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出逢い
高校3年生 11
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────
昨日はパパ達は夜遅くに帰って来たみたいですが私は既に寝ていたので気づきませんでした。
ダイニングにはパパと尚吾がいて朝食を食べてますが兄さんがいません。
もう出掛けているのかな?
「おはよう、パパ、尚吾」
「おはよう」
「おはよー」
「兄さんは?もう出掛けたの?」
「今日午前中に退院だから迎えに行ったよ。検査結果は貧血以外は問題は無く後は安静にしていれば自宅療養でも大丈夫だそうだ。」
そっかあ~良かった。
後でメールしてみようかな。
「それで……パパ?」
「千比絽が聞きたい事は分かっている。ただ、まだハッキリとした結論が出てないんだ。今日も祐佳ちゃんのご両親と本人達を含めてもう1度話し合うから報告はその後になる。
それまでは待っているように。」
「うん……。」
パパは反対なのかな……?
ママも何も言わない……。
やっぱり結婚って凄く難しいことなのかな?
私も将来反対されちゃうのかな?
相手が渉さんだとしても……。
パパ達は朝食を食べた後に急いで支度をして出掛けて行った。
その話し合いは両親だけでなくお祖父様も一緒になったと知ったのは後になってでした。
────夕方
パパから電話があり尚吾と一緒にお祖父様の家に呼ばれた。
兄さん達の事だと思った。
応接間にはお祖父様とお祖母様、パパとママに兄さんが既にソファーに座っていた。
「取り敢えず二人とも座りなさい。」
パパに言われてママの隣に座る。
全員が座った所でパパが話始めた。
「結論から先に言う。
東吾と祐佳ちゃんは結婚する事になった。
そして東吾は神宮家の養子となる。」
私と尚吾とお祖母様は喜びと驚きを隠せなかった。
祐佳と兄さんが結婚するのは喜ばしい事だけどなぜ養子?
「色々と話し合った結果だ。
結婚は祐佳ちゃんが卒業する3月に取り敢えず内輪だけでする。
出産して落ち着いたら改めて式をあげる。」
「パパ、どうして兄さんが養子になるの?」
「祐佳ちゃんは一人娘で神宮家と母親の実家の両方の後継者でもある。
母親の方だけなら良いが神宮の名前が無くなるのは良くないと頑なに言い張ってな…」
「誰が…?」
「祐佳ちゃんのお祖父さんだよ…。
神宮家の跡取りは祐佳ちゃんしかおらず母親の実家の方も祐佳ちゃんを後継者に指名しているそうだ。
だから結婚は良いが絶対に婿養子じゃないと許さないと……」
「兄さんは?兄さんはこっちの会社の後継者でもあるんでしょ?
どうなるの?」
「俺がいなくても千比絽も尚吾もいるだろ。
それに渉は俺より優秀だから大丈夫だろ?」
「何で渉さんが出て来るのか分かんないですけど……?」
「渉が千比絽と結婚すれば立派な跡取りになるだろ?」
「渉さんに押し付けるの?」
「祐佳から後継者の話を聞いた時からずっと考えていたんだ。
だから妊娠は切っ掛けに過ぎない。
遅かれ早かれ俺は斎条の会社の後継者を降りるつもりでいた。」
兄さんはずっと考えていたんだ。
祐佳との事を真剣に考えていたんだね。
「以前から皆に話しているが無理に会社を継ぐ必要はない。
東吾が自分の道を見つけたならそちらに進めば良い。
千比絽も尚吾も同じだ。
ただ、継いでも良いと思ってくれたら嬉しいがな……」
そう言ってお祖父様は少し寂しそうに話をした。
私に才能があれば会社を継いでも良い……。
才能も無いのに継いでは斎条の家よりも会社を支えている社員やその家族に迷惑がかかる。
尚吾はまだ小学生だから将来をどうしたいのかはまだ未知数…。
そして私と…渉さんの歩く道が少しずつ重なってきていた。
昨日はパパ達は夜遅くに帰って来たみたいですが私は既に寝ていたので気づきませんでした。
ダイニングにはパパと尚吾がいて朝食を食べてますが兄さんがいません。
もう出掛けているのかな?
「おはよう、パパ、尚吾」
「おはよう」
「おはよー」
「兄さんは?もう出掛けたの?」
「今日午前中に退院だから迎えに行ったよ。検査結果は貧血以外は問題は無く後は安静にしていれば自宅療養でも大丈夫だそうだ。」
そっかあ~良かった。
後でメールしてみようかな。
「それで……パパ?」
「千比絽が聞きたい事は分かっている。ただ、まだハッキリとした結論が出てないんだ。今日も祐佳ちゃんのご両親と本人達を含めてもう1度話し合うから報告はその後になる。
それまでは待っているように。」
「うん……。」
パパは反対なのかな……?
ママも何も言わない……。
やっぱり結婚って凄く難しいことなのかな?
私も将来反対されちゃうのかな?
相手が渉さんだとしても……。
パパ達は朝食を食べた後に急いで支度をして出掛けて行った。
その話し合いは両親だけでなくお祖父様も一緒になったと知ったのは後になってでした。
────夕方
パパから電話があり尚吾と一緒にお祖父様の家に呼ばれた。
兄さん達の事だと思った。
応接間にはお祖父様とお祖母様、パパとママに兄さんが既にソファーに座っていた。
「取り敢えず二人とも座りなさい。」
パパに言われてママの隣に座る。
全員が座った所でパパが話始めた。
「結論から先に言う。
東吾と祐佳ちゃんは結婚する事になった。
そして東吾は神宮家の養子となる。」
私と尚吾とお祖母様は喜びと驚きを隠せなかった。
祐佳と兄さんが結婚するのは喜ばしい事だけどなぜ養子?
「色々と話し合った結果だ。
結婚は祐佳ちゃんが卒業する3月に取り敢えず内輪だけでする。
出産して落ち着いたら改めて式をあげる。」
「パパ、どうして兄さんが養子になるの?」
「祐佳ちゃんは一人娘で神宮家と母親の実家の両方の後継者でもある。
母親の方だけなら良いが神宮の名前が無くなるのは良くないと頑なに言い張ってな…」
「誰が…?」
「祐佳ちゃんのお祖父さんだよ…。
神宮家の跡取りは祐佳ちゃんしかおらず母親の実家の方も祐佳ちゃんを後継者に指名しているそうだ。
だから結婚は良いが絶対に婿養子じゃないと許さないと……」
「兄さんは?兄さんはこっちの会社の後継者でもあるんでしょ?
どうなるの?」
「俺がいなくても千比絽も尚吾もいるだろ。
それに渉は俺より優秀だから大丈夫だろ?」
「何で渉さんが出て来るのか分かんないですけど……?」
「渉が千比絽と結婚すれば立派な跡取りになるだろ?」
「渉さんに押し付けるの?」
「祐佳から後継者の話を聞いた時からずっと考えていたんだ。
だから妊娠は切っ掛けに過ぎない。
遅かれ早かれ俺は斎条の会社の後継者を降りるつもりでいた。」
兄さんはずっと考えていたんだ。
祐佳との事を真剣に考えていたんだね。
「以前から皆に話しているが無理に会社を継ぐ必要はない。
東吾が自分の道を見つけたならそちらに進めば良い。
千比絽も尚吾も同じだ。
ただ、継いでも良いと思ってくれたら嬉しいがな……」
そう言ってお祖父様は少し寂しそうに話をした。
私に才能があれば会社を継いでも良い……。
才能も無いのに継いでは斎条の家よりも会社を支えている社員やその家族に迷惑がかかる。
尚吾はまだ小学生だから将来をどうしたいのかはまだ未知数…。
そして私と…渉さんの歩く道が少しずつ重なってきていた。
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