1 / 1
僕はもも
しおりを挟む僕はもも。
大好きな茜ちゃんがつけてくれた名前。
とても大切な僕だけのもの。
今日で茜ちゃんの所に来て10年が過ぎた。
茜ちゃんは小ちゃくて泣き虫で、でもよく笑う優しい子だったね。
そんな茜ちゃんも今では僕よりすっごく大きくなって余り遊んでくれなくなったね。
最近は忙しいのかな?
名前も余り呼ばれなくなって僕は少し寂しいよ。
ほら、今日もテレビを見ながらしかめっ面してる。
何をそんなに悩んでるの?
僕に話てくれればいいのに。
あ、電話鳴ってるよ?
でないの?
「・・・もしもし、うん、うん」
あ、笑った。
やっぱり茜ちゃんは笑顔が一番だね。
「うん、じゃあまたね!」
茜ちゃん電話終わった?
もう怒ってない?
うん大丈夫そう。
「ももー!健ちゃんがねー今度水族館行こうっていうんだよー!いいでしょー!」
茜ちゃんよかったね!
僕もうれしい!
「ももご飯にしようか!今日はももの大好きなささみにしよっか!」
ささみ!
茜ちゃん大好き!
「ももーいっぱい食べてねー」
ありがとう茜ちゃんとても美味しいよ!
「ももーももー・・・ももあのねー!」
茜ちゃん聞こえてるよー。
どうしたの?
今日はちょっと怠くて眠いだけだよー。
「ももー私ねー健ちゃんと結婚するんだよー。」
結婚!
テレビでやってたあれだよね!
茜ちゃんおめでとう!
「ももー大好きー!私結婚しても、ももと一緒だからね!健ちゃんも一緒で良いっていってくれたよ!」
やった!僕も茜ちゃん大好き!
一緒に居れて嬉しい!
「何時迄も一緒にいようねももー」
うん!一緒!
僕は茜ちゃんと一緒だよ!
「ももー今日は疲れちゃったから寝よっか!おやすみね。」
そう言って枕元にそっとおろしてくれる。
うん!ももちゃんお疲れ様!
おやすみなさい!
僕はもも!
茜ちゃんの枕元で今日も一緒におやすみなさい。
僕はもも!
茜ちゃんのもも!
健ちゃんなんかには負けないんだから!
何時迄も一緒に見守って居てあげるから、僕も頑張るね!
茜ちゃん明日も頑張ってね!
「ももーおやすみね」
うん、茜ちゃんおやすみ!
明日のごはんもささみがいいな。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
包帯妻の素顔は。
サイコちゃん
恋愛
顔を包帯でぐるぐる巻きにした妻アデラインは夫ベイジルから離縁を突きつける手紙を受け取る。手柄を立てた夫は戦地で出会った聖女見習いのミアと結婚したいらしく、妻の悪評をでっち上げて離縁を突きつけたのだ。一方、アデラインは離縁を受け入れて、包帯を取って見せた。
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
恋愛
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった
海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····?
友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))
侯爵様の懺悔
宇野 肇
恋愛
女好きの侯爵様は一年ごとにうら若き貴族の女性を妻に迎えている。
そのどれもが困窮した家へ援助する条件で迫るという手法で、実際に縁づいてから領地経営も上手く回っていくため誰も苦言を呈せない。
侯爵様は一年ごとにとっかえひっかえするだけで、侯爵様は決して貴族法に違反する行為はしていないからだ。
その上、離縁をする際にも夫人となった女性の希望を可能な限り聞いたうえで、新たな縁を取り持ったり、寄付金とともに修道院へ出家させたりするそうなのだ。
おかげで不気味がっているのは娘を差し出さねばならない困窮した貴族の家々ばかりで、平民たちは呑気にも次に来る奥さんは何を希望して次の場所へ行くのか賭けるほどだった。
――では、侯爵様の次の奥様は一体誰になるのだろうか。
駄犬の話
毒島醜女
恋愛
駄犬がいた。
不幸な場所から拾って愛情を与えたのに裏切った畜生が。
もう思い出すことはない二匹の事を、令嬢は語る。
※かわいそうな過去を持った不幸な人間がみんな善人というわけじゃないし、何でも許されるわけじゃねえぞという話。
本音と建前のお話
下菊みこと
恋愛
感じることはあれどもあえてなにも言わなかったお話。
そしてその後のタチの悪い仕返しのお話。
天使様がチートなご都合主義のSS。
婚約破棄しない、けれどざまぁは過剰に、そしてただただ同じことをしただけのお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる