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続く日々
決められなかった覚悟
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覚悟を決められないまま、その日は来てしまった。
相談できなかったのはその選択をすることにひどい罪悪感を覚えてしまうからだ。自分が受け入れられないのなら、受け入れてもらうこともできない。
自分の我が儘で先延ばしにするだけで、いつかはその関係に終わりが来るのではないか。縛り付けるべきではない。
簡単に考えようとすればするほどに今の関係をやめなければならないのだと思ってしまうのだ。そうすればきっと胸を張って生きていける。誰かの心ない言葉に傷つくこともない。
何よりも同意を得られなければ成立しない関係だ。選べと言った慶は同意しないだろう。
慶が選べと言ったのだ。選び方も彼が決めた。どちらかが待つ場所へ実結が行くという残酷な方法を。
それなのに、慶が待ち合わせの場所にいなかったのだ。まるで、あの日のように。
だが、今回は慶と連絡がつかない。何かあったのか心配になるものだが、着信を拒否されているらしかった。それでも前と違うのは実結もさすがに慶の家への道のりを覚えたということだ。
捨てられたのは自分の方なのかもしれないが、話を聞かずには終われない。
そうして慶の家へと向かい始め、コンビニを過ぎたところで実結は声をかけられて驚いた。
「ども、久しぶりっすね」
ビニール袋を下げているのは遠間家の三男――潤である。
「慶君、家にいるかな……?」
運が良いのか、彼はきっと家に帰るところなのだろう。実結は恐る恐る聞いてみることにした。
「ちょっと出かけてるんすけど、もしかして約束すっぽかされたんすか?」
約束というほど明確ではなかったからこそ、実結はその問いにどう答えれば良いのか迷ってしまった。
「すぐ戻ってくるっすよ。家で待ちません?」
どうせ、家に行ってみるつもりだったのだが、抵抗感を覚えてしまうのは相手が潤だからなのかもしれない。何かあったらと彰に連絡先を教えてもらったのだから彼に相談する方が良いのではないか。あるいは、一度和真に連絡をとってみるべきなのかもしれない。
「ははっ、そんな警戒しないでくださいよ。あの時はああ言ったっすけど、俺もまだヤりたい盛りなんで兄貴に殺されたくないんっすよ」
セックスフレンドを三人はキープしているという話だった。わざわざ自分なんかに本気で手を出すかと思うところだが、彼の発言を忘れられたわけでもない。
「だって、お客さんの前で慶にビビってる格好悪いところなんか見せられないじゃないっすか。その辺の話もするっすよ」
本当は悪い子ではないのではないか。誘惑は抗いがたいものがある。
「丁度色々買ったんで一緒に食べません?」
どうしたものか迷っていた実結に潤はビニール袋を開いて中を見せてくる。
「わぁ……!」
覗き込めばたくさんのスイーツに目を奪われる。新作も多いようだが、意外でもあった。女性の心を掴むために日々研究でもしているのか、単なる甘党なのか。
「俺ならちょっぱやで慶を呼べますよ。だから、ね?」
実結一人では打つ手がなくなってしまったのは事実だ。人懐っこい笑みを浮かべる潤が自分を騙そうとしているようには思えず、結局実結は頷いていた。もしかしたら、慶が帰っているかもしれないと淡い期待を抱きながら。
家に着けば、やはり誰もいないようだった。潤が部屋を確認したが、慶は戻ってきてはいなかった。
リビングに通され、ソファーに座った実結にプリンが手渡される。目の前にはチョコレートなども置かれた。
「あ、その前に」
思い出したような潤が背後にやってくる。そうして、肩を抱かれたかと思えば、目の前にはスマートフォン。実結がその意味に気付いた時にはカシャッと音が響いていた。
「潤君……!?」
潤はすぐに離れたが、実結は彼が何を考えているかわからなかった。しかし、彼は素早く操作を終えたようだった。
「慶が早く来る魔法っすよ。もしかしたら、意外な慶が見れちゃうかも?」
悪戯っぽく笑う潤はやはり慶に似ている。そして、彼はそれ以上近付いてくることもなかった。
潤の話を聞きながら一頻りスイーツを食べ終えた頃には実結もすっかり警戒心がなくなっていた。
そんな時だった。扉を開け閉めする音に次いで慌ただしい足音が聞こえ、リビングの扉が開かれたのは。
「実結!?」
髪を乱し、肩で息をする慶は走ってきたのだろうか。
「ほら、すぐ来た」
潤は笑っているが、これほど慌てた慶を見るのも珍しいものだ。
「潤……」
唸るように名前を呼ぶ慶は怒りを露わにしている。
「お前、食うって……」
「仲良く食ったよ」
あっけらかんと言い放つ潤に実結ははたと気付く。慶は何か誤解していたのではないか。
「あっ、ごちそうさま……プリン、美味しかったよ」
緊迫する空気の中で声を発するのは緊張したが、実結は二人の衝突を避けなければならないと思った。
「プリン?」
慶はきょとんとし、空気が和らいだかに思えた。
「どういたしまして。じゃあ、キューピットの俺はこれで」
「あ、ありがとう……!」
今の内にと思ったのか、潤の動きは素早かった。ひらひらと手を振って出て行こうとする彼に実結は慌てて礼を言った。
「潤のやつ、『今から食う』って写真を送ってきて……」
そう言って、近付いてきた慶はスマートフォンの画面を見せてくる。確かにあの時撮られた写真である。潤に肩を抱かれた実結が食べられると思われても不思議ではないのかもしれない。
しかし、二人が食べた物は確かに映っている。実結の手元にも、そして実結の肩にかけられた潤の手にも。
「プリンだよ」
「マジだ……」
写真を確認した慶は脱力したようだった。まんまと「俺ならちょっぱやで慶を呼べますよ」と言った潤の策にはめられてしまったのかもしれない。
「で、何でここにいるんですか?」
問う慶の声に棘が感じられるのは気のせいではないだろう。ここにいてはいけないと言われているようだ。
「選べって言ったのは慶君でしょ?」
なぜ、自分が責められているように感じなければならないのか。
実結に選択する義務を押しつけながら慶は待ち合わせ場所にいなかった。
『だって、この関係は俺にしか終わらせられないし、その気はないから』
そう言っていた彼が着信も拒否した。その意味が実結にはわからない。
「今度は本当に俺を選んでくれたって思っていいんですね?」
「そうじゃなきゃ、ここにいないでしょ?」
慶のところに来たこと、それが全ての答えだと実結は思っていたが、疑われているのか。和真のところに行くと思っていたのだろうか。
「でも、どうして?」
「慶君のこと、放っておけないって言ったでしょ?」
「やっぱり同情のままですか」
「和真先輩は私じゃなくても大丈夫だから……」
好きだからと言えれば良かっただろうか。どちらが好きかと答えを出すことはできなかった。それを打ち明けることもできなかった。
慶が始め、実結が和真を巻き込んだようなものだ。これ以上彼を縛り付けてはいけないと思ったのだ。
「それ聞いたら、本人泣きますよ」
「慶君も泣きそうな顔してる」
「俺は別に」
それが強がりだとわかって立ち上がった実結が背伸びして手を伸ばせば彼は素直に頭を差し出してくる。
「慶君とは一緒にいてあげなきゃ、って思うの――私じゃ嫌?」
「嫌なわけない! 俺は実結先輩じゃなきゃ意味がないんです。先輩じゃなきゃ生きてる意味がない!」
反射的になのだろう。急に顔を上げた慶に実結は驚いて手を引っ込める。
「すみません……選ばれなきゃ、死んでやろうと思ってました。俺は二人の幸せを願えない。きっと、ぶち壊したくなる。俺が死ねば先輩は自分のせいだって気にするだろうから一生消えない傷を作ってやろうと思って」
「本気?」
「さあ? でも、そう言えば先輩は優しいから、俺のところに来てくれるでしょ?」
慶ははぐらかす。その胸の内にあるものを読めたなら、実結が悩むこともなかった。
「そういう危ういところ、放っておけないの」
「和真先輩にも言われるほど俺って危なっかしいんですかね?」
それは問いかけだったか、独り言だったか。実結は何も言えなかった。和真の名前を口にする慶がひどく切なげだったからだ。
心のどこかでは本当にこれで良いのかと迷っている。この選択で本当に後悔しないのかと何度も考えている。
「部屋、来ます?」
行き場のなくなった手をそっと握られながらの問いに実結は迷いを振り払うように頷く。彼には躊躇いを見せてはいけないと思った。そうなることも覚悟してきたのだ。
相談できなかったのはその選択をすることにひどい罪悪感を覚えてしまうからだ。自分が受け入れられないのなら、受け入れてもらうこともできない。
自分の我が儘で先延ばしにするだけで、いつかはその関係に終わりが来るのではないか。縛り付けるべきではない。
簡単に考えようとすればするほどに今の関係をやめなければならないのだと思ってしまうのだ。そうすればきっと胸を張って生きていける。誰かの心ない言葉に傷つくこともない。
何よりも同意を得られなければ成立しない関係だ。選べと言った慶は同意しないだろう。
慶が選べと言ったのだ。選び方も彼が決めた。どちらかが待つ場所へ実結が行くという残酷な方法を。
それなのに、慶が待ち合わせの場所にいなかったのだ。まるで、あの日のように。
だが、今回は慶と連絡がつかない。何かあったのか心配になるものだが、着信を拒否されているらしかった。それでも前と違うのは実結もさすがに慶の家への道のりを覚えたということだ。
捨てられたのは自分の方なのかもしれないが、話を聞かずには終われない。
そうして慶の家へと向かい始め、コンビニを過ぎたところで実結は声をかけられて驚いた。
「ども、久しぶりっすね」
ビニール袋を下げているのは遠間家の三男――潤である。
「慶君、家にいるかな……?」
運が良いのか、彼はきっと家に帰るところなのだろう。実結は恐る恐る聞いてみることにした。
「ちょっと出かけてるんすけど、もしかして約束すっぽかされたんすか?」
約束というほど明確ではなかったからこそ、実結はその問いにどう答えれば良いのか迷ってしまった。
「すぐ戻ってくるっすよ。家で待ちません?」
どうせ、家に行ってみるつもりだったのだが、抵抗感を覚えてしまうのは相手が潤だからなのかもしれない。何かあったらと彰に連絡先を教えてもらったのだから彼に相談する方が良いのではないか。あるいは、一度和真に連絡をとってみるべきなのかもしれない。
「ははっ、そんな警戒しないでくださいよ。あの時はああ言ったっすけど、俺もまだヤりたい盛りなんで兄貴に殺されたくないんっすよ」
セックスフレンドを三人はキープしているという話だった。わざわざ自分なんかに本気で手を出すかと思うところだが、彼の発言を忘れられたわけでもない。
「だって、お客さんの前で慶にビビってる格好悪いところなんか見せられないじゃないっすか。その辺の話もするっすよ」
本当は悪い子ではないのではないか。誘惑は抗いがたいものがある。
「丁度色々買ったんで一緒に食べません?」
どうしたものか迷っていた実結に潤はビニール袋を開いて中を見せてくる。
「わぁ……!」
覗き込めばたくさんのスイーツに目を奪われる。新作も多いようだが、意外でもあった。女性の心を掴むために日々研究でもしているのか、単なる甘党なのか。
「俺ならちょっぱやで慶を呼べますよ。だから、ね?」
実結一人では打つ手がなくなってしまったのは事実だ。人懐っこい笑みを浮かべる潤が自分を騙そうとしているようには思えず、結局実結は頷いていた。もしかしたら、慶が帰っているかもしれないと淡い期待を抱きながら。
家に着けば、やはり誰もいないようだった。潤が部屋を確認したが、慶は戻ってきてはいなかった。
リビングに通され、ソファーに座った実結にプリンが手渡される。目の前にはチョコレートなども置かれた。
「あ、その前に」
思い出したような潤が背後にやってくる。そうして、肩を抱かれたかと思えば、目の前にはスマートフォン。実結がその意味に気付いた時にはカシャッと音が響いていた。
「潤君……!?」
潤はすぐに離れたが、実結は彼が何を考えているかわからなかった。しかし、彼は素早く操作を終えたようだった。
「慶が早く来る魔法っすよ。もしかしたら、意外な慶が見れちゃうかも?」
悪戯っぽく笑う潤はやはり慶に似ている。そして、彼はそれ以上近付いてくることもなかった。
潤の話を聞きながら一頻りスイーツを食べ終えた頃には実結もすっかり警戒心がなくなっていた。
そんな時だった。扉を開け閉めする音に次いで慌ただしい足音が聞こえ、リビングの扉が開かれたのは。
「実結!?」
髪を乱し、肩で息をする慶は走ってきたのだろうか。
「ほら、すぐ来た」
潤は笑っているが、これほど慌てた慶を見るのも珍しいものだ。
「潤……」
唸るように名前を呼ぶ慶は怒りを露わにしている。
「お前、食うって……」
「仲良く食ったよ」
あっけらかんと言い放つ潤に実結ははたと気付く。慶は何か誤解していたのではないか。
「あっ、ごちそうさま……プリン、美味しかったよ」
緊迫する空気の中で声を発するのは緊張したが、実結は二人の衝突を避けなければならないと思った。
「プリン?」
慶はきょとんとし、空気が和らいだかに思えた。
「どういたしまして。じゃあ、キューピットの俺はこれで」
「あ、ありがとう……!」
今の内にと思ったのか、潤の動きは素早かった。ひらひらと手を振って出て行こうとする彼に実結は慌てて礼を言った。
「潤のやつ、『今から食う』って写真を送ってきて……」
そう言って、近付いてきた慶はスマートフォンの画面を見せてくる。確かにあの時撮られた写真である。潤に肩を抱かれた実結が食べられると思われても不思議ではないのかもしれない。
しかし、二人が食べた物は確かに映っている。実結の手元にも、そして実結の肩にかけられた潤の手にも。
「プリンだよ」
「マジだ……」
写真を確認した慶は脱力したようだった。まんまと「俺ならちょっぱやで慶を呼べますよ」と言った潤の策にはめられてしまったのかもしれない。
「で、何でここにいるんですか?」
問う慶の声に棘が感じられるのは気のせいではないだろう。ここにいてはいけないと言われているようだ。
「選べって言ったのは慶君でしょ?」
なぜ、自分が責められているように感じなければならないのか。
実結に選択する義務を押しつけながら慶は待ち合わせ場所にいなかった。
『だって、この関係は俺にしか終わらせられないし、その気はないから』
そう言っていた彼が着信も拒否した。その意味が実結にはわからない。
「今度は本当に俺を選んでくれたって思っていいんですね?」
「そうじゃなきゃ、ここにいないでしょ?」
慶のところに来たこと、それが全ての答えだと実結は思っていたが、疑われているのか。和真のところに行くと思っていたのだろうか。
「でも、どうして?」
「慶君のこと、放っておけないって言ったでしょ?」
「やっぱり同情のままですか」
「和真先輩は私じゃなくても大丈夫だから……」
好きだからと言えれば良かっただろうか。どちらが好きかと答えを出すことはできなかった。それを打ち明けることもできなかった。
慶が始め、実結が和真を巻き込んだようなものだ。これ以上彼を縛り付けてはいけないと思ったのだ。
「それ聞いたら、本人泣きますよ」
「慶君も泣きそうな顔してる」
「俺は別に」
それが強がりだとわかって立ち上がった実結が背伸びして手を伸ばせば彼は素直に頭を差し出してくる。
「慶君とは一緒にいてあげなきゃ、って思うの――私じゃ嫌?」
「嫌なわけない! 俺は実結先輩じゃなきゃ意味がないんです。先輩じゃなきゃ生きてる意味がない!」
反射的になのだろう。急に顔を上げた慶に実結は驚いて手を引っ込める。
「すみません……選ばれなきゃ、死んでやろうと思ってました。俺は二人の幸せを願えない。きっと、ぶち壊したくなる。俺が死ねば先輩は自分のせいだって気にするだろうから一生消えない傷を作ってやろうと思って」
「本気?」
「さあ? でも、そう言えば先輩は優しいから、俺のところに来てくれるでしょ?」
慶ははぐらかす。その胸の内にあるものを読めたなら、実結が悩むこともなかった。
「そういう危ういところ、放っておけないの」
「和真先輩にも言われるほど俺って危なっかしいんですかね?」
それは問いかけだったか、独り言だったか。実結は何も言えなかった。和真の名前を口にする慶がひどく切なげだったからだ。
心のどこかでは本当にこれで良いのかと迷っている。この選択で本当に後悔しないのかと何度も考えている。
「部屋、来ます?」
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