ダンジョンチケット

夏カボチャ

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12章 新たなる世界・幻想界へ

ダンジョンチケット130

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妖精に対しモシュネは、痛覚解放を使い動くだけで全身に痛みが走るようにしたのだ。  

更にモシュネは、質問をしていき。
その質問に対して答えが分からない場合と答えなかった場合のみ、全身をゆっくりと指で強く押すようにしてなぞった。

その度に、室内からは、妖精の悲鳴が廊下にまで響き渡った。

モシュネ「幻想界の王、スルトは健在か?」

妖精「ええ……」

モシュネ「幻想界は冥界を滅ぼしたいのか?」

妖精「…………知らないわよ」

モシュネ「そうか?」

モシュネが妖精の背中を押す、今の妖精からしたら、ナイフを背中に突き立てられたように感じるだろう。
その激痛は妖精の背骨を伝い全身に痛みが送られる。

妖精「イヤァァァ!いだぁいだぁ」

モシュネ「もう一度チャンスをやろう?幻想界は、冥界を滅ぼしたいのか?」

妖精「スルト様じゃない、アインが、幻想界に来て、スルト様を封印したの!それから皆おかしくなったのよ!」

モシュネは、講して、妖精から情報を引き出したのだ。

最後には、妖精はモシュネに対し何でも話す従順な下僕に様変わりしていた。

モシュネ「くっつくな!邪魔くさい」

妖精「待ってください。私はモシュネ様の物なんです」

部屋から出てきた二人は、モシュネが邪見にしても妖精が後を着いてくると言った様子で何とも言えない感じだった。
一言で言えば?遊びたがりの犬と飼い主のような光景だ

拓武「なんか……仲良くなれたんだな?」

モシュネ「ち、違います!誤解しないで下さい!主様」

妖精「私は構わないわよ!」

取りあえずは、情報を整理することになった。
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