ダンジョンマスターの領地経営・かわいい人間、亜人やモンスター集めてイチャイチャしたいと思います。もちろん女冒険者は俺のもの

たぬきねこ

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第1章 迷宮創生編

第24話 プレジールの塔 ②

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 長い階段を上ると2層に到着する。
 2層は、1層と同じレンガ風の壁だが少し色が違う。基本の作りは同じなようだが、この層の特徴としてトラップがあちこちに仕掛けられている。
 落とし穴や仕掛け槍、自動発射の弓矢やトラバサミなど、知らずにトラップにはまるとダメージや最悪命に関わりそうだ、注意しよう。

 地図を確認して、通路を進んでいると敵さんのお出ましのようだ!
「ギャッ ギャッ!」
 ゴブリン4体が襲ってくるも難なく撃退し、通路の先に進む。

 小部屋になっているところで、雑巾臭のような不快な臭いが漂ってくる。
 悪臭の元凶らしいヘドロの塊のような魔物が蠢きながら、近づいてきた。

『ブロブ』
 種別:魔導生物
 属性:闇
 LV:2
 STR:E  VIT:E  AGI:E
 DEX:E  INT:E  LUK:E
 粘液状の生物、斬撃攻撃が効きづらい。

「くっ臭い!・・・・炎の矢フレアアロー
 悪臭の元凶に近付きたくない俺は、炎の魔法でブロブを焼き尽くす。炎に包まれたスライム状の魔物は光の粒子になり消えていく。

 数体のゴブリンとブロブを倒しつつ、2層もボス部屋らしき装飾の施された金属扉の前にやってきた。
 扉を開け放ち、中に入ると豚の顔を持つ魔物が3体襲ってきた。

『オーク』
 種別:オーク種
 属性:闇
 LV:6
 STR:D  VIT:D  AGI:E
 DEX:E  INT:E  LUK:E
 豚の顔を持つ醜い種族、貪欲で生殖本能が強い。

「でたな女性の敵め!」

 しかし、所詮は低レベルの魔物、俺の敵じゃない! オークを瞬殺し次の階層に向かおうとすると、魔石の他に毛皮と肉がドロップしている。
 オークの身体が光の粒子になり、アイテムになるのはダンジョンの不思議パワーなのだろう。
 魔石とともに毛皮とオーク肉を回収して、3層へと続く階段を上っていく。



 3層は今までと違い洞窟エリアのようだった。
 通路の幅は今までと同様だが、壁と床はデコボコで歩きにくく、躓いて転びそうになる。
 壁の一部が光っているのは、光苔だろうかエメラルド色に光を放っている。

 通路を進み、現れたのはホブゴブリンとゴブリン4体のモンスターパーティーだった。
 襲ってくるゴブリンの首を刎ね、胴体を横一線、苦戦するわけでもなくどれも一撃で倒していく。

 次に襲ってきたのは、蝙蝠の集団だった。

『ジャイアントバット』
 種別:吸血蝙蝠種
 属性:闇
 LV:2
 STR:E  VIT:E  AGI:C
 DEX:D  INT:D  LUK:E
 巨大な蝙蝠、集団で行動し生物の血を吸う。

 洞窟の天井にぶら下がってた蝙蝠が襲ってくる。
 目の前にきた蝙蝠を剣で切り捨てる、単体は素早いだけでさほど脅威ではないが、いかんせん数が多い。

 風の刃ウインドカッターを使い、滞空している蝙蝠を打ち落としても埒が明かない、火炎球ファイアーボール・炎の球を作り出して、蝙蝠に向けて打ち出す。着弾した火球は爆発すると同時に周囲に火炎と爆風を撒き散らし、蝙蝠たちを倒していく。
 ここは迷宮だ。普通の洞窟と違い爆破しようが崩落の心配をしなくてよい。

 残りは数体だ! 剣と風の刃を使い蝙蝠の集団をようやく倒し終える。
 地面には複数の魔石が散らばっており、面倒だが全部拾い集めることにした。
 魔石は色々と使えて便利だからである。

 蝙蝠の集団に襲われたのは、それっきりで多くて10体未満、後はゴブリンとオークらを蹴散らしながら先に進む。
 雑魚モンスターとはいえ、経験値稼ぎには丁度良くLVが上がる上がる♪
 そして新スキルを覚えた。

[NEW]スキル
 ・従魔術 : 魔物を手懐け使役する。

 いわゆるモンスターをテイムできるスキルのようだが、ゴブリンとオークなどテイムしようと思わない・・・まあいずれ使うときがくるだろう。

 さあ、3層もこれでボス部屋だ! サクッと倒して先を急ごう!
 扉を開けて、広い部屋の中を見てもなにもいない? でも敵の反応は確かにある。 どこだ?

 天井に邪悪な気配を察知して、上を向くと怪しい大目玉の魔物が、蛇のような触手を伸ばして攻撃してくるところだった。
 危険を察知してすぐ身を躱したが、不気味な魔物だ!
 うねうねと動く触手がキモイ。
 うわぁ~触手ってどうしてこんなにキモくてエロいのだろうか? 女性じゃないが嫌悪感が半端ない。

『イービルアイ』
 種別:魔導生物
 属性:闇
 LV:3
 STR:E  VIT:E  AGI:D
 DEX:D  INT:C  LUK:E
 精神異常系の邪眼を使う目玉の魔物。

 違和感の正体は、この邪眼か! 俺は状態異常耐性(小)のお蔭で無効化できているが、あの目を見続けるのはヤバい気がする。

 目玉の魔物は、俺に邪眼が効かないと察知して氷の礫を放ってくる。
 氷の礫を躱して、石弾丸ストーンバレットで目玉を狙うが、蛇のような触手と魔法障壁に阻まれ致命傷には至っていないようだった。

「ならばこれでどうだ! 炎の槍フレアランス
 俺の放った炎の槍は、触手ごと目玉を貫通していく。
 目玉は光の粒子になり、消えてその代わり宝箱が地面に出現する。

 おお! 宝箱のドロップだ! 俺は、ドキドキワクワクしながら宝箱を開けると中には・・・。
 ・氷の杖
 ・知恵の指輪
 二つのアイテムが入っていた。
 鑑定の結果、魔法アイテムではあるが、それは一般的な物であり俺には必要のない物だった・・・。

 先を急いでいるため、採掘ポイントなど無視してボス部屋に直行したが、道中探せば他にも宝箱があったかもしれないな・・・・まあいいか。

 長い階段を上り、やっと4層だ!
 4層は、これまでの薄暗いダンジョンと違い、天井はあるが野外にいるよな明るさがある空間だった。
 壁は白い土壁のような感じで蔦や苔が付いている。
 地面には草や花が咲き、人のいなくなった廃墟か庭園のようなイメージであり、木陰でお昼寝したくなるような暖かい感じがする。

 不思議な感覚に囚われながらも先に進む。
 通路の先でなにやら、争う音や声が聞こえてくる。マップで確認しても敵の赤印しかないので冒険者でもなさそうだ。立ち止まていても仕方がない。迂回路を探すかこのまま進むか・・・考えた末、恐る恐る近づき様子を見ることにした。

 そこで見たものは・・・ゴブリンの集団と争う一本角の生えた大きな兎だった。
 魔物同士の縄張り争いなのか知らないが、そんなことは俺にとっては関係ないことだ! 両方とも俺の経験値になってもらおう。

 俺は、ゴブリンの集団に突っ込み剣でなぎ倒していく、残りは角の生えた兎のみだ! こちらの世界にきて散々兎肉は食べたし目の前の大きな兎は、大きく丸々としている。
 食べるとさぞ美味しいことだろう・・・そんなことを考えながら、剣を振り下ろそうとしたところで、大兎が怯えた表情で何か訴えてくる。

「キュッ・キュッ~ゥ・・・キュッ~ゥ」
 何を言っているのか分からないが、襲ってくる様子は見られない。
 後ろ足で立ち上がり前足を揃えて振っている姿は、まるでお願いしているようにも見える。

「・・・・・仲間になりたいのか?」
「キュッ!」
 うなずく大兎、丁度よいので新スキル《従魔術》を使ってみよう。
 手のひらを大兎に向けスキルを発動させると、大兎が一瞬青い光を放つ、どうやらテイムが成功したようだ。

『アルミラージ』
 種別:一角兎種
 性別:♀
 属性:土
 LV:5
 STR:E  VIT:E  AGI:D
 DEX:D  INT:D  LUK:D
 角兎、可愛らしい外観とは裏腹に肉食で凶暴。

「キュウ~」
 嬉しそうにすり寄ってくる一角兎を撫でてみる。
 少し薄い紫色の掛かった毛並みは、モフモフで触り心地がよく気持ちがいい。

「可愛い・・・でも丸くて脂が乗ってて美味しそう」
 兎肉のことを考えて思ったことは、お腹が空いてきたことだった・・・先を急ぎたい気持ちもあるが、ここまで休憩せずに塔を上ってきたので、そろそろ休憩も必要だろう。

 空腹で腹が鳴った状態では、肝心な時に力がだせないかも知れない、近くに敵魔物の反応もないことを確認して休憩することにした。
 
 アルデリアちゃんから貰ったバーガーセットを空間収納から取り出し、食べようとした時だ。
「キュッ! キュ~ウ」
 角兎はも食べ物が欲しいのだろうか?

「お前も食べるか?」
「キュッウゥ~」
 ハンバーガーを少しちぎって兎に与えると美味しそうに食べている。
 まだ欲しそうにしている姿が可愛らしいが、俺もお腹を空かしているので無視して、ハンバーガーを食べることにした。

「キュウゥゥ・・・・ゥ」
 目をウルウルさせる一角兎、チワワかこいつは!?
 しょうがない、バーガーセットを食べても少し物足りなさを感じた俺は、空間収納から鹿肉の燻製を取り出し、火で炙って食べることにした。

 炙った燻製を一角兎に差し出すと、これまた美味しそうに食べ始める。
 すると、一角兎が光だし・・・その姿が変わった。

「え! えええ!? えええぇぇぇぇ!!」

 そこに現れたのは、全裸の美少女だった。

 頭には、長い兎の耳と額に一本の角、可愛らしい顔立ちに、丸みを帯びた女性らしい体付き。
 柔らかそうな大きな膨らみときれいな桜色の頂点。

 迷宮を探索中、目の前に突然現れたおっぱいちゃん。そのおっぱいに釘付け・・・もとい困惑している俺。

「マスター、もっとお肉ちょうだい♡」
 俺をマスターと呼ぶ謎の美少女に思わず条件反射で燻製肉を渡す・・・美味しそうに食べ始める姿を見て我に返った。

 下着もなにも着けていない謎の全裸美少女。
 おっぱいや股間丸出しでまったく隠す様子もなく、夢中になって燻製肉にむしゃぶりついている。

「君はいったい!?」
「わたし? 私はマスターに助けてもらったアルミラージだよ、分からないの?」
「はいいぃぃぃ!??」
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