転生したら自分の書いた小説の中でした！？

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タッタッタッ
「ちょ、早い。二人とも少し待ってくれ」
「ローズ大丈夫？」
「体力ないな～ダサっ」
「うっさい、こっちは一般家庭出身だか体力作りなんてやってこなかったんだよ」
「どうせ前世陰キャやからって運動してこなかったんやろ」
僕達は今、何してるかと言うと気分転換に森を走ってます。前世では運動ができなかった僕だけど今世では小さい頃から教育されていたのでかなり、マシになりました！けど、もも（ローズ）はそうでも無いみたい
「てか、ここどこや？」
「え、あ、確かに」
いつの間にか迷ってしまいました
「夢中で走ってたからどこまで来たかわかんないな。でも、この森の雰囲気好きだな」
「怜らしいね」
「…………もう少し歩かない？多分、寝るとまたあの夢見そう」
「そうやな」
「だね」
僕達はまだ歩くことにしたすると綺麗な湖を見つけた。その湖の真ん中に大きな木がたっていた
「綺麗……」
「ホンマやな。こんなとこ会ったんやな」
「木も立派だ」
「あ、湖に月がうつってる。すごい綺麗」
「ホンマや！なんか幻想的やな」
「ね、」
『クスクス』
「？今、なにか聞こえた？」
「え？」
『クスクスここだよー』
「ほんとだ。誰だ？」
『ここだよーここ、ここ』
『こっちだよー』
声は複数人聞こえた。僕がキョロキョロすると目の前を光が通った
「？？今の何？」
『私だよー見てみて～』
『こっちこっち』
「うわっ」
僕は光に手を引かれた。その光以外にもいくつかの光が僕の周りをクルクルと回った
「ちょ、1回止まって！！」
『あら？怒らせちゃった？』
『ごめんね』
『怒ったの？ダメだった？』
「怒ってないけど目が回るから大人しくして」
「怜その子達なんや？めっちゃ懐かれとるけど」
「さぁ？」
「もしかしてだけど妖精？」
「え？いや、そんなまさか」
『そうだよー』
『当たりー』
『えへへ、びっくり？』
「びっくりだけど。あ、もしかしてこの木って妖精の木？」
「怜、妖精の木ってなに？」
「妖精が住む木って言われてて、すごい神聖な木なんだよ」
『正解ー』
『やっぱこの子すごい！』
『ねぇねぇ契約しよー』
「へ？え？契約？」
『怜くん魔力量が多くて困ってるんでしょ？』
「ま、まぁ暴走したりしちゃうから困ってるけど」
『あのねー妖精と契約したら私達が怜くんの魔力抑えられるの』
「でも迷惑じゃ」
『迷惑じゃないよ～れいれい』
「れ、れいれい？」
『あのねー僕達妖精はね綺麗な魔力が好きなの。れーちゃんの魔力すごい綺麗だから迷惑ってゆうよりむしろ契約したいの』
「そ、そうなんだ」
『てことで契約して？怜くん』
「僕は別に構わないけど、契約ってどうやってやるの？」
『んーとねこっち来て』
グイグイ
僕は妖精の一人に手を引かれて湖の中央にある木のところに連れてかれた
『れいれい。木の幹に手を当てて、魔法使って』
「？魔法使うだけ？」
『うん。あとは僕達が何とかするから』
「分かった。どんな魔法でもいいんだよね？」
『うん』
「分かった」
「怜大丈夫？」
「怖かったら戻ってきてもええで」
『ダメ！！れいれいお願いやって』
「わ、分かった」
この妖精たちに悪いものは感じなかったから僕は妖精の言われたことをすることにした
（どうしよう。なんの花出そうかな…………あれ？この木、なんか弱ってる？木にもヒールって効くのかな？試すだね試してみるか）
「ヒール」ボソッ
キラキラ
光が木を包み込んだ
「！」
（良かった。元気になった）
「ねぇこれで大丈夫？」
『えぇ大丈夫』
「え？」
そこには僕と同じような身長になった３人の妖精がいた
『れいれいその格好似合ってる～』
「格好？」
僕が自分の服を見ると巫女さんみたいな服になっていた
「な、なにこれ！？」
『れーちゃん可愛い』
「ちなみに僕、男だよ？」
『それくらい知ってるよー』
『本当に可愛い～れいれい』
チラッ
僕は困って二人の方を見たが二人は放心状態で役にたちそうになかった
「これ、服戻せる？」
『えー戻しちゃうの？』
「うん」
『まー怜くんが嫌ならしょうがないか』
パチンッ
音がすると僕は元々来ていた服に戻った