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出逢い
高校3年生 17
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────
やるべき事はした。
あとは…合格発表を待つだけ。
試験から1週間後に大学構内の広場にある掲示板に貼り出される。
この1週間はかなり長く感じられた。
1日が1年にも10年にも感じられるほど長かった。
そんなバカな…と思うかも知れないけど私にはそう感じた。
あの瞬間までは……。
合格発表の日に私はママと2人で大学に向かった。
パパも一緒に行きたがっていたがどうしても抜けられない会議があるからと泣く泣く諦めたらしい…。
渉さんも一緒に行きたいと言ってましたがやはり抜けられない予定が入ってしまったらしく合否に関わらず必ず連絡してと何回も念押しされました。
兄さんは……特に何も言われなかった、、、、。
駅を降りて真っ直ぐに大学に向かい歩く。
回りにも大学に発表を見に行く受験生達が流れていく。
吸い込まれるように大学構内の広場に行くと既に掲示板に貼り出されていた。
あちらこちらでは喜ぶ者と悲しむ者がいた。
受験番号は30579番…
30543
30544
30547
:
:
30567
30568
30569
30570
:
30575
30576
30579
30579番…
「ママ……あった…。」
「千比絽、あったよ…」
「「やったぁ~!!」」
ありました。
番号がありました。
掲示板に貼ってある番号を見ながら頑張った日々を思い出した。
皆が支えてくれたから頑張れた…。
「ママ……ありがとう…」
「千比絽が頑張ったからよ。よく頑張ったね…。おめでとう…。さっ、パパ達が待ってるから連絡しましょ…」
パパ、お祖父様、渉さんと電話をすると皆が喜んでくれた。
学校に電話をすると担任の先生が出て合格を伝えると喜んでくれた。
そして祐佳にも電話をした。
「もしもし…祐佳?」
「千比絽?どうだった?」
「うん…番号……あったよ…」
「ホント!良かった~…千比絽…良かった!おめでとう…」
「うん…、ありがとう…。祐佳は身体は大丈夫?赤ちゃんは?」
「もう…、今は私の事より自分の事でしょ…。私と赤ちゃんは大丈夫だから…。お祝いには行くからね…」
「うん、待ってる。またね…」
電話を終えてから受験票を持って受け付けに行く。
必要な書類を受け取り家へと帰った。
────
合格の御祝いと皆が集まった。
お祖父様とお祖母様は体調を考えて別の日に御祝いするからと辞退した。
祐佳のお腹が少し目立つようになった。
兄さんは祐佳の隣から離れない。
かなりの過保護ぶりで祐佳が子供が産まれたらもっと過保護になるんじゃないかと今から心配してる。
渉さんは大きな花束を持ってきてくれた。
ママが綺麗に飾ってくれた。
全員が集まった所でパパが乾杯の音頭をとった。
「千比絽、大学合格おめでとう。
乾杯!!」
「「おめでとう!!」」
「皆が応援して支えてくれたから頑張れた…。ホントにありがとう…」
挨拶を終えて食事が始まった。
とにかく目出度い、良かったとパパは言いながらお酒が進みママに飲みすぎと言われながらもまたお酒を飲む。
それを見ながら皆が笑う。
楽しく食事が進む。
食事が終わってもリビングでまた話をする。
そのうち、尚吾は学校が有るからと部屋に戻りパパも飲みすぎたのかママと一緒に部屋に戻った。
祐佳は今日は兄さんの部屋に泊まる。
渉さんも客室に泊まる事になった。
祐佳の身体を考えてお開きになりそれぞれ部屋に向かう。
部屋着に着替えているとドアがノックされた。
コンコンッ
「ハイ?」
「千比絽?僕だけど少し良いかな?」
渉さんです。
ドアを開けると渉さんがいました。
「話がしたいんだ。入って良いかな?」
渉さんはいつもと雰囲気が違ってる。
何だか緊張している?
そう感じたまま部屋へ招き入れた。
ソファーに座ると私にも座るように隣を指差した。
渉さんの隣に座わると話始めました。
「大学合格おめでとう。よく頑張ったね」
「渉さんが支えてくれたから…。
皆が応援してくれたから…頑張れた…」
「うん…。合格したら旅行に行こうって約束覚えてる?」
「はい。覚えてる…」
「卒業式が終わってからそのまま行きたいと思ってるんだけど…行き先は僕に任せてくれる?」
「は、ハイ。でも…パパ達に…」
「もう了解は貰ってるから大丈夫だ。どうしても…その日じゃないといけないから…」
笑顔で渉さんは言うけどやはりいつもの笑顔とちょっと違ってるように見える。
後で分かるがやはり緊張していたらしい……。
そして…少し話をして渉さんは客室に戻った。
私も卒業旅行の事を楽しみにしながら眠りについた。
そして──卒業式を迎えた。
やるべき事はした。
あとは…合格発表を待つだけ。
試験から1週間後に大学構内の広場にある掲示板に貼り出される。
この1週間はかなり長く感じられた。
1日が1年にも10年にも感じられるほど長かった。
そんなバカな…と思うかも知れないけど私にはそう感じた。
あの瞬間までは……。
合格発表の日に私はママと2人で大学に向かった。
パパも一緒に行きたがっていたがどうしても抜けられない会議があるからと泣く泣く諦めたらしい…。
渉さんも一緒に行きたいと言ってましたがやはり抜けられない予定が入ってしまったらしく合否に関わらず必ず連絡してと何回も念押しされました。
兄さんは……特に何も言われなかった、、、、。
駅を降りて真っ直ぐに大学に向かい歩く。
回りにも大学に発表を見に行く受験生達が流れていく。
吸い込まれるように大学構内の広場に行くと既に掲示板に貼り出されていた。
あちらこちらでは喜ぶ者と悲しむ者がいた。
受験番号は30579番…
30543
30544
30547
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30567
30568
30569
30570
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30575
30576
30579
30579番…
「ママ……あった…。」
「千比絽、あったよ…」
「「やったぁ~!!」」
ありました。
番号がありました。
掲示板に貼ってある番号を見ながら頑張った日々を思い出した。
皆が支えてくれたから頑張れた…。
「ママ……ありがとう…」
「千比絽が頑張ったからよ。よく頑張ったね…。おめでとう…。さっ、パパ達が待ってるから連絡しましょ…」
パパ、お祖父様、渉さんと電話をすると皆が喜んでくれた。
学校に電話をすると担任の先生が出て合格を伝えると喜んでくれた。
そして祐佳にも電話をした。
「もしもし…祐佳?」
「千比絽?どうだった?」
「うん…番号……あったよ…」
「ホント!良かった~…千比絽…良かった!おめでとう…」
「うん…、ありがとう…。祐佳は身体は大丈夫?赤ちゃんは?」
「もう…、今は私の事より自分の事でしょ…。私と赤ちゃんは大丈夫だから…。お祝いには行くからね…」
「うん、待ってる。またね…」
電話を終えてから受験票を持って受け付けに行く。
必要な書類を受け取り家へと帰った。
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合格の御祝いと皆が集まった。
お祖父様とお祖母様は体調を考えて別の日に御祝いするからと辞退した。
祐佳のお腹が少し目立つようになった。
兄さんは祐佳の隣から離れない。
かなりの過保護ぶりで祐佳が子供が産まれたらもっと過保護になるんじゃないかと今から心配してる。
渉さんは大きな花束を持ってきてくれた。
ママが綺麗に飾ってくれた。
全員が集まった所でパパが乾杯の音頭をとった。
「千比絽、大学合格おめでとう。
乾杯!!」
「「おめでとう!!」」
「皆が応援して支えてくれたから頑張れた…。ホントにありがとう…」
挨拶を終えて食事が始まった。
とにかく目出度い、良かったとパパは言いながらお酒が進みママに飲みすぎと言われながらもまたお酒を飲む。
それを見ながら皆が笑う。
楽しく食事が進む。
食事が終わってもリビングでまた話をする。
そのうち、尚吾は学校が有るからと部屋に戻りパパも飲みすぎたのかママと一緒に部屋に戻った。
祐佳は今日は兄さんの部屋に泊まる。
渉さんも客室に泊まる事になった。
祐佳の身体を考えてお開きになりそれぞれ部屋に向かう。
部屋着に着替えているとドアがノックされた。
コンコンッ
「ハイ?」
「千比絽?僕だけど少し良いかな?」
渉さんです。
ドアを開けると渉さんがいました。
「話がしたいんだ。入って良いかな?」
渉さんはいつもと雰囲気が違ってる。
何だか緊張している?
そう感じたまま部屋へ招き入れた。
ソファーに座ると私にも座るように隣を指差した。
渉さんの隣に座わると話始めました。
「大学合格おめでとう。よく頑張ったね」
「渉さんが支えてくれたから…。
皆が応援してくれたから…頑張れた…」
「うん…。合格したら旅行に行こうって約束覚えてる?」
「はい。覚えてる…」
「卒業式が終わってからそのまま行きたいと思ってるんだけど…行き先は僕に任せてくれる?」
「は、ハイ。でも…パパ達に…」
「もう了解は貰ってるから大丈夫だ。どうしても…その日じゃないといけないから…」
笑顔で渉さんは言うけどやはりいつもの笑顔とちょっと違ってるように見える。
後で分かるがやはり緊張していたらしい……。
そして…少し話をして渉さんは客室に戻った。
私も卒業旅行の事を楽しみにしながら眠りについた。
そして──卒業式を迎えた。
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