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俺は、某芸能事務所で地下アイドルのマネージャーをしている田代だ。この業界でマネージャーをして8年になる。
俺が、今、担当しているメンズアイドルは、まだまだこれからだが、少しずつファンの数も増えて、スポンサーも付いてきた。これからだ!と思った時に、事務所の所長から、担当の変更の話があった。
「田代君、ここまでよく頑張ってくれた。彼らが売れ始めたのは君の努力の成果だよ。とても感謝している。そんな優秀な君にこの子のマネージャーをやってもらいたい……入りなさい」
所長が一声かけると、ガチャッと扉を開けて1人の女の子が入ってくる。女の子はマスクとキャップをかぶっており素顔がよくわからない。
「みう。自己紹介を……」
みう?どこかで聞いたことのある名前だな……
みうと呼ばれた人物は、マスクとキャップを取り、素顔を晒す。
童顔にくりくりした目、可愛い唇、150cmほどの身長に、黒髪のツインテール。思わずこんな妹がいたらいいなと思ってしまう可愛さ……
めちゃくちゃ見たことがある!なぜなら……
「みうと言う名前で、ソロでアイドル活動をさせてもらっています。よろしくお願いします」
今、うちの事務所で売り出し中の人気急上昇アイドルじゃねえか!妹にしたいランキングでは、話題の連続ドラマの女優を抑えて1位を獲得!お嫁さんにしたいランキングでは、好感度女優がランキングを占める中で、唯一のアイドルとしてランキング入り、映画の主演やドームツアーも決まっているめちゃくちゃすげー売れてるアイドル!わからん!なぜ俺がこんなすごいアイドルのマネージャーに抜擢されるんだ!普通はもっと売れっ子経験者のマネージャーが担当になるはずじゃ……
俺が、心の中で自問自答していると
「もっとベテランのマネージャーが担当になるべきだと疑問に思っていそうだね」
所長に、心の中を見透かされてしまう。
ギクッとしてしまう。
「そう思うのも無理はない。普通は、君が思っている通りなのだからな。だが、みうのマネージャーは君にしかできない!ドSで有名な君にしかできないんだ!」
何言ってんのこいつ?と思って、つい「は?」と口にしてしまう。
「以前から噂は聞いていたよ。君は、あのだらけきってやる気のなくなったメンズアイドル達を鬼のような猛レッスンによって心を折って、自分の言うことを聞く従順な下僕にしたと。」
え?俺って社内でそんな噂が立てられていたの?
俺はただ、トップアイドルになる夢を諦めていたあいつらが、もう一度上を目指せるようにって頑張っただけなんだけど……そりゃ、毎日立てなくなるまでレッスンはしたけど……そういえば、ある日から、俺の言うことに反論せず、言うことをなんでも聞くようになっていたな……なぜか、いつも俺が現れると、ペコペコしながら喉乾いてませんか?とか、肩凝ってませんか?とか忙しくしている俺の体を気遣ってくれる優しいアイドルに成長していたな
「特に、自分達で車を運転して日本全国弾丸営業をした時は、彼らがヒイヒイ言う姿を見て満面の笑顔だったらしいじゃないか」
ああ、そんなこともあったなぁ。なかなか、仕事が決まらなくて、知名度を上げるために、日本全国弾丸営業をしたな。あれがあったから少しずつ各地でファンが生まれたよな。あいつらが「命をかけて頑張ります!」と言うもんだから、ついつい嬉しくて、笑顔が止まらなかったな。
「私は、それを聞いた時に、みうの担当マネージャーは君にしか務まらないと確信した」
そうか!所長は俺をそこまで信用してくれているのか……
「所長がそこまで言うなら、やらせていただきます!」
「おお…そうか!では、今日からよろしく頼むぞ!」
「はい!」
所長は、俺とみうを部屋に残して退室していく。
「と言うことで、今日から担当マネージャーになることになった。田代だ!よろしく」
「はい。私も社内で有名な田代さんがマネージャーになってくれてとても嬉しいです!」
「俺って社内でそんなに有名なの?」
「はい!それはもう。田代さんが担当に付いたタレントは、みんな素直ないい子になると有名ですから」
「確かに。俺が担当についた奴らってみんな最後はなんでも言うことを聞くようになるんだよな…」
突然みうちゃんは、「はぁはぁ」と顔を赤くして体をかがめてしまう。
「どうした!大丈夫か!」
みうちゃんに駆け寄る。みうちゃんて何かの病気持ちなのか?
「とにかく!一旦、椅子に座ろう!」
「大丈夫です!ちょっとこれからのことを考えたら興奮してしまっただけですから」
「いやいや!でも、苦しそうに……」
ん?今なんて言った?これからのことを考えたら興奮してしまって……いやいや……聞き間違いだろう……こんな可愛らしいトップアイドルがそんな変態なこと言うわけない……ないよな?
みうちゃんを見ると、はぁはぁと息をしながら赤い顔で、「田代さんなら私を興奮させられると思います!これからお世話になりますね」
と、いい笑顔で言ってくれる。18禁的ないい笑顔で……
俺は、とんでもねえことを引き受けてしまったと後悔が止まらない……
つづく……
俺が、今、担当しているメンズアイドルは、まだまだこれからだが、少しずつファンの数も増えて、スポンサーも付いてきた。これからだ!と思った時に、事務所の所長から、担当の変更の話があった。
「田代君、ここまでよく頑張ってくれた。彼らが売れ始めたのは君の努力の成果だよ。とても感謝している。そんな優秀な君にこの子のマネージャーをやってもらいたい……入りなさい」
所長が一声かけると、ガチャッと扉を開けて1人の女の子が入ってくる。女の子はマスクとキャップをかぶっており素顔がよくわからない。
「みう。自己紹介を……」
みう?どこかで聞いたことのある名前だな……
みうと呼ばれた人物は、マスクとキャップを取り、素顔を晒す。
童顔にくりくりした目、可愛い唇、150cmほどの身長に、黒髪のツインテール。思わずこんな妹がいたらいいなと思ってしまう可愛さ……
めちゃくちゃ見たことがある!なぜなら……
「みうと言う名前で、ソロでアイドル活動をさせてもらっています。よろしくお願いします」
今、うちの事務所で売り出し中の人気急上昇アイドルじゃねえか!妹にしたいランキングでは、話題の連続ドラマの女優を抑えて1位を獲得!お嫁さんにしたいランキングでは、好感度女優がランキングを占める中で、唯一のアイドルとしてランキング入り、映画の主演やドームツアーも決まっているめちゃくちゃすげー売れてるアイドル!わからん!なぜ俺がこんなすごいアイドルのマネージャーに抜擢されるんだ!普通はもっと売れっ子経験者のマネージャーが担当になるはずじゃ……
俺が、心の中で自問自答していると
「もっとベテランのマネージャーが担当になるべきだと疑問に思っていそうだね」
所長に、心の中を見透かされてしまう。
ギクッとしてしまう。
「そう思うのも無理はない。普通は、君が思っている通りなのだからな。だが、みうのマネージャーは君にしかできない!ドSで有名な君にしかできないんだ!」
何言ってんのこいつ?と思って、つい「は?」と口にしてしまう。
「以前から噂は聞いていたよ。君は、あのだらけきってやる気のなくなったメンズアイドル達を鬼のような猛レッスンによって心を折って、自分の言うことを聞く従順な下僕にしたと。」
え?俺って社内でそんな噂が立てられていたの?
俺はただ、トップアイドルになる夢を諦めていたあいつらが、もう一度上を目指せるようにって頑張っただけなんだけど……そりゃ、毎日立てなくなるまでレッスンはしたけど……そういえば、ある日から、俺の言うことに反論せず、言うことをなんでも聞くようになっていたな……なぜか、いつも俺が現れると、ペコペコしながら喉乾いてませんか?とか、肩凝ってませんか?とか忙しくしている俺の体を気遣ってくれる優しいアイドルに成長していたな
「特に、自分達で車を運転して日本全国弾丸営業をした時は、彼らがヒイヒイ言う姿を見て満面の笑顔だったらしいじゃないか」
ああ、そんなこともあったなぁ。なかなか、仕事が決まらなくて、知名度を上げるために、日本全国弾丸営業をしたな。あれがあったから少しずつ各地でファンが生まれたよな。あいつらが「命をかけて頑張ります!」と言うもんだから、ついつい嬉しくて、笑顔が止まらなかったな。
「私は、それを聞いた時に、みうの担当マネージャーは君にしか務まらないと確信した」
そうか!所長は俺をそこまで信用してくれているのか……
「所長がそこまで言うなら、やらせていただきます!」
「おお…そうか!では、今日からよろしく頼むぞ!」
「はい!」
所長は、俺とみうを部屋に残して退室していく。
「と言うことで、今日から担当マネージャーになることになった。田代だ!よろしく」
「はい。私も社内で有名な田代さんがマネージャーになってくれてとても嬉しいです!」
「俺って社内でそんなに有名なの?」
「はい!それはもう。田代さんが担当に付いたタレントは、みんな素直ないい子になると有名ですから」
「確かに。俺が担当についた奴らってみんな最後はなんでも言うことを聞くようになるんだよな…」
突然みうちゃんは、「はぁはぁ」と顔を赤くして体をかがめてしまう。
「どうした!大丈夫か!」
みうちゃんに駆け寄る。みうちゃんて何かの病気持ちなのか?
「とにかく!一旦、椅子に座ろう!」
「大丈夫です!ちょっとこれからのことを考えたら興奮してしまっただけですから」
「いやいや!でも、苦しそうに……」
ん?今なんて言った?これからのことを考えたら興奮してしまって……いやいや……聞き間違いだろう……こんな可愛らしいトップアイドルがそんな変態なこと言うわけない……ないよな?
みうちゃんを見ると、はぁはぁと息をしながら赤い顔で、「田代さんなら私を興奮させられると思います!これからお世話になりますね」
と、いい笑顔で言ってくれる。18禁的ないい笑顔で……
俺は、とんでもねえことを引き受けてしまったと後悔が止まらない……
つづく……
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