偽りの聖女と婚約破棄され、国外追放となった聖女は妖精王と幸せになる

さくしゃ

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ざまあサイド

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「なぜオーガごとき1人で倒せない!」

協会本部教皇の間ーー静かな部屋に怒号が響く。

「お前のせいで兵が50人も犠牲になったではないか!兵1人を育成するのに一体いくらかかると思っている!」

怒りが頂点に達した教皇からワインをかけられた。

(私のせいじゃない、私は悪くない)

その次はグラスが飛んできて頭に当たった。

「それに押し寄せる信者どもを癒せず死なせるなど……貴様はそれでも聖女か!前の聖女なら一瞬で全てを解決したというのだぞ!」

最後に振り上げた拳で頬を叩かれた。

(は悪くない)

こんなはずじゃなかった。聖女になれば全てが私の思い通りだと思っていたのに。

「もういい。失せろ」

私は悪くない。悪いのは全部。

(キャロルのせいだ)
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