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3話 ドM包囲網1
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俺は、みうという妹系人気ソロアイドルの担当マネージャーをしている田代というものだ。
その妹系人気ソロアイドルのみう様は、とんでもない本性をお持ちで担当マネージャーの俺は、ちょっと楽しみつつお手上げである……はぁ……あの、雌豚は!じゃなかった…おう…あぶねえ!つい悪い癖が出ちまった。
純粋だった3週間前までの俺が懐かしいぜ!俺をこんな体にしやがったソロアイドル様には、どんな目に合ってもらおうかな!
と、冗談はさておき、今日は事務所で雑誌の撮影である。各事務所のトップアイドル同士の対談という企画で、巻頭を飾る。
今回のみうの対談相手は、うちの事務所でみうと同期でみうよりちょっと早く人気が出た、クール系お姉さんアイドルの「あや」
「あや」はとにかく顔の形が綺麗で、スタイルも抜群!同性でも見惚れてしまうほどの美貌だ!その美貌から、男性ファンよりも女性ファンが多く、アイドル業以外では、美容系の仕事が数多く舞い込んできているらしい。
「はーい!2人ともいいわよ!みうちゃんは、抱きしめたくなる可愛さがレンズ越しでも伝わってくるわ!あやちゃんは、相変わらずの美貌で羨ましいわ!嫉妬しちゃう!」
独特のセリフを吐きながら、写真を撮っているのは、業界で有名な「見た目はゴリゴリの男!中身は、OL!」の中畑さんというカメラマンさん(彼氏?あり)
「はい!いいわよ!20分くらい休憩をとりましょう!お疲れ様!」
「「お疲れ様です!」」
中畑カメラマンの号令で、それぞれ担当マネージャーの元に行くみうとあやちゃん。
「おう!雌豚にしてはよくできたな!」とみうにしか聞こえないようにドS風のお疲れ様で、労をねぎらう。
「ふ!よくわかってんじゃない!」と嬉しそうに反応する。
それから、俺たちは、事務所に用意された楽屋に向かう。
楽屋に着くなり、「雌豚ソロアイドル!お茶買ってこい!」とみうをパシリに使う。
「トップアイドルの私をパシリにつかうなんて!相変わらず、扱い方がよくわかってるじゃない!」
みうは、俺からお金を受け取ると、事務所の自販機まで飲み物を買いに行く。
みうが、飲み物を買いに行って数分して、コンコンとドアを叩く音がする。
油断していた俺は、時間的にみうだと思い、「丁寧な入り方で見直したぞ!入ってこい雌豚!」と扉の向こうの人物に話しかける。
俺の声に反応して、入ってきたのはみうではなく我が事務所が誇るクール系お姉さまアイドルのあやちゃんだった!……あやちゃん!?
「どうも!田代さんだったかしら?雌豚ってどういうこと?」
雌豚と言われたあやちゃんは当然お怒りでツノが生えそうだ。
ううううぇぇぇぇぇい!どうする?決まっている!マネージャーの必殺技の土下座をするしかない!
「申し訳ねえだ!オラはただ!みうに頼まれてやってただけなんだ!すんじてくれ!」
「みうがそんなこと頼むわけないでしょ!あんたふざけてんの!今すぐクビにしてもらったほうがいいわね」
踵を返して、何処かに行こうとする、クール系お姉さまアイドル「あや」ちゃん!
くくくくうううぇぇぇぇい!これは、やばい!どこに行くか言ってなかったけど、殿様(我が事務所の所長こと)のところにいくにちげぇねえだ!なんとしても阻止しなければ、おらのいのてぃがなくなってしまう!
「それだけは、勘弁してけろぅ!」
我が家に代々伝わる、我が家のものにしか通じない方言を発しながら、必死でトップアイドルの足首を掴む。(現実では、犯罪になるので注意しましょう!是非!真似しないでください!)
「何言ってるか分からないのよ!放しなさい!変態!」
なんでだ!俺はみうの性癖に付き合っていただけで、なんで首にならないといけないんだ! くそ!こんな理不尽なことがあってたまるか!俺は、頼まれた仕事をしていただけだぞ!だんだん腹が立ってきた!
「ふざけんでねえ!いいか!オラはただ、みうの性癖に付き合ってるだけなんだよ!同期だったらみうのこと少しくらいは知ってんじゃねえのかよ!ヤ〇〇〇!ク○〇〇〇が!」
?俺は、トップアイドルに向かってなんと言った?ヤ〇〇〇!ク○〇〇〇が!と言ってしまったか?まずい!ひじょーーにまずい!こんなこと所長に言われたらクビじゃすまねえ!業界で働いていけなくなる!ただでさえ、みうとのやり取りが他の人にバレたら、クビだ!って言われているのに!
「はぁはぁ…噂に違わないドSぶりね!この私に向かってヤ〇〇〇!ク○〇〇〇!なんて、初めて言われたわ!……ん、もう!たまらないわ!」
うん?1人でなんか言ってるけどよく聞こえないが、なんだか見覚えのある反応をしていらっしゃるな?どこかで見たことあるような?
「お茶なかったから、コーヒーでいいかな?」とみうが楽屋に戻ってくる。
俺は、みうの顔を見て…は!そうだ!みうが興奮した時の反応にそっくりなんだ!
みうとあやちゃんの顔を見ながら「おいおい……まさかだよな?……うちのトップアイドルには、変態しかいねぇのかぁーー!」
虚しくも俺の声だけが、楽屋にこだまする。
つづく……
その妹系人気ソロアイドルのみう様は、とんでもない本性をお持ちで担当マネージャーの俺は、ちょっと楽しみつつお手上げである……はぁ……あの、雌豚は!じゃなかった…おう…あぶねえ!つい悪い癖が出ちまった。
純粋だった3週間前までの俺が懐かしいぜ!俺をこんな体にしやがったソロアイドル様には、どんな目に合ってもらおうかな!
と、冗談はさておき、今日は事務所で雑誌の撮影である。各事務所のトップアイドル同士の対談という企画で、巻頭を飾る。
今回のみうの対談相手は、うちの事務所でみうと同期でみうよりちょっと早く人気が出た、クール系お姉さんアイドルの「あや」
「あや」はとにかく顔の形が綺麗で、スタイルも抜群!同性でも見惚れてしまうほどの美貌だ!その美貌から、男性ファンよりも女性ファンが多く、アイドル業以外では、美容系の仕事が数多く舞い込んできているらしい。
「はーい!2人ともいいわよ!みうちゃんは、抱きしめたくなる可愛さがレンズ越しでも伝わってくるわ!あやちゃんは、相変わらずの美貌で羨ましいわ!嫉妬しちゃう!」
独特のセリフを吐きながら、写真を撮っているのは、業界で有名な「見た目はゴリゴリの男!中身は、OL!」の中畑さんというカメラマンさん(彼氏?あり)
「はい!いいわよ!20分くらい休憩をとりましょう!お疲れ様!」
「「お疲れ様です!」」
中畑カメラマンの号令で、それぞれ担当マネージャーの元に行くみうとあやちゃん。
「おう!雌豚にしてはよくできたな!」とみうにしか聞こえないようにドS風のお疲れ様で、労をねぎらう。
「ふ!よくわかってんじゃない!」と嬉しそうに反応する。
それから、俺たちは、事務所に用意された楽屋に向かう。
楽屋に着くなり、「雌豚ソロアイドル!お茶買ってこい!」とみうをパシリに使う。
「トップアイドルの私をパシリにつかうなんて!相変わらず、扱い方がよくわかってるじゃない!」
みうは、俺からお金を受け取ると、事務所の自販機まで飲み物を買いに行く。
みうが、飲み物を買いに行って数分して、コンコンとドアを叩く音がする。
油断していた俺は、時間的にみうだと思い、「丁寧な入り方で見直したぞ!入ってこい雌豚!」と扉の向こうの人物に話しかける。
俺の声に反応して、入ってきたのはみうではなく我が事務所が誇るクール系お姉さまアイドルのあやちゃんだった!……あやちゃん!?
「どうも!田代さんだったかしら?雌豚ってどういうこと?」
雌豚と言われたあやちゃんは当然お怒りでツノが生えそうだ。
ううううぇぇぇぇぇい!どうする?決まっている!マネージャーの必殺技の土下座をするしかない!
「申し訳ねえだ!オラはただ!みうに頼まれてやってただけなんだ!すんじてくれ!」
「みうがそんなこと頼むわけないでしょ!あんたふざけてんの!今すぐクビにしてもらったほうがいいわね」
踵を返して、何処かに行こうとする、クール系お姉さまアイドル「あや」ちゃん!
くくくくうううぇぇぇぇい!これは、やばい!どこに行くか言ってなかったけど、殿様(我が事務所の所長こと)のところにいくにちげぇねえだ!なんとしても阻止しなければ、おらのいのてぃがなくなってしまう!
「それだけは、勘弁してけろぅ!」
我が家に代々伝わる、我が家のものにしか通じない方言を発しながら、必死でトップアイドルの足首を掴む。(現実では、犯罪になるので注意しましょう!是非!真似しないでください!)
「何言ってるか分からないのよ!放しなさい!変態!」
なんでだ!俺はみうの性癖に付き合っていただけで、なんで首にならないといけないんだ! くそ!こんな理不尽なことがあってたまるか!俺は、頼まれた仕事をしていただけだぞ!だんだん腹が立ってきた!
「ふざけんでねえ!いいか!オラはただ、みうの性癖に付き合ってるだけなんだよ!同期だったらみうのこと少しくらいは知ってんじゃねえのかよ!ヤ〇〇〇!ク○〇〇〇が!」
?俺は、トップアイドルに向かってなんと言った?ヤ〇〇〇!ク○〇〇〇が!と言ってしまったか?まずい!ひじょーーにまずい!こんなこと所長に言われたらクビじゃすまねえ!業界で働いていけなくなる!ただでさえ、みうとのやり取りが他の人にバレたら、クビだ!って言われているのに!
「はぁはぁ…噂に違わないドSぶりね!この私に向かってヤ〇〇〇!ク○〇〇〇!なんて、初めて言われたわ!……ん、もう!たまらないわ!」
うん?1人でなんか言ってるけどよく聞こえないが、なんだか見覚えのある反応をしていらっしゃるな?どこかで見たことあるような?
「お茶なかったから、コーヒーでいいかな?」とみうが楽屋に戻ってくる。
俺は、みうの顔を見て…は!そうだ!みうが興奮した時の反応にそっくりなんだ!
みうとあやちゃんの顔を見ながら「おいおい……まさかだよな?……うちのトップアイドルには、変態しかいねぇのかぁーー!」
虚しくも俺の声だけが、楽屋にこだまする。
つづく……
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