私の相棒はモテモテです!

凰雅柚月

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出逢い

高校1年生 5

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───体育祭の準備

競技でしか使わない用具を倉庫から出して1つ1つチェックをしていく。
耐用年数の有無、壊れてる物を修理したり必要数があるかをチェックをして足りない場合は新しく買ったりして揃えていく。

普段から体育で使っているものは各学年の体育教師に聞いて授業で使わない用具を体育祭用に集める。


意外と重労働です──
力こぶが出来そうです──



こんなにも体力を使うなら文化祭の実行委員の方が良かった……
何て思うけど皆を纏められるような器じゃないからきっとパニック起こしていたかも……。



放課後を利用して行われている準備はやはり1年生にかなりの負担が出てくる。
馴れないって事もそうだけど塾が有るから、急用があるからと帰る先輩方がいる。

本当に急用なら致し方無いけどそうでない場合は本当に困ります。
先輩方には我々1年生は中々言えないんです──



最初は順調だった点検作業はやはりサボタージュする人が多くなれば進まなくなります。
流石に目を瞑れなくなりました。

実行委員長に抗議しました。

直ちに2年生と3年生に緊急召集がかけられました。
その後はサボタージュする人が減りました。
やっと作業が進みます



ビバ!!実行委員長!!











─────体育祭当日

前日は遅くまで掛かった準備も終わり完璧な状態で体育祭が始まりました。

実行委員の皆は自分が出る競技以外は走り回ってます。
ダイエットに丁度良いかも…何て思いながらやってます。

今日はOBの人達も沢山来ていて渉さんや兄さんも来るとは言ってましたが私は忙しいので会えないかも…です──



次の競技の準備をしていると二人の女性が私に近寄ってきました。

「斎条千比絽ってあなた?」

「はい。斎条千比絽ですが…どなたですか?」



「こんな子と華村君付き合ってるの?騙されてるんじゃない?」

「きっと華村君を誑かしてるんだよ」

コソコソと話してるつもりでしょうが聞こえてます。
私は準備をしていると──


「ちょっと!聞いてるの?」


一人の女性が私の肩を掴み振り替えさせました。


「渉さんのお知り合いですか?」

「大学の同級生よ。あなた華村君と別れなさいよ。子供は子供同士で遊びなさい。」

そんな話を今しなくても──

「私は準備で忙しいんです。その話は又にしてください」


「何生意気言ってるの!話を聞きなさいよ」

普段はノホホンとしてる私だけど怒りが湧いてきました。

「貴女方は渉さんのお知り合いのようですがそう言う事は渉さんに言って下さい。
私は体育祭の実行委員で忙しいんです。
私の仕事の邪魔をしないで下さい。
それに貴女方は私の名前を知っているようですが自分達は何故名乗らないのですか?
自己紹介すら出来ない人達の話なんて聞けません─」

二人の横を道具を持って通りすぎようとしたら背中を押され転んでしまいました。

「何生意気言ってるのよ。さっさと華村君と別れなさいよ!」

私を見下ろしながら叫んでます。
恐らくは自分達より私が劣ると思っているからだと──
だから私に詰め寄り別れさせようとしてるんですね。


「あんたが──」

私にまた何かを言いかけた時に後ろから声がしました。

「ちょっと!何をしてるの?」

祐佳です。
私が中々戻らないのを実行委員が話していたので探しに来てくれた。

「貴女方は誰?この高校の人達じゃないよね?
ここは関係者以外立ち入り禁止区域何ですけど……
警備員呼びますよ?
そこに……倒れてる人を見下ろして何をしていたの?
普通倒れてる人を見たら助けますよね?」


畳み掛けるように一気に話してます。
相手はタジタジです。

「私は何も……」

「何もしてないって言いたいの?
じゃあ何故ここにいるんですか?
あっ、千比絽。早く準備に行って?
皆が探していたから─
この人達は警備員に──」

祐佳がそう言いかけた時に二人は走って逃げていきました。

祐佳が手を差し出し助け起こしてくれました。
道具を持ってくれて準備も手伝ってくれたので競技に間に合いました。



その後は滞りなく体育祭が進み私にとって高校での体育祭は無事に終わりました。

──あの事以外は………


実行委員会は後片付けが残ってます。
ある程度片付けをして残りは休日出校して片付けをします


家に帰ると渉さんと祐佳が来てました。

「あれ?来てたの?」

「来てたのじゃない。祐佳からお前が訳解らん奴達に絡まれたって……
何をされた?」

「兄さん……。背中を押されて転んだから膝小僧を擦りむいただけどよ。大丈夫だって……」

渉さんが私の膝を擦りながら─

「誰にされたの?」

「えっと……渉さんと同級生って言ってたかな?名前は知らない─」

「そうか……ゴメン……」

「渉さんは悪くないですから…
祐佳もありがとうね。
心配かけてゴメンね─」

「告げ口みたいでイヤだったけど相手が解らないからまた来ても困るから東吾くんと渉さんに知らせておこうと……ゴメン」

「祐佳が教えてくれなきゃコイツは喋らなかったと思うから良かったんだよ。」

「祐佳ちゃん、千比絽を助けてくれてありがとうね」

渉さんはあの二人の女性に心当たりがあるようです。
何かを考えてるようです──

そんな雰囲気の中でご飯が出来たとママから言われて皆で晩御飯を食べました。


撮っても楽しい食事会になりました。
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