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本編
第四話 二年と半年前の先輩と私の別れ
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季節は移ろって、だんだんと春めいてきたこの日和の中。
終了式よりも数日早く、卒業式は滞りなく行われた。
三年生はもう学校には来ない。一ヶ月もしないうちに、彼らは高校生になる。
佐伯先輩も、もうあそこに来ることはなくなる。
そう思ったら、私の足は自然と社会科資料室へと向かっていた。
カラカラと扉を開く。よかった、今日も鍵はかかっていなかった。
窓の外に視線を向けると、目を丸くした佐伯先輩がいた。
「篠塚!」
驚いた表情から一転、大輪の花のような笑顔で歓迎された。
さっきまでの感傷的な気持ちが、溶けてなくなっていく。
そうだ、佐伯先輩には笑顔が似合う。
別れの日にも、悲しい顔なんてしていてはいけない。
笑って、先輩の門出を祝わなければ。
それが、生意気な後輩の最後の役目だ。
「卒業おめでとうございます、佐伯先輩」
私は笑顔でそう言った。
佐伯先輩のようにいつも笑っているわけではないから、その笑みは少しぎこちなかったかもしれない。
それでも、私の精一杯の気持ちを込めた。
好意と、感謝と、祝福の気持ちを。
「ありがとう、篠塚」
笑顔の大先輩は、ふわり、と春の日差しのようなあたたかく優しい笑みを浮かべた。
かわいらしい、とはなぜか思わなかった。
見ていてしあわせになれるような、そんな笑顔だった。
「でも、もう先輩じゃないよ」
「今日までは先輩ということで」
先輩は先輩だ。半年間ずっとそう呼んでいたのに、いきなり呼び方を変えることなんてできなかった。
佐伯先輩も言ってみただけだったようで、特に気分を害した様子はない。
いつもどおりのにこにこ笑顔に、私の気持ちも自然とほぐれていく。
「さすがに今日はここに来ないかなって、半分あきらめてた。会えてよかった」
少し照れくさそうに、佐伯先輩は言う。
どちらかというとそれは私の台詞なような気もする。
在校生が卒業式の後片づけをしている間に、とっくに帰った卒業生だっている。
佐伯先輩はこれから友人との集まりなどもあるだろう。
いるかどうか、わからなかった。いない可能性のほうが高かった。
それでも私は気づいたらここにやってきていた。
ほんのわずかな可能性でも、もし先輩がいたら、と考えるといてもたってもいられなかった。
「……先輩がいるかも、と思いまして」
恥じらいを感じるよりも先に、心のうちを、そのままこぼしていた。
これで最後だからか、普段のような憎まれ口が出てこない。
卒業式のしめやかな空気に影響を受けているのかもしれない。
私の言葉に、佐伯先輩は目を見開いた。
「俺に、会いに来てくれたの……?」
「そういうことになるかもしれません」
自分でもよくわからなかったから、私は正直に答えた。
佐伯先輩に会うためにここに来たのは、考えてみれば初めてのことだ。
いつも、私はここに本を読みに来ていた。
途中からそれは半分くらい口実になっていた気もするが、変わらず本を持ってきていた。
今は、手には何も持っていない。荷物は教室に置いたままだから。
「やばい、すごいうれしい。顔がにやける」
佐伯先輩は私から隠すように、片手で口元を覆う。
顔の一部が見えなくたって、目元と声だけで彼がどんな顔をしているのかはだいたい予想がついた。
こんなに喜んでもらえるなら、一度くらいは本を持たずに彼の話に付き合ってもよかったかもしれない。
今さらだけれど、もったいないことをしたなと思った。
「俺さ、篠塚に言いたいことがあったんだ」
にやけ顔が収まったのか、佐伯先輩は手を下ろして姿勢を正した。
真っ黒い大きな瞳が、まっすぐ私に向けられる。
何を言われるのか想像もつかず、私は目をまたたかせた。
そんな私に、佐伯先輩はにっこりと、彼らしい朗らかな笑みを見せた。
「よかった探しを教えてくれてありがとう。ずっと、俺の相手をしてくれてありがとう。篠塚はそんなつもりなんて全然なかったんだろうけど、けっこう救われてた」
思いもよらなかったお礼に、私はただ驚く。
半年前のあの時、今思い返してみても生意気なことしか言っていなかった覚えがある。
佐伯先輩のことを考えてのものではなく、単なる自己満足でしかなかった。
こんな、誠実な感謝の言葉に見合うようなものではない。
「お礼を言われるようなことなんて何もしていません」
「うん、篠塚ならそう言うだろうなって思ってたよ」
私が両手を振って否定すると、佐伯先輩は苦笑する。
「それでも俺は、本当に感謝してるんだ。百回でも千回でも、篠塚にお礼を言いたいくらいに」
言葉と共に、先輩の表情が甘くとろける。
チョコレートのような濃厚な笑みに、なぜか鼓動が跳ねた。
「ねえ、篠塚。これからも会いたいって言ったら、困る?」
唐突な佐伯先輩の問いかけに、私は首をかしげてしまった。
それはいったいどういうことだろうか。
これからもたまにここにやってくるということ?
佐伯先輩がどこの高校に通うのかは聞いていないが、学校が終わってからここにたどり着くころには、私はすでに帰っているだろう。
質問の意図がわからずに、私は困惑する。
「ああ、これじゃわからないよな。えっと、そうじゃなくて、つまり、俺が言いたいのは……」
佐伯先輩は混乱しているのか、吐き出される言葉は要領を得ないものばかり。
落ち着いてください、と私が言う前に、佐伯先輩は大きく深呼吸をした。
それから、キッと挑むように私を見上げてきた。
「篠塚が好きだ。付き合ってほしい」
その言葉を、すぐに理解することはできなかった。
すき、とはなんだろうか。隙ではないだろう、鋤でもないだろう。
付き合ってほしい、とはどこにだろうか。一緒に帰ろうとでも誘われているんだろうか。
そんなふうにあっちへ行ったりこっちへ行ったりする思考を、佐伯先輩の真剣な瞳が引き戻した。
……そうか。
私は今、佐伯先輩に、告白されたんだ。
「……本気ですか?」
「本気だよ。本気も本気」
思わず口をついて出た問いに、即答が返ってくる。
その言葉がたしかだと、彼と積み重ねてきた半年の月日が教えてくれる。
佐伯先輩は、こんな嘘はつかない。
人の気持ちで遊ぶようなことは言わない。
彼は、思いをまっすぐ、ぶつけてくる人だ。
「私は……」
何を言えばいいのかもわからずに口を開くと、出てきた声は震えていた。
佐伯先輩の緊張がこちらにまで伝染してしまったのかもしれない。
ドクドクと心音が耳の裏で鳴り響く。
佐伯先輩のことは、嫌いではない。どちらかと言えば好きなほうだろう。
けれど、彼が求めている答えは、その程度のものではないのだ。
「……恋愛には興味ありません」
考えて、考えて、出した答えはそれだった。
私はこれまで恋愛というものを経験したことがなかった。
自分にとって、恋愛は物語の中だけのものだ。
特に興味もなかったし、ずっと知らないままでもいいと思っていた。
そんなふうに考えていたから、佐伯先輩と付き合う自分というものがどうしても想像できなかった。
恋を知らない私に、彼がくれた想いと同じものを返せる気がしなかった。
「佐伯先輩のことが嫌いなわけではありません。でも、ごめんなさい」
先輩の顔を見るのが怖くて、私は深く深く頭を下げる。
確実に彼を傷つけるとわかっている言葉を告げるのは、胸が引き裂かれるようにつらいことだった。
それでも、せめて本気の告白には、本心で答えたかった。
「そっか……俺こそ、ごめん」
声変わり前の高めの声は、明らかに上擦っていた。
ずっと緊張していたからなのか、返事に動揺しているのか、……泣くのを我慢しているのか。
私は顔を上げて、佐伯先輩を静かに見下ろす。
よかった、涙は流れていない。
「今まで、ありがとう。告白できただけでもうれしいよ」
佐伯先輩は、こんなときでも笑ってみせた。
それは、いつもの彼らしくない、弱々しい笑みだった。
私にそんな資格はないのに、最後に見る笑顔が明るいものではないことを、残念に思ってしまった。
「じゃあね、篠塚」
悲しくなるほど優しい声でそう言って、佐伯先輩は去っていった。
私は何も言葉を返すことができなかった。
彼の薄茶の髪が見えなくなっても、足音が聞こえなくなっても、しばらくその場を動くことができなかった。
先輩は一度も振り返らず、もちろん、引き返してくることもなかった。
『じゃあね、篠塚』
最後の、なんのことはないはずの挨拶が、耳に残ったまま消えていかない。
さよならよりも、もっとずっと、はっきりとした別れの言葉に聞こえた。
二年と半年前、こうして先輩と私の関係は終わりを告げた。
終了式よりも数日早く、卒業式は滞りなく行われた。
三年生はもう学校には来ない。一ヶ月もしないうちに、彼らは高校生になる。
佐伯先輩も、もうあそこに来ることはなくなる。
そう思ったら、私の足は自然と社会科資料室へと向かっていた。
カラカラと扉を開く。よかった、今日も鍵はかかっていなかった。
窓の外に視線を向けると、目を丸くした佐伯先輩がいた。
「篠塚!」
驚いた表情から一転、大輪の花のような笑顔で歓迎された。
さっきまでの感傷的な気持ちが、溶けてなくなっていく。
そうだ、佐伯先輩には笑顔が似合う。
別れの日にも、悲しい顔なんてしていてはいけない。
笑って、先輩の門出を祝わなければ。
それが、生意気な後輩の最後の役目だ。
「卒業おめでとうございます、佐伯先輩」
私は笑顔でそう言った。
佐伯先輩のようにいつも笑っているわけではないから、その笑みは少しぎこちなかったかもしれない。
それでも、私の精一杯の気持ちを込めた。
好意と、感謝と、祝福の気持ちを。
「ありがとう、篠塚」
笑顔の大先輩は、ふわり、と春の日差しのようなあたたかく優しい笑みを浮かべた。
かわいらしい、とはなぜか思わなかった。
見ていてしあわせになれるような、そんな笑顔だった。
「でも、もう先輩じゃないよ」
「今日までは先輩ということで」
先輩は先輩だ。半年間ずっとそう呼んでいたのに、いきなり呼び方を変えることなんてできなかった。
佐伯先輩も言ってみただけだったようで、特に気分を害した様子はない。
いつもどおりのにこにこ笑顔に、私の気持ちも自然とほぐれていく。
「さすがに今日はここに来ないかなって、半分あきらめてた。会えてよかった」
少し照れくさそうに、佐伯先輩は言う。
どちらかというとそれは私の台詞なような気もする。
在校生が卒業式の後片づけをしている間に、とっくに帰った卒業生だっている。
佐伯先輩はこれから友人との集まりなどもあるだろう。
いるかどうか、わからなかった。いない可能性のほうが高かった。
それでも私は気づいたらここにやってきていた。
ほんのわずかな可能性でも、もし先輩がいたら、と考えるといてもたってもいられなかった。
「……先輩がいるかも、と思いまして」
恥じらいを感じるよりも先に、心のうちを、そのままこぼしていた。
これで最後だからか、普段のような憎まれ口が出てこない。
卒業式のしめやかな空気に影響を受けているのかもしれない。
私の言葉に、佐伯先輩は目を見開いた。
「俺に、会いに来てくれたの……?」
「そういうことになるかもしれません」
自分でもよくわからなかったから、私は正直に答えた。
佐伯先輩に会うためにここに来たのは、考えてみれば初めてのことだ。
いつも、私はここに本を読みに来ていた。
途中からそれは半分くらい口実になっていた気もするが、変わらず本を持ってきていた。
今は、手には何も持っていない。荷物は教室に置いたままだから。
「やばい、すごいうれしい。顔がにやける」
佐伯先輩は私から隠すように、片手で口元を覆う。
顔の一部が見えなくたって、目元と声だけで彼がどんな顔をしているのかはだいたい予想がついた。
こんなに喜んでもらえるなら、一度くらいは本を持たずに彼の話に付き合ってもよかったかもしれない。
今さらだけれど、もったいないことをしたなと思った。
「俺さ、篠塚に言いたいことがあったんだ」
にやけ顔が収まったのか、佐伯先輩は手を下ろして姿勢を正した。
真っ黒い大きな瞳が、まっすぐ私に向けられる。
何を言われるのか想像もつかず、私は目をまたたかせた。
そんな私に、佐伯先輩はにっこりと、彼らしい朗らかな笑みを見せた。
「よかった探しを教えてくれてありがとう。ずっと、俺の相手をしてくれてありがとう。篠塚はそんなつもりなんて全然なかったんだろうけど、けっこう救われてた」
思いもよらなかったお礼に、私はただ驚く。
半年前のあの時、今思い返してみても生意気なことしか言っていなかった覚えがある。
佐伯先輩のことを考えてのものではなく、単なる自己満足でしかなかった。
こんな、誠実な感謝の言葉に見合うようなものではない。
「お礼を言われるようなことなんて何もしていません」
「うん、篠塚ならそう言うだろうなって思ってたよ」
私が両手を振って否定すると、佐伯先輩は苦笑する。
「それでも俺は、本当に感謝してるんだ。百回でも千回でも、篠塚にお礼を言いたいくらいに」
言葉と共に、先輩の表情が甘くとろける。
チョコレートのような濃厚な笑みに、なぜか鼓動が跳ねた。
「ねえ、篠塚。これからも会いたいって言ったら、困る?」
唐突な佐伯先輩の問いかけに、私は首をかしげてしまった。
それはいったいどういうことだろうか。
これからもたまにここにやってくるということ?
佐伯先輩がどこの高校に通うのかは聞いていないが、学校が終わってからここにたどり着くころには、私はすでに帰っているだろう。
質問の意図がわからずに、私は困惑する。
「ああ、これじゃわからないよな。えっと、そうじゃなくて、つまり、俺が言いたいのは……」
佐伯先輩は混乱しているのか、吐き出される言葉は要領を得ないものばかり。
落ち着いてください、と私が言う前に、佐伯先輩は大きく深呼吸をした。
それから、キッと挑むように私を見上げてきた。
「篠塚が好きだ。付き合ってほしい」
その言葉を、すぐに理解することはできなかった。
すき、とはなんだろうか。隙ではないだろう、鋤でもないだろう。
付き合ってほしい、とはどこにだろうか。一緒に帰ろうとでも誘われているんだろうか。
そんなふうにあっちへ行ったりこっちへ行ったりする思考を、佐伯先輩の真剣な瞳が引き戻した。
……そうか。
私は今、佐伯先輩に、告白されたんだ。
「……本気ですか?」
「本気だよ。本気も本気」
思わず口をついて出た問いに、即答が返ってくる。
その言葉がたしかだと、彼と積み重ねてきた半年の月日が教えてくれる。
佐伯先輩は、こんな嘘はつかない。
人の気持ちで遊ぶようなことは言わない。
彼は、思いをまっすぐ、ぶつけてくる人だ。
「私は……」
何を言えばいいのかもわからずに口を開くと、出てきた声は震えていた。
佐伯先輩の緊張がこちらにまで伝染してしまったのかもしれない。
ドクドクと心音が耳の裏で鳴り響く。
佐伯先輩のことは、嫌いではない。どちらかと言えば好きなほうだろう。
けれど、彼が求めている答えは、その程度のものではないのだ。
「……恋愛には興味ありません」
考えて、考えて、出した答えはそれだった。
私はこれまで恋愛というものを経験したことがなかった。
自分にとって、恋愛は物語の中だけのものだ。
特に興味もなかったし、ずっと知らないままでもいいと思っていた。
そんなふうに考えていたから、佐伯先輩と付き合う自分というものがどうしても想像できなかった。
恋を知らない私に、彼がくれた想いと同じものを返せる気がしなかった。
「佐伯先輩のことが嫌いなわけではありません。でも、ごめんなさい」
先輩の顔を見るのが怖くて、私は深く深く頭を下げる。
確実に彼を傷つけるとわかっている言葉を告げるのは、胸が引き裂かれるようにつらいことだった。
それでも、せめて本気の告白には、本心で答えたかった。
「そっか……俺こそ、ごめん」
声変わり前の高めの声は、明らかに上擦っていた。
ずっと緊張していたからなのか、返事に動揺しているのか、……泣くのを我慢しているのか。
私は顔を上げて、佐伯先輩を静かに見下ろす。
よかった、涙は流れていない。
「今まで、ありがとう。告白できただけでもうれしいよ」
佐伯先輩は、こんなときでも笑ってみせた。
それは、いつもの彼らしくない、弱々しい笑みだった。
私にそんな資格はないのに、最後に見る笑顔が明るいものではないことを、残念に思ってしまった。
「じゃあね、篠塚」
悲しくなるほど優しい声でそう言って、佐伯先輩は去っていった。
私は何も言葉を返すことができなかった。
彼の薄茶の髪が見えなくなっても、足音が聞こえなくなっても、しばらくその場を動くことができなかった。
先輩は一度も振り返らず、もちろん、引き返してくることもなかった。
『じゃあね、篠塚』
最後の、なんのことはないはずの挨拶が、耳に残ったまま消えていかない。
さよならよりも、もっとずっと、はっきりとした別れの言葉に聞こえた。
二年と半年前、こうして先輩と私の関係は終わりを告げた。
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