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学校
「セーラの小説で妖精って出てきたっけ?」
「一応出てくるね。でも契約するのは僕じゃなくてローズだったよ」
「ローズの魔力は綺麗じゃなさそうやな」ボソッ
『うん。あんま綺麗じゃなーい』
『ちょっとネオちゃんのは濁ってる』
『怜くんはすごい透き通っだよ水みたいな魔力なんだよ。綺麗な上に美味しい』
「やっぱりその言い方なんか嫌だ」
「…………セーラさん」
「はい。なんですかステイ先輩」
「すごい遊ばれるけどいいの?」
今、妖精達は僕の髪を編み込んだり色々してる
「別に害はないからいいです」
『れいれい髪ふわふわ~』
『れーちゃんの髪可愛くするー』
「でも僕、これでも一応男なんだけどな~」
「この世界人口の七割男性でその中の三割が女型で女性みたいな外見なんでしょ?せーらは完璧女型だし、可愛くても仕方ない!」
「なんだその理論」
「まぁセーラが可愛いのは事実やし、」
『れいれいは可愛いよ』
『同意したくはないけど怜くんは可愛いからそこは同意』
(……………よく分かんないな)
「でもお前ら本当にセーラになんにもすんなよ」
『さぁ?』
『れいれい可愛いからねー』
(あ、これ、めんどくさいやつだ)
妖精達が離れていったのを見計らって3対2でバチバチしてるのを横目に僕はステイ先輩を連れて外に出た
「良かったのか?あの5人?」
「そのうち気づくと思うんで大丈夫です。それより先輩図書室行きません?」
「え、いいけど」
図書室
「はぁー図書室は静かでいいや」
「図書室なんて久しぶりだな」
「ほとんど生徒が使ってませんしね」
「でもいいのか?セーラさん。こんな密室に俺とふたりで」
「は?」
「俺だってセーラさんを狙ってる一人だ」
スルッ
先輩は僕の頬兄ちゃん手を滑り込ましてきた
「ステイ先輩」
「少し眠ってて」
ガンッ
「なに、を」
強い衝撃で僕は気を失った
ステイside
「やっとあなたを手に入れられた。前世から欲しかった天ノ川 蓮先生。あなたはもう俺のものだ」
「セーラの小説で妖精って出てきたっけ?」
「一応出てくるね。でも契約するのは僕じゃなくてローズだったよ」
「ローズの魔力は綺麗じゃなさそうやな」ボソッ
『うん。あんま綺麗じゃなーい』
『ちょっとネオちゃんのは濁ってる』
『怜くんはすごい透き通っだよ水みたいな魔力なんだよ。綺麗な上に美味しい』
「やっぱりその言い方なんか嫌だ」
「…………セーラさん」
「はい。なんですかステイ先輩」
「すごい遊ばれるけどいいの?」
今、妖精達は僕の髪を編み込んだり色々してる
「別に害はないからいいです」
『れいれい髪ふわふわ~』
『れーちゃんの髪可愛くするー』
「でも僕、これでも一応男なんだけどな~」
「この世界人口の七割男性でその中の三割が女型で女性みたいな外見なんでしょ?せーらは完璧女型だし、可愛くても仕方ない!」
「なんだその理論」
「まぁセーラが可愛いのは事実やし、」
『れいれいは可愛いよ』
『同意したくはないけど怜くんは可愛いからそこは同意』
(……………よく分かんないな)
「でもお前ら本当にセーラになんにもすんなよ」
『さぁ?』
『れいれい可愛いからねー』
(あ、これ、めんどくさいやつだ)
妖精達が離れていったのを見計らって3対2でバチバチしてるのを横目に僕はステイ先輩を連れて外に出た
「良かったのか?あの5人?」
「そのうち気づくと思うんで大丈夫です。それより先輩図書室行きません?」
「え、いいけど」
図書室
「はぁー図書室は静かでいいや」
「図書室なんて久しぶりだな」
「ほとんど生徒が使ってませんしね」
「でもいいのか?セーラさん。こんな密室に俺とふたりで」
「は?」
「俺だってセーラさんを狙ってる一人だ」
スルッ
先輩は僕の頬兄ちゃん手を滑り込ましてきた
「ステイ先輩」
「少し眠ってて」
ガンッ
「なに、を」
強い衝撃で僕は気を失った
ステイside
「やっとあなたを手に入れられた。前世から欲しかった天ノ川 蓮先生。あなたはもう俺のものだ」
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