真実を知った軍部もロゼから身をくわわ。」
エルドラの真意を知ったミュラーは短刀を手渡す。
これで事件は解決するのか?
しかし、短刀を、文書を受け取ったエルドラの顔が俯く。
「誤算がありました。ロゼは計画の変更を考えているようです……」
ミュラーが眉をひそめると、エルドラはミュラーの顔をまじまじと見て呟いた。
「今あの男の狙いは貴方なのです。……ミュラー」
その言葉を聞いて、ミュラーは馬車の外の風景を眺める。
馴染みの風俗街を見て悟る。
「この馬車の目的地はまさか!」
エルドラが申し訳なさそうに答える。
「……ルカさんの元よ。ヤツらの狙い貴方とわかった以上、第一に保護すべきは彼女だわ」
すると馬車を走らせていた少年兵が大きな声で報告する。
「前方に人影! 4人! 敵です!」
とっさにミュラー、ジラール、オルマ、リューが馬車から飛び出しだ。
ミュラーの瞳に映ったのは、最愛の存在の顎を捉え顔を寄せていた茶髪の青年の姿だった。
馬車にいるエルドラに声をかけて、指を差し示し、怒りに震える声を絞り出す。
「エルドラ、ヤツがロゼだ。今から殺す……」
ミュラーの殺意が周囲の空間を支配する。
しかしロゼはそれでも歪んだ笑みを浮かべていた。
そしてもう一人彼らと向かう合う形で、黒髪を短く切り揃えた、整った顔立ちの女性が脚を組んでいた。
そして彼女がやれやれといった具合に呟く。
「まさか城に乗り込んで、火を放つとは……。してやられたわ。ラクシャインは救えなかった。姫を連れて命からがら逃げてこれたわ」
ミュラーが黒髪の女性をジロリと睨む。
「お前がエルドラか」
「ええ、初めまして。蒼き狼。さっそくだけど、文書を渡してくれるかしら」
ミュラーの眼光が鋭くなる。
「まだお前が味方と決まったわけじゃない。答えろ、お前は何を企んでいる?」
ミュラーの言葉を聞いて、エルドラはクスリと笑う。
「フフ、本当にロゼの術中にハマってるわね。疑心暗鬼にかられてるわね。まぁいいわ、質問に答えましょう。私はこの国の執政官、そしてロゼの企みに初めて気付いた人間、そしてこの国でただ1人ロゼに対抗できる存在よ」
その言葉を聞いて、ドラゴが身を乗り出す。
「執政官だと? 役人のトップじゃねぇか。そんな奴がなんでこんな物騒な事件に首を突っ込む?」
するとエルドラはミュラーに対して、深く頭を下げる。謝罪の念をこめて。
「ごめんなさい。貴方を巻き込んでしまったわ。けどどうしてもエルドラの正体を暴きたかった。だからあの日、あの夜にヘルムート、いえもう1人のフランツ=ヨーゼフの始末をあの老人、クラウスに唆したの。彼は自由と保身を望んでいたことは知っていたわ。まさか文書に魔法陣が仕掛けられていたのは誤算だったけど」
エルドラな告白にミュラーは動揺することなく、静かに尋ねた。
「何故俺なんだ? 他の奴に依頼しても良かったろう」
その質問に、少し微笑んでから、エルドラは答える。
「まずは貴方がこの街で名を馳せるほどの腕利きだったから、ロゼの手先にも遅れを取らない人材がほしかった。そしてもう一つは貴方がどこにも所属してない無法者アウトローだから、そして最後なら一つはあのブシュロンの推薦があったから。ずいぶん高く買われたわね、あなた」
ミュラーが思わず舌打ちする。
「あの野朗……。はなっからグルだったのか」
するとオルマは慌てて身を乗り出す。
「街や城もあちこち燃えてるよ! 大丈夫なの!?」
オルマを落ち着かせるように、エルドラは涼しい表情で答える。
「大丈夫。今この国のマフィアとリューの手勢、それにハンター達が総出で消火活動と救助活動をしてます。ですよね、ドラゴ、リュー」
エルドラが二人に顔を向けると、ドラゴとリューは頷いた。
しかしミュラーの警戒心は解かれていない。
「まだ質問には答えきれてないぞ」
エルドラはタバコに火をつけ、静かに答える。
「さて何から話したものかしら。この国の開拓計画の過程で先住民と紛争が起きたのは知ってるわね?」
ミュラーがおどおどした様子を見せる。
それを見たオルマは、コイツ訳もわからず暴れただけだと悟った。
「あれを引き起こしたのがロゼよ。そして軍の将校を始末し、ラクシャインに罪を被せた。全て彼の企みなの。過激になった先住民と強硬派の軍部の衝突。それによる国の情勢不安が起きてしまった」
ジラールが話を遮る。
「あのロゼってのは巧妙に顔を知られずに軍や国の中枢に入りこんでいたんだろ? なんでテメェが野朗の存在に気付けたんだ?」
エルドラはタバコを深く吸い、答える。
「これでも私はこの国で優秀な官僚の一人よ。毎日届く膨大な決算書類。その書類の影に暗躍してる人物がいることは気付いていた。そしてフランツ=ヨーゼフも私に接触してきた。そこでロゼの存在に気付いたの。そして彼の企みを」
ドラゴが割って入る。
「レオンって野朗が言ってた、例の軍事クーデターってヤツか?」
ドラゴの質問に、エルドラは首を横に振る。
「それは過程ね。ロゼの企みはもっと先にあるわ」
さらにドラゴが険しい顔で尋ねる。
「いい加減にしろ、お上の綺麗事の下で、とんでもねぇワリ喰らう奴等が世の中わんさかいるんだ。そして俺達それを知らずに呑気に暮らしてる。今に始まったことじゃない、いつの時代もだ」
ドラゴの剣幕にエルドラは臆することなく、話を続けた。
「呑気に暮らせ中なるわよ。このままでは。ロゼが企んでいること。それはこの国での文明、文化の破壊……」
それを耳にしたリューが納得したように言葉を発した。
「真の平等を、そのために国の文明レベルを原始の頃まで巻き戻すということですか……。なんて愚かな……」
ミュラーがリューに説明を求める。
「つまりヤツは何がしたいんだ」
「このカジノ大国を原始時代にもどすんですよ。確かにそうすれば今よりも平等だし、平穏な日常は取り戻せる……。しかし……」
エルドラがタバコをもう一服する。
「沢山の血の粛清が行われるわね。主に見識がある者が。彼の世界には知識はいらない。鍬があればいい世界が待っているわ」
ドラゴが舌打ちする。
「そのくだらねぇ思想をこの国で実現させようってのか!?」
エルドラはゆっくりタバコを吸い、灰を落とす。
「彼は無邪気な子供なのよ。冷静に考えれば諸外国が黙っていない、間違いなく干渉してくる。それでも彼はやる。仮初の、ほんのひと時の実験をこの国でやろうとしている。しかし、彼にはその力があった。だから私はドラゴとリュー、ホルン、フランツ=ヨーゼフを寝返らせ、全力で阻止した。そして今文書がここにある。それさえあれば、真実を知った軍部もロゼから身をくわわ。」
エルドラの真意を知ったミュラーは短刀を手渡す。
これで事件は解決するのか?
しかし、短刀を、文書を受け取ったエルドラの顔が俯く。
「誤算がありました。ロゼは計画の変更を考えているようです……」
ミュラーが眉をひそめると、エルドラはミュラーの顔をまじまじと見て呟いた。
「今あの男の狙いは貴方なのです。……ミュラー」
その言葉を聞いて、ミュラーは馬車の外の風景を眺める。
馴染みの風俗街を見て悟る。
「この馬車の目的地はまさか!」
エルドラが申し訳なさそうに答える。
「……ルカさんの元よ。ヤツらの狙い貴方とわかった以上、第一に保護すべきは彼女だわ」
すると馬車を走らせていた少年兵が大きな声で報告する。
「前方に人影! 4人! 敵です!」
とっさにミュラー、ジラール、オルマ、リューが馬車から飛び出しだ。
ミュラーの瞳に映ったのは、最愛の存在の顎を捉え顔を寄せていた茶髪の青年の姿だった。
馬車にいるエルドラに声をかけて、指を差し示し、怒りに震える声を絞り出す。
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