ダンジョンチケット

夏カボチャ

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9章 力の欠片

ダンジョンチケット78

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オルゴールを開いた二人にゆっくりと音色と共に記憶が流れ込んでくる。

バーダは今懐かしい光景を目の前にしていた、生前のルーと修行した時の物だとすぐに気づいたのだった。

バーダ『これはいったい?』

ルー『おやおや、まさか記憶の本人が来るとは思わなんだ、久しいなバーダよ』

バーダ『あんた?記憶なのに私がわかるのか!』

バーダの質問にルーは答えた

ルー『ワシはクリュメノスの前の記憶つまりは前世にあたる、クリュメノスに我が魂を転生させた後に余った言わば残留思念のような物だ、そしてワシはその中の技を教える部分に当たるんじゃよ』

ルーの強い魂は死して転生してもその思いの強さの為に残った思念。

それをクリュメノスが武器やオルゴールを使い願いが叶うようにしたのだと言う。

ルー『バーダよワシが主にあった時既にワシはそれほど若くなくてなお前に満足に修行してやれなかった、これも何かの縁だ、今一度修行してやろう』

バーダ『構わないが!今の私は強いよ!』

ルー『変わらないのう、初めてあった時もそう言うってワシに瀕死にされて回復するために魂を食われた事を忘れたか?』

バーダ『私はもう昔の私じゃないんだよ!さあ!ヤリ合おうじゃないか!互いの全てに終止符を!』

ルー『よいのう、若さいえに!無謀なり』

そう言うとルーを黒い霧が包みルーの姿が若返ったのである!

ルー『さて、始めようか?バーダよ』

バーダはルーの姿をみて少し笑った

バーダ『私が倒したかったのは若かれし頃のルーなり!今越えさせてもらう!いくぞー!うぉぉぉぉぉ』

ルー『あはは!楽しませよ!ワシを越えよ!さすれば全てをくれてやるぞ!』

ルーとバーダは今対峙した。
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