嫌われ者の長男

りんか

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僕はまた静かに目を閉じてみんなの反応を待った
煌「兄さんと僕らは血が半分しか繋がってないのは確かなの?」
「うん・・・・・・」
僕はあるものを思い出し棚からそれをとってきた
「これ、DNA検査の結果。昔やったんだ・・・父さんが僕に信じさせるために全員採血したのはこの目で見てる。この時は琴さんがいた」
カサッ
五人はそれを見た
悠「・・・異母兄弟なんだね」
「うん。ごめんね。黙ってて」
悠「いいや、謝ることじゃないよ。これで決まった」
「??何が?」
琴「悠にぃ僕も同じ意見」
「??」
煌「兄さんが理解してないよ」
真「まぁそうだろうね」
悟「話が唐突すぎるんだよ」
煌「兄さん俺ら半分しか血が繋がってないってことは半分は他人ってことだよね」
「そ、だね」
ギュッ
僕は自分の手を強く握った。言われてみればそうだ。半分他人つまり家族とは言えない
煌「そんな顔しないで兄さん。最後まで聞いて」
悠「半分他人なら岬兄を恋愛対象にしてもいいよねって話」
「ん?」
どうゆうことだ?レンアイタイショウ?ん??
煌「もー兄さんパニックになってるじゃんか。よく聞いてね兄さん俺もみんなも兄さんのことが好きなんだ」
悟「兄弟だから諦めないとって思ってたけどやっぱり諦められなくて、半分しか血が繋がってないって聞いてその気持ちがさらに強くなった」
「え、とその、ハッキリ言うけど僕はそうゆう目でみんなを見てない」
琴「じゃあ嫌いなの?」
「いや、嫌いじゃないよ好きだよ。でも兄弟として」
琴「なら、僕らのことどう思う?」
「・・・・・・・弟」
(まぁそういうことではないだろう)
琴「そうじゃなくて」
(うん。知ってた)
悟「・・・・・・にぃちゃん」
「ん?」
チュッ
悟は僕の頬にキスをした
「なっ、////」
悟「赤くなったってことは脈アリってことで」
「不意打ちでこられたらそうなるよ・・・///悟顔良いし」
悟「にぃちゃん絶対堕とすからね」
琴「僕もにぃのこと好きだからね」
煌「俺だって今まで譲ってきたけど今回は譲らないから」
悠「僕も絶対譲らない」
真「俺だって!」
五人「ぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ」
どうも僕は嫌われから愛されになったみたいです
「これからどうなるのやら....」
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