96 / 101
第2章 迷宮成長編
第92話 ビッグデータ
しおりを挟む
メインサーバーとなる魔導コアの創造。
ドラゴンの魔石を核としてニクキュウとのリンク、膨大な魔力を利用しての魔導演算領域の構築、知識の記憶と反映術式の連結・・・・入出力制御の変数調整・・・十分な魔力貯蔵庫・・・それらの動作用術式の構築完了。
さあ動作開始だ・・・動作差異の検出・・・動作修正・・・反映・・・・最適化を開始だ!
「凄い・・・魔力・・・・・」
横で見ていたメティスを圧倒する魔力を使用しての魔導コアの作成。
だがこれで完成に近づいてきたぞ。
「大丈夫? 凄く顔色悪いけど?」
「ああ、ちと魔力を使い過ぎた・・・少しすれば回復するから、それまで膝枕お願いできるかな?」
「ひ、膝枕!! いいわ・・・でもちょっとだけよ・・・・」
「うん、ありがとう」
メティスの太ももの体温と柔らかさ、高さも丁度良く癒される。
「甘えん坊さんですね」
頭を撫でながら巨乳を押し付けてくるあたりがエロいのだが、気持ち良いから遠慮なく堪能するのだ。
「どう? 完成しそう?」
「ああ、後ちょっとかな。ハードはほぼ完成したから、残るは端末と俺以外の知識の入力で完成かな?」
「知識の入力?」
「ああ、俺の持つ知識だけじゃなく複数の知識、その全てを一つに統合するんだ。簡単に説明するとメティスの持ってる知識を端末を通して魔力入力するんだ。それを繰り返すことで膨大なデータベースとして活用することができるはずだ」
「それってこの中に大書庫があるようなものじゃない! それがあれば・・・ぐふふふふ・・・・・・・」
ダメだ、こいつの頭の中は腐ってやがる。
「とりあえず、ここに触れてみてくれ」
「分かったわ」
記憶読み取り装置にメティスが触れると小型の魔法陣が起動して、知識の読み取り術式が発動した。
時間にして数秒、魔法陣の光が弱まり術式が終了したようだ。
「体に異変はない?」
「不思議な感じだったけど、特に異変は感じないわ」
「ならばよし。次の段階に進もう」
端末はそうだな・・・俺の持つスマホを再利用しよう。
愛用してたスマホだが、電波もなく電源もないので空間収納にお蔵入りしていたスマホなのだ。ちょっと魔改造して魔導スマホにしてしまおう。
スマホをサーバーに接続、ネットワークの構築・・・・
どうだ? 側面のボタンを押すと真っ黒な画面に光が戻った。
使用できるアプリには制限が付くがとりあえずはネットワークの確認だ。
「俺の持ってる知識じゃなくメティスの情報を調べてみるね」
「分かったわ・・・ねえ、速く試してみてよ」
「そうだな・・・・」
俺はメティスの知識としてお試しにスリーサイズを検索してみた。
画面には検索結果として数字が表示された。
バスト:88.3 ウエスト:60.4 ヒップ:91.6
おおっ! 表示されたぞ! メティスちゃんのスリーサイズだ!
興奮する俺のスマホをメティスが覗き込んできた。
「こっ・・・この数値ってもしかして・・・」
「うん。メティス、お前のスリーサイズだ。そっか88.60.91か」
「ば、馬鹿! 叡智をなんてことに使ってるんだ!」
「いいじゃないか。実験だよ実験!」
じゃあお次は・・・メティスのブラのサイズっと・・・
E70
おほほほっ そうかEカップか・・・
「こらっ! また変なこと調べて! まったくもう・・・」
「そう怒るな。これは実験だよ。さてお次は体重かな?」
「へっ!? わーっ!! わーっ!! 見るな! 見ちゃダメです! ご主人様とてそれは見てはダメです! プライバシーの侵害ですぅ!」
「ちぇっ仕方がない・・・ならシルエラのサイズっと・・・あれ? 表示されない・・・・ならリュネπ・・・これもダメか・・・」
やっぱり俺とメティスの知識しか表示されないようだ。
これを表示するには本人か採寸したことのあるミレイナちゃんの知識がいるな・・・・ならお次はと・・・
「何を騒いでるのです?」
「シルエラ! ちょうどよかった呼びに行こうとしてたんだ」
「何? 私に何の用かしら?」
「この装置に触れて見て」
「こう? きゃっ!」
シルエラが読み取り装置に触れた途端、メティスのときとは違う光を放った。これも魔動機同様に変な仕様になっていくのか・・・・
「ヤマト様これは?」
「魔導サーバー、知識を保存して閲覧できる魔道具を作ったんだ」
「シルエラ様、ご協力ありがとうございます。これで完成に一歩近づきました」
「メティスさんまで何言ってるのですか?」
「まあまあ、シルエラも見てて」
シルエラのスリーサイズ
バスト:93.6 ウエスト:59.7 ヒップ:89.6
「痛たたたたた!!」
「何ですかこれは! 説明してください!」
「だからシルエラの知識を基に表示したんだよ」
「???」
耳を抓られた俺はシルエラに詳しく説明した。
最初は理解できないでいたシルエラだったが、実際にシルエラ本人に使わせることでようやく理解できたみたいだった。
「これは危険だわ!」
「そうね・・・使い方によっては重要機密も筒抜けじゃない」
「女性の尊厳を守るためにも封印すべきよ」
「・・・・あの、もしもしシルエラさん?」
「何よ! 文句ありますの?」
「いえ・・・ありません・・・・・」
シルエラが再度、読み取り装置に触れると再び光を放ちだした。
「これで良いわ」
「へ!?」
「情報に封印を施したの。これでプライバシーは守られるわ」
「そんなぁぁぁぁ・・・・」
「ヤマト様の魔道具に干渉するとは、さすが聖女様です」
なんでシルエラがって考えるだけ無駄だな・・・今さらだし・・・・システムそのものを封印されるよりましか・・・・はぁ。
「ですがこれは慎重に扱いませんと問題になるわね」
「ですよね・・・自分たちだけで使う分には良いのだけど」
「それだとビッグデータとしては不十分よね」
「でも不特定多数に触れさせるのはちょっとね・・・・」
「そこよね・・・・」
シルエラもメティスもシステムの有用性を認め、危険性を理解したうえで解決策を模索してくれている。
なにか不特定多数に使えて危険がなく便利なモノがあれば・・・・
スマホの画面を何気なく見て思いついたのは、アプリのアイコンだった。
「そうだ! そうだよ! あるよ。誰にでも使えて便利になるモノが!」
「ヤマト様?」
「身分証明になるカードを発行して、その装置にこのシステムを利用するんだ。そのカードには身分証の他、キャッシュレス機能を持たせるんだ」
「キャッシュレス? そのカードがお金の替わりになるの?」
「お金の替わりというか、お金を予め入金して必要な時に引き落とせるようにするんだ。だから重いお金を持ち歩かなくても良いし防犯にもなる」
「なるほど。それを街の皆に配布する目的で装置に触らせるのね」
「そゆことだね」
「冒険者ギルドや商業ギルドの協力の元、住民登録やギルドカードとして幅広くつかえそうね」
「ブルスト領だけでなく、いずれは織田領、他国まで浸透すれば凄いことになるぞ。まずはその第一歩として街で試験運用しないとだな」
何のことはない。ただのスパイウエアだがコンピューターのない世界だし問題なかろう。そうやって情報戦を勝ち取るのも大事なのだ。
くっくくく、そして世界を陰で操るのだ。
「これはくれぐれも秘密にな」
「軍事機密ですね」
「そういうことだ」
「ヤマト様・・・悪ですね」
「今のは聞かなかったことにしておきます」
俺とメティスのやり取りを呆れ顔で見ていたシルエラも黙認してくれるみたいだ。表に出さないけどシルエラも実は黒い? な訳ないか。
こうして身分証を隠れ蓑にビックデータ計画がスタートした。
重要なサーバーは迷宮のコアルームに設置して、端末として読み取り装置を複数作り、その装置から吸い取ったデータを基に身分証の発行をする。
身分証カードには本人の魔力パターンが記録され、本人確認機能、GPS機能、キャッシュ機能を付けた。
両替商を街主導で銀行として経営し資金を預かり、口座となるカードに入金することで端末が使える店舗では、商品またはサービスの代金の決済を硬貨や紙幣などの現金を使わずとも支払いができるようになる。
銀行として現金自動預け払い機を導入管理し、預入期間によって金利が発生することで商人たちも利用するメリットがあるはずだ。
例によってまずはルーカスさんたち商会に話を通した。
「いや~ ご領主様にはいつもお世話になっております」
「しかしこれはまた画期的な取り組みですな」
「個人の証明書となるカードですか・・・冒険者カードに商人組合カード、それにキャッシュ機能・・・お金が不要になるのですね」
「一定金額を預けることでの利息や給金をこれで支払うことができ、煩わしい小銭の管理もしなくて良いとは素晴らしい!」
「ですが現金が手元にないとやっぱり不安が・・・・」
「そうですな。ですがこの銀行という両替商でいつでも引き落としができるのであれば問題なかろう。防犯機能もしっかりしとるようじゃしな」
商人の代表にも好評みたいだ、後はインフラの整備だ。
まずは領主館にてカードの発行と自動預け払い機の設置、ゆくゆくは専門の銀行を立ち上げる必要があるがまずは領主館にてその役割を代行させる。
そして商人組合の協力の元で各店舗に端末を設置してもらうのだ。
そうして出来上がったビッグデータで喜んだ人物はもちろん変態さんである。
領主館での受付業務は大変になったが得るものも多いようだ。
紙に資料として記載して保管していたものが全てデータ化され、入力や閲覧が専用魔道具にて可能になったからだ。
仕事は真面目にこなし凛とした姿は良いのだが、裏では何を考えているのやら・・・・そしてそれにセイレーンまで加わりとんでもないことになった。
その一方で別の盛り上がりをみせているのがシルエラたち嫁さん'sだった。
俺の記憶にある音楽や動画などに興味を示したのである。
流行の曲やダンス、ファッションから料理レシピまで様々だ。
嫁さんたちには秘密を厳守するうえで端末となるタブレットや魔導スマホの複製品を渡してあり、思い思いに活用しているのだ。
かくいう俺もそのひとりである。スマホの保存してあった写真や音楽など日本を懐かしむ素材としては十分であった。
そこにはもちろんAVも含まれる。日本では恋人も居たがやっぱりお世話になったのはエロ本とエロ動画である。
俺の知識のみで新たに追加されることがないのが残念だが、俺の心のバイブルとして永久保存されることだろう。
シルエラに見つかって封印されないように注意しないといけないが、閲覧時の場所と音量さえ気を付ければ今のところは大丈夫だろう・・・たぶん。
そしてついに見つけたのだ! 俺が探し求めていた食材を!
ドラゴンの魔石を核としてニクキュウとのリンク、膨大な魔力を利用しての魔導演算領域の構築、知識の記憶と反映術式の連結・・・・入出力制御の変数調整・・・十分な魔力貯蔵庫・・・それらの動作用術式の構築完了。
さあ動作開始だ・・・動作差異の検出・・・動作修正・・・反映・・・・最適化を開始だ!
「凄い・・・魔力・・・・・」
横で見ていたメティスを圧倒する魔力を使用しての魔導コアの作成。
だがこれで完成に近づいてきたぞ。
「大丈夫? 凄く顔色悪いけど?」
「ああ、ちと魔力を使い過ぎた・・・少しすれば回復するから、それまで膝枕お願いできるかな?」
「ひ、膝枕!! いいわ・・・でもちょっとだけよ・・・・」
「うん、ありがとう」
メティスの太ももの体温と柔らかさ、高さも丁度良く癒される。
「甘えん坊さんですね」
頭を撫でながら巨乳を押し付けてくるあたりがエロいのだが、気持ち良いから遠慮なく堪能するのだ。
「どう? 完成しそう?」
「ああ、後ちょっとかな。ハードはほぼ完成したから、残るは端末と俺以外の知識の入力で完成かな?」
「知識の入力?」
「ああ、俺の持つ知識だけじゃなく複数の知識、その全てを一つに統合するんだ。簡単に説明するとメティスの持ってる知識を端末を通して魔力入力するんだ。それを繰り返すことで膨大なデータベースとして活用することができるはずだ」
「それってこの中に大書庫があるようなものじゃない! それがあれば・・・ぐふふふふ・・・・・・・」
ダメだ、こいつの頭の中は腐ってやがる。
「とりあえず、ここに触れてみてくれ」
「分かったわ」
記憶読み取り装置にメティスが触れると小型の魔法陣が起動して、知識の読み取り術式が発動した。
時間にして数秒、魔法陣の光が弱まり術式が終了したようだ。
「体に異変はない?」
「不思議な感じだったけど、特に異変は感じないわ」
「ならばよし。次の段階に進もう」
端末はそうだな・・・俺の持つスマホを再利用しよう。
愛用してたスマホだが、電波もなく電源もないので空間収納にお蔵入りしていたスマホなのだ。ちょっと魔改造して魔導スマホにしてしまおう。
スマホをサーバーに接続、ネットワークの構築・・・・
どうだ? 側面のボタンを押すと真っ黒な画面に光が戻った。
使用できるアプリには制限が付くがとりあえずはネットワークの確認だ。
「俺の持ってる知識じゃなくメティスの情報を調べてみるね」
「分かったわ・・・ねえ、速く試してみてよ」
「そうだな・・・・」
俺はメティスの知識としてお試しにスリーサイズを検索してみた。
画面には検索結果として数字が表示された。
バスト:88.3 ウエスト:60.4 ヒップ:91.6
おおっ! 表示されたぞ! メティスちゃんのスリーサイズだ!
興奮する俺のスマホをメティスが覗き込んできた。
「こっ・・・この数値ってもしかして・・・」
「うん。メティス、お前のスリーサイズだ。そっか88.60.91か」
「ば、馬鹿! 叡智をなんてことに使ってるんだ!」
「いいじゃないか。実験だよ実験!」
じゃあお次は・・・メティスのブラのサイズっと・・・
E70
おほほほっ そうかEカップか・・・
「こらっ! また変なこと調べて! まったくもう・・・」
「そう怒るな。これは実験だよ。さてお次は体重かな?」
「へっ!? わーっ!! わーっ!! 見るな! 見ちゃダメです! ご主人様とてそれは見てはダメです! プライバシーの侵害ですぅ!」
「ちぇっ仕方がない・・・ならシルエラのサイズっと・・・あれ? 表示されない・・・・ならリュネπ・・・これもダメか・・・」
やっぱり俺とメティスの知識しか表示されないようだ。
これを表示するには本人か採寸したことのあるミレイナちゃんの知識がいるな・・・・ならお次はと・・・
「何を騒いでるのです?」
「シルエラ! ちょうどよかった呼びに行こうとしてたんだ」
「何? 私に何の用かしら?」
「この装置に触れて見て」
「こう? きゃっ!」
シルエラが読み取り装置に触れた途端、メティスのときとは違う光を放った。これも魔動機同様に変な仕様になっていくのか・・・・
「ヤマト様これは?」
「魔導サーバー、知識を保存して閲覧できる魔道具を作ったんだ」
「シルエラ様、ご協力ありがとうございます。これで完成に一歩近づきました」
「メティスさんまで何言ってるのですか?」
「まあまあ、シルエラも見てて」
シルエラのスリーサイズ
バスト:93.6 ウエスト:59.7 ヒップ:89.6
「痛たたたたた!!」
「何ですかこれは! 説明してください!」
「だからシルエラの知識を基に表示したんだよ」
「???」
耳を抓られた俺はシルエラに詳しく説明した。
最初は理解できないでいたシルエラだったが、実際にシルエラ本人に使わせることでようやく理解できたみたいだった。
「これは危険だわ!」
「そうね・・・使い方によっては重要機密も筒抜けじゃない」
「女性の尊厳を守るためにも封印すべきよ」
「・・・・あの、もしもしシルエラさん?」
「何よ! 文句ありますの?」
「いえ・・・ありません・・・・・」
シルエラが再度、読み取り装置に触れると再び光を放ちだした。
「これで良いわ」
「へ!?」
「情報に封印を施したの。これでプライバシーは守られるわ」
「そんなぁぁぁぁ・・・・」
「ヤマト様の魔道具に干渉するとは、さすが聖女様です」
なんでシルエラがって考えるだけ無駄だな・・・今さらだし・・・・システムそのものを封印されるよりましか・・・・はぁ。
「ですがこれは慎重に扱いませんと問題になるわね」
「ですよね・・・自分たちだけで使う分には良いのだけど」
「それだとビッグデータとしては不十分よね」
「でも不特定多数に触れさせるのはちょっとね・・・・」
「そこよね・・・・」
シルエラもメティスもシステムの有用性を認め、危険性を理解したうえで解決策を模索してくれている。
なにか不特定多数に使えて危険がなく便利なモノがあれば・・・・
スマホの画面を何気なく見て思いついたのは、アプリのアイコンだった。
「そうだ! そうだよ! あるよ。誰にでも使えて便利になるモノが!」
「ヤマト様?」
「身分証明になるカードを発行して、その装置にこのシステムを利用するんだ。そのカードには身分証の他、キャッシュレス機能を持たせるんだ」
「キャッシュレス? そのカードがお金の替わりになるの?」
「お金の替わりというか、お金を予め入金して必要な時に引き落とせるようにするんだ。だから重いお金を持ち歩かなくても良いし防犯にもなる」
「なるほど。それを街の皆に配布する目的で装置に触らせるのね」
「そゆことだね」
「冒険者ギルドや商業ギルドの協力の元、住民登録やギルドカードとして幅広くつかえそうね」
「ブルスト領だけでなく、いずれは織田領、他国まで浸透すれば凄いことになるぞ。まずはその第一歩として街で試験運用しないとだな」
何のことはない。ただのスパイウエアだがコンピューターのない世界だし問題なかろう。そうやって情報戦を勝ち取るのも大事なのだ。
くっくくく、そして世界を陰で操るのだ。
「これはくれぐれも秘密にな」
「軍事機密ですね」
「そういうことだ」
「ヤマト様・・・悪ですね」
「今のは聞かなかったことにしておきます」
俺とメティスのやり取りを呆れ顔で見ていたシルエラも黙認してくれるみたいだ。表に出さないけどシルエラも実は黒い? な訳ないか。
こうして身分証を隠れ蓑にビックデータ計画がスタートした。
重要なサーバーは迷宮のコアルームに設置して、端末として読み取り装置を複数作り、その装置から吸い取ったデータを基に身分証の発行をする。
身分証カードには本人の魔力パターンが記録され、本人確認機能、GPS機能、キャッシュ機能を付けた。
両替商を街主導で銀行として経営し資金を預かり、口座となるカードに入金することで端末が使える店舗では、商品またはサービスの代金の決済を硬貨や紙幣などの現金を使わずとも支払いができるようになる。
銀行として現金自動預け払い機を導入管理し、預入期間によって金利が発生することで商人たちも利用するメリットがあるはずだ。
例によってまずはルーカスさんたち商会に話を通した。
「いや~ ご領主様にはいつもお世話になっております」
「しかしこれはまた画期的な取り組みですな」
「個人の証明書となるカードですか・・・冒険者カードに商人組合カード、それにキャッシュ機能・・・お金が不要になるのですね」
「一定金額を預けることでの利息や給金をこれで支払うことができ、煩わしい小銭の管理もしなくて良いとは素晴らしい!」
「ですが現金が手元にないとやっぱり不安が・・・・」
「そうですな。ですがこの銀行という両替商でいつでも引き落としができるのであれば問題なかろう。防犯機能もしっかりしとるようじゃしな」
商人の代表にも好評みたいだ、後はインフラの整備だ。
まずは領主館にてカードの発行と自動預け払い機の設置、ゆくゆくは専門の銀行を立ち上げる必要があるがまずは領主館にてその役割を代行させる。
そして商人組合の協力の元で各店舗に端末を設置してもらうのだ。
そうして出来上がったビッグデータで喜んだ人物はもちろん変態さんである。
領主館での受付業務は大変になったが得るものも多いようだ。
紙に資料として記載して保管していたものが全てデータ化され、入力や閲覧が専用魔道具にて可能になったからだ。
仕事は真面目にこなし凛とした姿は良いのだが、裏では何を考えているのやら・・・・そしてそれにセイレーンまで加わりとんでもないことになった。
その一方で別の盛り上がりをみせているのがシルエラたち嫁さん'sだった。
俺の記憶にある音楽や動画などに興味を示したのである。
流行の曲やダンス、ファッションから料理レシピまで様々だ。
嫁さんたちには秘密を厳守するうえで端末となるタブレットや魔導スマホの複製品を渡してあり、思い思いに活用しているのだ。
かくいう俺もそのひとりである。スマホの保存してあった写真や音楽など日本を懐かしむ素材としては十分であった。
そこにはもちろんAVも含まれる。日本では恋人も居たがやっぱりお世話になったのはエロ本とエロ動画である。
俺の知識のみで新たに追加されることがないのが残念だが、俺の心のバイブルとして永久保存されることだろう。
シルエラに見つかって封印されないように注意しないといけないが、閲覧時の場所と音量さえ気を付ければ今のところは大丈夫だろう・・・たぶん。
そしてついに見つけたのだ! 俺が探し求めていた食材を!
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について
沢田美
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。
クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
最弱スライムに転生した俺、捕食スキルで無限進化していたら魔王軍すら支配してました
チー牛Y
ファンタジー
残業中に倒れた俺が次に目を覚ました時、なぜか異世界で最弱モンスターのスライムになっていた。
完全に詰んだ、戦う力もない。そう思っていた時、俺には一つだけ、とんでもないスキルがあった。
【捕食】
それは、倒した相手を取り込み、能力・スキル・力のすべてを奪うチート能力だった。
ゴブリンを食べれば腕力を獲得。
魔物を食べれば新スキルを習得。
レベルは爆速で上がり、進化は止まらない。
森の魔物を支配し、ダンジョンを制圧し、気づけば俺は魔物たちの王になっていた。
やがてその力は魔王軍すら飲み込み、世界の勢力図を塗り替えていく。
これは――
最弱スライムから始まる、無限進化の成り上がり無双譚。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる