ダンジョンマスターの領地経営・かわいい人間、亜人やモンスター集めてイチャイチャしたいと思います。もちろん女冒険者は俺のもの

たぬきねこ

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第1章 迷宮創生編

第48話 JKとお姫様

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 久しぶりに見た瑞希ちゃんは相変わらず可愛かった。
 その瑞希ちゃんがお茶を用意してくれた。受け皿に乗った白い陶器の器・・・それにこの風味・・・
「まさか、紅茶か?」
「正解! そうよビックリしたでしょ。冷めないうちにどうぞ」

 出されたティーカップに、もしやと思ったがホントに紅茶だった。
 ディアドラから出された紅茶ほど高級感はないが、香りもよく、ほどよい渋みがいい感じになっている。

「ホント、美味しいわ~」
 シルエラも紅茶が気に入ったようだった。
「まさか紅茶が出てくるとはな~、どこで売ってるんだ? この町で売ってるいるのなら、買って帰りたい」
「売ってないわよ。これは私の手作り茶なの」
 なんと、まさかの自家製紅茶だった。

「凄~い、手作りなんですか?」
「よろしければ、製法を教えますよ」
「ぜひ教えてください!」
 シルエラと瑞希ちゃんが、仲良く話している。
 たしか・・緑茶と紅茶や烏龍茶の違いは、加工方法の違いって聞いたことがある。もちろん産地や栽培方法の違いもあるが、元は同じ種類の茶葉だったはず。



 ―― 時は少し遡る。

 町で出会った俺たちは、立ち話も何だということで一軒のカフェ風の店にやってきた。
 軒先にハーブと花の咲いた植木鉢が置いてあるお洒落な店だと分かったが、ドアにはCLOSEと書かれた札がかかっていた。
 瑞希ちゃんのおススメの店なのだろうか? 休業日なのは仕方がないと思っていたら瑞希ちゃんが鍵を開けだした。
 
「さっ、入って! この店は私たちの家 & 迷宮の入り口よ。趣味でカフェもやってるのよ」
「冒険者じゃなかったの?」
「そうよ、でもいつも冒険してるわけじゃないでしょ? 暇なときに少しだけ店開いてるのよ。これでも常連客がいるんだからね」
「可愛い女の子が開いているカフェなら、客も喜ぶだろうね」
「DPも稼ぎたいしね」
「その辺はヤマト様と考え方が一緒ね。ヤマト様も最初は飲食店でお客様集めてたし」

「ちょっと座って待っていてね。今、お茶を出すわ」
 瑞希ちゃんに言われて店内を見渡す。 カウンターと4人掛けのテーブルが4つあるだけの小さな店だった。 当たり前だが店内に客の姿はなく、冒険者の仕事をしている時は休業していると言っていた通りなのだろう。

 テーブル席に腰をおろし、隣にはシルエラが座った。
 対面の席に、信長様の娘「紗弓」様が座り、その背後には従者と紹介された女性ふたりが控えている。

 信長様の娘ということは母親は濃姫様なのだろうか?
 いや側室の娘なのかも知れない。
 美しい黒髪に可愛らしい顔立ち、年齢は高校生くらいだろうか? 濃姫様の面影があり、若かりし頃の濃姫様といった感じかな? 十中八九濃姫様の娘だろう。 瑞希ちゃんと同じ陣羽織を身に纏っており、凛とした出で立ちが美しい女の子だ。

 俺は迷宮主であり信長様は主家に当たる。 その娘にはどう接したらいいのだろう?

「改めて、自己紹介しよう」
 そんな折、彼女が言葉を発してくる。
「ん? 何? 緊張してるの? もしかして私が織田家の姫だからって緊張しているのかな?」
「まあ、その・・その通りです」
 俺は正直に答えることにした。

「キミのことは、親友の瑞希から聞いている。 母上の呼び出した新しい迷宮主と言うこともな」
 母上ってことは、やっぱり濃姫様の娘か。
「その説は誠に申し訳ないと思っている。 父上と母上に変わり謝罪する。 許してくれとは言わんが申し訳ない」
 突然謝りだす黒髪のお姫様、後ろの従者も合わせて頭を下げてくる。
「えっ? どういうこと?」
 突然のことに頭の処理が追い付かない。

「まさか、召喚されたことに対して謝ってくれてるの?」
「はい。 君たちの事情も聞かず、勝手にこの世界の争いに巻き込み、帰る事もできないのだから。謝るしかないだろう」
「・・・そうだね。 正直、思う所はあるよ。 俺はともかく、瑞希ちゃん達には家族や恋人、友人なんかもいたのに、突然召喚されて元の世界に帰れないときたものだ」
 俺の話に神妙な顔をする黒髪のお姫様。

「でも、俺はこの世界に召喚されて良かったと思っている。 平凡な毎日を過ごす日本から解放され、こうして可愛い彼女までできたんだし、逆にこっちが礼を言いたいくらいだよ」
 これは俺の本心だった。そして隣のシルエラの肩に手を廻し、抱き寄せた。
「もうヤマト様ったら・・・」
 顔を赤くするシルエラ。その表情は嬉しそうだ。

「宮代さん、ありがとうございます」
 頭を下げるお姫様。礼を言われると背中がこそばゆい。

「ああ、苗字で呼ばれると気恥ずかしいな、大和って名前で呼んでくれると嬉しいかな」
「はい。ではヤマト君って呼ばせてもらうわ。私のことも紗弓ってお呼びください」

 お姫様あらため、紗弓様の表情も明るくなったところで、瑞希ちゃんがお茶を持ってきてくれた。

「どうやら少しは打ち解けたみたいね。 はい! これ当店自慢のお茶をどうぞ!」
 テーブルにティーカップを並べて、俺の対面に座る瑞希ちゃん。
 ん? ティーカップ? これは・・・

 出されたお茶はまさかの紅茶だった。 しかも可愛らしいJKの手作りとは・・・これなら常連客がいるのも納得だ。 これが日本だったら、オジサンたちに大人気になるだろう。 もちろん俺も通うよ。


「改めてお久しぶりね。宮代さん」
「瑞希ちゃんまで、大和でいいよ。 おれも瑞希ちゃんって呼んでるしさ。 堅苦しいのは嫌いなんだ」

「ならヤマトさん、どうしてこの町に? 自分の迷宮はどうしたのよ」
 質問をしてくる瑞希ちゃんに、事情を説明をする。


「はあ・・・何と表現して良いか分からないけど、自由奔放な迷宮主がいたものだわ」
「ああっ瑞希も大概だが、その瑞希を上回る奴がいるとはな・・驚きだよ」
「ちょっ、なによそれ! 紗弓ひどいよ~」
 あれ? 俺ディスられている? まあ、いいか。

「しかし、海産物を食べたいからきたとか馬鹿だろ。 こんな遠い所までくるとか、馬車でも1日以上かかかるだろ?」
「空を飛んできたから数分? 町から離れた所に降りて、そこから歩いてきたから、その方が時間がかかったかな?」
「はっ? 空を飛んで? 数分? ちょっと待って・・・」
 驚く瑞希ちゃんと紗弓様。

「ペガサスとか、もう使役できるようになったの? まさかグリフォン、それともワイバーン?」
 どうやらモンスターに乗って飛んできたと、勘違いしているのだろう。

「どれも違うよ。 飛行機をゴーレム化して飛んできたんだよ。 これにはホント苦労したよ」
「はあっ!?」
 またしても説明をする俺。

「もうデタラメ過ぎるわよ貴方・・・」
「ああっ、まさか噂に聞く凄腕の召喚士がキミだったとはね。 驚きを通り越して呆れるわ」
「なんか酷くない? その言い方・・俺のガラスのハートが傷つくなぁ」
「大丈夫でしょ! そのガラス、強化ガラスで絶対割れないから!」
「酷いよ瑞希ちゃん」
「まあ、ヤマト様ですから」
 クスクスと笑うシルエラ。自然と笑いに包まれる。

「後でその飛行機とやらを見せてもらえないだろうか?」
 紗弓様は、ゴーレムに興味があるみたいだ。
「良いですよ」
「ありがとう。 ついでにキミの実力を知りたい! 一度手合わせ願えないだろうか?」
「手合わせって、紗弓様と?」
「もちろんそうだ。 姫だからとか女だからとか、そう言うのは無しでいい。一武人としての頼みだ」

 お姫様は俺の実力が知りたいらしい。見た目は可愛らしいが、やんちゃでおてんば姫だな。後ろの従者も苦労しているだろう。

「ふっふ~、紗弓は強いわよ~! 私の師匠なんだから、女だからって甘く見ない方が良いわよ」
「瑞希はスジが良い、いずれ私より強くなるかもしれん。無論、私も負けるつもりは無いがな」
 どうやら、紗弓様と瑞希ちゃんは師弟関係にあるらしい。歳も近そうだし友達に近いかな、そう言えば親友とか最初に言ってたな。

 出された紅茶を口にする。良い香りと味がたまらない。
「そう言えば、この世界にもコーヒーってあるの?」
 紅茶があるくらいだ、無いにしても情報は欲しい。
「そうねえ、この世界って中世くらいでしょ。探せばあるかも知れないけど、まだ出回っていないと思うわよ」
「だよね~ 魔法があるのは良いけど、食文化は発達してないもんね。食材探すのも一苦労するよ」

「それでもヤマト様は、街で色々作ってるじゃあありませんか! 皆、喜んでいますよ」
 シルエラが褒めてくれる。がそこに飛びつくように、目をキラキラと輝かせた瑞希ちゃんがいた。
「ちょっとヤマトさん、そこのところ詳しく話してくれませんか?」

 油を使った料理から、焼肉、ラーメン、デザートと説明していく。時には空間収納に入っていた食材を出し、試食しながら説明すると瑞希ちゃんは涙を流しながら喜んでくれる。

「ううっ、美味しいです。この味を求めていたのです」
「泣くほど美味しかったの?」
「ヤマトさんは分からないかも知れないけど、食べ慣れた物がない苦しみは辛いんですよ」
「そうなんだ・・ごめんね」
 瑞希ちゃんに謝る俺。油や調味料がないと料理は美味しくない。あっても調理方法が分からなければ再現できない。俺はアルデリアちゃんと皆で試行錯誤を繰り返してるからな。その過程で港町まで食材探しにきたんだし。

「ヤマト様もこの前、泣いてらしたわよ」
「ちょっ! シルエラそれは言わないで!」
 クスクスと笑うシルエラ。

「ホントにキミたちふたりには申し訳ないことをした」
「だから、そこで謝らないで」
 申し訳なさそうにする紗弓様に声をかける瑞希ちゃん。
 この空気よくないな・・・そうだ!

「この小麦はブルスト産だし、今お米も栽培してるから、よかったらあげるよ。そのかわりにシルエラに紅茶の製法教えてやってくれないかな」
「もちろんいいよ」
「ありがとう瑞希ちゃん」
「お礼を言いたいのは私の方よ。同じ日本からきたのに、こんなに差がついて・・・まあ、私はその料理があまり得意じゃなかったから仕方がないけど、それでもヤマトさんほど知識も無く・・・ホント凄いわヤマトさん」
「JKに褒められると、こそばゆいんだが・・・でも瑞希ちゃんはまだ高校生だったんだろ? 仕方がないさ。むしろその年で料理ができる方が少ないんじゃないかな? 俺の場合は、バイトや仕事、ひとり暮らしで身につけたものだしさ、年季が違うよ」

「そうだぞ瑞希、お前は知識がないと言うが、魔法の知識、科学だっけ?その才能は私を遥かに上回るじゃないか! 自信を持て!」
「紗弓・・・ヤマトさんもありがとう。こんな私を元気づけてくれて」
 紗弓様が瑞希ちゃんを慰めている。いい師弟愛? 親友? まあどっちでもいいか。

「料理だって、今後は共同開発していこうよ。 街にはアルデリアちゃんって料理人もいるし、皆で美味しい物を作ろうよ!」
「アルデリアちゃん?」
「そういえば噂では凄腕の召喚士は、女性にだらしないハーレム男だと聞いたが? どうやら噂はホントのようだな」

「こんな離れた港町まで俺の間違った悪評が届いているのか・・・ハア・・・」
「ヤマト様、何も間違っていないと思われますが? 現にこうして瑞希様を口説こうとしていませんか? まったく、ついてきて正解でしたよ」
「シルエラさん? 誤解ですよ・・・」
 駄目だ、シルエラには勝てる気がしない。

「ぷっ、何だ! キミ、彼女の尻に敷かれてるのかい? こりゃ傑作だ!」
「くっ!」
 紗弓様に笑われ、釣られて瑞希ちゃんとその後ろの従者にまで笑われているこの現状、非常に不味い・・・
 ここは必殺、話題逸らしだ!

「あの、そろそろ魔動機、ゴーレム見せましょうか?」
「ん? なんだ? 笑われて逃げるつもりなの?」
 ぐぬぬぬぬ手強い。
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