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出逢い
高校1年生 3
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───お盆
今日はお祖父様宅に集まる事になりました。
普段ならママが料理をするのですがパパの仕事関係のパーティが続き忙しいのでオードブルをレストランに頼みました。
やはりお盆直前のせいか配達では時間が間に合わないようなので直接取りに行くと……
兄さんが自動車免許を取っていてくれたので車で行きました。
車はパパのだけど……
パパもママも子供達には甘いけど車は買ってはくれません。
自分でバイトして買いなさいと兄さんは言われバイトに励んでます。
近くの駐車場に車を止めてレストランまで歩いて行きました。
尚吾は別のお店に頼んだ物を取りに行く為兄さんと二人です。
レストランに入りスタッフに名前を告げると支配人と出てきて挨拶されました。
ママはこのレストランの料理が好きでパパとよくデートに使っているので常連さんになるんでしょうか…?
用意されたオードブルを受け取りレストランを出ると女性が立って行く道を塞ぎます。
確か……渉さんと同じサークルの人達?だったような──
「華村君がいるのに他の男と一緒にレストランでデートなの?
見かけによらずアバヅレなのね…
華村君、可哀想……
弄ぶつもりなら別れなさいよ!」
それだけ言うと去って行きました。
兄さんが後ろから出てきて私を心配そうに見てます。
「今のって……確か渉と同じサークルの奴じゃない?しってんの?」
「この前映画を観に行った時に会ったの……
何だか渉さんを弄ぶなって……」
「俺とお前、似てないからな…。勘違いさせたな。渉には俺から言っておく。アイツ結構めんどくさい女だって大学で有名なんだよ」
別行動していた尚吾も合流してお祖父様宅に向かいました。
────お祖父様宅
お祖父様宅に着くと叔父夫妻と従兄弟夫妻がいて車から荷物を出すのを手伝ってくれました。
寛人さんと深雪さんは春に結婚式を挙げました。
それはそれは綺麗な花嫁さんで感動して泣きっぱなしでした。
一緒にいた渉さんのハンカチは私の涙でぐちゃぐちゃになったほど……
花嫁さんのブーケトスでは私が受け取りドライフラワーにして私の部屋に飾りました。
広間にあるテーブルに料理を並べている間にお祖父様が帰って来てパパとママも来ました。
皆が揃い宴会の始まりです。
乾杯をして其々料理を摘まんだり大人達はお酒を飲んでいるとき寛人さんが重大発表をした。
「子供が出来ました。来年子供まれます」
それには皆がビックリ!!!!
お祖母様は──
「曾孫が抱ける何て夢のようね!」
叔母様は───
「おばあちゃまと呼ばせるわ!!」
はテンションMAX!!!
お祖父様や叔父様は改めて乾杯!!
私達家族は新しく産まれ来る親戚を祝い乾杯!!!!
ビバ!ビバ!!赤ちゃん!!
楽しみです!!!
───翌日
渉さんにも深雪さんに赤ちゃんが出来た事や来年産まれる事を話しました。
嬉しいことだよねと一緒に喜んでくれました。
今日は参考書が欲しいと言う渉さんに付き合って大型書店に来ています。
1階から7階までまるごと一棟本屋さんなので色んな本があり見ているだけでも楽しいです。
参考書1つ取っても色々とありすぎて自分に合う物が見つけやすいので助かります。
渉さんも1冊ずつ棚から取っては中身を確認中──
私も勉強に必要な参考書を探してみる。
そして別の棚に移動しようと通路から出ると渉さんと─
あのサークルの女性が一緒にいました。
女性が渉さんに何かを言ってます。
渉さんは迷惑そうな顔をしてあしらってますが女性が食い下がって腕に抱きついてます!!!
その女性が私に気づいた──
女性が私に近づき振り上げた腕が私へと降ろされ頬に当たりました──
その音で周りのお客様が一斉に振り向き注目してます。
私は何故殴られたのか解らずボー然としました。
「あんた、華村君だけでなく斎条君も手玉に取っては弄んで酷い女だわ!
自分がちょっと可愛いと思って図に乗ってんじゃないわよ!!!」
そしてまた腕を振り上げた瞬間─
他のお客さまが羽交い締めにして止めてくれました。
いつの間にか渉さんに支えられてました。
渉さんの顔には怒りしかありません。
そして──
「千比絽はその斎条の妹だ。
妹と兄が一緒に出掛けただけで弄ぶってなに?
おまけに暴力振るう理由にもならない。
証人は沢山いる。
悪いけど同情はしないよ。
きちんと罰を受けろ──」
店側に頼み警察を呼ぶ。
事情聴取の為に私達も警察に呼ばれた。
保護者にも連絡しないとならない為にパパ達にも連絡が行った。
警察署で聴取を受けて部屋を出るとパパとママがいました。
ママは泣きながら私を抱き締めて─
「怖かったね。大丈夫よ、千比絽は悪くないのよ」
と言ってくれました。
「華村君から聞いたよ。千比絽は悪くない。大丈夫だ」
パパはママと私の両方を強く抱き締めてくれた。
安心したのか後から後から涙が出てきた。
──怖かった……
──他人から向けられる悪意がこんなにも怖いと思ったのは初めてだった。
今日はお祖父様宅に集まる事になりました。
普段ならママが料理をするのですがパパの仕事関係のパーティが続き忙しいのでオードブルをレストランに頼みました。
やはりお盆直前のせいか配達では時間が間に合わないようなので直接取りに行くと……
兄さんが自動車免許を取っていてくれたので車で行きました。
車はパパのだけど……
パパもママも子供達には甘いけど車は買ってはくれません。
自分でバイトして買いなさいと兄さんは言われバイトに励んでます。
近くの駐車場に車を止めてレストランまで歩いて行きました。
尚吾は別のお店に頼んだ物を取りに行く為兄さんと二人です。
レストランに入りスタッフに名前を告げると支配人と出てきて挨拶されました。
ママはこのレストランの料理が好きでパパとよくデートに使っているので常連さんになるんでしょうか…?
用意されたオードブルを受け取りレストランを出ると女性が立って行く道を塞ぎます。
確か……渉さんと同じサークルの人達?だったような──
「華村君がいるのに他の男と一緒にレストランでデートなの?
見かけによらずアバヅレなのね…
華村君、可哀想……
弄ぶつもりなら別れなさいよ!」
それだけ言うと去って行きました。
兄さんが後ろから出てきて私を心配そうに見てます。
「今のって……確か渉と同じサークルの奴じゃない?しってんの?」
「この前映画を観に行った時に会ったの……
何だか渉さんを弄ぶなって……」
「俺とお前、似てないからな…。勘違いさせたな。渉には俺から言っておく。アイツ結構めんどくさい女だって大学で有名なんだよ」
別行動していた尚吾も合流してお祖父様宅に向かいました。
────お祖父様宅
お祖父様宅に着くと叔父夫妻と従兄弟夫妻がいて車から荷物を出すのを手伝ってくれました。
寛人さんと深雪さんは春に結婚式を挙げました。
それはそれは綺麗な花嫁さんで感動して泣きっぱなしでした。
一緒にいた渉さんのハンカチは私の涙でぐちゃぐちゃになったほど……
花嫁さんのブーケトスでは私が受け取りドライフラワーにして私の部屋に飾りました。
広間にあるテーブルに料理を並べている間にお祖父様が帰って来てパパとママも来ました。
皆が揃い宴会の始まりです。
乾杯をして其々料理を摘まんだり大人達はお酒を飲んでいるとき寛人さんが重大発表をした。
「子供が出来ました。来年子供まれます」
それには皆がビックリ!!!!
お祖母様は──
「曾孫が抱ける何て夢のようね!」
叔母様は───
「おばあちゃまと呼ばせるわ!!」
はテンションMAX!!!
お祖父様や叔父様は改めて乾杯!!
私達家族は新しく産まれ来る親戚を祝い乾杯!!!!
ビバ!ビバ!!赤ちゃん!!
楽しみです!!!
───翌日
渉さんにも深雪さんに赤ちゃんが出来た事や来年産まれる事を話しました。
嬉しいことだよねと一緒に喜んでくれました。
今日は参考書が欲しいと言う渉さんに付き合って大型書店に来ています。
1階から7階までまるごと一棟本屋さんなので色んな本があり見ているだけでも楽しいです。
参考書1つ取っても色々とありすぎて自分に合う物が見つけやすいので助かります。
渉さんも1冊ずつ棚から取っては中身を確認中──
私も勉強に必要な参考書を探してみる。
そして別の棚に移動しようと通路から出ると渉さんと─
あのサークルの女性が一緒にいました。
女性が渉さんに何かを言ってます。
渉さんは迷惑そうな顔をしてあしらってますが女性が食い下がって腕に抱きついてます!!!
その女性が私に気づいた──
女性が私に近づき振り上げた腕が私へと降ろされ頬に当たりました──
その音で周りのお客様が一斉に振り向き注目してます。
私は何故殴られたのか解らずボー然としました。
「あんた、華村君だけでなく斎条君も手玉に取っては弄んで酷い女だわ!
自分がちょっと可愛いと思って図に乗ってんじゃないわよ!!!」
そしてまた腕を振り上げた瞬間─
他のお客さまが羽交い締めにして止めてくれました。
いつの間にか渉さんに支えられてました。
渉さんの顔には怒りしかありません。
そして──
「千比絽はその斎条の妹だ。
妹と兄が一緒に出掛けただけで弄ぶってなに?
おまけに暴力振るう理由にもならない。
証人は沢山いる。
悪いけど同情はしないよ。
きちんと罰を受けろ──」
店側に頼み警察を呼ぶ。
事情聴取の為に私達も警察に呼ばれた。
保護者にも連絡しないとならない為にパパ達にも連絡が行った。
警察署で聴取を受けて部屋を出るとパパとママがいました。
ママは泣きながら私を抱き締めて─
「怖かったね。大丈夫よ、千比絽は悪くないのよ」
と言ってくれました。
「華村君から聞いたよ。千比絽は悪くない。大丈夫だ」
パパはママと私の両方を強く抱き締めてくれた。
安心したのか後から後から涙が出てきた。
──怖かった……
──他人から向けられる悪意がこんなにも怖いと思ったのは初めてだった。
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