私の相棒はモテモテです!

凰雅柚月

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出逢い

大学1年生 2

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────

コンッコンッ

……?

誰も居ないのだろうか?

もう一度ノックしようと扉を叩こうとするとカチャっと音がした。

扉が内側に開くとそこにいたのは…


大柄の男性だった!

けして小さくは無い扉なのに部屋の中が見えないほど背が高くがっちりした……熊のような人

驚いて声が出せずにいるとその男性の後ろから女性の声がした。

「そのだぁ~!誰が来たの?」

この男性はソノダと言う名前らしい…

「……えっと、ちっこい女の子…?」

私は大きい方ではないが小さくもない…
標準的だと思うがこのソノダと言う人から見たら私はちっこいのだろう…。

驚いて固まっているとそのソノダと言う男性の後ろから女性が顔を出した。
顔を出した女性は男性とは対称的な儚げな雰囲気を持った人……

「どなた?」

その問いかけに我に返った。

「あの…児童文学研究に見学を…」

と言いかけた時に女性の表情が変わった。

「入部希望者?児童文学研究にようこそ!是非見学してって!!
入って、入って!
ちょっと、ソノダ退きなさい!」

女性はソノダと言う人を押し退けて招き入れてくれた。


その部屋は壁一面に本棚がありぎっしりと本が並べられていた。
部屋の真ん中には机が並べられていてパソコンが置かれていた。
綺麗に整頓されて……いや…1つの机には書類や本が乱雑に積み上げられていていつ雪崩が起きてもおかしくない…。

部屋をぐるっと見回していると女性が声をかけてきた。

「こちらにどうぞ。お座りになって?」

案内されたソファーに座るとソノダさんがお茶のペットボトルを差し出した。

「ちょっと~、コーヒーとか紅茶とか洒落たもの出しなさいよ。
何よ~ペットボトルのお茶何て!」

「俺にそんな事させたらまたサーバーを壊すぞ」

「期待した私がバカだったわ。
私が淹れて来るから。
ごめんなさいね?
コーヒーで良いかしら?」

「ぁ、あの、このお茶を頂きます。
大丈夫です…」

「そぉ?」

そう言って私の向かい側にあるソファーに座った。

「ちょっと、ソノダ。
そんなデカイ図体で立ってられたら圧迫感が半端無いから座ってよ」

ソノダさんは近くの椅子を持ってきて所謂誕生日席を陣取った。


「改めて、児童文学研究にようこそ。
私は副部長の3年の大岩苑子おおいわそのこ
このデカイ図体の男は4年の園田荵そのだしのぶ
ヨロシクね。」

「あっ、1年の斎条千比絽です…」


自己紹介を終えてペットボトルのお茶を飲んだ。

改めてお二人を見比べる
副部長の大岩さんは小柄で綺麗で可愛い感じの女性。
部長の園田さんは体が大きくて柔道や空手をしてそうな雰囲気を醸し出していた。

思わず『美女と野獣』の物語が頭の中に浮かんだ。


そして大岩さんから児童文学研究のサークル活動の説明が始まった。


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