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第2章 迷宮成長編
第79話 癒しって必要だよね
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突然現れた謎の魔力反応、もう間違いない。
俺と濃姫様は慌ててレストランを駆けだした。
目標の人物はすぐに発見することができた。
その人物はソフトクリームを口にしながら、普通にクレープ屋に並んでいた。
アイマスクのような変な仮面を着けているが間違いない。
「こんな所で何してるんですか? 信長様」
「わ、わしは信長ではない! ただの通りすがりの武士、そう・・うつけ仮面とでも呼んでもらおうか」
変装してもバレバレであるが、あくまでも白を切るらしい。
何だよ、うつけ仮面って・・・どんな設定だよ。
マジックアイテムらしき謎の仮面、認識阻害やらなんかの効果でもあるのだろう。信長様の恐ろしい魔力と波動が抑えられている。
そうこの怪しい人物は、この国の最重要人物であり最重要危険人物でもある大魔王、織田信長その人だった。
「とぼけないでください。信長様!」
「き、帰蝶・・・」
「まったくもう。あれほど大人しくしていなさいと言いつけたのにこんな所までやってきて・・・困った御方ねぇ・・・・」
いい大人である信長様、いや魔王様がその妻である濃姫様に詰められる光景・・・・人々に恐れられる魔王、第六天魔王織田信長・・・その実態は甘い物が大好きで、妻に頭が上がらない人物・・・・なんか一気に親近感が湧いてきたぞ。
魔王である信長様をどうにかできる者がこの地に居るはずもないが、一応はその存在は伏せておこう。変に身元がバレで街中がパニックになっても困るし・・・お忍びということでこのまま変な設定に従っておこう。
影(忍者?)の護衛もいるみたいだし問題はないだろう。
ってそんなことを考えてる隙に、今度はクリームサンドの店に並んでいる。
・・・・・油断も隙も無いなこの魔王様。
濃姫様に連行され大人しくなった信長様、もというつけ仮面さん。
しょうがないのでレストランでスイーツ食べ放題にしてやろう。
なにその笑顔・・・いかついおっさんの満面の笑み・・・キモイよ。
シュークリームにかぶりつき、鼻にクリームを付けたおっさん。もはや威厳も糞もない。その横では紅茶の香りを楽しみながら、優雅にタルトを口にする濃姫様。
もの凄い勢いで消えていくスイーツ。
「宮代よ。このくれーぷとやら美味かったぞ」
「次は超特大パフェでございます」
「おおっ! なかなか美味そうではないか」
くっ・・・嫌がらせで俺が作った高さ50cmを超える特大パフェが瞬く間に消えていく。何だよそれ・・・・良いだろうその挑戦受けて立つ!
いつしか俺を含めた料理人 VS 謎の仮面男 の大食いバトルになっていた。
「パンケーキタワーにギガどら焼きです」
特製パンケーキ30段重ね & 直径約40cmの巨大どら焼きだ。こんなのどうやって食うんだとツッコミたくなるが、今はそれどころではない。
「さっきのぱふぇとやらが美味かったぞ。また持ってこい」
「・・・かしこまりました」
底なし沼か? いったいどこのフードファイターだよ。
・・・あのどら焼き・・・あんこだけでも3キロあるんだぞ。そこにバターと栗をごろごろ入れた特別製。普通なら見るだけで胸焼けする代物なのに・・・・
「妙子さん、さっきのパフェ追加きました。盛り付け手伝って下さい」
「宮代様、もうクリームの在庫がありません!」
「ぐはっ! 何とかしますので、その間の繋の品お願いします」
特製ミルクに溶かした寒天と粉糖を加えて、魔法で冷やしながら混ぜてホイップクリームを大量生産するしかない。
ホテルの調理場は、もはや戦場と化していた。ホテルの厨房だけでは賄えないので近隣の店舗よりスイーツを取り寄せて対応しているほどだった。
ごめんなさい。後で臨時ボーナス弾むから許してね。
「宮代様ごちそうさまでした。またよろしくお願いしますね」
「あはははははは・・・いつでも・・お待ちしております」
もう勘弁してくださいとは言えない。
「うむ宮代よ。馳走になった」
「ではごきげんよう」
こうして騒がしい方々は安土に帰っていた。
はあぁぁぁぁ・・・疲れた。本当に疲れた。
厨房の皆さんお疲れさまでした。
「妙子さんも赴任早々大変な目に遭いましたね」
「いえいえ。貴重な経験を積むことができました。あのような楽し気な信長様滅多にお目にかかれるものではございません。腕を振るった甲斐がありました」
「信長様って普段あんなに食べられるのですか?」
「いえ。いつもはもう少し少ないですよ。今回が特別なだけです」
「ああ良かった。いつもあんなに食べられたら大変ですものね」
「だと良いのですが・・・宮代様のスイーツですか。この甘未を大変気に入られた御様子。いつも以上に食べられるのは必然かと・・・」
「ですよねぇぇぇ・・・妙子さん・・・頑張りましょう」
「はい。宮代様」
信長様の専属料理人って大変だね。
早く部下を育成しないと体が持ちそうにないや。
アルデリアちゃん。早く戻ってきて。
癒しが欲しい・・・疲れを癒す癒し・・・・
癒し=シルエラ? いや違う・・・
癒しといえばモフモフ。
アルデリアちゃんは居ないので、もうひとりのモフモフであるステラさんに癒しを求めるべく居場所を探したのだった。
おっ! ちょうど今は私室に居るようだぞ。ちょうどいい。
「ステラさん。ちょっといい?」
「ヤマト様なにか用かしら? とりあえずおっぱい触っとく?」
「うん。じゃあ遠慮なく!」
「えっ!? きゃあぁぁ♡ ♡ ♡」
俺をからかうつもりだったステラさん。そんなエロ狐に襲いかかった。
おっぱいを触ると見せかけて、素早くステラさんの背後に回るとその二股のしっぽをモフり始めた。おっぱいを触られると思っていたステラさんは、唐突な刺激に困惑気味に反応を示した。
「ちょっとぉ・・くすぐったいから。あひゃあぁぁ」
モフモフのキツネしっぽ。さらさらの毛を手で梳かしそのフカフカ具合を堪能していく。この毛並み、ああぁ幸せだ~。
ちょっと強めに握って、しっぽの付け根であるお尻を撫で始める頃には、その声は喘ぎ声に変わっていた。
「ああん♡ しっぽ引っ張らないでぇぇ。あうぅぅ♡ らめぇ♡ ふあぁぁ♡」
「しっぽとお尻だけでなんて声出してんだよ」
「だってぇぇぇ。あぁぁん♡」
ローブを捲るとそこにあるのは、ぷりんとした白いお尻とそのお尻に食い込む紐。ほとんど丸出しになったお尻に大事な部分を隠す僅かな布。
その布にできた染みがどんどん広がっていく。
エロ狐はやっぱりエロ狐だった。ならばご要望にお応えせねばならない。胸元に手を伸ばし、そのきめ細かい肌を露わにすると、その豊満なおっぱいを揉みしだいていく。柔らかく指が沈み込む良いおっぱいだ。
「ああん♡ 指がおっぱいに食い込んでぇ・・・ああっ♡・・グニグニしちゃダメぇぇぇ!!・・・・ふぇ!? ええっ? なんで止めちゃうの?」
「だっておっぱい触られるの嫌なんだろ? 俺はステラの嫌がることをする気はないから安心して良いよ」
「そんなぁ・・ヤマト様の意地悪。でもそんな意地悪して良いの? 私が嫌って言って我慢できるかしらね。くすくす」
俺を挑発しようとするステラさん。
ごめんなさい。俺には焦らしプレイは無理でした。
「ふぅあああぁぁぁ♡ うくっ、指でグリグリしちゃ・・・ああん♡ うぅん・・もっとぉグリグリしてぇぇぇ」
セクシー下着をずらし、お豆さんをグリグリすると嬉しそうな声を上げるステラさん。ご褒美に舐めてあげようじゃないか。
「あああぁぁあぁ♡ もっと♡ もっとペロペロしてぇぇ♡」
ご要望とあらば舐めて進ぜよう。甘い匂いのするステラ汁とモフモフしっぽ。ついでに毛繕いもしてあげよう。
「ふあああ♡ えっ? くひゃひゃひゃひゃ、ちょっとなにしてんのよぉぉぉ。しっぽでそんなことしないで。あひゃひゃひゃ・・・らめぇぇ♡」
「なにって、可愛いしっぽの先端で敏感なとこコショコショしてるだけだよ」
「ああっダメぇ・・それ以上したらぁ・・・抑えられないからぁ」
「抑えられないとどうなるのかなぁ?」
「やあぁぁぁん♡ きちゃうの・・・イっちゃうのぉ♡ ああっ♡ んああっ♡ らめぇぇ イクっ♡ イクっ♡ ふ、あぁ♡ ふあぁぁぁぁああああぁぁぁぁ♡」
俺の舌としっぽの先端を使った性感帯への愛撫を受けて、ステラさんは絶頂の声を上げ全身を震わせた。ではそろそろ俺も気持ち良くさせてもらおうかな。
「んああっ・・・ちょっと休ませ・・あああっ♡ まって・・ああああぁぁぁ♡ ヤマト様の熱いのが膣内に入ってきてるぅぅぅ」
「待ってって言ったのにぃぃ・・・強引に・・ああん♡ やぁぁ♡ 奥までグリグリしないでぇ♡ あうぅぅ・・・」
ステラさんの腰を掴み、狐マンコに馴染ませるように優しく動かしていく。肉棒に絡みつくヒダが超気持ちいい。甘美な感触にとろけそうだ。
「あああっ♡ 私のおマンコ・・・もうヤマト様のカタチになってるからあぁ♡ もう覚えてるから♡ ああん♡ 気持ちいいよぉぉ♡」
腰の動きを速めてピストンを大きくしていくと、ステラさんの膣内も俺の動きに反応するように蠢きだした。これはヤバい。
「そこぉ♡ いいよぉぉ♡ 感じちゃうのぉお♡ ああああっ♡」
ステラの感じるポイントを責めるのも良いが、そんなにギュウギュウ締めつけられたら長くは持ちそうもない。
卑猥な音を奏でながら俺を絶頂へと向かわせるべく締め付けるステラへの対抗心から、しっぽを引っ張ってみた。
「ああああっ! ちょっとぉぉ、しっぽ掴みながら激しく動かないでぇぇ」
しっぽと背中越しにも揺れ動くおっぱいが見えて、俺の股間に熱いものが集まってくるのが分かる。
「ステラ! いくぞ! 狐マンコに注いでやる。ぐうぅぅぅ」
「はあああっ! あっあっ♡ ああっ♡ あくっうぅ注がれてるぅぅ。 熱いの注がれてますぅぅぅ。 いっぱいいっぱい熱いのが・・・・お腹がヤマト様でいっぱいになって♡ ダメぇぇ溢れちゃうぅぅ♡」
逆流してきた灼熱の白濁液が太ももを伝い流れ落ちる。
「はぁぁ♡ はぁぁ♡ 身体が熱い! ヤマトさまぁぁ♡」
「ステラ気持ち良かったよ。いつもながらエロいなお前。しかもおっぱいもしっぽも耳も俺好みの良い女だ。愛してるぞステラ」
「もう・・・私も愛してますよ♡ ねぇヤマト様♡ 私お願いあるの」
「ん? なに? ステラも赤ちゃん欲しいの?」
「う~ん・・・それはもう少し先でいいかな。それよりも私の欲しい物はね・・・・私専用の魔動機なの」
「魔動機? ステラ専用の? いいよ」
「ダメかなっていいの? 後からダメって言わないでよ」
「言わないよ。それに皆にも作ってあげるつもりだったし。ステラはどんなのが欲しいの? リクエストはあるのかな?」
「私が欲しいのは速いの! 赤くて速いのがいい!」
「・・・・言っとくけど、作るのは良いけど・・・一緒には乗らないよ」
「ええぇぇ~ なんでぇ赤い魔動機に乗ってデートしようよぉ」
「お断りします」
「じゃあじゃあ。ヤマト様の運転だったらデートしてくれる?」
「それなら良いけど・・・それで我慢できる?」
「・・・・・・・・・・・・」
「絶対我慢できないよね。ならこうしよう。俺とステラの魔動機同じ物を作るからそれでレース、競争しようぜ。それならいいだろ」
「ヤマト様とレース! それいい! 楽しそう」
「だろ? 他の連中はレースなんて嫌がるだろうから、ふたりだけで楽しめるぜ」
「だよね。ねえいつ作ってくれるの?」
「そうだなぁ・・・商会用のも作らないといけないし・・・じゃあ明日まとめて作っちゃおうかな。その代わりステラも作業手伝ってくれよ」
「オッケー! もう何でも手伝っちゃうよ」
今夜のお相手は冒険者であるリュネール、ステラ、ロザリーたちだった。まあステラだけ昼間につまみ食いしちゃったけど、何事もなかったかのように夜も参加するステラはやっぱりエロ狐である。
自慢の爆乳を武器に迫る褐色美人のリュネールさん。彼女は大胆な性格でエッチなことには積極的なのだが、その実、自身の責めにはめっぽう弱い。
勇猛果敢な女戦士であるリュネールさんが、俺とステラのダブル攻撃になすすべもなく撃沈していくのはいつもの光景なのである。
もうひとりの女戦士であるロザリー。彼女は他のふたりに比べ控えめな性格である。だがそれは濃いふたりに比べたらの話であり、普通に考えれば彼女も十分なほど積極的だった。年下の彼女はふたりの妹枠であり、いつも美味しいところを持っていく。漁夫の利を狙うように、お互いがやり合うふたりの隙をついて俺を独占しようとするちゃっかり者、それがロザリーなのである。
そんな3人との素敵な夜を過ごし、目覚めた翌日。
傍らに眠るステラとロザリー。まったく起きる気配のないふたりの身体を撫でまわしていると、ある変化に気がついた。
「おい! ステラ起きろ! ステラ!」
「んんん・・・なによ朝から・・もう少し寝かせてよ」
「寝ぼけていないでよく見ろ!」
「え? なによ・・・・ええぇぇぇぇぇぇ!!」
俺と濃姫様は慌ててレストランを駆けだした。
目標の人物はすぐに発見することができた。
その人物はソフトクリームを口にしながら、普通にクレープ屋に並んでいた。
アイマスクのような変な仮面を着けているが間違いない。
「こんな所で何してるんですか? 信長様」
「わ、わしは信長ではない! ただの通りすがりの武士、そう・・うつけ仮面とでも呼んでもらおうか」
変装してもバレバレであるが、あくまでも白を切るらしい。
何だよ、うつけ仮面って・・・どんな設定だよ。
マジックアイテムらしき謎の仮面、認識阻害やらなんかの効果でもあるのだろう。信長様の恐ろしい魔力と波動が抑えられている。
そうこの怪しい人物は、この国の最重要人物であり最重要危険人物でもある大魔王、織田信長その人だった。
「とぼけないでください。信長様!」
「き、帰蝶・・・」
「まったくもう。あれほど大人しくしていなさいと言いつけたのにこんな所までやってきて・・・困った御方ねぇ・・・・」
いい大人である信長様、いや魔王様がその妻である濃姫様に詰められる光景・・・・人々に恐れられる魔王、第六天魔王織田信長・・・その実態は甘い物が大好きで、妻に頭が上がらない人物・・・・なんか一気に親近感が湧いてきたぞ。
魔王である信長様をどうにかできる者がこの地に居るはずもないが、一応はその存在は伏せておこう。変に身元がバレで街中がパニックになっても困るし・・・お忍びということでこのまま変な設定に従っておこう。
影(忍者?)の護衛もいるみたいだし問題はないだろう。
ってそんなことを考えてる隙に、今度はクリームサンドの店に並んでいる。
・・・・・油断も隙も無いなこの魔王様。
濃姫様に連行され大人しくなった信長様、もというつけ仮面さん。
しょうがないのでレストランでスイーツ食べ放題にしてやろう。
なにその笑顔・・・いかついおっさんの満面の笑み・・・キモイよ。
シュークリームにかぶりつき、鼻にクリームを付けたおっさん。もはや威厳も糞もない。その横では紅茶の香りを楽しみながら、優雅にタルトを口にする濃姫様。
もの凄い勢いで消えていくスイーツ。
「宮代よ。このくれーぷとやら美味かったぞ」
「次は超特大パフェでございます」
「おおっ! なかなか美味そうではないか」
くっ・・・嫌がらせで俺が作った高さ50cmを超える特大パフェが瞬く間に消えていく。何だよそれ・・・・良いだろうその挑戦受けて立つ!
いつしか俺を含めた料理人 VS 謎の仮面男 の大食いバトルになっていた。
「パンケーキタワーにギガどら焼きです」
特製パンケーキ30段重ね & 直径約40cmの巨大どら焼きだ。こんなのどうやって食うんだとツッコミたくなるが、今はそれどころではない。
「さっきのぱふぇとやらが美味かったぞ。また持ってこい」
「・・・かしこまりました」
底なし沼か? いったいどこのフードファイターだよ。
・・・あのどら焼き・・・あんこだけでも3キロあるんだぞ。そこにバターと栗をごろごろ入れた特別製。普通なら見るだけで胸焼けする代物なのに・・・・
「妙子さん、さっきのパフェ追加きました。盛り付け手伝って下さい」
「宮代様、もうクリームの在庫がありません!」
「ぐはっ! 何とかしますので、その間の繋の品お願いします」
特製ミルクに溶かした寒天と粉糖を加えて、魔法で冷やしながら混ぜてホイップクリームを大量生産するしかない。
ホテルの調理場は、もはや戦場と化していた。ホテルの厨房だけでは賄えないので近隣の店舗よりスイーツを取り寄せて対応しているほどだった。
ごめんなさい。後で臨時ボーナス弾むから許してね。
「宮代様ごちそうさまでした。またよろしくお願いしますね」
「あはははははは・・・いつでも・・お待ちしております」
もう勘弁してくださいとは言えない。
「うむ宮代よ。馳走になった」
「ではごきげんよう」
こうして騒がしい方々は安土に帰っていた。
はあぁぁぁぁ・・・疲れた。本当に疲れた。
厨房の皆さんお疲れさまでした。
「妙子さんも赴任早々大変な目に遭いましたね」
「いえいえ。貴重な経験を積むことができました。あのような楽し気な信長様滅多にお目にかかれるものではございません。腕を振るった甲斐がありました」
「信長様って普段あんなに食べられるのですか?」
「いえ。いつもはもう少し少ないですよ。今回が特別なだけです」
「ああ良かった。いつもあんなに食べられたら大変ですものね」
「だと良いのですが・・・宮代様のスイーツですか。この甘未を大変気に入られた御様子。いつも以上に食べられるのは必然かと・・・」
「ですよねぇぇぇ・・・妙子さん・・・頑張りましょう」
「はい。宮代様」
信長様の専属料理人って大変だね。
早く部下を育成しないと体が持ちそうにないや。
アルデリアちゃん。早く戻ってきて。
癒しが欲しい・・・疲れを癒す癒し・・・・
癒し=シルエラ? いや違う・・・
癒しといえばモフモフ。
アルデリアちゃんは居ないので、もうひとりのモフモフであるステラさんに癒しを求めるべく居場所を探したのだった。
おっ! ちょうど今は私室に居るようだぞ。ちょうどいい。
「ステラさん。ちょっといい?」
「ヤマト様なにか用かしら? とりあえずおっぱい触っとく?」
「うん。じゃあ遠慮なく!」
「えっ!? きゃあぁぁ♡ ♡ ♡」
俺をからかうつもりだったステラさん。そんなエロ狐に襲いかかった。
おっぱいを触ると見せかけて、素早くステラさんの背後に回るとその二股のしっぽをモフり始めた。おっぱいを触られると思っていたステラさんは、唐突な刺激に困惑気味に反応を示した。
「ちょっとぉ・・くすぐったいから。あひゃあぁぁ」
モフモフのキツネしっぽ。さらさらの毛を手で梳かしそのフカフカ具合を堪能していく。この毛並み、ああぁ幸せだ~。
ちょっと強めに握って、しっぽの付け根であるお尻を撫で始める頃には、その声は喘ぎ声に変わっていた。
「ああん♡ しっぽ引っ張らないでぇぇ。あうぅぅ♡ らめぇ♡ ふあぁぁ♡」
「しっぽとお尻だけでなんて声出してんだよ」
「だってぇぇぇ。あぁぁん♡」
ローブを捲るとそこにあるのは、ぷりんとした白いお尻とそのお尻に食い込む紐。ほとんど丸出しになったお尻に大事な部分を隠す僅かな布。
その布にできた染みがどんどん広がっていく。
エロ狐はやっぱりエロ狐だった。ならばご要望にお応えせねばならない。胸元に手を伸ばし、そのきめ細かい肌を露わにすると、その豊満なおっぱいを揉みしだいていく。柔らかく指が沈み込む良いおっぱいだ。
「ああん♡ 指がおっぱいに食い込んでぇ・・・ああっ♡・・グニグニしちゃダメぇぇぇ!!・・・・ふぇ!? ええっ? なんで止めちゃうの?」
「だっておっぱい触られるの嫌なんだろ? 俺はステラの嫌がることをする気はないから安心して良いよ」
「そんなぁ・・ヤマト様の意地悪。でもそんな意地悪して良いの? 私が嫌って言って我慢できるかしらね。くすくす」
俺を挑発しようとするステラさん。
ごめんなさい。俺には焦らしプレイは無理でした。
「ふぅあああぁぁぁ♡ うくっ、指でグリグリしちゃ・・・ああん♡ うぅん・・もっとぉグリグリしてぇぇぇ」
セクシー下着をずらし、お豆さんをグリグリすると嬉しそうな声を上げるステラさん。ご褒美に舐めてあげようじゃないか。
「あああぁぁあぁ♡ もっと♡ もっとペロペロしてぇぇ♡」
ご要望とあらば舐めて進ぜよう。甘い匂いのするステラ汁とモフモフしっぽ。ついでに毛繕いもしてあげよう。
「ふあああ♡ えっ? くひゃひゃひゃひゃ、ちょっとなにしてんのよぉぉぉ。しっぽでそんなことしないで。あひゃひゃひゃ・・・らめぇぇ♡」
「なにって、可愛いしっぽの先端で敏感なとこコショコショしてるだけだよ」
「ああっダメぇ・・それ以上したらぁ・・・抑えられないからぁ」
「抑えられないとどうなるのかなぁ?」
「やあぁぁぁん♡ きちゃうの・・・イっちゃうのぉ♡ ああっ♡ んああっ♡ らめぇぇ イクっ♡ イクっ♡ ふ、あぁ♡ ふあぁぁぁぁああああぁぁぁぁ♡」
俺の舌としっぽの先端を使った性感帯への愛撫を受けて、ステラさんは絶頂の声を上げ全身を震わせた。ではそろそろ俺も気持ち良くさせてもらおうかな。
「んああっ・・・ちょっと休ませ・・あああっ♡ まって・・ああああぁぁぁ♡ ヤマト様の熱いのが膣内に入ってきてるぅぅぅ」
「待ってって言ったのにぃぃ・・・強引に・・ああん♡ やぁぁ♡ 奥までグリグリしないでぇ♡ あうぅぅ・・・」
ステラさんの腰を掴み、狐マンコに馴染ませるように優しく動かしていく。肉棒に絡みつくヒダが超気持ちいい。甘美な感触にとろけそうだ。
「あああっ♡ 私のおマンコ・・・もうヤマト様のカタチになってるからあぁ♡ もう覚えてるから♡ ああん♡ 気持ちいいよぉぉ♡」
腰の動きを速めてピストンを大きくしていくと、ステラさんの膣内も俺の動きに反応するように蠢きだした。これはヤバい。
「そこぉ♡ いいよぉぉ♡ 感じちゃうのぉお♡ ああああっ♡」
ステラの感じるポイントを責めるのも良いが、そんなにギュウギュウ締めつけられたら長くは持ちそうもない。
卑猥な音を奏でながら俺を絶頂へと向かわせるべく締め付けるステラへの対抗心から、しっぽを引っ張ってみた。
「ああああっ! ちょっとぉぉ、しっぽ掴みながら激しく動かないでぇぇ」
しっぽと背中越しにも揺れ動くおっぱいが見えて、俺の股間に熱いものが集まってくるのが分かる。
「ステラ! いくぞ! 狐マンコに注いでやる。ぐうぅぅぅ」
「はあああっ! あっあっ♡ ああっ♡ あくっうぅ注がれてるぅぅ。 熱いの注がれてますぅぅぅ。 いっぱいいっぱい熱いのが・・・・お腹がヤマト様でいっぱいになって♡ ダメぇぇ溢れちゃうぅぅ♡」
逆流してきた灼熱の白濁液が太ももを伝い流れ落ちる。
「はぁぁ♡ はぁぁ♡ 身体が熱い! ヤマトさまぁぁ♡」
「ステラ気持ち良かったよ。いつもながらエロいなお前。しかもおっぱいもしっぽも耳も俺好みの良い女だ。愛してるぞステラ」
「もう・・・私も愛してますよ♡ ねぇヤマト様♡ 私お願いあるの」
「ん? なに? ステラも赤ちゃん欲しいの?」
「う~ん・・・それはもう少し先でいいかな。それよりも私の欲しい物はね・・・・私専用の魔動機なの」
「魔動機? ステラ専用の? いいよ」
「ダメかなっていいの? 後からダメって言わないでよ」
「言わないよ。それに皆にも作ってあげるつもりだったし。ステラはどんなのが欲しいの? リクエストはあるのかな?」
「私が欲しいのは速いの! 赤くて速いのがいい!」
「・・・・言っとくけど、作るのは良いけど・・・一緒には乗らないよ」
「ええぇぇ~ なんでぇ赤い魔動機に乗ってデートしようよぉ」
「お断りします」
「じゃあじゃあ。ヤマト様の運転だったらデートしてくれる?」
「それなら良いけど・・・それで我慢できる?」
「・・・・・・・・・・・・」
「絶対我慢できないよね。ならこうしよう。俺とステラの魔動機同じ物を作るからそれでレース、競争しようぜ。それならいいだろ」
「ヤマト様とレース! それいい! 楽しそう」
「だろ? 他の連中はレースなんて嫌がるだろうから、ふたりだけで楽しめるぜ」
「だよね。ねえいつ作ってくれるの?」
「そうだなぁ・・・商会用のも作らないといけないし・・・じゃあ明日まとめて作っちゃおうかな。その代わりステラも作業手伝ってくれよ」
「オッケー! もう何でも手伝っちゃうよ」
今夜のお相手は冒険者であるリュネール、ステラ、ロザリーたちだった。まあステラだけ昼間につまみ食いしちゃったけど、何事もなかったかのように夜も参加するステラはやっぱりエロ狐である。
自慢の爆乳を武器に迫る褐色美人のリュネールさん。彼女は大胆な性格でエッチなことには積極的なのだが、その実、自身の責めにはめっぽう弱い。
勇猛果敢な女戦士であるリュネールさんが、俺とステラのダブル攻撃になすすべもなく撃沈していくのはいつもの光景なのである。
もうひとりの女戦士であるロザリー。彼女は他のふたりに比べ控えめな性格である。だがそれは濃いふたりに比べたらの話であり、普通に考えれば彼女も十分なほど積極的だった。年下の彼女はふたりの妹枠であり、いつも美味しいところを持っていく。漁夫の利を狙うように、お互いがやり合うふたりの隙をついて俺を独占しようとするちゃっかり者、それがロザリーなのである。
そんな3人との素敵な夜を過ごし、目覚めた翌日。
傍らに眠るステラとロザリー。まったく起きる気配のないふたりの身体を撫でまわしていると、ある変化に気がついた。
「おい! ステラ起きろ! ステラ!」
「んんん・・・なによ朝から・・もう少し寝かせてよ」
「寝ぼけていないでよく見ろ!」
「え? なによ・・・・ええぇぇぇぇぇぇ!!」
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