47 / 322
5章“冥界のクリュメノス”
ダンジョンチケット46
しおりを挟む
城内は一気に慌ただしい空気につつまれ始めていた!
騒ぎを聞きすぐに王室にモシュネが飛んできた。
グランガイムもまた自身の収縮の魔法を使い王室に急いだ。
そして二人は黒い炎に包まれ横になるクリュメノスの姿が眼に入った!
モシュネ『この黒い炎は、いったい?まさかまた奴が現れたのか?グランガイム!外に敵の影は見えるか!』
グランガイム『いや、何も見えない、怪しい気配も何も此方では感知してない!』
モシュネ『ならばなぜ、こんな事に?いったい何があった答えよ!ウィルメイス!クラルメイス!』
ウィル『モシュネ様!実は、さっきからハデスと名乗る者の声がするのです』
モシュネ『ハデスだと!わかった、ペルセポネをここに呼べ!今すぐにだ!』
ペルセポネを呼び出すとモシュネはハデスのことも含め全て話した。
ペルセポネ『わかりました。ハデスと話をしてみます、このままではいけません、皆で協力いたしましょう』
その時だった、皆の頭の中に声が流れ込んできたのだ!
ハデス【なんとか時間を稼いでやる!お前らも力を貸しやがれ!誰かいないのかよ!役立たずになりたくなければ!俺の話を聞きやがれぇぇぇ!】
モシュネ『はぁ、この声は確かにハデスに間違いないですね、ペルセポネ本当にすみません、主様ならきっと別の手段を探してくれたでしょうが今これ以外の案が見つか
らないのです』
『構いません、私は主様に全てを捧げたのです、主様の為になるならば後悔はいたしません』
そしてウィルとクラルにペルセポネは言われるがままクリュメノスの中へ精神を集中させた、そのまま精神を肉体と切り放しクリュメノスの中に入っていったのだ。
ハデスはペルセポネとウィルメイス達を見るなりビックリしていた!
ハデス【あはは!久々だなぁペルセポネ♪元気にしてたか!お、マジかよ?お前ら封印の一族だな!豪華だね!いやぁ助かるぜ】
ウィル【お前は誰だ!王の中で何をしていた!答えろ!】
ハデス【あ~あ?お前は俺を知らないのか!俺は冥界の覇王ハデス死者の王だ】
ウィル【冥界の王はクリュメノス様だ!貴様まさか王の命を!】
ハデス【あ~めんどくせえ奴だな?まぁいいや!それよりこいつを封印するぞ】
ペルセポネ【とりあえず、協力はしますハデス、まずは、王の事をなんとかせねば】
ウィル【な、なんだこのデカイ影は】
クラル【これがあの炎の正体なの?】
ハデスの後ろにはデカイ人の形をした影が今にも此方に出て来ようとしているようだった。
ハデス【ちげえよ!黒い炎はクリュメノスを守るために仕方なく力をかしてやったんだよ!】
ハデス【 炎で外からこいつの力を押さえてんだよ! こいつが暴走すれば中からクリュメノスの身体は崩壊する!そうはさせねえ!その為に中と外から押さえてんだからよ!】
ハデス【俺もビックリしたがな!まさかこんなのまで、体内に居やがるなんてな!クリュメノスは、まさにバケモンだな?あははは】
黒い影【私が神の頂点なり!貴様のような獣に我はヤられんぞ!貴様などに貴様などに!】
ハデス【誰が獣だよ?よく見やがれバケモンが!相手してやるよ♪あはは!俺は冥界の覇王ハデス♪神の中の神!お前が何なのかなんて興味ないし知らねえが!頂点だとか抜かす前にハデスさんを倒してみろよ?ガハハハハ!】
黒い影【ヌワァァ!!貴様らを倒し肉体を我が物にしてくれるわ!控えよ愚かなる者共がぁぁぁ!】
黒い影【ハアァァァァァ!】
ハデス【はぁぁぁぁぁぁ!】
二人の魔力がぶつかり合う!
ハデス【ペルセポネ!平和ボケしてんじゃねえよ!早くこいつを封印しろ!】
ペルセポネ【うるさいですわ、わかっています!】
ウィル【ハア!汝の腕は封印の鎖と共にある汝の上半身は封印の棺と共に】
クラル【ハア!汝の足は封印の鎖と共にある汝の下半身は封印の棺と共に】
黒い影【こんなものがきくかー】
ドゴォォォォォォン
凄まじい力で引き飛ばされるウィルメイス達を横目に黒い影は嘲笑うかのように笑った。
封印を試みたが、一瞬で弾かれ、そして黒い影はクリュメノスの中から今飛び出そうとしていたのだった!
騒ぎを聞きすぐに王室にモシュネが飛んできた。
グランガイムもまた自身の収縮の魔法を使い王室に急いだ。
そして二人は黒い炎に包まれ横になるクリュメノスの姿が眼に入った!
モシュネ『この黒い炎は、いったい?まさかまた奴が現れたのか?グランガイム!外に敵の影は見えるか!』
グランガイム『いや、何も見えない、怪しい気配も何も此方では感知してない!』
モシュネ『ならばなぜ、こんな事に?いったい何があった答えよ!ウィルメイス!クラルメイス!』
ウィル『モシュネ様!実は、さっきからハデスと名乗る者の声がするのです』
モシュネ『ハデスだと!わかった、ペルセポネをここに呼べ!今すぐにだ!』
ペルセポネを呼び出すとモシュネはハデスのことも含め全て話した。
ペルセポネ『わかりました。ハデスと話をしてみます、このままではいけません、皆で協力いたしましょう』
その時だった、皆の頭の中に声が流れ込んできたのだ!
ハデス【なんとか時間を稼いでやる!お前らも力を貸しやがれ!誰かいないのかよ!役立たずになりたくなければ!俺の話を聞きやがれぇぇぇ!】
モシュネ『はぁ、この声は確かにハデスに間違いないですね、ペルセポネ本当にすみません、主様ならきっと別の手段を探してくれたでしょうが今これ以外の案が見つか
らないのです』
『構いません、私は主様に全てを捧げたのです、主様の為になるならば後悔はいたしません』
そしてウィルとクラルにペルセポネは言われるがままクリュメノスの中へ精神を集中させた、そのまま精神を肉体と切り放しクリュメノスの中に入っていったのだ。
ハデスはペルセポネとウィルメイス達を見るなりビックリしていた!
ハデス【あはは!久々だなぁペルセポネ♪元気にしてたか!お、マジかよ?お前ら封印の一族だな!豪華だね!いやぁ助かるぜ】
ウィル【お前は誰だ!王の中で何をしていた!答えろ!】
ハデス【あ~あ?お前は俺を知らないのか!俺は冥界の覇王ハデス死者の王だ】
ウィル【冥界の王はクリュメノス様だ!貴様まさか王の命を!】
ハデス【あ~めんどくせえ奴だな?まぁいいや!それよりこいつを封印するぞ】
ペルセポネ【とりあえず、協力はしますハデス、まずは、王の事をなんとかせねば】
ウィル【な、なんだこのデカイ影は】
クラル【これがあの炎の正体なの?】
ハデスの後ろにはデカイ人の形をした影が今にも此方に出て来ようとしているようだった。
ハデス【ちげえよ!黒い炎はクリュメノスを守るために仕方なく力をかしてやったんだよ!】
ハデス【 炎で外からこいつの力を押さえてんだよ! こいつが暴走すれば中からクリュメノスの身体は崩壊する!そうはさせねえ!その為に中と外から押さえてんだからよ!】
ハデス【俺もビックリしたがな!まさかこんなのまで、体内に居やがるなんてな!クリュメノスは、まさにバケモンだな?あははは】
黒い影【私が神の頂点なり!貴様のような獣に我はヤられんぞ!貴様などに貴様などに!】
ハデス【誰が獣だよ?よく見やがれバケモンが!相手してやるよ♪あはは!俺は冥界の覇王ハデス♪神の中の神!お前が何なのかなんて興味ないし知らねえが!頂点だとか抜かす前にハデスさんを倒してみろよ?ガハハハハ!】
黒い影【ヌワァァ!!貴様らを倒し肉体を我が物にしてくれるわ!控えよ愚かなる者共がぁぁぁ!】
黒い影【ハアァァァァァ!】
ハデス【はぁぁぁぁぁぁ!】
二人の魔力がぶつかり合う!
ハデス【ペルセポネ!平和ボケしてんじゃねえよ!早くこいつを封印しろ!】
ペルセポネ【うるさいですわ、わかっています!】
ウィル【ハア!汝の腕は封印の鎖と共にある汝の上半身は封印の棺と共に】
クラル【ハア!汝の足は封印の鎖と共にある汝の下半身は封印の棺と共に】
黒い影【こんなものがきくかー】
ドゴォォォォォォン
凄まじい力で引き飛ばされるウィルメイス達を横目に黒い影は嘲笑うかのように笑った。
封印を試みたが、一瞬で弾かれ、そして黒い影はクリュメノスの中から今飛び出そうとしていたのだった!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる