Reset sand

香川 みぃさ

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人の弱さ

人格形成の秩序

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その後3日おきくらいに彼の所へ面会に行った。
流石に毎回小さな子供を2人を連れてとはいかず、交互に1人づつ連れて行くことにしていました。

頼まれたゲームのソフトや漫画、洗濯物などを持って通った。

精神科の先生によると彼の病気は
〔境界性パーソナリティー障害とも呼ばれる〕
という病気で主な症状としては

現実または妄想で、人に見捨てられることを強く恐れ、不安を抱いている。

気分や感情がめまぐるしく変わり、周囲の人々がついてこられない。

感情のブレーキが効かず、ちょっとしたことで癇癪(かんしゃく)を起こしたり、
激しく怒り、傷つきやすい。

自殺のそぶりや自傷行為を繰り返し、周囲に動揺を与える。

自己を損なう行為(薬物・アルコール・セックス・万引き・過食・買い物など)に
依存しやすくなる。彼の場合はこれがセックスやゲームへの依存。

生きることに対して辛さや違和感を持ち、自分が何者であるかわからない感覚を抱いている。

強いストレスがかかったとき、一時的に記憶がなくなり、精神病状態に似た症状を起こしやすい。

一般的なうつ病などの精神病とは違い子供の頃に出来上がった人格で、治すことは難しくこの先もずっと付き合っていくしかないのだという。

彼の場合は小さい頃に母親が父親から暴力を受けており、母親からの極端な依存が原因でした。

たとえば子供の3歳児検診などを思い浮かべて欲しい、子供がお母さんの元を離れて広場にあるおもちゃで遊んでいる。
子供は頻繁に振り返ってお母さんを確認する、そこで正常な母親であれば微笑んで見守っているのでは無いだろうか、
その母親の顔を見て子供はお母さんから離れて遊ぶ事は悪いことでは無いと感じる。
しかし、異常がある母親の場合、子供が自分の元から離れていく事に不安を覚え、表情は悲しげになり離れて行かないで欲しいと感じています。
その表情をみて子供は敏感に感じとり、離れる事は母親は嫌がりいけない事なのだと思ってしまう。
こうして小さい頃からの母親との両依存の関係に陥り成長していく過程でこのような人格が出来上がってしまうのだという。

私への異常なまでの執着や他人を受け入れない言動はこの人格障害からのものであったということでした。

先生は、「消してあなたが原因で彼の病気が発症した訳ではないです。ご両親との関係性の中で出来上がった人格なのです。」と話しておられた。

その後彼の病気は人格障害と判定され障害者手帳も交付されました。

1ヶ月後彼の父親から電話で退院が決まったと連絡がありました。

しかし、私の母は彼の暴力が心配であちらの両親へ彼が仕事や生活が落ち着いて子供達への不安がなくなってから一緒に暮らすという条件を伝えました。

彼はすぐに一緒に暮らせると考えていたようで、とてもがっかりしていましたが、理解してくれたようでした。







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