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13話
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心臓の鼓動がどくどくと速くなる。
トリエステはこんな夜遅い時間にも関わらず、帰宅途中の女性に道を訊ねるのだった。
「遊んでたら家がわからなくなっちゃったの」
迷子の少女という設定らしい。
無理があるが仕方ない。
無関係を装う俺は、涼しい顔で女の横を通り過ぎ、しばらく進んでから踵を返した。
目標の女は頭の後ろで髪を団子状に結わえている。距離を詰めるに連れ、女の細く白いうなじに目か釘付けになる。
これが渇き。
これが衝動というのなら、まさしくそうなのだろう。
えんえんと、トリエステが泣き出した。
女は、「どうしたの?」と優しい声を放ち、トリエステに目線を合わせるようにしゃがみこんだ。
少しだけ。少し血を分けてもらうだけだ。
でも、血を吸ったら女も仲間になるんじゃないのか。そんな疑問が頭を過ぎった。
にも関わらず、俺は大きな力に操られるように口を広げていた。
「ごめん……」
俺にも一抹の躊躇いというのか、良心のようなものが残っていたらしい。くわっと口を開きながらも、無意識に小さく謝罪の言葉を口にしていた。
しかし、その声は人気のない夜道には大きく、はっと女が肩をすくめるのがわかった。
驚きと恐怖で引きつった顔が、咄嗟に俺に向けられる。
「構わぬっ、いけっ!」
女が「きゃっ」と叫んだと同時に、トリエステが囁くように叫んだ。
「ごめんっ!」
俺はもう一度謝り、女の喉元に噛み付いた。
汗で冷たくなった皮膚は、かすかな塩気と化粧品による苦味があった。
ぷつりと皮膚が裂かれる音がして、じわりと熱い液体が口の中に流れこんでくる。
「うぅ……」
熱く焼け付くような、それでいて心地の良い感覚が、身体の底からこみあげていく。
俺はつい今さっきまで体調が悪かったのだとはっきり自覚した。
ぱっと万華鏡が回転するように視界が鮮明になるのが分かる。
「あ……あぁ……」
女は艶めかしい喘ぎ声を小さく発した。その身体から力が抜けていくのが伝わってきた。俺は腰に手を回し、倒れそうになる女の身体を支えた。
喉から流れ出た血が鎖骨を伝い、少し緩んだブラウスの下にある谷間へと流れこんでいく。
女の頬が紅く染まっていく。苦悶にも似た表情で自分の下唇を噛んでいた。
がくがくと膝が震えている。
女は自身の手をするすると股の間に移動させると、尿意を我慢するようにぎゅっと両の太ももで挟み込む姿勢をとった。
おそらく俺はそれと同程度の快感を味わっている確信があった。腹の底から快楽がこみ上げてきて、臍の当たりで弾けそうになるのを必死に抑えている気分だった。
「主水、そのくらいで十分であろう。噛むのをやめるんじゃ」
トリエステが行為の中止を告げた。
だが、俺は取り憑かれたように女の首筋を求め続けていた。
これをやめる? とんでもない。
なぜやめる必要があるのか。
そんなふうに考えていたように思う。
「主水!」トリエステが焦るように声を荒げた。「やめじゃ、やめ! 聞こえておろう!」
トリエステの声が遠い。
俺が牙をさらに深く食い込ませようと、顎に力を込めたその時だった。
「ストォ~ップ。聞こえたでしょ?」
トリエステではない、別の声が俺の耳元で甘く鋭く囁いた。
同時に、冷たい痛みが喉元に走る。
誰かが鋭利なナイフを突きつけている。
俺の首に、ピッタリと。
さらに力が加わってきて、ぷつりと俺の皮膚が横一文字に裂けるのがわかった。
口を離さざるを得ない。それほどの力で俺は後ろに追いやられていた。
「ごほっ、ごほっ」
俺は咳き込み、喉元を手で押さえた。
血を吸われた女は地面にへたり込み、ぐたりと壁にもたれかかっていた。まだ快感の余韻に襲われているのか、苦しそうに喘ぎ続けている。
俺は少し顔を上げ、横目で声の主を見た。
「急に何をするんだ」
「トリエステの言葉が聞こえたでしょ? サカリのついた犬みたいに聞き分けなくなっちゃって」
甘えたような声。それに似合う甘い顔の女が見下すように俺を見つめていた。
同類だ。俺やトリエステのような仲間。嗅覚がその女がこっち側の存在だと教えてくれていた。
年齢は二十代後半ぐらいだろうか。あくまで見た目の話だが。
少し眠そうなタレ目で唇が厚く、男好きのしそうな顔立ち。艶のある黒髪や太い眉も含めて、やはり日本人離れしている。少し古風な海外女優のようでもあった。
おまけに谷間の主張は激しく、思わず釘付けになりそうだった。チューリップを逆さにしたような、胸元が開いた挑発的な黄色のワンピースは腰のラインまでくっきりと主張されている。
女の外見の何もかもが、およそ千葉の閑静な住宅街には似つかわしくなかった。
そんな女がククリのような形状のナイフをひらひらさせながら、
「それ以上はだめ。これ以上、仲間を増やされると困るのよね」
俺がちらりとトリエステを見ると、「あら?」とその女が意外そうな顔をした。
「その様子だと。何も説明されてないようね、新人さん」
女はルチアと自らの名を名乗った。
トリエステは面倒なことに巻き込まれたとでも言うふうに額に手を当てた。
「すまんの、ルチア。後で説明しようと思ったのじゃ」
「へぇ、ほんとにそうなの?」ルチアは挑発するように腕を組むと、「またいつものやり方? あなたらしいわね。手遅れにさせてから痛いほど思い知らせるっていう」
「人聞きが悪いのぉ。言葉より、経験こそが人を育てる、それだけのことじゃ」
「でも、事実でしょ?」
ルチアは区切るように語気を強めた。
二人の口調が喧嘩腰になりつつある。どうすれば良いのだろう。
俺は二人の美女を交互に見つめ、割って入るように「なあ」と呼びかけた。
「二人とも何の話してるんだよ」
「よく覚えておきなさい」ルチアは組んだ腕に乗せた胸を揺らしながら詰め寄ってきた。「相手の総血液量の一割を越えて体液の交換は行わないこと。でないと感染させちゃうわよ」
トリエステはこんな夜遅い時間にも関わらず、帰宅途中の女性に道を訊ねるのだった。
「遊んでたら家がわからなくなっちゃったの」
迷子の少女という設定らしい。
無理があるが仕方ない。
無関係を装う俺は、涼しい顔で女の横を通り過ぎ、しばらく進んでから踵を返した。
目標の女は頭の後ろで髪を団子状に結わえている。距離を詰めるに連れ、女の細く白いうなじに目か釘付けになる。
これが渇き。
これが衝動というのなら、まさしくそうなのだろう。
えんえんと、トリエステが泣き出した。
女は、「どうしたの?」と優しい声を放ち、トリエステに目線を合わせるようにしゃがみこんだ。
少しだけ。少し血を分けてもらうだけだ。
でも、血を吸ったら女も仲間になるんじゃないのか。そんな疑問が頭を過ぎった。
にも関わらず、俺は大きな力に操られるように口を広げていた。
「ごめん……」
俺にも一抹の躊躇いというのか、良心のようなものが残っていたらしい。くわっと口を開きながらも、無意識に小さく謝罪の言葉を口にしていた。
しかし、その声は人気のない夜道には大きく、はっと女が肩をすくめるのがわかった。
驚きと恐怖で引きつった顔が、咄嗟に俺に向けられる。
「構わぬっ、いけっ!」
女が「きゃっ」と叫んだと同時に、トリエステが囁くように叫んだ。
「ごめんっ!」
俺はもう一度謝り、女の喉元に噛み付いた。
汗で冷たくなった皮膚は、かすかな塩気と化粧品による苦味があった。
ぷつりと皮膚が裂かれる音がして、じわりと熱い液体が口の中に流れこんでくる。
「うぅ……」
熱く焼け付くような、それでいて心地の良い感覚が、身体の底からこみあげていく。
俺はつい今さっきまで体調が悪かったのだとはっきり自覚した。
ぱっと万華鏡が回転するように視界が鮮明になるのが分かる。
「あ……あぁ……」
女は艶めかしい喘ぎ声を小さく発した。その身体から力が抜けていくのが伝わってきた。俺は腰に手を回し、倒れそうになる女の身体を支えた。
喉から流れ出た血が鎖骨を伝い、少し緩んだブラウスの下にある谷間へと流れこんでいく。
女の頬が紅く染まっていく。苦悶にも似た表情で自分の下唇を噛んでいた。
がくがくと膝が震えている。
女は自身の手をするすると股の間に移動させると、尿意を我慢するようにぎゅっと両の太ももで挟み込む姿勢をとった。
おそらく俺はそれと同程度の快感を味わっている確信があった。腹の底から快楽がこみ上げてきて、臍の当たりで弾けそうになるのを必死に抑えている気分だった。
「主水、そのくらいで十分であろう。噛むのをやめるんじゃ」
トリエステが行為の中止を告げた。
だが、俺は取り憑かれたように女の首筋を求め続けていた。
これをやめる? とんでもない。
なぜやめる必要があるのか。
そんなふうに考えていたように思う。
「主水!」トリエステが焦るように声を荒げた。「やめじゃ、やめ! 聞こえておろう!」
トリエステの声が遠い。
俺が牙をさらに深く食い込ませようと、顎に力を込めたその時だった。
「ストォ~ップ。聞こえたでしょ?」
トリエステではない、別の声が俺の耳元で甘く鋭く囁いた。
同時に、冷たい痛みが喉元に走る。
誰かが鋭利なナイフを突きつけている。
俺の首に、ピッタリと。
さらに力が加わってきて、ぷつりと俺の皮膚が横一文字に裂けるのがわかった。
口を離さざるを得ない。それほどの力で俺は後ろに追いやられていた。
「ごほっ、ごほっ」
俺は咳き込み、喉元を手で押さえた。
血を吸われた女は地面にへたり込み、ぐたりと壁にもたれかかっていた。まだ快感の余韻に襲われているのか、苦しそうに喘ぎ続けている。
俺は少し顔を上げ、横目で声の主を見た。
「急に何をするんだ」
「トリエステの言葉が聞こえたでしょ? サカリのついた犬みたいに聞き分けなくなっちゃって」
甘えたような声。それに似合う甘い顔の女が見下すように俺を見つめていた。
同類だ。俺やトリエステのような仲間。嗅覚がその女がこっち側の存在だと教えてくれていた。
年齢は二十代後半ぐらいだろうか。あくまで見た目の話だが。
少し眠そうなタレ目で唇が厚く、男好きのしそうな顔立ち。艶のある黒髪や太い眉も含めて、やはり日本人離れしている。少し古風な海外女優のようでもあった。
おまけに谷間の主張は激しく、思わず釘付けになりそうだった。チューリップを逆さにしたような、胸元が開いた挑発的な黄色のワンピースは腰のラインまでくっきりと主張されている。
女の外見の何もかもが、およそ千葉の閑静な住宅街には似つかわしくなかった。
そんな女がククリのような形状のナイフをひらひらさせながら、
「それ以上はだめ。これ以上、仲間を増やされると困るのよね」
俺がちらりとトリエステを見ると、「あら?」とその女が意外そうな顔をした。
「その様子だと。何も説明されてないようね、新人さん」
女はルチアと自らの名を名乗った。
トリエステは面倒なことに巻き込まれたとでも言うふうに額に手を当てた。
「すまんの、ルチア。後で説明しようと思ったのじゃ」
「へぇ、ほんとにそうなの?」ルチアは挑発するように腕を組むと、「またいつものやり方? あなたらしいわね。手遅れにさせてから痛いほど思い知らせるっていう」
「人聞きが悪いのぉ。言葉より、経験こそが人を育てる、それだけのことじゃ」
「でも、事実でしょ?」
ルチアは区切るように語気を強めた。
二人の口調が喧嘩腰になりつつある。どうすれば良いのだろう。
俺は二人の美女を交互に見つめ、割って入るように「なあ」と呼びかけた。
「二人とも何の話してるんだよ」
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